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アンドロイドの言葉についムキになってしまったが、本当に目を覚ますのだろうか。唇を離してそっと様子をうかがう。わずかに瞼が震え、ゆっくりと開かれる。まるで花の蕾が開く様を早送りで見ているかのように、鮮やかに、あれほど恋焦がれた本物の茶色の瞳が現れる。まさか本当にキスで目を覚ますとは。お伽噺の奇跡か、はたまたこれは夢なのか。雅紀は一言も発せずにその瞳に見入った。そこには自分の姿が間違いなく映っている。夢なら覚めないでくれ。雅紀は溢れた涙もそのままに、瞬きもせず見つめ続けた。「………
読む処方箋のように楽しんでいただけたらいいなと思いまして、こちらの、2015年12月より長期連載の「ツインレイとの再会」作品一覧を再度最新記事としてアップしました。一番面白かった回もコメント欄か公式LINEで教えてくださいね♪それでは、本編をどうぞ~🌟【人気連載】「ツインレイとの再会」作品byTRUEHEARTSそれは2014年4月のことでした。facebook上で「ある投稿」を見かけて、そこには、「あっ、、
はやる気持ちと躊躇する気持ちがない混ぜになって、雅紀の足がもつれる。よろめきながら近づいたカプセルベッドには、果たしてにのが横たわっていた。にの。呼んだつもりが、口の中がカラカラで声にならなかった。いた。こんなところに。やっぱり病院にいたんだね。カプセルに手をついて、雅紀は呻いた。にのは目を閉じ、ぴくりともしない。生きているのか、それとも……。不安な気持ちでアンドロイドの顔を見た。答えを知りたいのか知りたくないのか、自分でもわからない。アンドロイドが口を開く。「キスしてみた
嵐妄想びーえるですもう最終話書き始めてからだいぶ立ちます…結構膨大に書いても(ちょっと盛ってます)いっかな気に入らない悩むのに飽きたのでとりあえずこれで…綺麗な潤くんの涙…指で拭うと腕を掴まれた「損な顔すんな俺さ一目惚れだったんだ初めて教室でお前見て桜の花びらがお前に降り注いでて綺麗だなぁって…ねぇお願いがあるんだけど」「何?」「…一発殴らせて」潤くんの気が済むなら…俺は黙って眼を閉じた息を吸い込む潤くんの気配とすぐ横でパーンと乾いた音がして
今すぐ連れ出したい。雅紀が目だけで翔に訴える。いったい何が起こっているのか、まるでわからなかったが、にのに聞くのが早道だろうと、翔は小さく頷いた。幸いこのドアはわずかに揺れ動いているので、鍵が掛かっていないようだ。翔が押し開けようとしたその時、にのの隣に人影が近づくのが窓越しに見えた。それに雅紀が「あ」と反応するより早く、智が叫んでいた。「おめぇ!本郷!」あっという間にドアをかいくぐり、振り向いた本郷に食ってかかっている。慌てて翔が止めに入るも、もう遅い。驚く本郷と智が言い争うのに潤
アンドロイドを『にの』そっくりにすると思ったから、おまえに預けた。本郷にそう言われて、智は動揺を隠せない。みんな驚き言葉が出ず、少しの間その場がしんと静まりかえった。「どどどどういう事だよっ」やっとのことで智が言葉を絞り出し、本郷の胸ぐらを掴んだから、またもや翔と潤が智に飛びついた。もっとも潤は加勢するためだったが。「おまえ達が大事な『にの』を失って悲しんでいると聞いていたからな。やると思った」「は、はあ?なんだよ、それ!?」「昔から器用な奴だったよな、おまえ」「うっせーや!わけ
どうも。店長の古川です。どうやら店長はジョジョ好きらしい。という話が回っているようです。はい。好きですね。中学生の時に古本屋でたまたま見て立ち読みからの気が付けば店長ベガ立ちの出禁一歩手前状態。それだけ無我夢中だったのだと思います。懐かしいな。青春。中学3年の時。
はじめに「なぜツインレイ・ツインソウル専用恋愛電話相談サロンbyTRUEHEARTSを開設したのか?」私TRUEHEARTSさんは、2014年4月、33歳の時に11歳年上のツインレイのお相手男性まーくんと出会い、364日間の分離期間を経て統合、現在はおかげさまで共同生活7年目を迎えました。TRUEHEARTSさんはツインレイ男性と出会ってから、わずか3年8か月で共同生活に至っています。当時の3年8か月間の、自分自身の行動は『当たり前』だと思って
おかんとまーくん的な「ジャワカレーやで」のジャワカレーそして物理学から考えるこの世。「実はこの世界は全て幻覚なので、本当はどんな力もはたらいていない」が真実であると思うが、「空中を飛んでいても、常に重力がはたらいている」と、物理学者たちが幻覚に基づいてそのように決めているので、それで妥協してやり、正解としてやる。地球人類は皆「囚われの姫」であるから「助ける」必要がある。
にのと雅紀。幼なじみの二人は、小さい頃からどこに行くのも一緒。片方がいないと、それだけで心配されるような二人。雅紀自身、にのを「運命の相手」だと思っているくらいだ。けれど、決してこんなキスをするような間柄ではなかった。どんなに身体が密着しても、そんなことにはならなかった。ふざけて触れた事はあったかもしれないが。それは雅紀が細心の注意を払っていたから。自分のにのに対する気持ちが、ただの幼なじみに向けるものではナイと気がついた時、雅紀は戸惑った。そんな事があるだろうか?気の迷いだとか、思春
放課後になって、グラウンドを覗いたら翔ちゃんが部活に戻っていた。小さな物音。振り返ったら潤くんがいる。『一緒に観ていい?』「もちろん」2人机に肘をついて頬杖つきながらグラウンドと体育館を交互に眺めた。『朝は…ごめん。』潤くんが落ち込んだ口調で呟いた。ゆっくり頭を振って俺も謝る。「ううん…俺こそ…ごめんね。潤くんが言った通り…俺、このままじゃ、翔ちゃん壊れちゃうのかと思って…怖くなって…俺がよりを戻したらって…考えてた。潤くんの言う通り、つまらない考えだよ。俺はまーくんが好きだし
BL妄想小説です。ご注意を。
こんにちは日曜日に私は森あすかさんのすけすけスキャンと子ども達は、先日私もやって頂いた栞さんのチャクラリーディングを受けて来ましたすけすけスキャンの結果はこれ↓お金=愛の人らしいですもっと稼げるキャパがあるのに全然やっていないと。。。もっと稼ぎなさい早くやれっと(笑)そして意外な人物が。。。『義兄を大切にしなさい』っと旦那にも『義兄さんの事言われたよ~』って話して今年のお盆は、両親にお線香あげに行こうかって義兄とはずっと疎遠
「あのさ…。ニノ、潤、聞いてくれる?」夕方、俺の家。まーくんが神妙な面持ちで話し始めた。今日のまーくんは、泣きそうな顔で世界地図を取ってきてからため息ばかりついていた。「何かあったの?」と聞いても「なんでもない。」って。なんでもない顔じゃなかったけど、それ以上聞けずにいたんだ。やっと話す気になったらしい。「あのね…俺…なんか変なんだ。」「へん?どこが?」まーくんは一つ深呼吸すると意を決したように話し始めた。「櫻井くんのこと。」「翔さん?」「なんか…他の先輩たちとは普通に