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えっと本日はひな祭り🍑ですねてなわけで、今回は愛良ちゃんの初節句話です🎎まあ、どんな設定でもどうせふたりがイチャイチャするだけなのですがちなみに卓ちゃんは幼稚園に行っててお家にいないだけですので…決して忘れていたわけではありません『yawn』「ただいまぁ。」小さな声で言いながら、リビングのドアをそおっと開けると「やっぱり寝てる…」カーペットの上に敷かれたお昼寝用のベビーマットその上でぐっすりと眠っている娘に添い寝するように、彼も静
※えっと、先月末発売の『クッキー3月号』を読んで思うところがあっていつもとちょっと趣向の違うお話になってしまいましたいつにもまして何の話?って感じでわかりづらいかもしれませんが興味があったら読んでやってください『advice』「意外と大胆なんだね。」「…っくりした!なにやってんだよ、こんなとこで。」夜の繁華街で後ろから声をかけられ振り向くと、彼女の弟が意味ありげな表情で立っていた。「それはこっちのセリフなんだけど。まさか義兄さんに限って浮気なんて
『propose1(取り調べ)』「えっ…」ランチタイムの混雑しているイタリアンレストランで親友はパスタを絡ませたフォークを手に持ったまま固まってしまったわたし、そんなに変なこと言ったっけ?例年よりもずいぶん早く梅雨が明けた7月の休日中学時代からの親友と、久しぶりに映画を見に行こうということになり軽い昼食も兼ねて待ち合わせていたレストランで、陽当たりの良い窓際の席に座った途端「なんだか眠そうね、もしかしてゆうべは彼のと
※個人の勝手な妄想ですので、原作とは一切関係ありません『花嫁衣装』「欲しいの?雛人形。」結婚式まであと1か月ちょっとに迫った、3月最初の週末新居で使う雑貨やキッチン用品を買いたいと言う彼女につきあって、午後からデパートに来たのはいいのだが「んなわけないだろ、おまえがあんまり待たせるから暇つぶしに見てただけだ。」女の買い物は、とにかく長いスプーンだの調味料入れだのを選ぶのに理解に苦しむくらい時間がかかるので、エレベーター近くの休憩ス
『propose〜afterstory〜3』ほんとうは今夜、彼に抱きしめられた瞬間から普段なら怖くて仕方ない雷の音でさえ、全く気にならなくなっていたそんなことよりも躊躇うことなくわたしのすべてを暴いていく、熱い手のひらがもたらすゾクゾクするような感覚から逃れようと身体を捩るたびに「頼むから、じっとしてろ。」耳朶を甘噛みしながら懇願する掠れた声すら、どうしようもないくらい愛おしくてこれ以上彼を好きになったら心が破裂してしまいそうで怖かったでも「ううん
『propose〜afterstory〜1』「結婚式…してくれるの?」死んじゃいそうなくらい幸せなプロポーズをされた誕生日から数日後仕事帰りに訪れた彼の部屋で夕食を食べていると、おのずと結婚の話となり「するに決まってるだろう。一生に一回なんだし、親父さんたちに花嫁姿を見せてやりたいだろ?」照れ屋な彼のことだから、結婚式や披露宴なんて嫌がるんじゃないかと予想していたのに「う、うん。」意外と積極的でちょっと驚いちゃったしかも一生に一回、なんていうロマンチ
ときめきトゥナイト展@新宿高島屋え!そんなんやってんの?!って気づいたの、6日夜10時。明日、最終日やん!行くしかないやん!と、今日さっそく、えっちらおっちら行ってきました。乙女のバイブル。ときめきトゥナイト蘭世&真壁くん鈴世&なるみ愛良と、大きくは3世代に分かれるんだけど、そりゃ〜もちろん、蘭世&真壁くんゾーンを中心に観てきました。そこだけ行ったり来たり三往復はしたね。展覧会はオール撮影可❣️池野恋センセ〜❣️❣️好きー!!!見て!元祖壁ドン!!みんな蘭世になれるよ!
お気に入りのマンガはたくさん…たくさんありすぎて爆発しそう!名シーン・名セリフとともにお気に入りマンガを紹介していきましょう。まずは聖闘士星矢から。ここにはもはや敵はおらんここにいるのはわが同志…その名も黄金聖闘士双子座のカノンだけよ…ああ~!!カッコいい!!好き!めっちゃ脇役だけど!本筋には影響しないエピソードだけど!シャカの入滅阿頼耶識も大好きだけど、白紙だからね。こっちにしました。BASARAからはこれ廉子さんはほんっとにいい女。千手姫の「英雄になんかならない
『propose8(人魚姫)』今は夏、だったよな?思わずそんなことを考えてしまうほど、血の気が引いてひんやりとした両腕で布団の上に横たえた彼女は上半身をガードして緩める気配がないこの手のボクサーはたまにいるガチガチにガードを固め、攻撃して来ない相手には手こずることが多く無闇に攻めてばかりいると消耗した隙をつかれて強烈なカウンターを食らう恐れがあるため、ジャブとフェイントで揺さぶるしかないのだがセックスにこの理
『propose〜afterstory〜2』「するって、なにを?」「なにって…それは、あの。」腕の中に閉じ込めたわたしを楽しそうにからかったあと「部屋片付けとくから、お先にどうぞ。」軽くキスをして立ち上がった彼の言葉に甘えてお風呂を済ませ、部屋で髪を乾かしているうちに。「すごい雨。」窓を打ちつける雨音はどんどん激しさを増していき「やだ。」ゴロゴロという大嫌いな雷の音までし始めて「雨、ひどくなってきたな。」お風呂から出て来た彼の声にほっとして振り向
『sirius2』泣くつもりなんかなかった。というより自分が泣いているということに気がついたのは、彼女が俺の頬を伝っている涙を優しく指で拭ってくれた時だった。「わたしの…せい?」まずい間違いなく彼女は何か誤解している。「違う、そうじゃねぇ。」「でも…」これ以上涙を見せないように再び彼女に背を向けると、いよいよ戸惑っている様子で「じゃあ、どうして?」「それは…」さっきまで、彼女の父親と書斎にいたのにはちゃんとした理由があった。強引に誘われ
『propose4(眠り姫)』「あれっ、お兄ちゃん?」バイトを終えての帰り道、考え事をしていたせいか無意識のうちに足が彼女の家の方に向いていたらしい日が落ちて薄暗くなった住宅街の外れで、制服姿の彼女の弟に声をかけられた「うちに寄るの?」「そう、だな。」あと数十メートルの距離まで来ていて引き返すのも不自然過ぎて、仕事から帰っているであろう彼女に会いに行くことにした「お姉ちゃん、きっと喜ぶよ。」わかった風な口を聞い
※このお話は「chocolate3」から20年後の設定になっていますので苦手な方はご注意を私個人の勝手な妄想で原作とは一切関係ありません『chocolateおまけ』「…ったく、なんで俺が隠れなきゃいけないんだよ。」日が暮れ始めた頃、トレーナーの仕事が終わって家の前までたどり着くと。おそらく、デートの帰りなんだろう庭を囲っている柵の外で中学生の娘とそのボーイフレンドが話し込んでいるのが目に入った。邪魔をしたくない…というより、どんな顔でふたりの横
『propose9(迷宮)』今は夏だもん暑いに決まってるよね分かってはいても、ちょっと心配になるくらい彼の体温は高く感じた「だいじょう…ぶ?」そっと手を伸ばして少しクセのある前髪を掻き上げてみると「なにが?」動きを止めて真上からわたしを見つめているその額には、やっぱり玉のような汗が浮かんでいる「汗、すごいから。」「ああ…」両腕で何度も汗を拭うと、照れくさそうな笑顔をみせた「人のこと心配する余裕があるのか
『propose3(推理)』合宿から戻った彼から驚くような電話がかかって来たのは、親友と会った数日後のことだった「わたしの誕生日を…お祝いしてくれるの?」しかもわたしのリクエストに応えると言ってくれたから、間髪入れずに「手料理が食べたい。」彼の部屋で彼が作ったご飯が食べたい、そう答えると『はぁ?』受話器の向こう側から、かなり戸惑っている様子の声が聞こえて来た『俺に気を遣わなくてもいいから』テーマパークでも
えっと完全自分用『備忘録1、2』意外と需要があったりします?と勘違いするくらいアクセス数いただいているので『高校時代』以外のお話もちょっとまとめておきます〜まずは婚約時代〜クリスマスが近づいたせいか、最近アクセス数が増えてきたので嬉しいですが、しかし今年のクリスマスはどうしましょう『lastchristmas(1)』※今回はプロポーズ後、ふたりの独身最後のクリスマスのお話になります。原作とは一切関係のない個人の妄想ですのでご理解の上でお読みください…ameb
※今回は高校1年が終わった春🌸の設定で(←どうでもいい)『cherryblossom』「いい天気だな」まるで台風のような強風が吹き荒ぶ公園で、大きく伸びをしながら彼が言った「えっと…どこが?」もうすぐ4月だと言うのに、冬物のコートを着てくれば良かったと思うほど寒いうえに「まぁ、こんなに気温が低けりゃ桜も咲かねぇだろ。」お花見に来たというのに、肝心の桜が全然咲いていないなんて「おかしいなぁ、テレビの開花予想じゃ今日くらいには咲くって言って
※やっぱり日本語のタイトルって難し過ぎるかと言って、英語のタイトルもネタ切れですところで真壁くんっていつ、お部屋に電話引いたんですかね?『〜事情』でジムの公衆電話から蘭世にかけてたからアパートにはなかったのかと思いきや『〜悶々』では部屋から電話してたからびっくり!どのタイミングで!?もしかしたら高校在学中とか?わからない…わからないから勝手に想像(妄想)して書きました『call2』「いいかげん、泣きやめよ。」「だって…」卒業式を終えての帰
『propose5(自白)』夢を見ていた高校2年のクリスマスの夜雪の中、家まで送ってくれた彼が『鍵』のブローチをプレゼントしてくれてまるでプロポーズのような言葉を残し、走り去って行った後ろ姿に涙が止まらなかった…あの日の夢をふと頬に温かい感触を感じて目を開けると「やっと起きたか。」え?なぜかわたしの部屋に彼がいて「寝言で俺に文句言ってたぞ。」へ?「冗談だよ。」はい?「じゃあな、また来る。」
こんばんは~小花です。いや~地球の悲鳴を感じる暑さですね。小花は昨年と先日、熱中症をやらかしてしまいました。皆様も、くれぐれも気をつけてくださいね。小花は極力引きこもるか、夜行性で行きます。さて、明日はいよいよクッキー9月号発売です。読みきり、なんとか無事描き上がりました。久々に紙版の方にも載ってます。地味~なお話ですが、お読みいただけたら嬉しいです。久しぶりの原稿は、やはり大変でした。今後のためのリハビリになればと思いましたが、気力使い果たしちゃったかもしれん。。
※今回は卓ちゃんのお誕生日(2/14)🍰ということで恒例の(?)番外編。愛良ちゃん(中学生設定)目線のお話になります。このお話の中で登場する『彼』とは新庄さんのことです。尚、前回前々回の『cake』とは特に繋がりはありません『cake3』「ひゃ~!さっすが、おかあさん。」「やーね、おだてたって何も出ないわよ。」2月14日、つまりはバレンタインデーの夕方学校から帰るとキッチンのテーブルの上には豪華なチョコレートケーキが
『call』『会いたい…な』かなりためらったのだろう。電話を切る直前に受話器の向こうの彼女が発した声はとても小さく、危うく聞き逃すところだった。夜も更けたバイトの帰り道。最近すれ違ってばかりでゆっくり話も出来なかった彼女にたまには電話でも…と立ち寄った公衆電話。驚きながらも嬉しそうな彼女と他愛もない話をすること数分。「じゃあ、またな。」どうせ明日になれば学校で顔を合わせることができる、そう思いながら告げた直後の一言に慌てて硬貨を追加して
『share6』わたしが余計な一言を言っていつも困らせてしまう彼は。気持ちを言葉にするのが苦手で時にすれ違うこともあるけれど。こんなふうに唇が触れ合った瞬間に、お互いの思いが溶け合うように感じられて。ふたりの体温が一緒になる心地良さに酔いしれるまで、深い口づけを止められなかった。ようやく彼の胸の中で呼吸が落ち着いたころ。「やっぱりちゃんとお祝いしたい…」ダメもとでお願いすると、彼は少しためらいながらもわたしの部屋まで来てくれた。「お
えっと今回、ちょっとした小話『baby』はいちばん最後に置いています。昨日久しぶりに『いつもときめいて』(ifの額縁に収録)を読んでいて気がついたことがあって↓ifの額縁【電子書籍】[池野恋]楽天市場418円この中で蘭世が『結婚して30年もたつのにー』って言うシーンがあって…ということは今現在連載中の『ときめきトゥナイトそれから』よりさらに9年後のお話だとすると、ここで真壁くんに『じいじ〜』って抱きついているねねちゃんは8歳か9歳くらいなのか〜って改めて認識して(4、5歳かと思
『fear』誰かに、見られてる気がする彼のアパートに差し入れを持って行く途中気のせいだって分かってるけど、何度も何度も後ろを振り返りながら歩いていると。「きゃっ!」曲がり角で誰かにぶつかってしまった。「何やってんだ、ちゃんと前を見て歩け。」「あっ!」わたしの肩を抱くようにして体を支えてくれたのは他ならぬバイト帰りの彼だった。「いったい何であんなに後ろを気にしてたんだよ。」「えっと…」彼の部屋に着いてすぐに聞かれた質問にわたしは口籠
『propose11(プロポーズ)』翌朝、目を覚ますと「えっ?」彼の姿がどこにもなくて昨日の出来事は夢だったんじゃないかと不安になってしまったけれど「あっ…」左手の薬指にキラリと光る指輪を見つけ「やっぱり、夢じゃない…よね。」ほっとして、とりあえず着替えようとパジャマを脱いだら「!」今度は胸元に、深紅の花びらのようなあざがあるのが目に入ってドキリとしたその時玄関のドアが開く音がして「起きてたのか。」買い物袋を手
https://ameblo.jp/veto826nan020/entry-12814405336.html『蘭世編③【ときめきトゥナイト展】』https://ameblo.jp/veto826nan020/entry-12814404522.html『蘭世編②【ときめきトゥナイト展】』https…ameblo.jpここから蘭世の弟、鈴世(りんぜ)の《彼女なるみ》が主役の第2部が始まります❗なんで鈴世じゃなくてなるみなのか…女子目線で見て欲しいってやつなのかも👀鈴世、さすがに
『maplecandy』「わぁ、すっかり秋だね。」学校帰り、歩道沿いの銀杏並木が夕日に照らされ黄金色に光っているのがとっても綺麗で思わず声に出してしまった。「そうだな、…っと。」彼は興味なさそうに、それでも一応相槌を打ってくれた後で何かを思い出したようにポケットから小さな物を取り出した。「これ、やるよ。」そう言って立ち止まった彼の右手に乗っていたのは。「キャンディー?」個包装された一粒の小さなキャンディーは綺麗な琥珀色をしていて、スーパーやコンビ
『propose6(白雪姫)』「あっま…」ひとりの部屋で冷蔵庫にあったリンゴジュースを口にしてその甘さに驚いた彼女が最近気に入っていたためなんとなく買い置きしていたのだが、自分で飲むのは初めてだった「なんでこんな甘ったるいもん平気で飲めるんだ?」女というのはつくづく理解出来ない生き物だと思う指輪のサイズは奇跡的に測ることができ、すでに注文を済ませて彼女の誕生日までには間に合いそうだしかし肝心のプロポーズ当日
『holiday』「わぁ、海だあ!」「うみー!」長いトンネルを抜けた途端、目の前に広がった真っ青な水面に歓声を上げた後部座席の子どもたちに「あれは海じゃなくて大きな池だ。山道登って来たのに海があるわけないだろ。」眩しいのかサングラスをかけて運転している彼がルームミラー越しに淡々と話しかけている「えーっ、じゃあ泳げないの?」「やーね、そもそも真冬なんだから外で泳げるわけないでしょう。」「つまんないの。」去年からスイミングスクールに通い始