現代人の我々は歴史ドラマを、おもしろく観ているが、そもそもずっと長い間続いた武士の世とは、暴力団の世の中だったと、言ってもいいのではないだろうか。産業革命が起きて、経済人が社会を牛耳る世の中になったのはつい最近のことである。それまではずっと長い間武士の世だった。暴力的に強いやつが世の中を収めていた。平清盛、源頼朝ぐらいから明治維新ぐらいまでそうだったのだろうか。その後も軍人の世の中だったから、暴力団の世の中は1945年まで続いたのかもしれない。その後は刀も銃も一般市民は持ってはいけなくなった。お