次の小説が傑作でなければ後がない崖っぷちのミステリー作家、六波羅一輝(上川隆也)は、担当の編集者、北村みなみ(横山めぐみ)に連れられ、京都へ取材旅行。一輝に陰陽師を絡めた殺人ミステリーを書いてもらおうと意気込むみなみの鼻息は荒い。というのも、今回の小説が傑作でなければ、みなみのクビも危ういのだ。学芸員の堂間凌子(木内晶子)と待ち合わせ場所で落ちあい、陰陽師の目一(金子昇)のいる護摩堂へ向かう一行。だが、目は、急病人の祈祷のために東京へ行くと言い残し、立ち去ってしまう。戸惑う一輝とみなみだったが、