しかし会社はフロリダで起こったセミノール戦争で救われた。この時、初めてリボルバー拳銃とリボルバー・マスケット銃両方共に販売できた。フロリダの兵士は新しい武器を愛用したが、また一つの問題が持ち上がった。通常とは異なる撃鉄内蔵型の設計があり、当時の常識を60年ぐらい先行していた。当時としては撃鉄を外付けした銃に慣れた兵士に訓練するのが難しく、多くの好奇心の強い兵士がロックを取ってしまった。このことは部品の破損につながり、ねじ山が削げて弾詰まりを起こした。コルトは直ぐに設計をやり直し、撃鉄を外付けにし