試験や試合など本番にチャレンジする時は、やさしい問題がでたら、とか、相手の調子が悪かったら、と期待しがちだ。はっきり言うと、その期待はやめたほうがよい。期待して思い通りになることはまずないし、期待通りになったとしても、合格定員などがある試験の場合は、試験がやさしくても、条件はみんな同じなので、受験生のレベルが変わらなければ、ハードルが高くなるだけだ(一定以上できれば合格の試験の場合はやさしいほうがよいが)。結局、本番は問題や相手が難しいことを心しておいて、事前にトレーニングを積み、望むのがよい。