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山口県への出張前の3月21日(月)に珍しく1人で館山市内の沼層で化石採集をしてきました。題名のとおり、忘れ物を採集するためです。忘れ物とは、今年の初叩き(1月17日(日))の時に採集して帰らなかったイボサンゴの大きな塊です!朝5時半に我が家を出発。アクアライン経由で館山には朝7時に到着、現地は小雨模様のイマイチな天気でした。前回に比べて平久里川は、少しだけ増水をしていました。前回採集して帰らなかった忘れ物のイボサンゴの大きな塊!1時間程度で全てを掘り出しました!意外と重いです!(
皆様、こんばんは。新宿でミネラルフェアが開催中ですが、昨日・今日で行かれた方はいらっしゃいますか?私は、そちらには行かずに飯田橋のミネラルマーケットに本日は行ってきました!軍資金は、相当額を持参したのですが、本当に欲しいお目当ての商品は高額過ぎて手が出ませんでした。探していたのは、以下の3品!◎茨城県桜川市山ノ尾産『ガーネット直径5mm以上の良品』◎埼玉県秩父市中津川産『グリーンガーネット直径5mm以上の良品』◎山梨県乙女鉱山産『日本式双晶の良品』この中で、山ノ尾産の『ガー
皆様、こんばんは。久しぶりのブログ更新です!暑くて、化石採集に行かないだけで無く、ブログの更新をする気力も失せていましたが、涼しくなってきたので、そろそろ活動を再開しようかと…(^o^)さて、活動再開の初日は、昨日(8月19日(土))に『いちじく』さんと二人だけで出かけた化石採集記です。朝4時に我が家に迎えに来て頂き、いちじくさんの愛車・運転で君津市に向かいました。約1時間程度で君津市内に到着、しかし、さすがに辺りは薄暗いため、コンビニで明るくなるのを待ちました!初めに採集に向かっ
皆様、こんばんは。関東地方は晴れると暑くて、化石採集が捗らない季節がいよいよやってきました!雑草も伸びてきたので、これからの季節は採集困難な化石産地が多くなりますね。さて、5月27日(日)は、浪士710さんの案内で、北関東2箇所の化石産地で化石採集をしてきました。朝6時に『いちじく』さんが、我が家に来る予定でしたが…(?_?;6時20分に『いちじく』さんから連絡が…いちじく:『今、起きたところ!』Papatodus:『(-ω-;)』『いちじく』さんが、我が家に到着したのは
皆様、こんばんは。今夜は、先月の11月5日に『浪士710』さん、『いちじく』さんの3人で茨城県、栃木県の中新世化石産地で採集してきた化石採集記です。コロナ前にも一度、浪士710さんにお願いして化石産地を訪れたことがありましたが、今回は、いちじくさんの『リベンジ!』と言う要望により実現いたしました!なお、私は大子町の葉化石よりも那珂川の貝化石が主流で参加です!浪士710さんとは朝六時に那珂インターの近くで落ち合う約束でした。3人そろった後は、浪士710さんの愛車に乗せて頂いて、各化石産地
皆様、こんばんは。本日もブログ記事を更新します!勿論、記事の内容は昨日の続きですよ!(^o^)なお、本日の記事だけは一般公開します。10月1日(日)の午後は、君津市東日笠の小糸川で化石採集です。私と『みたらし』さんは、いつもの場所に車を止めて、川底を眺めたところ、水位が上昇しており、茶色の濁流が流れていました。『みたらし』さんが『この増水では、化石採集するのは厳しいかな?』と語りかけてきましたが、河床に降りて直ぐの場所なら化石採集ができるのでは?と私が提案。とりあえず小糸川の河床に
画像は観光客の多い道路沿いの土産物店ですが、その店はミュージアムと看板を掲げている事も多く、良く有るタイプの店ですがイミテーションと質の悪い化石が列んでいます。因みにモロッコに化石の博物館は有りません。全て個人が勝手に看板を上げているだけの土産物店です。モロッコへご旅行の際には本物と間違って買わないように気をつけましょう。良く観察すれば作り物と解ります。例えば三葉虫なら複眼が無いとか、何か塗った様な質感である等、そもそも土産物屋で本物の標本を入手するのは困難なことで、列んでいる
皆様、こんばんは。久しぶりの更新です!3月になってから、年度末と云うこともあり、毎日が残業、残業でなかなかブログ記事をアップするのが難しい日が続いていました!まさか、ここまで仕事がバタバタするとは思いませんでした。さて、本日は昨日(3月19日)の化石採集会(午前の部)を報告をしたいと思います。採集場所は君津市内の某所です!メンバーは、私、みたらしさん、ねずみや主人さんの三人です。朝6時に現地近隣のセブンイレブンに集合でしたが、私は5時半に到着しました!毎度のことながら、みたらしさ
2週間ぶりのアップになります。本日も宇部の琥珀のお話。まとめて3ヶ所アップです。まずは、宇部市F地区(宇部層群:約4,000万年前)の紅琥珀が採取できるポイント。とはいえ、限られたポイントですので誰でも紅琥珀が採取できる訳ではありません。そのあるポイントから母岩を取り出すと!強烈に紅い琥珀が出てきます。雫型や球型が多く産出します。この紅琥珀、本来棒型の琥珀だったようですが、取り出し時に割れたようです。紅琥珀!小さいため研磨には向きませんが、そのままでも十分な、美しい琥珀
モロッコで三葉虫がもっとも産出する地区はAlnif郊外に在るIssoumour山周辺です。80年代に三葉虫の採取がもっとも盛んになり、当時Atchana辺りには常に100人程の原石採掘者が山で採掘していました。しかし時代とともに掘りやすい場所は枯渇し、現在では深く岩盤を掘り進まないと化石の眠る地層には到達しなし危険な作業と成っています。その様な理由から今では多大な労力と危険が多いこの産地では原石採掘者の数も減り続けています。では原石採取で生活していた人達は現在はどうしているのでしょう?
Jorfの産地はJorfの町外れに有る地層が知られていましたが、アクセスの楽なその地層は枯渇してしまい、現在では殆ど何も採取されていません。これでJorf産の化石も終了かと思われていましたが、同地層を辿って十数キロ、KaidErramiにも近い砂漠地帯に新たな岩盤が路等している事が発見されたのは2015年の事でした。この画像は2016年4月に撮影した物ですが、地理的に厳しい状況と、新しい種が出るのではないかと言う期待が有る地層と思われました。この地域には正確な地名が無い為Jorf2とし
皆様、こんばんは。今夜は3月21日(土)に化石採集後に元名海岸で拾った現生貝類を見て下さい!【元名海岸】なお、元名海岸は遊泳禁止区域だそうです。当日は釣人も居ませんでした。さて、海岸で拾った貝殻です。主にタカラガイ科を中心に拾ってあるきました。今は、いちじくさんから頂いた百均のクリアケースに入れています。さて、これで終わりでは面白くありませんよね?そこで、元名海岸で拾った現生貝類で暫くの間は、クイズ大会をしたいと思います!本日は【レベル1】の問題です!どちらが化石でしょうか?
Mrakebで少し気になる産地へ寄り化石の採取をしてきました。デボン紀の地層が有る事で有名なJbelIssoumourやAtchana等はめぼしい場所は掘り尽くされており、プロの原石屋等は別の土地を探し遠くまで遠征しています。ただこのMeakebの場合ですとJbelIssoumourやAtchanaは近隣の村から自転車でも行ける楽な産地でしたが、Meakebへは4x4必須と少し気合いを入れないと来れない場所でもあります。さてそのMrakebですが、大変広い範囲がMrakebと呼ばれ、例
皆様、こんばんは。今夜は、11月5日(土)に採集した貝化石をご覧頂きたいと思います。【右殻】イタヤガイ科和名:ハンザワニシキ学名:Chlamyscosibensishanzawae(Masuda,1959)殻長:36.43mm殻高:39.61mm産地:栃木県那須郡那珂川町吉田産出層:荒川層群大金層時代:新生代新第三紀中新世中期特徴:殻は小型で亜円形。前耳は後耳より大きく、足絲湾入が明らか。膨らみはやや弱い。右殻は20本の細い放射肋と肋間肋があり、深い溝で分けられた4
宮妻峡(三重県四日市市)で、トパーズが採れる。しかも、車横付けに近い産地です。かつては、そう言われていたここの「水晶山」。採集者が多く、植林した場所を派手に掘り返すので、採集禁止となった産地。今は、いったいどうなっているのでしょうか?積雪で行けなくなる前に、様子を観に行って来ました。林道を先に進もうとすると、林道入り口のゲートが封鎖されています。しかも、土石等の無断採集禁止との表示が!これはトパーズ採集者がズリを派手に掘り返して、植林した樹を傷つけたり、倒したりしたせい!
モロッコ産のカンブリア紀三葉虫は、その殆どの場合押しつぶされて平坦に化石化している物が多いため、観光土産用のイミテーションを作るのも保存状態の良いデボン紀の物より簡単な様です。その製造法は多種多様で、化石の破片に足らない部分を人工的に彫刻して作る物や、全て作り物の物等様々です。モロッコでは観光地や道路沿いの土産物屋に良く売られて居ますが、それらは標本とは言いがたい物が殆どですので、コレクターには向かない物ばかりです。高品質な標本は原石屋からクリーニング工房へ、そして化石
ハンミ工房はHammiOumouhouとその家族で経営する小さな工房ですが、独自の原石調達ルートを持ち、良質な原石や、新種をいち早く手に入れる事が多く、クリーニングも一級品の腕を持つ素晴らしい工房です。また海外ミネラルショー等へ行商に出る業者や工房が買い付けに来る事も多い工房でも有ります。ミネラルショー等で売られている高価で有名なあの標本もここの仕事と言う事が良く有ります。因みに日本のショーにも出展する事の有るハンミ工房(Hammiaithsainne氏)何故かイスラム圏で多
一般的な土産物屋の店内です。全部イミテーションの化石です。良く見れば同じ形をしているのが判ると思います。ドロトプスですね。型抜きプラスチック製なので全て同じ形です。細部まで良く出来ていますが、塗装して有るのでピカピカ光ってる物も有ります。良く見ると型取りの時に気泡が割れてクレーター状に成っています。本物の化石でこんな事に成っている物はありません。塗装前のモロッコニテスですね。良く出来ています。これで塗装されると簡単には見抜けないですが、このイミテーションの母石を見てみましょう
皆様、こんばんは。前回の記事で『レベル1』とした『どちらが化石でしょうか?』クイズは、一部の方々から難しいとの御指摘がありましたので、本日は超簡単な『レベル0』の問題を出題させて頂きます。さて、問題です!どちらが化石でしょうか?(^o^)どちらも鋸南町で採集したタカラガイ科の巻貝ですが、種類は違います。名前や特徴等、詳しい解説は次回にしたいと思います。簡単すぎて面白く無いと言う方には、特別問題を用意します!『レベル99』本日、掲載した現生種及びに化石種の学名を回答してください!
5年前、石榑(いしぐれ:三重県いなべ市大安町)の蛍石鉱山跡に行きました。あの時は11月の下旬で、もうだいぶ寒かった。しかも遊歩道は、大雨の影響で崖崩れや倒木で通行にかなりの難儀でした。(参照:本ブログの過去記事)あの鉱山跡、今はどうなっているのでしょうか?寒さが本格的になる前に、ちょっと様子を観てきました。国道から遊歩道をちょっと歩くと、すぐに蛍石の鉱山跡にたどり着けました。でも坑口の前を見ると、ちょっと掘られています!雰囲気からして、つい最近それもこの2~3日の作業のようで
皆様、おはようございます。久しぶりに採集した貝化石の解説記事を掲載します。貝化石の解説に入る前に!!題名の『吉田貝層』ですが、『荒川層群大金層』中部の3層準の貝化石層のうち、最上位の貝化石層の呼び名だそうです。特徴は、イタヤガイ科を中心とした貝殻やフジツボなどの破片を豊富に含んだコキナとなっており、岩質は軽石質含礫粗粒砂岩が主体です。堆積した時代は、新第三紀中新世中期とされいますが、堆積した年代が古い割には化石の採集は容易で、含化石層の固結度はとても低くて、ピックハンマーのみで充
近年メキメキと頭角を現してきた新進の工房、オウモウホウ工房です。ことらもハンミ工房と同じ名字のOumouhouの為(元々モロッコでは同じ名前や名字が多くて解りにくいです)オウモウホウ工房としますが、こちらも5人程の少人数工房で、やはり高度なクリーニングを行う素晴らしい工房です。間違い無く未来は彼等がトップに立つでしょう。当方モロッコで沢山の工房や業者、原石掘りと付き合いが御座いますが、良い工房は第一に化石好きな事です。本当に好きだからやってる工房は良い仕事をします。ここは間違い無
皆様、こんばんは。本日は2月9日【金】に化石ブロガー『夏樹さん』の案内で神奈川県相模原市内で採集した化石を紹介します。化石の解説をする前に化石産地の詳細について解説をしておきます。【産地全景】案内していただいた場所は、相模川の河原に面した、高さは約20m・幅約100mくらい、主にやや固結度が高い砂岩・シルト岩の互層で構成された露頭です。化石が含まれいるのは、その露頭下部の小規模なレンズ状にできた礫岩内から多産します。中津層群神沢層は、今から約310万年前に堆積した地層のようです。
今夏、豊田町ホタルの里ミュージアム主催の”アンモナイトの観察会”は西中山層の桜口谷で、観察・採取が行なわれました。私の結果は、前回までの内容で、惨敗でした。そんな中、最初の採取場(二枚貝ゾーン)で謎の化石を採取。一見すると、亀の腹の部分に観えます。ちなみに、西中山層では、日本最古(ジュラ紀前期)といわれる”カメの化石”がみつかっています。それを想像しながら、もう一度写真をどうぞ!(もしカメ化石なら、結構凄い飼料となります)写真は横向きですが、中央に少し深い亀裂が有りそ
皆様、こんばんは。昨日は、1年ぶりに『いちじく』さんと2人で屏風ヶ浦にて化石採集をしてきましたので報告します!朝4時ちょっと前に『いちじく』さんに迎えに来て貰い、現地の屏風ヶ浦に到着したのは6時頃。昨日は、風は強い割には波が高くは無く、普通に堤防沿いを歩いて、刑部岬から通蓮洞方面へと化石を採集しながら進んで行きました!昨日は、久しぶりに奥地へと脚を運んだおかげで、珍しい種類が良く採集できました。しかし、現地では発見・採集した化石の現地撮影を忘れることが多く、さらに『いちじく』さんにも採
宮妻峡(三重県四日市市)で、トパーズが採れる。しかも、車横付けに近い産地です。かつては、そう言われていたここの「水晶山」。採集者が多く、植林した場所を派手に掘り返すので、採集禁止となった産地。今は、いったいどうなっているのでしょうか?積雪で行けなくなる前に、様子を観に行って来ました。2つ目の展望台から少し進むと、すぐに「マメドチ谷」です。ここは、ガドリン石の産地として有名(?)。※ガドリン石。感じが黒雲母に似ているダークグリーンの鉱物。小さい物なので、良く見ないと探せ
青い綺麗な鉱物で有名な中宇利鉱山(愛知県新城市)。その近くにあるのが吉川鉱山(愛知県新城市)です。【参考資料】・吉川鉱山http://blogs.yahoo.co.jp/kasugai90/21375888.html前回、中宇利鉱山に来た際は、寄りませんでした。今回は、せっかく時間もあるので、ちょっとだけ様子を観に行って来ました。バス停から少し南に進むと、ズリ山の一部が見えます。あの向こう(横)が吉川鉱山。ボーイスカウト野営場の看板横の空き地に車を停め、後は歩きです。笹が
北九州市には世界遺産「明治日本の産業革命遺産、製鉄・製鋼、造船、石炭産業」官営八幡製鉄所関連施設がある。日清戦争に勝利した日本は、初代内閣総理大臣伊藤博文を中心に「鉄は国家なり」として産業日本の土台が官営八幡製鉄所の建設が始まった。当時の八幡村に八幡製鉄所事務所棟が完成し、経済の礎を築いた。現在旧本事務所棟だけが現存する。鹿児島本線スペースワールド駅近くの特設の眺望スペースから、ボランティアガイドの説明を聞きながら見学できました。鉄鉱石を溶かし、製鉄を生産する施
昨日ハナミズキの記事で「中心にある緑のぷつぷつのひとつひとつが花」と書いたんですが、分かりにくかったかなぁと思い本当の「花」の写真を撮ってきました♪私もよく見たの初めてです!かわいい花ですね♡さて、Graceさんからのコメントで、「ハナミズキとかトサミズキ、イヨミズキ・・・仲間なんでしょうか?」とのご質問をいただきました。が!私、実はトサミズキもイヨミズキも知らなかったんです(^^ゞでも(トサミズキとよく似た)ヒュウガミズキなら、北海道に行く前(3/25)に近所の公園で咲いてるの
モロッコへ旅行をすると観光地や主要道路沿いに土地の名産等を売る土産物屋をよく見かけます。中には鉱石や化石を売る様な店も有るのですが、売られている化石の殆どが全てが作り物のイミテーションや化石の欠片に欠損部分を人工的に作り付けた土産物品質の物です。一見綺麗でも作り物ですから旅行へ行かれる方はよく観察して下さい。代表的な土産物の画像を出来るだけ公表しますので参考にして下さい。本来大変レアで高価なアカンソピゲです。画像左4つと右2つは違う型から作った様ですが、勿論全部作り物です。アカンソピ