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15年近く昔に、私の生まれ育った東京・港区・西麻布(旧霞町)の思い出を綴ったブログを開設していましたが、このAmebablogで復刻版として保存しておく事にしました。とても変化が大きいこの地域なので、私個人の思い出に共感して下さる方も多いかと思い、少し手直しをして保存致します。どうぞよろしくお願い致します。No.10笄町周辺西麻布交差点から青山墓地の左手の道路は、現在通称キラー通りと呼ばれて片側2車線の広い道路になっていますが、それは東京オリンピックに向かい
「麻布スーパーマニアック観光」・柳の井(元麻布)・笄川の谷(西麻布)・いもり川階段(広尾)昨今、NHKブラタモリの影響により、書店にはその種の新しい「凸凹地図」「スリバチ」「段差」「暗渠」などの特殊地理を扱った書籍が沢山出ている。内容が滅茶苦茶マニアック。実に面白い。地元の人でも知らないのでは?と思われるほど。し、知らなかった。特にあの昔から変に思っていた場所が笄川の流路跡だと知り妙に納得。何か私的にはドツボかも。(笑)(^ν^)
“茜”、“花萌葱”、“雛菊”と一緒にお迎えした、アンティークの笄です。シックな黒地に褐色や赤銅色、蘇芳色の斑模様が入っている、渋みのある作品です。一見するとすごく控えめな印象を受けるこの笄ですが、実は横から見るとこんな一面もあるのですよ!なんと、横は金色に塗られており、程よく華やかさを兼ね備えています。この笄も見る角度によって表情を変える、とても個性豊かな作品なのですね!髪に飾ると、このようになりました。正面から見た時は渋い色使いで
今回紹介します笄も、“茜”と“花萌葱”と一緒にお迎えした作品です。鼈甲を思わせる素材に、雛菊や唐草のような文様が描かれた細かな意匠。控えめながらも品を損なわない笄です。鼈甲風な飴色の柄も相まって、可憐な姿をしているのがとても好ましい!こちらの笄を髪に挿すとこのようになりました。他の笄と比べて、短いのですが、それでも可愛らしい文様でちゃんと存在感があります。さり気なく髪に華をそっと添えてくれる、そんな笄なのですね!でも個性を失わ
脇指の天正拵を動画でどうぞ。鮫も黒漆で仕上げ、小柄、笄、目貫は弓矢、矢筒でまとめました。アーチェリーの好きなお客様に。
前回紹介した笄“茜”と一緒にお迎えした一品です。こちらの笄も、一見するとすごくシンプルで繊細な作りをしていますね。でも横から見ると、まるで翡翠を彷彿とさせる美しい翠の石がはめ込まれており、モダンな佇まいをしているのが特徴!笄という古典的なヘアアクセにしては、どこか洋風な雰囲気も漂わせていますね。こちらの笄を髪に飾るとこのようになりました。前回の笄と同様に、装飾部分の石が黒髪にしっかりと映えて、良いアクセントになっています。笄の中には、こ
フォロワーさんのご厚意により、いくつか笄と櫛簪をお迎えすることになりました。今回紹介するのは、その際に頂いた笄の1本。一見、シンプルで華奢な印象を受ける笄なのですが、横から見た時にその魅力が煌めきます。なんとこの笄には赤い石が飾られ、その周囲には瀟洒な細工が施されているのですよ!古典的な笄というより、どこか現代的な印象もあり、まとめ髪に挿すと品の良さをより感じさせます。黒髪を彩るのに申し分ない美しさを持っている笄ですね!私は
簪だけでなく、それに関連した書籍も蒐集しております。そしてこの度新たに、挿し櫛や簪関連の書籍を入手しました!Twitterでたまたま見かけて、これは買うしかない!と思い、ネット通販で即購入。京都にある田村資料館収蔵の、挿し櫛や簪などを掲載した図録です。江戸から昭和までの美しい作品の数々は、思わずうっとりとして、溜め息が零れるくらいの佳品揃い!精緻な細工や装飾が施された挿し櫛や、職人技が光る簪、そして涼しげなガラスの笄や、愛らしさのあるいち止めと鹿
梅雨から夏場は高温多湿になってしまうため、簪や櫛や笄たちの保管、管理方法にも気をつけなければなりません。暑い部屋に櫛簪笄を保管してしまうと、素材によっては破損や変形してしまうことがあるんですよ!!特にディップアートなど樹脂製であったり、アクリル、プラなどの素材は、高温の部屋で保管すると高確率で変形します…。また、鼈甲の櫛簪笄などに関しては、変形の他に虫食い被害に遭うことも!そしてつまみ細工の作品も、布製品なので何もせずにそのまま保管してしまうと、虫食いでせ
都営地下鉄新宿線東大島駅から徒歩10分位の所に亀戸浅間神社はあります。関東一の大芽の輪をくぐりお参りをしました。(芽の輪の向こうに小さく富士山の像が写っています。)御朱印は、大芽の輪が描かれたはさみ紙と富士山の御朱印です。また、日本武尊を救ったと言われる弟橘姫尊の笄(こうがい)のお守りをいただきました。(期間限定でいただけるお守りだそうです。)亀戸浅間神社については、下記の公式ホームページを参照ください。東京都江東区鎮座亀戸浅間神社(sengen.or.jp)ヤマトタケル(
以前にも笄(こうがい)の入手方法をお伝えしましたが、読者の皆様も増えたことですので、改めてご紹介します。笄は新品の簪を取り扱う店舗ではまず売っていないので、骨董品で探すと良いでしょう。私のおすすめとしては骨董市に行くことですね!骨董市なら挿し櫛とセットになっている笄があったり、単体で笄が売られていることもありますよ。ぜひ行ける範囲内で、骨董市を開催されていないかチェックしていきましょう。骨董市以外ですと、フリマアプリやヤフオクなど、ネットでアンテ
念願だったガラスの笄をこの度、ヤフオクにてお迎えすることが出来ました。ヤフオクの利用自体が初めてだったので、色々と不安を抱きつつも無事に落札。そして問題なく我が家に届けられました。とても美しい玻璃の笄であり、かつてはどんな女性が一体髪を飾ったのだろう?と想いを巡らせてしまうほど、綺麗なお品です。髪に飾ってみると、このようになりまさにこれからの季節に最適な逸品ですね!今回はもう1パターンヘアアレンジしてみました。髪をヘアネットでま
この度、以前から欲しかったガラスの笄をヤフオクで落札することが出来ました!ヤフオクを利用するのは初めてであり、落札期限日まではちゃんとお迎え出来るかどうかすごい不安だったのですが、見事に念願のガラスの笄をゲット!!支払い手続きも済ませており、あとは笄が送られてくるのを待つばかりです。ガラスの笄はこの時期にはピッタリのものなので、早く手に取りたいなとうずうずしているくらい。笄は今まで、挿し櫛とのセットになっているものしか持っていなかったので、笄を単体でお迎え
私は子供の頃は髪が短かったのです。本当は長く伸ばしたかったのだけれど、親に短くされていたので、その反動もあって今は胸下くらいまでの長髪をキープしています。私が簪を欲したのも子供の頃ですが、やっぱり髪が短いこともあって、簪を諦める他になかったのですよね。でも今は髪を長く伸ばしているため、大好きな簪も櫛も笄も飾ることが出来るもの。それってとても私にとっては幸せなことなんですよ!簪はどのアクセサリーよりも好き。ダイヤモンドの指輪や真珠のネック
暑い時期に挿したくなるのが、ガラスや水晶などの透明な櫛や簪ですね。私が持っている中で透明な櫛や簪はこちら。いずれもお気に入りの櫛や簪たちです!!夏場にもし和装することがあるのでしたら、この子たちをぜひ髪に飾りたいと考えているのですよね。でも私としては、笄も透明なものが欲しいところ。上手くいけば近々、透明な笄をお迎えすることが出来るかもしれません。まぁ、やっぱり櫛や簪や笄をお迎え出来るかどうかは、ご縁によるものなので、そのご縁があれば
「西麻布の坂、超マニアックな話」九品仏の古本屋で「東京の坂道」なる凄く古い本を買ったと書いた。するとFacebookで同級生から「新富士見坂」と「富士見坂」についてのコメントが来て、はてな?と考え込んでしまった。南麻布にある「新富士見坂」はよく分かる。だが、生まれ育ちが西麻布の私でも、西麻布にあると記述されている「富士見坂」は全く記憶にない。ネットで検索しても正しいと確証出来る記事は無かった。そもそも港区のホームページにある坂図鑑にも記載はない。そこで超大量にある東京関連の資料の
ここ最近は笄(こうがい)の話題ばかりで申し訳ありませんが、笄を知っていただく良い機会なので、またお付き合いくださいませ!笄は今まで使ったことがなかったのですが、ポニーテールにしてから髪を巻き付け、そしてヘアピンで留めると良いと聞き、実践してみました!!私は髪が胸下ぐらいまであるし、しかも毛量が多いので、ちょっと巻き付けるのに苦労しましたが、どうにか笄アレンジに成功。ちなみに髪を留めるのにはUピンを使っています。もちろん笄アレンジが出来たので、櫛を挿すことも
簪ユーザーをカンザシストと呼ぶように、笄(こうがい)好きな人はコウガイストと呼びます。笄は簪など日本の伝統的なヘアアクセではありますが、とても知名度が低いため、コウガイストもかなり少数であることでしょう…。でも私は、笄の素晴らしさも伝えていき、コウガイストを増やしていこうという新たな目的ができました!忘れ去られて廃れつつある存在ですが、でも笄は美しく本当に素晴らしいものなのです。基本的には笄は、骨董市で骨董品として購入することが出来ますが、ものによっては美
私は諸事情により、子供がいませんし今後も作る予定がありません。でも私が蒐集している簪や櫛、笄たちと、私が簪たちに注ぐ想いを受け継いでくれる人が必要なのです。たとえ私に子供がいたとしても、簪好きになるとは限りませんし、私自身も簪たちやその想いを子供に押し付けるようなことはしたくないと考えています。でも、本当に簪などが大好きで、また私の簪たちへの想いや知識を受け継いでくださるお若い方がいらっしゃるのでしたら、ぜひその方をカンザシストの後継者にさせていただきたいのですよ。
簪や挿し櫛と並んで、日本の伝統的なヘアアクセには笄(こうがい)というものがあり、それを愛しまた髪に飾る人達は、『コウガイスト』といいます。といっても、Twitterの一部の笄好きさんの間で、コウガイストという肩書が出たので、まだ完全に浸透しておりませんが(^-^;でもカンザシスト同様、コウガイストは笄を心から愛し、蒐集し、そして髪に飾る方々なんですよ!笄を使いこなせる方々って、本当に素敵で私はとっても憧れています。私も笄を蒐集し愛する者・コウガイストの一人にな
刀装具ではなく、正式に髪飾りの一種として江戸の頃より誕生した笄(こうがい)は、鼈甲製のものをはじめ、象牙や水晶、ギヤマン(ガラス)などで作られたものもありました。また、木製の笄には漆を塗り、螺鈿や蒔絵などの装飾を施したものも現存しています。ではここで改めて、私が持っている笄をご覧に入れましょう。いずれも挿し櫛とセットになっているものなのですが、笄単体で見てもとても美しく、細やかな細工や装飾で彩られていますね。笄って知名度は低めなのですが、日本の伝統的な
簪、挿し櫛と比べてしまうと、どうしても笄は知名度が低いでしょう…。でも笄は結髪文化において、なくてはならない存在だったのです。笄髷(こうがいまげ)という髪型も存在していたし、現代においても骨董品の挿し櫛には笄がセットになっていることも多いのですよ。確かになかなか、日本髪を結う機会がないと、あるいは私たちのように簪や櫛などの伝統的な装身具に興味を持っていないと、笄という髪飾りはあまり知られることはないもの。でも笄って、改めて着目すると本当に素晴らしい存在なの
本日は実家の片付け。納戸の戸棚の中を片付けました。お宝発見。母親が美容師で、花嫁を作りに行ってたから、あるかもなーーと期待してたのは、鼈甲のかんざしなんだけど、こんなのが出てきました。もっと古いものもあったはずなんだけど、ある程度は母親が処分したんでしょうね。この写真以外にも、鼈甲らしきものに赤い珊瑚玉かな?と思われるものも発見。まぁかんざしの花の真ん中にあるくらいなので、小さい玉がたくさんあるけど、そんなにお高い物では無さそう。鼈甲かどうかも分からな
私にとって蒐集している簪たちは、自慢の娘のような存在です。皆1つ1つ個性豊かであり、違った魅力を持っていて、でもどの子も美しくて品を損なわない。私はそんな娘たちを持てて本当に果報者だと実感しておりますよ。簪や櫛、そして笄たちは、それぞれ作り手さんの想いが込められているというのも、大切にすべきこと。私としては、作り手さんの想いを受け継ぐという気持ちも合わせて、簪たちをとても愛しているのです。簪たちは娘のような愛おしい存在でありながらも、時として私を
小学校の校歌、覚えてる?割と最近、同窓会仕様のFacebookに、覚えていると思って投稿したらかなり間違いがあって、同級生が教えてくれた。http://kougai.fan.coocan.jp/page_song.html⠏��w�Z�Z��kougai.fan.coocan.jp割といい加減に覚えていて反省。(´・ω・`)▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう
御世の光に包まれて我が笄の丘の上そそりて建てぬ学び舎の???雄々しき姿云々???あ、忘れてる!!(;´Д`)
フォローしてくださる方や読者の皆様も増えたので、改めてご説明いたします。基本的に私は、作品名が付けられているもの以外には、全て簪や櫛、笄などに名前をつけてあげるようにしています。その簪の意匠やイメージであったり、簪をお迎えした時の時期や思い出なども由来にしたりして、名付けることが多いのですよ。名前を付けることでより、簪や櫛や笄にものすごく愛着が湧くようになるのです。また名付けることは、私なりの簪たちへの愛情表現でもあります。だからこそ簪たちには素
私は以前、音楽ライターになりたいと思っていた時期もあり、実際にファンジン誌に記事を書いていたりしましたが、某有名ロック雑誌のような辛口評価などは書かない、書きたくないというスタイルでした。私は対象のものの良さを伝えていきたい、そしてその対象のものが好きになる人が増えて欲しい、ということを願っていたのです。それはいまになっても同じこと。ファンジン誌ではなく、ブログというかたちに変わり、そして対象の存在も音楽ではなく、櫛簪笄などになりましたが、やっぱり好きな人が増えてい
天文十七年(1548)というから、かなり昔のことである。坂城の葛尾城主村上義清は上田原で武田信玄の武将板垣信形と戦い、板垣を斬って葛尾城に引き揚げることになった。ところが葛尾城に火の手が上がっているのが見えた。誰が火を放ったのかわからない。武士たちが合戦に出ているすきの出来事で、城内はさぞや混乱しているだろうと案じるけれど、手の施しようもなく千曲川の西にとどまった。義清の夫人は葛尾城に在って上田原の戦いの状況を聞き安堵していたが、突然の城内に怪しい煙が噴き出したので仰天した
動画:キラー通り(ワタリウム美術館前→西麻布交差点→笄公園前)https://youtu.be/CJ44mK7JPm0キラー通り(ワタリウム美術館前→西麻布交差点→笄公園前)youtu.be