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初孫のねねちゃん再び、ということでこのシチュエーションが苦手な方はご注意を!(今回のねねちゃんは5歳くらいの設定です。)『devilorangel』大型連休中のとんでもなく混み合っている遊園地のフードコートで「『子供の日』ってのはいつから孫の子守りをする日になったんだ?」朝からお転婆な幼稚園児に振り回されて、疲れきった俺が思わずボヤくと「何か言ったー?」目の前のベンチで孫娘にサンドイッチを食べさせている彼女に睨まれてしまった「ねぇ、じいじとい
『loser』連休明けのお昼休み「なんだよ?そんな怖い顔して」中庭でお弁当を食べていると、隣にいた彼に鋭い指摘をされてドキッとする「こ、怖い顔なんてしてません」「…めちゃくちゃしてただろ」「気のせいだってば。それにしても良いお天気だよね」と、誤魔化してみたものの実は今朝久しぶりに会ったクラスメイトのひとりに、彼氏ができた話で盛り上がっていた時に「でも、こっちから告白しちゃったのは失敗だったかも」「えっ!?」今が1番幸せなはずのそ
皆さん、こんにちは皆さんは、池野恋先生のマンガときめきトゥナイトをご存じですか[新品]ときめきトゥナイト[文庫版](1-16巻全巻)全巻セット楽天市場12,232円ときめきトゥナイトは、長年愛され続けている、ファンタジーまんがのひとつ。吸血鬼と狼女を両親に持つ魔界の女の子である江藤蘭世が、同級生の真壁俊に片思いしているところから、物語がスタートし、その後、つながりのある女の子がヒロインになります。当時、雑誌りぼんを買っていた私は
『firework』土曜の夜、バイトから戻るとアパートの鍵が開いていた夜といってもまだ日が落ちたばかりで20時にはなっていないはず合鍵を渡している彼女が来ているのだろうと思ったがいつものような出迎えがない玄関には確かに彼女の白いスニーカーが揃えて置いてあるし、夕飯らしき匂いが部屋の中に漂っている狭いアパートなので玄関を上がるとすぐに彼女が畳の上でクッションを枕にして眠っている姿が見えた「え…」名前を呼んで起こそうとして思い直す俺が帰って
https://ameblo.jp/veto826nan020/entry-12814403981.html『【ときめきトゥナイト展】に行ってきました!①』簡潔に、最高にわかりやすい文章で、みんなに布教したり出来るオタクになりたいです…またしても何回に別れるかわかんないぐらい写真を撮ってきたです…一瞬(もう写真ガ…ameblo.jp蘭世編の第2部ともいえる話へ突入です正直ここまでも面白かったけど、ここからがめっちゃ好き蘭世に惚れてくれる筒井くんという人間。初めはちょい役割かと思ったのに
『sayido1』「あっ、ん」冷たい指先が素足のかかとに触れた瞬間、身体に電流が走ったような刺激を感じて声を上げると「変な声出すなよ、バカ」床に跪いて足を手当てしてくれていた彼が、ベッドの端に座っているわたしを上目遣いに睨みつけた高校を卒業して早や1か月バイトをしながらプロボクサーとして活躍し始めた彼と、家事手伝い兼パートで働いているわたしが一緒に過ごせる時間は悲しいくらいに減っていて「ごめんね」ただのお買い物とはいえ、久しぶりに外
『propose8(人魚姫)』今は夏、だったよな?思わずそんなことを考えてしまうほど、血の気が引いてひんやりとした両腕で布団の上に横たえた彼女は上半身をガードして緩める気配がないこの手のボクサーはたまにいるガチガチにガードを固め、攻撃して来ない相手には手こずることが多く無闇に攻めてばかりいると消耗した隙をつかれて強烈なカウンターを食らう恐れがあるため、ジャブとフェイントで揺さぶるしかないのだがセックスにこの理
『pure』「痛い?」どこで調達して来たのか、小さな氷の塊がいくつも入ったビニール袋を押し当てながら彼女が俺の足首を覗き込んだ「大したことねぇよ、ちょっと捻っただけだ」「ほんとに?だいぶ腫れてるよ」「大丈夫だって…」放課後普段はバイトやジムでのトレーニングで忙しく、なかなか顔を出せない部活の様子が気になり「久しぶりだよね?みんなの練習見てあげたの」「まぁな」ボクシング部の後輩たちの練習に付き合っていたのはいいのだが「でも、びっく
『propose4(眠り姫)』「あれっ、お兄ちゃん?」バイトを終えての帰り道、考え事をしていたせいか無意識のうちに足が彼女の家の方に向いていたらしい日が落ちて薄暗くなった住宅街の外れで、制服姿の彼女の弟に声をかけられた「うちに寄るの?」「そう、だな」あと数十メートルの距離まで来ていて引き返すのも不自然過ぎて、仕事から帰っているであろう彼女に会いに行くことにした「お姉ちゃん、きっと喜ぶよ」わかった風な口を聞いてい
※このお話は結婚後のお話になります。『innocence2』昼下がりのコーヒーショップで「あんたって、ほんとにうらやましいわよね」学生時代は恋のライバルだった友人とお茶をしていると、突然そんなことを言われてびっくりした「な、なんのこと?」「今日って何の日か知ってるでしょ?」「えっ?えっーと、なんだっけ?」うちの娘と彼女の男女の双子ちゃんが同い年ということもあり、最近はママ友として楽しい時間を過ごすことが増えたんだけど「11月22日、いい夫婦
※今回は一応プロポーズ後のお話になります。原作とは一切関係のない個人の勝手な妄想ですのでご理解の上でお読みください『back1』「残念だったな、あいにくの天気で」目の前に広がる灰色の海と今にも泣き出しそうな真っ暗な空を交互に見ながら彼が言った「いいの、べつに泳ぐわけじゃないし」9月最後の日曜日久しぶりにふたりともアルバイトが休みなので、『午後からどこかに出かけないか』と誘われて「えっとね、海!海が見たい!」なぜか咄嗟に頭に浮かんだ
※ふたりが結婚して初めてのお正月でも書こう、と思ったら…魔界でしたね、あのときは『giveup2』人間界では除夜の鐘が鳴っている頃だろうか「不思議な大晦日ね」ゆったりとしたナイトウェアをまとった彼女が、大きなお腹を撫でながら窓の外を見上げて言った「そうだな」「ねぇねぇ、紅と白どっちが勝ったと思う?」「は?」「紅白歌合戦、気にならない?」「なるわけねぇだろ」「嘘っ!?わたしは見たかったなぁ。魔界でもTVが映ればいいのにね」そう、なにを
https://ameblo.jp/veto826nan020/entry-12814485715.html『なるみ編【ときめきトゥナイト展】』https://ameblo.jp/veto826nan020/entry-12814405336.html『蘭世編③【ときめきトゥナイト展】』https…ameblo.jpここからは蘭世と俊の娘、愛良のお話。第3部の始まりです幸せそうな家族写真撮ってるのは鈴世ですね❗最初ムカつくんですけど、この開陸がいいんですよ❗いろいろあって、
『propose6(白雪姫)』「あっま…」ひとりの部屋で冷蔵庫にあったリンゴジュースを口にしてその甘さに驚いた彼女が最近気に入っていたためなんとなく買い置きしていたのだが、自分で飲むのは初めてだった「なんでこんな甘ったるいもん平気で飲めるんだ?」女というのはつくづく理解出来ない生き物だと思う指輪のサイズは奇跡的に測ることができ、すでに注文を済ませて彼女の誕生日までには間に合いそうだしかし肝心のプロポーズ当日
『longroad4』周囲の人間に言わせればこの年齢での結婚は早い方なのかもしれないがここに辿り着くまで、ずいぶん長い道のりだった気がするのはきっとひんやりとしたシーツの上で、複雑な表情を見せている彼女も同じに違いないから「わかったよ」あと3日くらい我慢できないわけはないそう、自分に言い聞かせた数分前「なんで、ジーンズ…」思わず声に出してしまった俺に組み敷かれたまま「なんでって、今日もここで片付けやお掃除をしていたからに決まって
※超今さらなんですけどこのお話は『〜事情』のプロポーズの3ヶ月前(1989年4月)のお話です『sayido3』約束の12日平日に郊外へと向かう電車は驚くほど空いていて春の温かい日差しが降り注ぐ車内に乗り込んでから数分もしないうちに「えっ?」ガラ空きの座席に並んで座っていた彼が、腕を組んだまま目を閉じていることに気がついた昨夜も遅くまでバイトをしてたに違いないから、うたた寝をするのは全然かまわないんだけど徐々にわたしの右肩にかかり始
『longroad6』結婚式を明日に控えた夜なかなか寝つけずに来てしまった通い慣れた洋館の前で、桜を散らす夜風に吹かれながら佇んでいると平和な家族から引き離したくなくて、何度も突き放しては泣かせてしまったことを思い出したあのころとは全く事情が異なっているとはいえ明日になれば、今まで大切に育ててきた両親から彼女を奪ってしまうことになるそれでも裸足のまま腕の中に飛び込んできた、この世にたったひとつの温もりを手放すことなんて出来ない俺は「朝に
※今回は再び番外編愛良ちゃん(中学生設定)目線のお話になります。『cake2』「おかあさん、遅いね」日曜日の夕方PTAの集まりに出かけているおかあさんが夕飯時になっても帰って来なくて「ねえ、何かあったのかな?」さっきからずっーと、置物のようにソファに座ってテレビの画面を見続けている(文字通り画面を見ているだけで内容はたぶん頭に入っていないはず)おとうさんは「まだ6時を過ぎたばかりだろう。お母さんは子供じゃないんだ、心配しなくてもじきに帰って
『longroad2』「いやー、マジでめでたいよな」「もうそれくらいにしとけ、2日酔いになるぞ」「いいから、おまえももっと飲めよ」「春休み中の大学生と違って暇じゃねぇんだよ、俺は」めんどくさいヤツに捕まってしまった新居への引っ越しを終え、彼女を送った帰りにばったり出会ったのは「おまえの門出を祝ってやってんのに、野暮なこと言うなよな」高校時代の部活仲間だった友人で、前祝いと称して勝手に杯を重ね続けている「冗談抜きでやることがたくさんあるん
※こういう系統のお話が好きな方が一定数いる気がして頑張ったんですけど、ちょっと違ったかも『task』放課後部活を終えて帰り支度をしていると「今年の優先課題って、なんて書いたらいい?」彼女が部室の片隅で、一生懸命ペンを走らせているのに気がついて「適当でいいだろ、そんなもん」手元をのぞき込んでそう答えると、恋人でもあるマネージャーは顔をあげて誇らしげな笑顔を見せた「でも、こんなにもらえるなんて思わなかった。続けきて良かったね、ボクシング部」
『propose11(プロポーズ)』翌朝、目を覚ますと「えっ?」彼の姿がどこにもなくて昨日の出来事は夢だったんじゃないかと不安になってしまったけれど「あっ…」左手の薬指にキラリと光る指輪を見つけ「やっぱり、夢じゃない…よね」ほっとして、とりあえず着替えようとパジャマを脱いだら「!」今度は胸元に、深紅の花びらのようなあざがあるのが目に入ってドキリとしたその時玄関のドアが開く音がして「起きてたのか」買い物袋を手にし
『プロローグ1』梅雨も明け、灼熱の太陽が照りつける登校途中「おはよう、今日も暑くなりそうだね」真夏の日差し負けないくらい明るい笑顔で隣を歩く恋人の髪に視線を奪われたなんというか「…パンダかよ」解くと腰の辺りまである艶やかな黒髪は、器用に編まれて左右の耳の上に大きな輪っかを作っている「朝っぱらからよくそんな面倒くさそうなことが出来るよな」本当は褒めてやりたいくせに、照れくさくて皮肉っぽい言い方をした俺に「これはそんなに難しくないの、でも可愛い
『back5』「後ろから…ってのもそそられるけど」上半身を捻った態勢で交わした背中越しのキスに、すっかり酔いしれているわたしの耳元で囁くと「へ?」彼はわたしの体をひっくり返して仰向けにすると、頬に熱い手のひらを押し当てた「やっぱり、こっち向いててくれ」いつのまにか灯されていたベッドサイドの明かりに浮かぶ、色を帯びた眼差しに心臓が破裂しそうなくらいドキドキして「えっと?」それって、つまり?「ちゃんと顔見てしたい、って言ってんだよ」「!」言
『liar』せっかく外で過ごしやすい季節になったというのに春の長雨が続きバイトが休みだという彼の部屋を訪れて、黙々とグローブを磨いているのを眺めているのも楽しいんだけど「もしかして、うるさい?」「べつに」いつもわたしが一方的におしゃべりをして彼は時折り相槌を打つだけだから…なんだか壁に向かって話しているのと変わらない気がして「…ねえ、知ってる?」ちょっとした悪戯をしかけてみることにした「来年から紙幣の肖像画が全部動物になるらしいの。
可愛くて愛おしい80年代のファンシーグッズメルカリでちょっとしたファンシーグッズを購入したらこの状態で届きました80年代りぼんの付録だった超絶貴重なときめきトゥナイトの包装紙なんですこの包装紙自体がプレミア価格で売買されているというのにどう考えても購入価格に見合わないしかも外袋だし宛先シールと切手べったりで剥がせない諦めて画像だけ残します何を買ったかというと80年代の団扇かわいい~こちらも80年代のキャラクター当時好きだったス
※お誕生日企画第一弾ただし内容は誕生日とは関係なくて、よくある結婚前夜っぽいお話です。特に内容はありませんが暇つぶしに読んでいただけたら嬉しいですふたりが結婚した1990年4月の設定になっています💍『longroad1』「おいっ、呼んでるぞ」「えっ?」寝室のクローゼットで荷解きをしていた彼が、ベッドメイクをしていたわたしの腕を軽く引っ張った「奥さーん、冷蔵庫の位置を確認してもらえますか?」階下のキッチンから聞こえて来た電気屋さんの呼びかけ
『君が怖いもの2』もらったチケットでデートしておいて、文句を言える立場ではないが「悪かった」「な、なんで謝るの?」「なんでって、そりゃあ…」映画の内容をきちんと把握しておかなかったことを後悔している俺に気を使って「ちょっと刺激的な映画だったけど、そんなに怖くなくて面白かったよ」彼女はそう言ってくれたが、絶対嘘に決まっているたしかに、ジャンルとしたらホラーだったのかもしれないが成人指定にされていた理由は過激な暴力や流血シーンだけでなく、際どい
中学生になり発達障害と境界知能の診断受けた長女とちょっと繊細な次女の日常日記ですこんにちは!ずっと観たいと思っていて手を付けずにいたドラマ、「涙の女王」ネトフリですこのケガで動けない期間中に一気見しました!韓国ドラマ、面白いのですけど話数が多いのと登場人物がやたら多いので、面白くなってくるのに数話かかる。なので、こちらもそれなりの気合いで手をつけないと見れませんハマったしまった場合、寝るのも惜しんで見たくなる中毒性もあるので涙の女王、ネトフリランキングでは常に上位だし
相談所に希望の条件を言えば言うほど、ハイスペには会えなくなる話兵庫県高砂市、宝殿駅前の結婚相談所、結婚物語。の仲人Tです。(ブログに登場する会員様には掲載許可を頂くようにしておりますが、今日登場する方については連絡方法が分からなかったため、許可を得ていません。お読みになられていると思うので、不快でしたらご連絡下さい。すぐ消します!)先日、当社に、1人の女性がご相談に来られました。お電話の時からとても愛らしい声で、所長や私たち社員は、どんな方かな!?と楽しみにしてい
『longroad5』「あらっ、まだ起きてたの?」結婚式の前夜リビングにいたお母さんに声をかけられ中へ入ると「うん、なんだか眠れなくて」ソファで眠り込んでいるお父さんの方を見ると、その胸にはわたしが小さいころのアルバムがしっかりと抱きしめられていて「お父さん…」結婚したってお父さんとお母さんの娘であることには変わりはないのに、こんなにも寂しい気持ちになってしまうのは大切に育ててもらった証拠だよねそんな感慨に耽っていたら、ますます眠れな