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すみません。今回も短いです。◇🔶◇🔶琴子は目を覚ました。「琴子!」「琴子ちゃん!目を覚ましたのね!」「あれ、私…」「琴子、まだ寝とけ、ちょっと待ってろ。」起き上がろうとする琴子を直樹は止め、PHSを取り出して未知子に連絡した。「琴子、もう分かってると思うけど「心臓に…異常があるの?」「やっぱり琴子ちゃんには分かるのね…」「琴子、大門先生が主治医だから…もうすぐ来るから…」コンコン「失礼します。」「大門先生、私の心臓、どこが悪いんですか?」「あなたの心臓には穴が
「琴子さんは重度の心房中隔欠損症です。普通なら99%の確率の手術なのですが、琴子さんは場所が悪く、完治する可能性は20%以下になります。」「あの、琴子ちゃんの心臓病はカテーテルでは治らないんでしょうか?テレビで見たもので。」重樹が聞いた。その言葉に重雄は顔を上げた。「琴子はさっきも言ったように場所が悪くカテーテルではとても無理だ。」「そんな…手術しなかったらどうなるの?」「徐々に体力が落ち若年脳卒中で死に至る可能性が高い。そうでなくてもいずれは…だから手術しなきゃ助からない。」直
直樹と琴子は婚約者に昇格した。紀子は勿論、家族全員が喜んだ。だが、進学に差し支えるからと、学校や友達には内緒。その後、特に何もなく、日々は過ぎた。唯一言うならば、同棲が始まったことや、琴子がテストで直樹と並んで1位になった事だ。後は……F組の殆どが2年でD組になって安心して、勉強をサボって3年はみんながF組に戻るということがあったくらいだ。高校3年生では、みんなから東大受けるように2人は言われ、2人とも受け、受かったが、結局直樹は斗南大学の理工学部。琴子は斗南大学の医学部に進学した。大
はい!奇跡の塊です!久しぶりだから忘れちゃってるひと多いかな…とは思いますが。最近金ちゃんの誕生日をして、許婚だして、奇跡の塊忘れてました💦あ〜今更だけど悦子さんの命日と元旦と成人式!わすれてました。その日は囲碁大会が……言い訳…すみません。成人式、雨と雪で大変でしたね。皆さんはどうでしたか?やはり雨男雨女、晴れ男晴れ女が集まるのでどちらが強いかの駆け引きですね…◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆琴子は相変わらず昏睡状態。直樹は仕事しながら何かの勉強をして疲労で倒れそうな勢
直樹は琴子の病室前に来ていた。(琴子の事は…全部好きなのに…)さっき花雲先生から聞いた言葉が頭の中でリピートされる。『琴子さんは入江先生が琴子さんの根性ややる気や前向きさしか好きじゃないって思い込んでるみたいね。きっと琴子さんは入江先生を1人残して死んでも大丈夫だと思ってるわよ。』(違う。琴子が死んだら…俺は…生きていけない…琴子に伝えなきゃ…素直になれないことがこんなに辛いことだとわな…)コンコン「はい。」(返事…してくれた…)「入るぞ。」「あ……入江君……」「……なぁ琴子
重樹が家に帰り、琴子と直樹と2人だけの病室。琴子が再び目を覚ました。「入江君。」「なんだ?」「一つ聞いてもいい?」「ん?」「私の手術中に、私、心肺停止になった?」直樹は驚いた。「なんで知ってるんだ!?誰に聞いたんだ?」琴子はニコッと笑うと言った。「誰にも聞いてないよ。お母さんと空から見てたの。私の手術の様子。」「お袋と?」「違うよ。私の死んじゃったお母さんだよ。」直樹は半信半疑。「あのね、気づいたら雲の上にいて、お母さんが居たの。」「お義母さんが?」「そう。
また遅くなりました…いつも謝ってますね💦◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「入江くん…ぐすっ……どこ…ぐすっ…怖いよ入江くん……うっ…」病室のドアが勢いよく開いた。「琴子!」直樹は走って来たようで息を切らしている。中には担当の看護師や直樹の代わりに診察した医師もいた。琴子はまだ起き上がる力がないのか横になっていた。「入江くん?……ぐすっ…」琴子は手を声のする方へ持っていった。「琴子。なぜ泣いてる?」直樹は琴子を抱きしめた。「入江くんだ……どこいたの?ここどこ?うっ…ひっく…」
遅い食事を終え、琴子と連れ立って二階に上がる。部屋に入るとすぐに、琴子の服がベッドの上から落ちそうなほど広げられているのが目に入った。「あー、いけない。忘れてた。ごめんね。すぐ片付ける。」慌ててベッドに駆け寄り、服を搔き集め始めた琴子。「何かあるのか?」どう見てもどこかに出掛ける前の恒例のファッションショーだ。「幹ちゃんから連絡があってね。出掛ける日が決まったの。」そういえば駅前で偶然会って、皆で会う約束をしたとか言ってたな。「明日なのか?随分急だな。」「違う違う。4日
直樹は琴子の傷の手当をすると、琴子の部屋に上がった。琴子がコーヒーを運んできた。「直樹、お待ちどうさま。話って?」「琴子、今まで、猫被ってたのか?」「猫被ってた……のかな……?」「俺って信用されてなかったんだな……」大袈裟にため息をつく直樹。「ご、ごめん。直樹のこと、信用出来なかった訳じゃないんだ。でも……」「ま、いいや。これからは明るい琴子で居てくれるか?」「いいの?大人しい私が好きなんじゃないの?」「大人しい琴子も好きだけど、明るい琴子も好きだよ。」「……?よく分かんない
1週間お休みいただいてすみませんでした先週お知らせした3日後に電気が回復しました。冷蔵庫の掃除が大変でしたが、何とかなりました。私の辺りは断水しなかったので、救いでした。お知らせした次の人には携帯があと10%になって、太陽光発電のある近所の家にお邪魔しました。北海道地震で被害に遭われてる方も頑張ってください。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「あれ?なんで私、自分の部屋にいるの?」琴子は目を覚まし、自分の部屋だと気づくともそもそと布団から出てきた。「あ、学校は!?今何時!?」時計を
更新遅れてすみませんはい、正直に言います忘れてました。今回のお話はプロローグです。1話2話はある程度かけたのですがその後の展開がイマイチ思い浮かばなくて...でもとりあえず更新して自分を追い詰めたら話が進むかなと少し希望を抱き投稿します。◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆Believemeプロローグなんでこうなるかな…私はやっぱり人と関わるのが苦手…人と話す時にビクビクなりすぎて涙が出てくる。私はいつもの場所に急いだ。ここなら誰も来ないから思う存分泣ける。天気のいい日には富士
今日は幹事の集まりの日。今度、20年振りに学年全体で同窓会をすることになった。琴子と里美とじんこは幹事になった。「会場どうする?」世間話を終え、馬野が切り出した。「会場はお義父さんとお義母さんと裕樹君に頼んでパンダイの経営している所、貸してもらおうか?」「いいのか?」「その日が空いてれば使わしてくれるよ。」「今度の集まりまでに聞いといて。」「分かったわ。」さて、会場が決まったら「料理はどんなのにする?」そう、料理だ。「どうしようか…」「和食か洋食か中華のどれかに統一す
まだテストは終わっていませんが、気晴らしに更新します。次の更新は日曜日あたりだと思います。えー、アメンバー申請をされている方がいます。前にも言いましたがアメンバー限定記事は書くつもりありません。詳しくは4月6日の『アメンバー申請について』をご覧ください。◇🔶◇🔶「琴子、婚姻届、いつ出す?」「いつでもいいよ。それより、結婚式どうする?」「結婚式はしない。」「え?なんで?」「お前が妊婦だから。」「そうだよね……」「お前はしたいか?」「まぁ…憧れてたけど…妊娠してるから
読者の皆さまには、私のお話を楽しみにしてくださいましてありがとうございます。さて・・・”すぐにでも”と言った割には、随分と時間がかかってしまいましたが、「続・未来へ続く恋」の後編が出来上がりましたので、ぜひお読みください。正直、この後編は2つに分けてもいいかなと思うくらい長くなってしまいました。以前書いていた頃にも良くあったことなのに、学習できていないキューブですそれでも、お楽しみいただけたら嬉しいです。このお話しは、「イタズラなKiss~LoveinTOKYO」を
こんにちは許婚がまだ書けてないので今週は奇跡の塊です直樹はベットの横にあるモニターを見た途端その場に崩れた。「よかった……生きてた……」「な、直樹くん、急に崩れ込むなんて心配させるなよ。」「すみません。」「まもなく主治医がこちらに来ますので。」看護師はそういうと頭を下げて出ていった。「直樹くん…これって…」「事故にでも会ったんだと思います…身体中なので殺人未遂とかそういうのではないかと…」「よかったというべきなのか……」「こんな状態でも生きてたのは奇跡ですね。」トント
新しいお話出来ました!奇跡の塊は直樹と琴子の婚約後のはなしです。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「お兄ちゃんお帰りなさい。」「ただいま。」仕事から帰ってきた直樹を裕樹が迎えた。琴子はいない。「ママがさっきやることあるからって言ってご飯作っておいてくれたから食べてね。」「ああ。サンキュ。琴子は?」「さあ?まだ帰ってないけど?」「そうか。」直樹も裕樹もご飯を食べて寝る時になっても琴子は帰ってこない。「お兄ちゃん琴子遅いね。」「子供じゃないんだし、大丈夫だろ。」
お久しぶりです相変わらず更新遅くてすいません◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇直樹たちの所へ琴子が戻ると、当然驚かれ、事情を説明すると『ママらしいや!』『本当にお前は…』などと笑われた。琴子はビンゴ大会の司会をすることになった。「皆さんお待ちかね、ビンゴ大会を始めまーす。」子供たちの歓声が上がる。「みんなはビンゴカードを取りに来てください。また、まだビンゴゲームを出来ない子はお母さんやお父さんとしてくださいね。」「「「はーい!」」」元気のいい返事が帰ってくる。景品は豪華な物ばかり。パンダ
「直樹、医学部に転部すること、お義父さんいつ言うの?」「そうだよな。親父絶対に怒るよな。ギリギリまで内緒にしとくかな。」「ギリギリってどのくらい?」「…バレるまで?」「内緒で転部するの!?」直樹は苦笑い。「流石に不味いよな……」「流石にね……」琴美が足をばたつかせ、2人をみて笑っている。「私もまだお父さん達に言ってないしな…」「転部テストが冬のクリスマス直前だよな。」「うん。私、今夜お父さん帰ってきたら言おうかな…」「じゃあ、俺も今夜あたり言ってみるか…」夕方、琴子
「大門先生、なんで辞めちゃうの?」「バイトだから、契約切れたんじゃないのか。」「それならいいけど…でもまだ2ヶ月しか…」「琴子、人のことはいいから、早く元気になれよ。」直樹が琴子の髪をくしゃくしゃっと撫でると部屋から出て行った。琴子は退院の日が近づくに連れて元気になっていった。「琴子、退院おめでとう。」「モトちゃん、麻里奈、智子。ありがとう。」「まぁ〜久しぶりねみんな。」「おば様お久しぶりです。お元気そうで。」「ええ勿論!琴子ちゃんの病気が分かった時はショックだった
「大門先生!西垣先生と連絡が付きません!」「じゃあ大下先生か加藤先生は?」「大下先生は海外出張です。加藤先生は学会で留守に…」助手の人手が足りず困っている。「城之内先生、加地先生呼んでください。」「え?加地先生のいる病院はここから1時間くらいかかりますよ!?」助手が足りず、とうとう別の病院から呼ぶことにした。「大門先生、俺がやります。」直樹が出た。「でもあなたにとって、琴子さんは誰よりも大切なひとでしょ?家族はダメだって知ってるでしょ?」「それでも琴子を助けたい気持ちは誰
直樹は目を覚ました。目の前には青白い顔をした琴子が魘されている。「琴子、おい!」「……直樹…おはよう。」「どうしたんだ?魘されてたぞ。」「ママの夢を見たの。」「お義母さんの?」「直樹、私も…ママみたいに、子供残して死んじゃうのかな…」そう言うと直樹が琴子の手をギュッと握った。「絶対逝かせないから。俺が離さないから、お前はそんなこと考えるな。」「うん。」「琴子ちゃん、お兄ちゃん、おはよう。」「おば様おはようございます。」「あら、お義母さんって読んでくれないかしら。」
えーっと、2日お休みしてスミマセン、明日からちょっと里帰りしてきます。勿論更新はするつもりです。ただ、自宅でないので、インターネットの接続が出来ないと、更新出来ないかもしれせん。その場合、2週間ほどお休みすることになります。なんか色々言い訳つけて話を更新してないみたいですね…取り敢えず、色々試してみます、◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆端にいた直樹達は舞台へ上がった。周りがざわめく。「そっくりだな…はじめまして。」池永は愛想よく、子供達と話している。「初めまして、今日
「へぇー、そんなことあったんだ。」「ん〜、なんで琴美は啓太くんの手を叩いたのかな~?」直樹がふっと笑った。「直樹?」「流石俺たちの子供だな。」「へ?」「それ、俺のせいだ。」「直樹、琴美に何か仕込んだの?」「ああ、゛ママはパパのものだから、琴美もあまりママを取らないでくれよ゛てな。」「何琴美に変なこと教えてるのよ?」「お前こそ、その啓太くんって奴に手料理食べて欲しかったのかよ。」直樹は琴美の頭脳に関心しながらも、琴美の頭脳に感謝していた。琴美が止めなければ、琴子の料理が他の
「お袋なに?」「さ、理美ちゃん達にも聞いたけど……誰も居場所を知らないみたい…」「……」「お兄ちゃん、警察に届け出ましょ!」「…わかった。警察行ってくる。」「……とういわけで、警察に届けを出しました。」「ああ。直樹くん、すまなかったな、琴子が迷惑かけて。」「いえ。」2日後。📞プルルルルルル、プルルルルルル裕樹が電話に出た。「はい、入江です。」>>『こちら○○警察署です。そちら、相原琴子さんのお宅ですか?』「あ、はい!兄に変わります!」.........「はい、お
だいぶ不定期なブログになってきているので頑張ります毎週、毎週すみません◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「おはようございます」「おはよう、琴子ちゃん。今日は顔色いいわね、何かあった?」「はい、少しいいことがありました。」「よかったわ〜最近辛そうだったから」「ご心配お掛けしました」今日は午後に沙穂子と会うことになった琴子。急であったが、沙穂子も琴子と会いたかったため、急遽予定を変更した。「琴子ちゃん、これ」「アルバム…ですか?」紀子は琴子にピンク色のアルバムを渡され、開くと、そこには
琴子はあの後ずっと黙り込んでいる。「琴子、俺外来行ってくるけど、終わったら戻ってくるから…何か欲しい物あるか?」「……」(琴子……ずっと黙って……よほどショックなのか?それとも別のこと考えてるのか?)直樹は外来が終わり、未知子の所へ寄った。「大門先生、琴子、あれっきり何も喋らないんです。」「そう言われてもね…」「琴子には手術受けて元気になって欲しいんです。」「それは私も一緒です。心を見るのはカウンセラーの仕事なので……」「……患者の心に寄り添うのも医者の仕事じゃないんですか?…
午後からの講義もとっくに始まって、空きコマで遅めにやってくる学生たちの注文も落ち着いた。そろそろ片付けに本腰を入れようと、カウンターから食堂を見渡した時、目の前に食券がスッと差し出された。「おう、どないしたんや。珍しいな。」「久しぶり。」ほんまに久しぶりやな。職員用の食堂は別にあるし、春先に琴子と挨拶回りに来たっきりや。「琴子と待ち合せなわけはないよな。」琴子はとうに食べに来て、今頃は眠気に耐えながら頑張っとるはずや。「少し時間があったから何となく。」時間があったから言う
こんばんは。皆さんからたくさんのコメントをいただき、励みになっています。ありがとうございます😊未だに全然返信できてないコメントがありますが、何故か返信しようとするとエラーがでてしまって……返信出来ない状況です。ですが皆様の書いてくださったコメントは全て読まさせて頂いてます。それと未だ許婚一話ですね……最低でも五話書いてから投稿したいもので……すみません。
「入江さん、おめでとうございます!元気な女の子ですよ!」「生まれた。。。」琴子は泣きながら産まれたばかりの我が子を抱きしめた。「よく頑張ったな。お疲れ。」直樹もその姿を微笑ましく見守り、琴子の頭を撫でた。一段落して琴子も眠りについた頃、紀子ママが病室へやって来た。「琴子ちゃん!どっちが生まれたの!??」「お袋静かにしてくれ。琴子眠ったばっかなんだよ。はぁ。絶対に騒ぐなよ。女の子だ。」「女の子………。お兄ちゃん!?本当なの!?」「だから騒ぐな!一回出るぞ。」直樹は紀子ママを連れ
お知らせがあります。私事ですが、明日からテスト週間が始まります。ですので、2週間ほどお休みさせて頂きます。その間の埋め合わせとして、七話連続更新致します。一気に読まれても構いませんし、少しずつ読むでも構いません。『許婚』を4話と『イタキス×ドクターx』を3話です。このお話はR18です。◇🔶◇🔶直樹と琴子は家に帰った。直樹は大学生になるのが待ち遠しかった。何故なら琴子との約束、責任を取れる時期が来たからだ。それでも、大学になり、すぐに出来るわけが無かった。春が過ぎ、夏が過ぎ、琴