実をいうと、ほんの半年位前までは、毎週、かかりつけの医院に、点滴にいっていた。左の腕は、点滴の注射針の後が、ほこぼこに、あいていた。点滴しなければ、目の奥が痛かった。何故か、急に、点滴が、必要でなくなった。歳をとったからかもしれない。実は、それが、きっかけで、減薬をはじめた。減薬、三ヶ月、断薬、三週間、デパスとセパゾンの離脱症状は、半端じゃなかった。一度は、仕事をやめると妻に言った。しかし、もはや、自分が自分で、わからず、離脱の地獄の責め苦に、のたうちまわっていた。ただ、今の職場をやめても、この