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ベンゾジアゼピンは抗不安薬や睡眠薬として処方されてきた歴史がある。年配の精神科医はベンゾジアゼピンの処方経験の多さと副作用で困った経験が稀なためか、ベンゾジアゼピン処方に対し若い精神科医より抵抗がない。ここで言う若い精神科医とは40歳代以下くらいであろうか?近年は不安障害に対し、安易にベンゾジアゼピンは処方しない方針で治療が行われることが多い。ベンゾジアゼピンではなく、SSRIが主流になっているからである。このブログでは、不安障害に対してベンゾジアゼピンを全面的に否定しないポジ
「精神科の薬がわかる本」筆者は精神科医の姫井昭男氏。この著書の中では、ベンゾジアゼピン系薬剤に関してもかなり書かれてます。注意事項や減量と中止に関しても記載があります。ベンゾジアゼピン系薬剤を長期間にわたり服用することは、世界的にも好ましくなくデメリットが多いとされてます。仮に服用するとしても、頓服的使用だったり短期間使用にするべき薬。そもそも、ベンゾジアゼピン系薬剤は根本的に病気を治す薬ではなく対処療法的薬剤ですから。時々起きる頭痛に頓服的に鎮痛剤を飲む人はいても、毎
デエビゴは2020年7月に発売された新しいタイプの眠剤である。『デエビゴ』今日は令和2年7月6日に発売されたデエビゴ(レンボレキサント)という眠剤の話。エーザイが創薬したオレキシン受容体拮抗薬である。基本的にベルソムラに似た作用機序…ameblo.jpデエビゴは処方してみると、レンドルミン(ブロチゾラム)、マイスリー(ゾルピデム)などと同じレベルの催眠作用があるようである。しかし、意外に翌日の眠さが出て、そのために続かない人がいる。他のいくらか眠さも出る向精神薬、例えばレクサプロやサ
おはようございます昨晩はかぼちゃを食べてゆず湯に入りました🟡それとシュトーレン。昨日は南中時刻が11時40分頃で南中高度が30度くらいだったそうです。30度ってだいぶ低くないですか今日から少しずつ日が長くなると思うと嬉しいです。嬉しいと言えば最近抗不安薬のロラゼパムを自然と服用しなくなっています朝昼晩と飲んでいたのが何となく面倒で飲まなくなってきて最近は断薬状態が続いています一時はベンゾジアゼピン系ということで依存や離脱症状を気にして飲んでるけど大丈夫かな?などと
私が今までに飲んだことのあるベンゾジアゼピン系の抗不安薬はこの3種類です。・リーゼ錠5mg(非びらん性の逆流性食道炎で処方されて家にあったもの)・ワイパックス錠0.5gm・マイスリー(非ベンゾジアゼピン系ですが、今回の話に出てくるので一応入れておきます)飲んでいたのは2022年11月~2023年2月頃までです。元々、「非びらん性の逆流性食道炎」持ちで体が知覚過敏になっていて、変に反応しているかもしれないということでリーゼ錠はもらっていました。頓服で何度か飲んだ程度だった
リフレックス減薬開始から定期的にメモをとっておりました。そのメモをそのまま投稿したいと思いますが、かなり内容がネガティブです。精神薬を減断薬されている方、離脱症状で苦しんでいる方以外はスルーしていただいた方が良いと思います。泣き言ばかりで正直情けなくなりますが、当時はあまりに苦しくて生きる希望が見いだせず暗闇の中にいました。その状況でのメモになりますので、ご理解いただけますようお願い致します。【メイラックス断薬1ヶ月2週目、リフレックス減薬初日】(2020.4.10)
睡眠薬は、使用したい患者さんが、ものすごく多いです。以前当ブログで書きましたが、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬の頻用多用が、日本では、よく行われています。これで転倒や肺炎などが生じ、たくさんの患者さんの生命が危険にさらされています。そんな睡眠薬の世界で、唯一のメカニズムを持ちいい薬があります。それは、ロゼレムです。人は、メラトニンというホルモンで睡眠のリズムを作ります。日中は、これが低く、寝るときにこれが上昇します。睡眠が安定しない方は、メラトニンのリズムがめちゃくちゃなのです。
私はパニック障害のため、2年前からベンゾジアゼピン系のロフラゼプ酸エチルを飲んでいます。セルトラリンやリフレックスなども何度か試しましたが、体質的に合わず、結局、ロフラゼプ酸エチル1種類になりました。これまで何度も、勝手に減薬を試みましたが、全部上手くいきませんでしたそれで最近は、ずっと毎日0.5錠を飲んでいたのですが、薬の怖さを改めて実感し...決意を新たにまたまた勝手に減薬を始めたのです基本1日置きに0.5錠を飲み、大事な用事の時なども飲む。大丈夫そうな時は試験的に飲まないで様
壮絶な離脱症状を抱えたままでの急減薬とにかくリボトリールと縁を切りたい…一刻も速くベンゾジアゼピンから遠ざかりたい…その一心でした。減薬開始時の離脱症状・不眠と、早朝覚醒(2時間くらい寝て、3時頃目が覚める)・大量の汗で、夜中に何度も着替える・絶望感、と意味不明の恐怖・発狂しそうな精神状態・背中、首、頭、顔、手足の痺れ、灼熱感・舌のしびれと唇の腫れ・離人感・幻覚(視界に黒い影が映る)・悪夢(激し
ベンゾジアゼピン系離脱症状が記事で取り上げられました。やっとの思いで…「二度と服用したくない!」体験者が語る睡眠薬・抗不安薬の離脱症状地獄からの脱出法(FRIDAY)-Yahoo!ニュース睡眠薬や抗不安薬として広く用いられているベンゾジアゼピン系薬剤(以下、ベンゾ系薬剤)。近年、厚生労働省が向精神薬の多剤大量処方の規制を強めていることを背景に、患者の間で減薬ブームが起きている。しnews.yahoo.co.jpやっとの思いで…「二度と服用したくない!」体験者が語る睡眠薬・抗不安薬の
【メイラックス断薬3ヶ月2週目、リフレックス減薬10週目】(2020.6.13)リフレックス1/16(0.9375mg)→1/32(0.46875mg)いよいよ最終の剤形に到達。今後この剤形で1日おき、2日おきにして断薬したいと思います。ここ数日朝のジョギングの際、少しだけ症状が軽くなったような気がしています。(本当に少しだけですが…。)でもこれが朝のジョギングの時だけではなく、全体が少しずつ回復していく兆しになればと願わずにはいられません。神様何卒よろしくお願い致します。(
もし、神経内科に係る場合は、以下のメモを印刷・持参する予定です。どこまでまともに、診療をしてくれるか、期待がない状況というのが本音ですが、この悲劇的な状況で針治療で治らない場合、それ以外、何があるか?(自害、寝たきり・・を除外したいです)。【現在の症状】後頭部(首の付け根、右側が主)に違和感、痙攣・収縮・振動(ヒクヒク、ドクドク)が常にあり、場所は後頭部様々。就寝時に、後ろ頭が激しく収縮・振動することもある。全身(手足、指、胴、あご、周る所)の各所で収縮の進行とともに、筋
不安障害にはナイアシンが有効、ベンゾジアゼピンからの離脱にもナイアシンが有効不安障害は、昔は神経症と呼ばれていた。社会不安障害(SAD)、全般性不安障害(GAD)、パニック障害(PD)、強迫性障害(OCD)、などがある。薬物治療としては、SSRI、スルピリド(ドグマチール)、ベンゾジアゼピン系(抗不安薬、睡眠導入剤、以下BDZと略す)。BDZ系の最大の問題点は依存性があり、一旦服用を始めると止められなくなる。BDZの依存性は、長時間作用型のメイラックスなどより、短時間作用型のデパスやソ
離脱症状の経過と回復具合について書きましたが、5月の末までは回復の先が見えず苦しんでおりました。本当に毎日が生き地獄で、激しい焦燥感に耐え続けるだけの日々…。回復が亀のように遅く、生きる希望を何度も失いかけました。でも、ここ1か月急速に回復を実感しております。実は回復の兆しがありました。5/31、復学支援の事を義理の母から情報をもらい、ホームページを初めて見た日。娘が中学に行けなくなったこともあり絶望の淵にいましたが、ホームページを読み進むにつれて、娘の不登校の本質に気付
ALS(筋萎縮性側索硬化症)に関して従来から鎮静剤(いわゆる睡眠薬)はあまり使うべきでないといわれていましたが、最近、その部分がさらに強調されているようです。前回、いくつかの例外をのぞき、使用しないようにマチアス先生はいっていましたね(文献1)。(→こちら)また以前パメラ教授も鎮静剤は使ってはならないといっていました(→こちら)。さて、どのような問題があるのか。ご覧いただければ幸いです。みちのく公園のブルーサルビア
抗不安薬メイラックス減薬をステップアップしてから9日目。今日は一日体調が良かったですメイラックス減薬から3日目の離脱症状がかなり辛くて、その時は増薬の誘惑が頭をチラつきましたが…耐えましたぁ…現在メイラックス4分の1錠(0.25mg)をキープです週4回、1日1回服薬、4分の1錠(0.25mg)の服薬…今のところ、よい調子で進んでいるのかなあって…思っていますまた期待を裏切られるかもしれませんが…その覚悟もできています減薬後すぐに襲われる離脱症状…前回の減薬の時もそうでした
2020年、2月にベンゾジアゼピン系薬剤のバランス錠を断薬してから、しばらくして、眩暈や動悸など、今まで体験したことのない、気持ちの悪い症状に悩まされるようになっていました。特に気になっていた症状のひとつに、口の中の違和感がありました。2020年3月、世間は新型コロナの為に大変な騒動になっていた時期です。仕事の忙しさと、コロナ対策などに追われ、私は、自分の身体の不調を我慢し働いていました。そんなある日、恐ろしい出来事が、私の身に降りかかりま