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今日でお別れ淋しくなるね…でも、それ以上に嬉しいよだって君の旅立ちだから君が掴んだ幸せだから笑って送り出さなきゃね私のことは忘れていいよそれくらい幸せになって、それが私の願い…だけど、私は忘れない、忘れたくないんだ幸せな未来を映したそのまっすぐな君の瞳を…************************犬や猫の保護団体や個人、また預かりボランティアの方々(以下、保護主様)が、精一杯の愛情を傾け、お世話をした子が里親さんに譲渡されていく日。喜んで送り出さな
「ワタシを呼んだ?」やっばり気のせいか…ワタシを呼ぶ者なんているはずもないだってワタシはいつもひとりだからずっとひとりで生きてきたあの人に捨てられてからこの同じ空の下どこかで暮らしているだろうあの人…道ですれ違ったとしても気づくはずもない、ワタシは忘れられた存在でも、ふと呼ばれたような気がしてもう一度振り返ってみた「ワタシを呼んだ?」そこには誰もいないのに…**********************遠くで見かけた野良猫。道ですれ違った野良猫。あな
いよいよ明日は保護者との話し合いだ。明日、アラシの運命が決定する。私は今夜は宿直、もしかしたらアラシと過ごす最後の夜になるかもしれない。そして、アラシの夕飯を持って宿直室に入ろうとした時、中に人の気配を感じ、ふと足を止めた。どうやら中にいるのは児童のようだ。誰だろう、こんな時間に…。児童はアラシに何か話しかけていた。そっとドアの外で耳を澄ませた。「アラシ、ごめん。本当にごめん。アラシは悪くない。アラシは僕を助けてくれただけなんだよね。アラシが保健所に送られることに
私はこの3月で定年を迎える。小学校教師として約40年間勤め上げることができて、感慨もひとしおだ。振り返ればいろいろなことがあった。その中でも、とりわけ忘れられないのは、私がまだ新米教師だった頃に一緒に過ごした一匹の犬のことだ。学校犬アラシ、今日はそのアラシのことをお話しよう。※※※※アラシは私が勤める小学校の校庭の隅に捨てられていた子犬だった。児童が見つけ、学校で飼えないかと私のところに連
アタシ・・・結構、こだわりある人みたいです。(家族曰く、他の人とはこだわりポイントがずれているみたいですけどね~)どんなところにこだわりがあるのかと・・・自分でも少し考えてみたら、じゃんじゃん出てきた(笑)1000人ラブレター遂行中のMiHoです。その1000人ラブレターにもいくつかのこだわりポイントあるんです!!≪こだわり其の①≫
今を生きる精一杯生きるボクたちにとってそれは自然なこと当たり前のことなのに…それができないさせてもらえないオマエは要らない生きることは諦めろそれがボクたちに与えられた運命?命の期限なんてこんな理不尽はない…***********************もしも言葉を話せたら、彼らは問うでしょう。「なぜボクらは殺されるの?」あなただったら、どう答えますか?彼らが納得できる答えを導き出せますか?言葉を持たないことをいいことに、人間が彼らの運命を自分たちの都
今夜もこの家に明かりが灯った。ワタシの飼い主一家の団欒が始まる。美味しそうな夕食の匂いが漂ってくる。楽しそうな笑い声が聞こえる。ワタシはそれを窓の外からじっと眺めてる。いつもの光景、もうずっと前から。ワタシがこの家にやって来たのは子供の時で、その頃はワタシも家の中で暮らしていた。でも成長してからは、この庭の隅に作られた狭い犬小屋が、ワタシの住処になった。そして、いつもここで短い鎖に繋がれている。1日1回のご飯と、お水は器がカラになってだいぶ経ってから、やっと気づいても
ジンが亡くなって半年…ママ、少しずつ強くなってきてたつもりなんだけどなぁ…やっぱりまだまだダメだぁ…逢いたくて逢いたくてたまらないよぉ抱きしめたいよぉ…今もこうしてブログを書きながら、涙が出てくる
ぜひ一読して頂きたく、リブログ致します。
逢いたくて、逢いたくて…空に還っていった君を今日も想い涙が溢れる天使になった君の姿を今日も探してしまう逢いたくて、逢いたくて…今はただただ君のことだけ想う君との日々に戻れたらと願ってしまう逢いたくて、逢いたくて…でも今は逢えないこんな私じゃ君には逢えないいつか涙を捨てて笑顔を取り戻せたならその時は夢の中で逢いに来てそして君のとびきりの笑顔を見せて…*********************天国へと旅立った愛犬愛猫。悲しくて悲しくて、考えると涙が止まら
ここは虹の橋のたもと。虹の橋は天国へと続いている。ここに来た犬猫は自分の飼い主だった人を待っている。そして、その人が来たら一緒に虹の橋を渡るんだ。ボクはここに来て、もう随分経つ…。今までどれだけこの橋を渡っていく者たちを見送って来ただろう。ボクが待つ人はまだ来ない。いや、本当は待つ人なんかいない…。ボクにもかつては飼い主がいた。でもボクは捨てられ、そして野良犬になった。野良犬が生きていくには非情な世の中だった。結局、捕獲され、ボクが生き続けることは許されなかった
「メリー、みゆきもうすぐ帰って来るからね。」うちには15歳になるメリーという犬がいます。もうすっかりおばあちゃんで今は寝たきり、頭を持ち上げるのがやっとです。ご飯も、もう1週間前からは受けつけなくなりました。毎日点滴に通っていますが、今日、獣医さんからは、一両日中との宣告を受けました。うちには娘がひとりいます。高校3年生で来年には大学受験を控えています。娘がまだ3歳のときにメリーはこの家にやって来ました。まだ生後3ヶ月にもならない子犬で、保健所に出向き里親
今日もなんか退屈…。お散歩には行ってるけど、お留守番の時間の方が長いんだ。いつも窓から外を眺めてる。あの通りを思いっ切り走ってみたい。きっと大きな草原があるんじゃないかな。お散歩はいつもあの通りの手前で曲がっちゃうんだ。ボクは冒険がしたい。自由になりたいんだ。「ねっ!君もそう思うでしょ?」ボクは窓際に吊るされた鳥かごの中のカナリアさんに尋ねてみた。きっとカナリアさんも狭い鳥かごの中で、同じように思ってるに違いない。あの大空に大きく翼を広げて飛び立ちたいと。する
年を取るとね動くのがおっくうになるんだ歩くのも辛くなるんだよ年を取るとねあんまりよく見えなくなるしあんまりよく聞こえなくなるんだよ年を取るとね時々お漏らししたりもするそしていっぱい病気もするよでも年は誰でも取るんだよ年を取るってことは生きることの積み重ね嫌なことじゃないしダメなことでもないんだだからあと少し一緒にいてくれない?最後まで見ててくれない?だってあなたもいずれ年を取るんだよ、ボクのように…********************生きている以
例えば、大好きって伝えることは、とても勇気がいること。だけど、もし伝えられたら、きっとその日から世界が変わる。あの日あなたと出会ってこのうちにやってきた。警戒と混乱しかなかったワタシは、あなたの目を見ることも出来なかった。ずっと固まって動けず、近づくあなたを威嚇ばかりした。あなたはいっぱい手に引っかき傷を作りながら、それでも根気よくワタシと接してくれた。決して無理をせず、距離を保ちながら。ワタシがこのうちに来てどれくらいの時間が流れただろう。いつしかワタ
どうしていじめるの?どうして憎むの?どうして殺すの?どうして、どうして…?わからないよわからないよ…わたしたちの心の声は届かないの?わたしたちの本当の姿は見えないの?いじめないで憎まないで殺さないでわたしたちはただ生きる場所が欲しいだけ明日も生きていたいだけ…***************************繰り返される動物虐待、遺棄、乱繁殖そして殺処分。彼らを支配し利用し、そして必要なければ排除する人間たち。そんな人間がいる限り、言葉を持た
僕は今、1匹の猫を荼毘に付した。僕はこの猫の飼い主ではない。飼い主は僕の母だ。いや、母だった…。なぜ過去形か、それは母もすでにこの世を去っているからだ。****猫の名前はチャトと言う。僕の実家の庭先に住み着いた野良猫が生んだ子だった。母猫は子猫を生んで間も無く姿を消してしまった。5匹の乳飲み子猫を不憫に思った母は、なんとか里親さんを探し、最後に残った子猫を自分で飼うことにしたのだ。当時、僕は母に言ったものだ。「野良猫の餌やりなんか
あなたがいつも語ってくれた・・・生きていれば幸せも不幸せもあるでもいつか旅立つ時には幸せな思い出だけを持って逝きなさいそうすれば天国は幸せでいっぱいになるんだよボクもいつか旅立つ時が来るだろうでもその時は幸せな思い出を半分だけ持って逝くよ半分はあなたのために残しておきたいんだだって幸せな思い出はいつまでもあなたと共に分け合っていたいから・・・******************************愛犬愛猫との溢れるくらいたくさんの
しんしん、しんしん雪が降り積もるよしんしん、しんしんわたしの上にも雪が降り積もるよ雪は白くてきれいだねでも雪は冷たいわたしもどんどん、どんどん冷たくなっていくよ雪はすべてを覆い隠してしまう食べる物も暖かい寝床もそして,わたしの命さえも・・・********************************野良猫たちにとっては過酷な季節です。それでなくても生きるのに精一杯の彼らに、さらに寒さ、雪という大敵が・・・。春まで命を繋ぐことができ
ボクがこの家に来てから、もう何度目の春を迎えるだろう。そう、桜が芽吹く頃になるといつも思い出すんだ、あの不思議な出来事を・・・。ボクがこの家にもらわれてきたのは、雪が溶けて間もないまだ寒さが残る春の始めだった。ボクは、とある動物保護施設にいた。その保護施設では定期的に譲渡会が開かれていた。ボクもその譲渡会に何回か参加してたけれど、まだ人間が怖くて心を開かないボクに興味を示す人は誰もいなかった。だからいつも隅のケージの中でひとりポツンと座っていた。ところが、何度目かの
私はモモと言う名前の猫を飼っていました。モモとは、近くのマンションの駐車場の隅で出会いました。出会ったときのモモは、まだ子猫でしたが、人慣れはしていて明らかに誰かに捨てられたとわかるような状態でした。その日は小雪が舞う12月の初旬で、このままでは死んでしまうと思い、迷うことなく我が家に連れて帰ったのです。病院にも行きました。幸いにも病気はなく、獣医さんの話だと生後3ヶ月ぐらいだろうとのことでした。私はその子猫にモモと名付けました。そしてモモとの共同生活が始まったの
どうして動かないの?どうして体がこんなに冷たいの?うちに帰ってきたおじいちゃんは、ずっと寝ている。おじいちゃんのお顔を舐めてみたけど、おじいちゃんは目を開けてもくれない。優しいお顔で眠ったまま・・・。わたし、おじいちゃんのそばにいるよ。ずっと離れないから・・・。いつかは目を開けてくれるかな。***「ほら、あの子、おじいちゃんの枕元に伏せたまま、動かない。おじいちゃんが死んだってわかっているのかしら。おばあちゃんが亡くなってからは、お
幸せな時間は永遠には続かない。皆、必ず大好きな人たちと別れなければならない時が来る。でも、もしかしたら自分だけはずっと一緒にいられるかもしれないなんて、淡い期待をもった頃もあった。そんな奇跡が起こるはずはないのに。その別れの日がいよいよ迫ってきたらしい。最近の皆の様子が、少し違ってきたから。お母さんは、ボクを病院に連れて行ったあの日から、ふさぎ込んでいる。かと思うと、急にボクを抱きしめたりする。その瞳からは涙が溢れそうだった。お父さんは、ずっと忙しくて最近は遊ん
怖い夢を見た…。うす暗くて鼻を突く悪臭が漂う部屋の中、たくさんの小さな檻が積み重なっている。その中になんだかよくわからない塊がいた。何だろうと恐る恐る近づくと、その塊がビクッと動いた。よく見ると、その塊には目があった。耳や鼻らしきもの、そして尻尾まで…。塊はわたしと同じ姿をしていた。でもその目には生気がない。わたしをじっと見つめているけど、その目は見えているのか?全身毛玉だらけ、糞もこびりついたまま固まっていた。檻の中には水も食べ物も何もなかった。「ねぇ、あなたは生
ここに来てどのくらい経っただろう。何日経っても、ここの暮らしには慣れない。この部屋にはいろいろな者がいる。年老いて諦めたように横たわる者。怯えて部屋の隅で固まっている者。来る人来る人にひたすら吠え続けている者。みんな、どこからやって来たのだろう。ただ、みんなに共通していることは、扉が開いて、誰かがこの部屋に入って来た時、振り返って一瞬目を輝かせること。でも、その輝きはあっという間に曇ってしまう。きっとみんな、わたしと同じように、大切な誰かを待っているのだろう。そ
ボクはいつもひとりでここに座っている。来る日も来る日もここに座っている。もうどれくらいになるだろう。暖かい春が来て、灼熱の夏が来て、落ち葉が舞う秋が来て、命も凍る冬が来る。そしてまた春が来て…その繰り返し。いつもこの場所で過ぎ行く季節を感じてきたけど、そこに何の楽しみもなかった。だってボクはいつもひとりだったから。おうちの中では、幸せそうなお父さんとお母さん、お姉ちゃんの笑い声が聞こえてくる。でもボクは庭の横にあるアスファルトの上で繋がれたまま。扉て仕切られてい
何日も何日も大雨が続いて、ボクはお散歩に行ってもらえなくて、毎日つまらない日々を送っていた。そんなある日、突然、ボクの飼い主のユキオくんが、緊張した面持ちでボクに言ったんだ。「川が氾濫した。今すぐ避難しないとならない。リョウ、一緒に逃げるぞ!」そう言うとユキオくんはボクを小脇に抱えて、土砂降りの中へ飛び出した。川の水が溢れていつもの散歩道にも水が流れ込み、ユキオくんの長靴の中にも水が入り込んでなかなか前に進めない。ボクはただ怖くて怖くて震えていた。でもボクを抱え
ボクは死んだ・・・。ボクは今、虹の橋のたもとまでやって来た。この橋を渡って天国に行くらしい。そこでボクは、再会したんだ、ボクを生んでくれたお母さんに・・・。そしてボクは思い出した、お母さんとの約束を。ボクがまだ小さかったころ、お母さんはボクに言ったよ。「坊やとはもうすぐお別れなの。きっとこの世ではもう会うことはできない。でもね・・・、坊やが年を取って、天国へ旅立つことになった時、天国へと続く虹の橋というところで、必ずまた会えるよ。約束する、だから永遠のお別