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SideY『オッパの感性は私よりも女子みたい』そう言われた事は忘れられない言葉を無くす俺に、妹は続けて言った『あくまでも感性の話オッパの見た目は男らしいから余計にそう思えるのかもオッパはモテるから、オッパを好きな女子からすれば嬉しいと思うよ』最後の一文については触れずに、そんな兄妹のやり取りがあったのだと話のネタにしていたら、クラスの友人達からも「だから余計にモテるんだろうな」「顔も良いし感性も繊細だなんて女子達からすれば理想でしか無い」と言われたモテないよ、と言ったら謙
SideY片想い歴、それなり相手は告白なんて出来ない同性の友人ドラマなんかで『今の関係を壊したく無いから好きだと言えない』と出てくるけどまさにそう…いや、対異性の恋愛模様を描くドラマよりも俺の方がもっと切羽詰まっている切羽詰まってはいるけど、深刻で思い詰めるような恋では無かった友人として特別な位置に居られるように努力した結果、自分なりに満足出来るくらい近くに居られる何かあれば頼ってもらえるし、お互いの家に行き来したり親も公認の仲の良い友人になれた告白して砕け散って今の関係を壊す
これは絶対に現実そうじゃ無きゃ困るこれ以上何かあれば頭が混乱してどうにかなりそう「痛っ、痛いよチャンミン!」「痛くしてるんだってユノもほら、思いっきり叩くか抓ってよ」寝起きのユノの頬をむぎゅっと抓ってから、今度は自分の顔を差し出すようにぐっと近付けた僕の部屋、僕のベッドシングルサイズのベッドは育ち盛りの男ふたりが乗って動くと時々みしっと悲鳴をあげる「チャンミン、ちょっと近い」「はあ?僕を抱き枕にして寝てたやつが言う?」「……ごめん…無意識だったんだ」謝られると調子が狂う
時代というものは常々変化と進化を繰り返している変化と進化の過程で初めは受け入れられなかった事も、今となっては当たり前で常識となっている事も少なく無い例えば、人類にアルファ、ベータ、オメガという二次性が現れた事もそのひとつだ百年も前の人類には、男と女という一次性しか無かったらしいけれども、人口減少によって種の保存を必要とされた人類は遺伝子を変異させて、絶滅の道を辿らないようにと進化したそうして、それまでの人類と変わらないベータ以外にふたつの二次性が誕生した俺のように繁殖能力が高く、ヒト
中庭に向かうお嬢…では無く、実兄ジェウォンからの中国土産で貰ったらしい赤いチャイナドレスを着て茶色いセミロングのウィッグを被りメイクを施した、女にしか見えないチャンミンほんの少し緊張しているようにも見えたけど、それ以上に高揚しているように見えた「おい、厄介事に首を突っ込むな」「分かってる」「媚薬を流通させているのが例え『青龍会』の人間だったとしても、だ俺達東方組とは関係無い事だそうだろ?」「……」「お嬢…ミニョン…!」上流階級の令嬢の振りをしているくせに、パーティー会場を出て
ユノ先輩との初めてのデートは無事に成功した女の子の服なんて普段身に付けているブレザーの制服しか無くて、休日なのに制服を着て会う事にどきどきしたけれど…ふたりでご飯を食べて、僕の服を買って、それにカフェでゆっくりと話も出来た服を買った後は制服から新しい服、つまり女の子の服に着替えたのだけど、ユノ先輩は何度も『可愛い』と言って僕に微笑んでくれた「可愛いって言われて嬉しいとか…信じられないよ」教室のなか、自分の机に座って両手で頬杖をついて呟いた転入して来て最初の頃は、男なのに女子として
友達リスト、から探し出した登録名は『チョンユノヒョン』これはその本人が登録したものでは無い、そもそも不特定多数に自分自身を紹介する時に『ヒョン』と自称するひとなんてそうそう居ないつまりこれは僕が登録した名前「ヨボセヨ、ユノ先輩」『おお、チャンミナ…って、就業中でも無いのに先輩だなんて余所余所しいな畏まってどうした?』「あの、今はスピーカーにしてて…シギョニヒョンに聞こえてます」机を挟んで一、五メートル先優しげな風貌に反してとても鋭いところのあるヒョンはくすくす笑って僕達を…いや
朝から、ですがR18です少し前に↓VOGUEホミンちゃんを検証しますの記事中で書いたものをお話にしました多分、いつものR18とは少し毛色が違うので…何でも大丈夫な方はこちら↓からお願い致します俺のバンビランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっ↓をお願いしますにほんブログ村
初めは自分の気持ちすら分からなかった不安ばかりが大きくて、日々を過ごす事が精一杯だった自分がこんなにも情けないのか、なんて事を日々痛感させられて、そしていつも隣に居たヒョンの存在の…その大きさを再確認した自分を見つめる事で気付けた事は沢山あった今迄と環境が変わる事で不安ばかりだったけれど、後になって思えばそれが僕を成長させてくれたそして、その『成長』の切っ掛けになったのは、離れていても文字で、言葉で繋がっていた大切なヒョンの存在だなんて事を言ったら、自分も同じ事を考えていたのだと恥
SideY高校生になって出会った友人同じクラスになった偶然にも家が近かった初めは特別仲の良い相手では無かった周りには性格が全く違うと言われるし、当の本人である俺もチャンミンも異論は無いだけど、話せば話す程、同じ空間に居れば居る程何故か心地好くて彼との時間を楽しみに思うようになった性格、気質、趣味、食の好み、ありとあらゆる事が笑えるくらいに違うなのに、何かあった時に感じる事や思う事は同じ何もかも違っていても、そんな事は相手を信用するにあたっては関係の無い事むしろ違うからこそ一
「お疲れ様です、とても綺麗ですよ」「…ありがとうございますでも、別に僕は女性になりたい訳じゃ…」「分かっていますそれに、勿論チョン様もそんなつもりでは無いかとでも、パートナーの色々な姿を見たいというのは男の願望なのでは?」鏡の前で、数日ぶりに着たウェディングドレスヘアメイク、と言うからまさかウイッグだったり本当に女性のように仕立てあげられるのかと思ったけれど、髪の毛は地毛のままでセットをされたメイクは少し色を乗せられたけれど「ウェディングのメイクは控えめなので」とシムさんが
僕がもしも本当の女の子なら可愛い私服を着る事可愛いメイクをする事可愛いメイド服を着るのも、それに普段とは違う髪型を楽しめるウイッグを装着するのも全部、普段の自分から変身するようで、ただわくわくしたり心が踊るものだったのだろうと思う女の子として過ごす事にも慣れてきたから、自分が変わっていく姿を目にするのは確かに…上手く言えないけれども不思議な感じだし、『可愛い』『似合っている』と褒められたら嬉しく無い訳じゃ無いだけど、ユノオッパ以外に褒められても『ちゃんと女の子として見えている
僕達はあまりにも違う正反対、真逆だからこそ上手くいっているし、仕事に関してはユノヒョンを信頼しているから彼の考えに従えば間違い無いと思っている時にぶつかる事もある、僕にだって意見があるでも、話せば解決するし互いに歩み寄れる違いを楽しむ事が出来るのもユノヒョンと、だからこそ違っていてもお互いを良く分かっている、知っている腹が立つような事があっても、それ以上に隣に居る事が楽しい、辛さもヒョンとならば乗り越えていける違っていても良い違うから良いそれは確かに本音だけど、時には受け入
こんにちは本日もご訪問くださり有難うございますとりあえず・・・皆さんご存知のこちらから・・・え?息が止まりましたアニメの世界から飛び出して来たのかと思うような抜群のスタイルリアルタイムのユノの姿がこんなに異次元の美しさで、歓喜の溜め息が漏れまくりですもうこんな素敵なユノを見てしまうと、ますます会いたい気持ちが募りますよねまたちょっと痩せたのかし
高校三年生の春クラス替えにあんなにも緊張して手に汗握り、新年度の数日前から文字通り祈るくらいだったのは人生で初めてだったその結果…「ユノ、早く食堂に行こう!」「うん…」「何ぼうっとしてるんだよ春だから?春眠暁を覚えず、って言うもんな」でも急がなきゃ、と俺の腕に触れるチャンミンぼうっとしていると思われたのも恥ずかしいけど、それ以上に頬が緩んでしまうのがバレる方が恥ずかしい表情筋に思い切り力を込めて立ち上がった「今年もユノと同じクラスで良かった新しい友達を作るのは毎回緊張するし
漫画やゲーム、アニメや映画ロマンチスト過ぎるものは苦手だけど、世界中のヒーローが出てくるような話や現実離れした話には没頭して夢中になるタイプ『現実主義者でフィクションになんて興味無さそう』以前同じクラスの女子に言われた時に、友人のユノが僕より早く『そんな事無いよ、チャンミンは入り込むタイプ』なんて知ったような事を言っていたまあ間違ってはいない、けど…「……夢じゃなきゃ有り得ないよ何で寝たのに醒めてくれないんだよお…」「んん…チャンミン?おはよ」「チャンミンだけど、確かにチャ
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)m波の音を聞きながら、旅行雑誌で温泉旅館を調べる僕...なんてシュールなんだろうところどころ、ユノが目印にとページの端が折られていて、そういう箇所を重点的に読んだでも、内容の半分も頭には入って来なかったユノとセヨンが一緒にいるのか、気になって仕方がなかったのだ様子を見に行こうかとも思ったけれど、きっとユノの事だから海に入れと言うに決まっていて、それは絶対に嫌だった
流行りの歌を聴いた数年後にはきっと人々の記憶から忘れ去られてしまうであろう、今だけ持て囃されているポップス歌のフレーズは僕にはあまり共感出来ないけど、僕の友人ならば歯の浮くような台詞や甘い歌詞も似合ってしまう気がするその友人は、少年漫画のヒーローのようで少女漫画に登場する女子達理想の『彼氏』そのものだから高校二年生…いや、後少し、次に登校する時には三年生になる、まだ肌寒い春リアリストだと思っていた僕は摩訶不思議な体験をする事になった「ん……」ふっと目が覚めただけど違和感がある違
どこまでも続く海と水平線を見渡す事が出来る自然が作り上げたような展望台で、けれども僕達は景色なんて見る事無く抱き締め合ってキスをした「…外で、なんて趣味は無いけど誰も見てないから何だか自由になれた気がして良いな」海の方を向いていたユノを後ろから抱き締めて、それからユノが僕の方に向き直った僕はユノの肩越しの海を見る事が出来るけれどユノは、僕を真っ直ぐに見つめている「あの…せっかく来たから…海を眺めた方が…」「ん?せっかく来たから、景色を見るチャンミンが見たいかな後は、運
ダイニングでチョン家の朝の光景を見た自分が何故こんな姿になってしまったのかは分からないけど、少なくとも僕はユノにだけ見える透明人間…いや、透明猫では無いと分かったユノの家族もユノが溺愛する猫の『チャンミン』を知っているそして、ユノの同級生である僕、シムチャンミンの事も知っている人間の僕と猫が同じ名前で、ユノは僕という友人が居ながらも猫に友人の名前を付けた事も分かった「ユノ、僕を置いて行くのかよ」朝食を終えて自室へと戻ってきたユノの忙しない背中に向かって話し掛けた僕は今まで通り、人間
SideYたったひとつの…とは言えないくらい、それは俺にとって大きな事実だったその事実で、気持ちは一気に冷めた、と言うか考えるまでも無く反射的に無理だと思ったその事実、つまり彼女であるチャンミンが男なのだと知る直前まで好きで仕方無かったなのに知った瞬間からもうその気持ちを見失ってしまったそう思っていた今でも悩みが消えた訳では無いこの先、またもう一度乗り越える事が出来るのだろうかという不安は勿論あるでも、自分のなかの常識で『男であればそれだけで無理』『チャンミンは俺を裏切っ
ひとり暮らしの部屋以外のどこかで自分以外の誰かと一緒にそんなシチュエーションで『嗜む』以上にお酒を飲んだ事は無かった敢えてそうしていたのだけど、それには僕自身を揺るがすかもしれない、まだ無自覚だった『秘密』があって…無自覚な秘密をもう、しっかりと自覚した今だから振り返る事が出来るけど、つまりは普段抑えている欲望だとか願望だとかそれらが表面化して、秘密が知られる事を恐れていたのだと思う出来たら何だって普通、大多数派の人間で在りたい悪目立ちなんてしたく無い普通に女性と恋をして普通に女
韓国語講座✒️ヌナ누나お姉さんいきなりの韓国語からは久しぶりかな?ハパユ(Hi-FiUn!cornの略)ペンは知っていると思いますが、最近RASHIDO界隈をHAPPYにしてくれた(キム)ヒョンユル君💜ドラマ出演のニュースえーー!まさかのTBS火曜10時枠の『EyeLoveYou』だったんです。これは見るしかないですよねヒョンユル君💜出演シーンは、ドラマの中で見ている韓国ドラマのワンシーン予想外の役と言いますか……そうだよね〜テオ君(主人公)が韓国人留学生の設定
R指定です大丈夫な方はこちらからお願い致します↓blueblue4ランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします↓にほんブログ村
R18です前回同様少しいつもとは毛色が違うかもしれないので…大丈夫な方はこちら↓からお願い致します俺のバンビ2ランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっ↓をお願いしますにほんブログ村
趣味に走った、(多分)少し強めの成人指定です大丈夫な方は、本文こちらからお願い致します↓asecretcode5最終話asecretcode5最終話-hominismhominism.blog.fc2.com思っていたより長くなってしまいましたが、お付き合いくださった方がいらっしゃれば感謝致します話数が増えたので、カテゴリー分けするか、また考えようと思いますこのような成人指定は最近更新していなかったので、読んでくださる方からすれば大丈夫か
妄想に理解のない方はリターンお願いしますね大丈夫な方はレッツゴー*****Y.side真っ赤な顔でお互い気まずそうに俯いてる2人を急かしてキュヒョンをタクシーに乗せるチャンミンは俺の車へ「うーーっ...最悪...なんでキュヒョンがいるのに..」抱きしめたのか?とチャンミンは聞きたいに違いない...チャンミンが自分で手を伸ばしたんだけどって言う心の声はとりあえず飲み込んだ「抱きしめたかったから」これも本当だし..「ああああっーー!」助手席でさらに頭を抱えるチャンミンの頭をご
夢を見た夢の僕は一匹の猫を飼っていた両手で簡単に抱き上げられる可愛い猫に僕は名前を呼び掛けて…「……夢か…」名前を呼んだら猫が僕の顔を舐めたざりっとした猫の舌の感触がとてもリアルで驚いた「嘘だろ、何で『これ』は醒めないんだよ…」目覚めたのはベッドの上僕のものでは無い、これは友人であるユノのベッド、そしてユノの部屋ぐぐっと伸びをして欠伸をしたのは、そんな余裕があるからじゃあ無くて止められない本能のようなもの何の本能って?多分、猫の「はあ……」夢で、僕は人間だったそれが本来
「何で起こしてくれなかったんですか」寝癖で爆発してしまったような髪の毛洗面所で濡らして必死に抑えようとするけれど僕の癖毛は手強くて、手を離すとぴょん、と跳ねてしまう「だって、俺に抱き着いてあんなに可愛い顔で…安心しきったように眠ってたら起こせないよ」「…変な事言わないでください」「本当なのに、何が変なんだ?」僕の後ろで優雅に腕組みをして立っているユノ鏡越しに少し睨んでみたけれど「可愛い」なんて言われてしまって顔が熱くなる「とにかく、もうチェックアウトまで時間が無いから…ユ
これまでのお話はこちらです↓https://ameblo.jp/hominism/theme-10113366435.htmlSS(大人向け)|hominismもみさんのブログテーマ、「SS(大人向け)」の記事一覧ページです。ameblo.jpSideY俺の恋人は恋愛初心者ゲイだと半ば自覚してそれを後ろめたく思っていたから異性と付き合った事はあるらしいけど、付き合うだなんて言ってもキスすら出来ないくらい、異性を受け付けないのだと言うそんな恋人は、ゲイ、つまり俺と同じ