★司法修習を終えて今年新たに裁判官として採用された新任判事補75人の辞令交付式が2月16日,最高裁判所で行われました。その際、戸倉三郎最高裁判所長官は「司法への信頼は一朝一夕に得られるものではない。自分の仕事が法の支配を支えることを忘れないでほしい。」と新任判事補を激励したとのことです。そして,戸倉長官は一人一人に辞令を渡した後に挨拶をし,その中で,長官が新人時代に判決文の起案ができず,裁判長に言い渡しを延期してもらったという自身のエピソードを披露しました。長官は「時には自分の能力を超えるものを