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昨日、「保護室で便だらけになる人」という記事をアップしている。書きながら、北杜夫氏の「どくとるマンボウ医局記」に出てくる女性患者を思い出した。過去ログで、高校生の頃、北杜夫氏のほぼ全ての作品を読んだと記載しているが、それは大学2年くらいまでである。彼は極めて作品が少ないこともあり、読者が新しい作品をいつも待っているような作家だったと思う。(僕も待ちました。笑)この「どくとるマンボウ医局記」は1992年に中央公論文芸特集で初めて上梓され、その後、1993年に中央公論社から発行されている。19
今日の記事は読者の方にはやや難しいかもしれない。レキサルティは既に抗精神病薬を服用している人たちには、まず上乗せして切り替えていくことが多い。一時的だが、トータルの抗精神病薬は増加するのである。(コントミン換算)しかしそのためにEPSが極めて増えることは滅多にない。これはなぜかというと、レキサルティにはセロトニン5HT2Aアンタゴニスト作用が十分だからである。処方して気づくのは、レキサルティは合う、合わないはともかく、とりあえず服用できる人が多い。これは抗精神病薬として相対的に
リエゾンや内科からの紹介で高齢者の診察をする際に、糖尿病が合併していて、セロクエル(クエチアピン)とジプレキサ(オランザピン)が使えないことはよくある。このような際に、鎮静目的で選択肢に挙がる薬物は、デパケン(バルプロ酸Na)メマリー(メマンチン)コントミン(クロルプロマジン)エビリファイ(アリピプラゾール)リスパダール(リスペリドン)一般的な眠剤くらいである。上の中ではリスパダール液がわりあい使われているが、紹介された時に既に処方されていることもあるし、高齢者にはやや重い
day4:抗がん剤4日目。昨晩は、しゃっくり、猛烈な吐き気で眠れませんでした。とにかく、胃袋の中がひっくりかえって飛び出すかと思うようなしゃっくり。苦しい。朝起きて同室の若い患者さんに、「しゃっくりがキツイ」と話をしたら、よく効く薬があるので看護師か医師の先生に言ったら貰えますよ。「ほんとに効くから、もらったら良いですよ」と。そんなものかな?とにかく、朝食も普通に食べられるけれど頭の中がグルングルンしています。朝食後、回診に来た医師に話をすると、「そうですか、副作用はしゃっくりが
認知症+糖尿病症例症例;70代女性。20年前から糖尿病で通院している。HgbA1c7.5~8.3。R1に入り、物忘れが目立つようになった。神経内科で軽い認知症と診断され、投薬を受けているが全く改善しない。幻覚、妄想が酷く、”警察が来る”、”交番に行く”と訴え、交番に3回行ってやっと納得する。”物がなくなる”との訴えもある。不安が強く一人にできないため、目が離せない。R1.11、夫に伴われ当院受診。HDS-R24点、数唱3/4、遅延再生4/6。現在の薬は、抑肝散7.5g、メマ
2日目から悩まされていた「しゃっくり」への対策です。備忘録として。【①柿のへた煎液】不味そうなルックス。渋味あふれるテイスト。名前どおり、柿蔕(シテイ)という「柿のヘタ」を煎じたものだそうです。これを1回20ml。最初に飲んだ人、尊敬します。そして、ド直球なネーミング。無印良品で売ってそうです(笑)【②コントミン】普通の小さめの錠剤でした。【③冷たい水・炭酸水】コメントで教えていただいたのですが、神経過敏で冷たいものが飲み食いできなかったので、次回試してみます。結局…
コントミンはかなり古い定型抗精神病薬である。コントミンは鎮静作用が強いので、不眠や不穏の患者さんで糖尿病などがあり、クエチアピンが処方できない人に今でも処方されている。従ってコントミンはあった方が良い抗精神病薬だと思う。『コントミン』一般名:クロルプロマンジン(=ウインタミン)コントミンは初の抗精神病薬であり、1952年にフランス人のアンリ・ラボリにより発見されている。代表的なフェノチアジ…ameblo.jpコントミンはこれまでも溶出試験で基準を満たさないことが何度かあり、その度にロ
向精神薬では、鎮静、賦活という言葉が良く使われる。かつて、抗精神病薬には鎮静的な薬しかなかった。例えばコントミンなどである。これは黎明期の精神医療は興奮している人をなんとか抑えることが重要だったからである。何もしない無為な人たちの治療はほとんど考えられていなかった。2018年3月に薬価削除になるベゲタミンAおよびB錠は、鎮静的な薬物がトリプルで入っている。それは、コントミン、フェノバール、ヒベルナ(プロメタジン)である。ヒベルナは抗パーキンソン薬であるが、抗ヒスタミン薬なので鎮静的薬
辰巳化学の異物混入問題で余波続く共和薬品と日本ジェネリックが「入荷遅延」で一部製品を限定出荷に|ニュース|ミクスOnline辰巳化学の異物混入問題で余波続く共和薬品と日本ジェネリックが「入荷遅延」で一部製品を限定出荷に|共和薬品は12月14日、異物混入で辰巳化学の松任第一工場から製造品の出荷が一旦停止されたことを受け、同社に製造委託しているフルニトラゼパム錠1mg/2mg「アメル」とバルプロ酸ナトリウム錠100mg/200mg「アメル」について限定出荷を実施すると公表し…
クエチアピンは就寝前頓服として処方されてるんだけど、これ飲むと翌朝まで残るだるさがレボトミンやウィンタミン、つまりフェノチアジン系抗精神病薬(古いタイプの精神科治療薬)に似てると思ったんだよな…。精神科医の方が書いてらっしゃるブログの過去記事をリブログ↓自分の体質(脳質?)的に言うとコントミンの副作用を減らしたのがセロクエルというよりコントミンの副作用から眠気をあえて残しつつ進化したのがセロクエルという感触だ。現在自分が頓服処方されてるクエチアピン(セロクエル)12.5㎎錠
Yumeです。昨夜から、またヒルナミンに戻して寝ました。そもそもヒルナミンを止めたのは、寝過ぎて午前中いっぱい起きられなくなったから。止めて1週間くらいは寝起きも良く、日中は活動的になりました。しかし、すぐに不眠になりました。そこでコントミンに変えてもらいました。それも1週間試しましたが、全然ダメ。飲んでも飲まなくても変わりません。そこで昨夜から、ヒルナミンに戻してみました。しかし全然ダメ。寝てから3時間で覚醒。そこから寝付けません。ただ今、午前3時半くらい。どうにもこう
コントミン全剤型の出荷停止の記事で、読者の一応薬剤師さんから以下のようなコメントを頂いている。この話は非常に重要なので今回記事にしたい。kyupin先生への連絡的なものなので公開しなくてもよいコメントです。ジェネリックでクロルプロマジン塩酸塩の錠剤25mg(鶴原製薬)は出ているようですが、これは代用できないのでしょうか。コントミンの溶出にバラツキがあるということなのでジェネリックも溶出は心配ですが。一応薬剤師2023-03-2400:41:20コントミンはかなり古い定型抗精神病
減薬119日目セルシン3mg×68.5%(-0.5%)リボトリール1.0mg(ステイ32日目)コントミン12.5mg×68.5%(-0.5%)リスパダール1.5ml(ステイ9日目)デプロメール50mg×2寒くてお風呂に入る気がしない。明日でいいかな。明日のほうがもっと寒そうだけど…。今日は7:50頃に一度起き上がった。夫の見送りをした後、再度布団に入ったら、次に目覚めたのは13:00頃だった。このパターンよりも、朝起きあがらずに10:30頃に起きたほうが結局は良いのではない