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ホテルから外に出た。J君)「レストラン、少し離れてるんだけど歩いていく?それともタクシーで行く?」アスカ)「うーん」「私はどちらでもいいよ。J君が決めて」突然聞かれたので答えに迷う。J君)「じゃあ、歩こうか」アスカ)「そうね、J君と一緒に駅前を歩くのも嬉しいよ」J君が言った少し離れているレストランは、歩けばすぐに到着するのだとばかり思った。ホテルの玄関を出て歩き始め
窓の外は真っ暗だ。J君はのんびりとコーヒーを飲む。J君の対面にある背丈の低い和風の椅子に腰かけている私は、心で焦りつつもそれをJ君に知られないようにニコニコして会話を続ける。床がツルツルしている。清掃が隅々まで行き届いている美しいお部屋。少しでも早くお布団に行きたい私の気持ちに反して、なんとJ君は、スマホを取り出して何かをチェックし始めた。J君)「明日の本業の確認をするね」「最近、本業の打ち合わせが多くて大変
昨晩は疲れきっていたことと、深夜まで激しくいちゃいちゃしていたので、泥のように眠った。目が覚めて、すぐ隣のシングルベッドに目を向ける。なんと。寝ているはずのJ君がいない。時計を見ると07時18分。アスカの心の中)(あれ?J君はどこにいったのだろう・・・)ぼーっとした頭でぼんやり考える。そういえば、昨日J君が「大浴場がすごく気持ち良かった」と言っていた事を思い出した。きっと温泉に行ったのだ。
食べ残った3.5人分のお弁当を袋に戻す。J君が見せてくれた美味しそうな表情に安堵した。運転を再開。私が作ったプレイリストを喜んでくれるJ君。楽しい会話が切れ目なしに続く。高級ホテルに到着。J私を玄関で先に下ろしてくれて、駐車場まで車を停めに行ってくれる。ロビーの真ん中に置かれているふかふかなソファーで待つ。しばらくすると。遠くからJ君がこちらに向かってくる。8頭身のスラッとした背の高
ということで、一つ前の記事で予告したとおりこの記事なのですが、一つ前の記事の内容を最初にちょっと話すと、前にお店で一緒に働いてて、以前にもたびたびこのブログにも登場してるボーイ友だちがいるんだけど、台風19号がくるってなってたときの少し前に、だいじょうぶ〜??って感じのSayhellotoyou的なLINEを送ったらひょんなことからいろんなとこに話が飛んで、ボーイの仕事っていいよねー的な話になったんだけど、その流れで
夢にまで見た2泊3日の温泉旅行。駅についたらそのまますぐに帰ってしまったJ君。自宅に到着してから、床に荷物を置いたとたんボーっとしてしまう。J君とこんなに長い時間一緒に過ごしたのは初めてだ。いつもと同じお部屋の風景だが、随分と久しぶりに見るような気がする。いつもと同じテーブルがなぜか寂しげに見える。ジュータンに落ちていたお気に入りのペンが、私に拾われたそうにしている。
私の大学からの友人は見栄張りが多い。中学からある付属の大学で、中学から上がってきた子達はかなりセレブ。因みに芸能人でも数名のセレブが中学からこの学校に入学した卒業生として有名。そんなセレブ生活を送っている子達と大学から入って来た子達が交われるはずがない。が、稀に交わる子達もいる。私は交われなかったけど、私の友達が中学からの子達に憧れて、大学時代はお金を稼ぐためにキャバクラで働き、高下駄を履くぐらいの背伸びをして交友関係を継続していた。大学卒業後は大半の子が東京で生活してい
今回の観光地巡りで最後の目的地に着いた。午前中に高台から見た海の浜辺に訪れる。波打ち際では、無邪気な子供たちとそのそばで大人たちが遊んでいる。海の水を触ってみたいと思い、海の方へ進む。ベタベタするのが嫌いなJ君だが、今回は何度もJ君から私の手を取って恋人繋ぎをしてくれる。手を繋ぐのは慣れているけれど、大好きなJ君の温もりを感じられるのは毎回嬉しすぎてドキドキが持続する。歩きにくい浜辺を歩
車のことは詳しくない私だが、J君が運転してくれるレンタカーは小さめの車種よりも大きくて立派な車がいいのではないか。そう思い、軽自動車や低価格の乗用車ではなく、少し大きめ定員5人の乗用車にした。駅を出てからすぐそばのレンタカー店で無事に車を借りる手続きをすることができた。J君が初めて運転してくれる。大好きな男性の助手席に乗ることができる。しかも、そうしてもらえるのは女性の中で私一人だけ。あまりにも嬉しくて心臓の高鳴りが激しくて、まっすぐ立っていること
目を開けた瞬間、隣にJ君が寝ているのが見える。和室の布団の上で目覚める初めての朝。昨日とは打って変わって今朝は気分爽快だ。J君からの温かくて優しい余韻に包まれながら目を閉じることができた。髪がぐちゃぐちゃでもセクシーな寝顔。こんなに大好きな男性が私の選んだプレゼントを来てくれたなんて・・・。横になったまま、昨夜の喜びを何度も反芻する。J君が起きた。J君)「おはよ」起きた直後の
期待しない突然の電話。驚いた。J君からの電話)「もしもし、アスカちゃん、元気?」いつもと同じように普通の声だ。私が消えたいぐらい辛いことをJ君は知らない。アスカ)「もしもし、J君は元気?」J君)「俺は多忙だけどいつも通り仕事楽しんでるよ。アスカちゃん、忙しい?元気ないみたいだけど」アスカ)「J君よく分かるのね。私ね、忙しかったのもあるけど、J君の言う通りでちょっと元気なかったから」J君は少し声
お誕生日当日。ホテルでバイバイしたJ君はそのまま会社に行くと言って部屋から出ていった。いつもさよなら後に届くJ君からのLINEをJ君が帰った瞬間からずっと待っていた。夜になるまでずっとスマホの画面をチェックしては何の通知も届いておらず通知なしのスマホの壁紙が目に入るたびに私は落胆することを何度も繰り返した。もしかしたら他の女性に会うのかも。その考えが何度か頭をよぎったが
私が知らない間にJ君が私の贈り物をHP用に着る服として選んでくれていた。私と会っていない時のJ君は常に大勢の女性と会っている。仕事の合間にLINEを送ってくれていても、そのことが頭の中にちらついてしまうのでどんなに「アスカちゃんが一番大切」と言ってくれていても嫉妬心が湧いてしまう。だが、J君はやっぱり私のことを特別に想ってくれている。LINEに届いた3枚目写真を見ながらしみじみ感動した。アスカ)「この写真がこれからHPに掲載されるなんて感動
J君と私はそれぞれ自分の飲み物を選んだ。新幹線の出発まであとわずかな時間しかないから急いで買わなくちゃ。私はJ君からミネラルウオーターを受け取ってからレジに向かおうとした。そうしたら・・・J君が私に対して「お茶を俺に渡して」というしぐさをする。アスカの心の中)(え?!)(もしかして・・・)(J君、私のお茶を買ってくれるの?!)
手を繋いで写真を撮ることに対してゾクッとするほど睨まれるとは・・・。昨晩の溶けてしまいそうに甘くて優しくて情熱的なJ君とのひと時があまりにも至福だったので外から見るといつもクールなJ君だけど私と同じぐらい幸せでいてくれるのだとばかり思っていた。それほどベッドの上でのJ君は情熱的で優しくて激しく私を求めてくれているように私の目に映っていた。J君が嫌がるようなことをしたくないといつも思
起きていることに頭が追いつかない。驚きが大きくて、何も考えられない。まさか見るとは思っていなかったものを実際に目にすると思考が停止してしまう。心臓のドキドキが止まらない。アスカ)「このハートマークのDM、結婚している人なのよね?既婚の人でも、こういうDMが多いのね?」J君)「うん。独身とか既婚とか、あまり関係ないかな」アスカ)「知らなかった。他のお客様のDMの内容なんて普段は具体的なことまで考えたこともなかったから」
J君からのLINEはいつも嬉しいものだ。だが、通知音を聞いた瞬間、嫌な予感がした。前回の出来事があったからだ。温泉旅行の直前に「会議が入った」というLINEが届き、待ち合わせが2時間遅くなった。その時の記憶が蘇る。嫌な気持ちのままLINEを開く。J君)「アスカちゃん、ごめん!遅くなりそうで19時でもいい?(>_<)」予想した通りだ。遅れるという連絡。しかも、今回は「会議」とか「打ち合わせ」という理由も書いていない。ただ「遅
よく冷えたアイスレモンティを可愛いストローで飲みながらこの日は日本の季節の行事を大好きなJ君と一緒に味わえていることに心が温かく満たされたて美しいラウンジで過ごしていたがJ君の一言で心の中は一変した。アスカ)「そのお話、聞かせて!」J君)「うん、今日はそれを言いたかったから。ご飯食べてから伝えるね!」前の「話がある」の時もそうだったのだがJ君は大切な話がある時は
アスカ)「J君、私が悲しいことを知ってたなんて」J君)「LINEだってもう1年以上見てるんだから分かるよ!」アスカ)「そうだったのね・・・」「今日はJ君に、私の本当の気持ちを言いたいのだけど」J君)「もちろん。アスカちゃんの気持ちを俺も聞かせてほしいよ」アスカ)「私、出勤スケジュールや口コミみるの辛いのよね・・・」「私じゃない人と会っていることが分かっちゃうし」
天国のような幸せな夜が過ぎJ君のお誕生日当日の朝。J君と同じベッドで寝る時はいつもだいたい私のほうが先に目が覚める。そうするとまだ隣で眠っているJ君の美しいお顔をすぐそばでどれほど長い時間でもずっと眺めることができるので目覚めてからの時間はいつも私にとって嬉しいひと時だった。二人とも目が覚めてそれぞれシャワーを浴びて朝の支度をしてからお誕生日ケーキを食べることにした。昨晩はどうな
初めての相席屋アラサーの頃の話。※だから5年以上前の情報です。皆様、相席屋はご存知ですよね?友達の結婚式に参加した時、新婚の友達におすすめされたのが相席屋だったのです。旦那さんとそこで出会ったのかと思いきや、全然違うとのこと。なんとその友達は、新婚にもかかわらずタダ飯目的で相席屋によく行くのだとか。そこで歳を誤魔化して꒰笑꒱若い男子とおしゃべりするのが趣味なのだと出会いを求める場所のはずなのに既婚者が行ってもいいのだろうか?旦那さんはもちろん知らないらしい。それ
次にJ君に会う日が近づいてきた。私は相変わらずJ君の仕事も忙しく取り組んでいた。私はJ君のチームが商品化するという夢をなんとしてでも叶えたかった。J君が本気で取り組んでいる仕事において、J君が喜ぶ顔を見ることが私の一番の幸せだからだ。ありがたいことに自分の仕事の依頼も沢山あった。だが、それらをできるだけ早く終わらせて、一日の大半の時間をJ君の仕事に費やした。J君は、私のお誕生日会もしてくれると言ってくれた。J君がホテルもレストランも選んでくれ
旅館の車で宿に到着。到着するまで外の景色を見ていたが何も感じない私。今回も高級な日本旅館。入口の門から建物の玄関までの通りが長い。J君の後ろをついていきながら、灰色の飛び石から落ちないように慎重に歩いていく。運転手さんが玄関の扉を開けてくれる。建物の中に見えるお花模様の絨毯が綺麗だ。フロントに置かれている猫の置物が厳かにこちらを見ている。私達がスイートルームの宿泊だからだろう。カウンターではなく、美しい豪華なソファが置かれた洋風のお部屋に通される
会える日まで朝から晩まで、J君から頼まれた仕事に没頭した。そうしているうちに、J君からさらに他の仕事もお願いされるようになった。新商品のコンペに関係することではなく、日頃、J君が取り組んでいる他の事業についても聞かれるようになったのだ。簡単な調べものをお願いされた。また、新しい計画について説明されて「○○についてどう思う?」と尋ねられることもあった。「アスカちゃんのアドバイスが聞きたい」と言ってもらえることは、これまでの実績を認めてもらえ
夜空を見上げると満天の星空ではなかったが隣にJ君がいてくれるといつもあまりにも嬉しくて胸がいっぱいに弾んでしまうのでまるで星が無数に広がっているかのように星のない夜空もキラキラして見えた。遠くに見える夜景も相変わらず光っていていかにも東京という風景を屋外テラスという素敵な空間から眺めている自分自身になぜか優越感を感じていた。J君はジェットバスのお湯の中でのんびりと寛いでいる。大好きな
自分の体型を変えることともう一つこの時に始めたことがあった。私はどうしても何としてでも大好きなJ君の役に立ちたかった。やはりJ君の不機嫌そうな態度と楽しくなさそうな夜の表情が何度も頭に浮かんでしまう。J君が笑ってくれてJ君が幸せを感じてくれることが私の生きる最大の意味になっていた。この頃のJ君は本業でも大活躍していて夜遅くまで徹夜したり休日出勤したりし
グリーン車に流れる空気はゆるやかだ。ゆったりとした空間で、J君と私は楽しく会話を続ける。私は右隣にいるJ君の方に身体を向けて、ふざけるように「感情の点数」の質問をした。ゴゴゴゴゴと、新幹線が高速で走る機械的な音が耳に届く。アスカ)「J君の今の気持ちの点数はどう?」J君)「今の気持ちの点数ね・・・。そうだなぁ・・・」J君は、何かを考えるように目線を上にやった。ニコニコしながら数秒後に
J君)「俺の事、信用していないの、アスカちゃんの方じゃない?」アスカ)「えっ?!どうしてそうなるの?」J君)「だってさ、俺が運転中黙っていると俺が楽しんでいないとか、アスカちゃんに会っていない時に他の女性と旅行いているとか、俺を信用しないのはアスカちゃんの方だよ」アスカ)「だって、それはJ君がそういう態度をするからでしょ」J君)「アスカちゃんにしか本名を教えていない俺からすれば、それって悲しいことだよ。アスカち
いつもアスカのブログへのご訪問ありがとうございます。J君とのエピソードは今週中に更新させていただきます。漫画化に対して、沢山の心温まるコメントやDMをいただき本当にありがとうございます。皆様のお気持ちが嬉しくて感動しております。アスカを見守り、応援してくださる皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。お時間をいただきますが今後少しずつお返事させていただきます。漫画の素敵なご感想も多数いただいております。一つ一つありがたいです。皆
アスカの心の中)(J君はお腹が空いたって言うけど)(私はそれどころじゃないんだけどな・・・)ざわついた店内。泣いている赤ちゃんや子供の大きな声がうるさい。斜め前に座っているカップルが目に入る。ニコニコ笑顔で楽しそうな雰囲気。アスカ)「J君は素敵なホテルに何度も行けて楽しそう」「ということは、ご飯屋さんも高価なところに行くのよね?」J君)「そうだね」