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昨日と一昨日の2日かけて207分の黒澤明監督『七人の侍』を観ました。今まで一度に観たことはなかったのです。改めて凄い映画だと思いました。この1本に映画の全てが入っていると云っても良いかなと思います。特に好きな俳優は島田勘兵衛役の志村喬は良いですね。それと久蔵役の溝口精二さんの寡黙な剣豪はとても素敵でした。津島恵子さんもヒロイン役が良いですね。後に世界の映画界にインパクトを与えたことは有名な話です。黒沢監督作品は雨の場面が多いと云われていますが、『七人の侍』でも雨の場面が
池袋新文芸坐生誕95年・没後50年三島由紀夫文学と映画より製作:東宝監督:鈴木英夫脚本:井手俊郎原作:三島由紀夫撮影:山田一夫美術:植田寛音楽:池野成出演:久保明津島恵子河津清三郎柳川慶子野口ふみえ1959年2月24日公開昇(久保明)は復員して我が家に帰った際、初めていさ子(津島恵子)に会いました。母の死後、父祐吉(河津清三郎)が再婚したのを全く知らされていなかったため、戦地から帰還した昇は若い後妻の美しさに息を呑みました。その日以来、彼は恋の虜とな
『男はつらいよ寅次郎真実一路』1984年日本映画106分原作・脚本・監督:山田洋次脚本:朝間義隆製作:島津清、中川滋弘企画:小林俊一撮影:高羽哲夫美術:出川三男音楽:山本直純録音:鈴木功調音:松本隆司照明:青木好文編集:石井巖スチール:長谷川宗平監督助手:五十嵐敬司装置:小島勝男装飾:町田武衣裳:松竹衣裳美粧:宮沢兼子現像:東京現像所進行:玉生久宗製作主任:峰順一主題歌:「男はつらいよ」作詞:星野哲郎、作曲:山本直
★★★93分東宝原作:三島由紀夫「潮騒」監督:河西克己出演:山口百恵、三浦友和、津島恵子、中川三穂子言わずと知れた「潮騒」。三島由紀夫が29歳の時の作品。伊勢湾に浮かぶ歌島(現在は神島)で、新治と初江の若いカップルの物語。百恵・友和コンビの「伊豆の踊子」に続く第二段。船が漁に出ない嵐の日に、島の高台にある監的哨跡(陸軍が伊良湖岬から撃つ砲弾の着弾地を観測するところ)で待ち合わせをした新治と初江。先に来た新治は焚火を焚いて眠っていた。後から来た
今井正監督が1953年に東映に招かれて撮った『ひめゆりの塔』は、看護訓練を受けた沖縄の女子学徒隊が配属された病院壕の実態を史実を基に描いたセミ・ドキュメンタリー作品になります。昭和20年3月の米軍沖縄上陸直前から6月の解散命令直後に至る沖縄戦の惨劇を、今井正監督は綿密な調査と透徹な映像表現によりスクリーン上に映し出しているのではないかと思います。映画は沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の教員と生徒からなるひめゆり(姫百合)学徒隊の献身的な姿を中心にして描かれますが、物資乏しい環境下で
blogno.28520200710金タイトル:化身観た日:200702木放映日:150515(BSフジ)その他の情報:1986,カラー,監督:東陽一,原作:渡辺淳一,出演:黒木瞳,藤竜也,阿木燿子,梅宮辰夫,三田佳子,淡島千景他105分評価:★☆☆☆文芸評論家の秋葉大三郎(藤)は小田原に別荘を持ち、京都の大学では教鞭もとっている売れっ子である。愛人田部史子(阿木)がいるが、どう
blogno.28420200709木タイトル:とんかつ大将観た日:200701水放映日:130117(BSP)その他の情報:1952,モノクロ,監督・脚本:川島雄三,出演:佐野周二,津島恵子,角梨枝子,三井弘次,美山悦子他95分評価:★★☆☆東京の下町「亀の子長屋」に住む青年医師荒木勇作(佐野)は、トンカツが好きなことから、皆から「とんかつ大将」と呼ばれ親しまれている。この「下町のヒ
YOUTUBEへのリンクはこちらです。埋め込み映像と同じです。藤山一郎あたらし付き長崎の写真がしっかり撮影されています。http://www.youtube.com/watch?v=yzzF8QjMgq8下垣真希歌唱最新版こころをこめてコンサートで歌っています。埋め込み映像とは別で、最も新しく歌われたと思われる映像です。http://www.youtube.com/watch?v=rfz8fuQLcXU映画の「長崎の鐘」DVD化実現あの頃映画松竹DVDコレクシ
こんばんは❤️麻希ちゃん大好き❤️憧れの人❤️hiroです❤️2020年も長崎の鐘が鳴ります。8月9日午前11時2分に黙祷。こんな日は映画を観よう戻る長崎の鐘_1(1950)日本2015/06/2003:33[1110]原爆が描かれた初の日本映画、藤山一郎の名唱を聞け原爆が描かれた初の日本映画である。原作は長崎医科大学(現・長崎大学医学部)の医学博士・永井隆の随筆「長崎の鐘」。脚本は新藤兼人、光畑硯郎、橋田壽賀子の三人。監督は大庭秀雄。出演は若原雅夫、月丘夢路、津島恵子、滝沢修、薄田
初小津作品です!www勿論、安二郎監督の名声だけは知ってはいましたが今まで観る機会に恵まれず、それに何となく高尚過ぎるイメージを勝手に持ってしまっていて自分にはそぐわない作品なのかな~って避けていた気持ちも若干ありました。上司からの信頼も厚く相応の出世を果たしている佐竹(佐分利信)は見合い結婚した妙子と住み込みの女中のいる家に住んでいた。佐竹は地方出で質素な生活を好んだが上流階級育ちの妙子はこれまでの生活を改めることなく質素な生活を貫く夫を野暮ったいと心のどこかで小バカにしていた。そんなある
★★115分監督:小津安二朗出演:佐分利信小暮実千代鶴田浩二淡島千景津島恵子最後に妻の作ったお茶漬けを食べて、夫婦喧嘩が和解するお話し。丸ノ内に勤務する質素なエリート社員と、ブルジョア出身の妻との生活を描いたもの。のんびり見ました。
年間221本目(6月56本目)1962年公開邦画80位(120本中)通算邦画7,010本洋画6,299本合計13,309本殆どが人気シリーズである駅前シリーズの職人監督のイメージである久松監督であるが時々「警察日記」などの佳作を残している。(真面目な?作品がある)本作もその流れであるのか、壷井文学(私小説風)の文芸作を女優陣の共演で見せる当時にしては珍しい女性映画である。津島恵子、香川京子、白川由美、田村奈己の姉妹で特に貧乏くじを引いた次女の香
★★★★★207分東宝監督:黒澤明出演:三船敏郎、志村喬、千秋実、木村功、稲葉義男、加東大介、宮口精二、津島恵子いわずと知れた「七人の侍」。海外で最も有名な日本映画ともいわれる。戦国時代の末期に野武士の略奪に苦しみられてきた百姓が、素浪人に助けを求めて野武士と戦うというお話。素浪人は7人集まった。西部劇の「荒野の七人」は、この映画をリメイクしたもの。
たそがれ酒場監督:内田吐夢製作:新東宝作年:1955年出演:小杉勇/野添ひとみ/津島恵子居並ぶ木椅子はテーブルに上げられたまま酒場はまだ眠っています。そんな酒の匂いも冷え切ったがらんどうの酒場に何とも場違いな、玲玲たるテノールがゆったりと事物の間を縫っていきます。追いかけ畳み掛けるピアノの連打に鼓舞されて歌のなかの運命がこの青年を呑み込み噴き上がって彼の才能と未来とを押し上げていくようです。青年の歌に誘い出されるように刳り貫きの階段から
映画「お茶漬けの味」(1952年・日本・115分)監督:小津安二郎出演:佐分利信、木暮実千代、淡島千景、津島恵子ほか鶴田浩二が、バーで突然外国語で唄うシーン、衝撃的です。絵画の紙芝居を見ているようだった。当時の風俗がおしゃれでした。見る物全てが新しい。主人公の妻があごのほくろ、声、ルックスからして、色っぽかった。ミュージカルみたい。「すみれの花、咲く頃~」なんて女性たちが宿で唄うシーンがある。「どんかんさん」なんて池の魚に向かって話かけるシーンがおもし
「麦秋」に次ぐ小津安二郎作品。脚本は「麦秋」と同じく野田高梧との協力によって書き、撮影は例のように厚田雄春が担当。出演者は、最近「離婚」で共演した佐分利信と木暮実千代に、「華やかな夜景」の津島恵子、「郷愁」の三宅邦子と笠智衆、「東京騎士伝」の鶴田浩二、「お景ちゃんと鞍馬先生」の淡島千景、「母の山脈」の柳永二郎と設楽幸嗣の他に、元松竹の女優小櫻葉子で現上原謙夫人の上原葉子と、随筆家として知られた石川欣一氏が特別出演している。この作品とは、初めて観るのに等しいくらい縁遠くなってしまった。映像的には
黒澤映画の傑作は、「休憩」をはさんで3時間以上。以前、休憩前までの前半だけを見て、後半を見られなかったことがあったが、今回はラストまで通しでしかと見届けた。野武士の横行のオープニング、サムライ集め、野武士を迎え撃つ準備、偵察隊の撃退、決戦、そしてエンディング、それは既に半世紀以上前の作品なので、驚くような映像があるわけではないけれど、悉く違和感がないのは、これはもの凄いことなんだと思う。意外だったのは、ラブロマンスまで網羅していたということ。し
「午前10時の映画祭9」で「七人の侍」を上映していましたので、観に行ってきました。黒澤明監督の名作です。1954年公開です。以前、レンタルビデオか、リバイバル上映があったかで、一度観たような気がします。でも、ラストを間違って理解していたようなので、本当に観たことがあるのかな‥‥‥?実は、木村功さん演じる勝四郎は、野武士討伐の後に村に残ると解釈していたのです。そうじゃなさそうでしたね。時間も意識せずに行ったのですが、何と、207分の大作ですね。昔だったら、2本立てで映画を観ていたので
マージョリー・ノエルという名前とこの曲は、イントロの「woowoowoo」とともに忘れられない。カンツォーネにしてもフレンチ・ポップスにしても言葉が分からないから、何を歌っているのか、現在に至るまで知らないままでいたけれど「そよ風にのって」は曲調にピッタリの邦題だと思う。今回、調べてみたら、旅をしていて同じ列車で隣り合わせたあなたと私…ってな内容だった。「あさかぜ」は平山周平が艦長をしていた駆逐艦だが「そよかぜ」は高原列車で(笑)演ずるは若き日の鶴田浩二と津島恵子。「お一人ですか?」「え
【あらすじ:Wikipedia(→☆)及びMovieWalker(→★)よりの引用】妙子(木暮実千代)が、会社員の佐竹茂吉(佐分利信)とお見合い結婚してからもう7-8年になる。信州の田舎出身の茂吉の質素さが、上流階級の洗練された雰囲気で育った妙子には野暮にしか見えず、初めから生活態度や趣味の点でぴったりしないまま今日に至り、そうした生活の所在なさがそろそろ耐えられなくなっていた。妙子は、学生時代の友人たちである雨宮アヤ(淡島千景)、黒田高子(上原葉子)、姪っ子の山内節子(津島恵子)らと茂吉
「七人の侍」のラストシーンで田植え歌を歌う百姓の娘・志乃役の津島恵子の笠の紐の結び目を直してやる、菊千代役で出番のない三船敏郎。ラフな格好にも関わらず、カッコいいな。
これだけ有名な映画なのにそしてこれだけ映画好きなのに今まで見ていなかった映画、七人の侍。七人の侍[Blu-ray]4,027円Amazon昨日、和菓子屋の奥さんと話している中で「七人の侍は何回見てもいいわよ〜〜」と言われてこの機会に見ないと、永遠に見ないなと思い今日、晴れて見ました。タイトルと三船敏郎という名前からかなり先入観を持っていたこの映画でしたが思っていたのと全く違う映画でした。まず、このブルーレイのカバーにもあるようにいかにも
まぎらわしいということがあります。まぎらわしいというのがどのくらいまぎらわしいか、その昔まだ『大学受験ラジオ講座』というラジオ番組があった頃、「まぎらわしい単語」の特集に講師のJ.B.ハリス先生が開口一番、「今日はまぎわらしい単語です」と言ってしまうぐらいまぎらわしい。まぎらわしいと言ってまず最初に思い浮かぶのが鰐淵晴子と馬淵晴子。標準的な四文字の名前に三文字が一緒、1950年代の同じ頃にデビューして、どちらも美貌の女優。ただ鰐淵がくっきりと晴れやかな顔立ちであるのに対して馬淵には憂いが差
自分の様なものが敢えて書くまでもなく、黒澤明監督の『七人の侍』(1954)は小津安二郎監督の『東京物語』(1953)と共に世界映画史に残る作品だと思います。共に、海外批評家によるALLTIMEBESTで常に上位となる作品ですが、この2作を愛してやまない自分には嬉しい限りです。全編を通して観たのは10回弱位だと思いますが、七人の侍が益の殆ど無い戦いをする契機が、志村喬演じる勘兵衛に惹かれただけという設定が何よりも、面白いと思います(千秋実だけが稲葉義男に誘われて参加しますが、やはり志村喬の
このところDVDを借りて観る週末ですが、何気なく借りてきたこの作品には、驚かされました。原節子の美貌、新劇の神様・滝沢修のノーブルな演技、ニヒルな名優森雅之、逢初夢子、これがデビューだった津島恵子…まさに銀幕のスタアたちの競演。戦後の華族制度廃止により、この安城家(当主は伯爵)も屋敷を売らなければいけない状況となっている…けれど現実を受け入れられず、ぼんやりするばかり。末娘の敦子(原節子)は、この家の元運転手で、戦後運送業で成功した遠山にこの屋敷を売ろうとするが、当主は
1954年作品七人の侍・東宝・黒澤明、橋本忍、小国英雄、主演・志村喬、三船敏郎、木村功、稲葉義男、加東大介、千秋実、宮口清二、藤原釜足、津島恵子、島崎雪子、土屋喜男、左卜全、高堂国典、東野英治郎、山形勲207分/白黒/スタンダード時代は戦国の世の常で名もない小さな村が野武士達に襲撃されて食料や女性達を略奪され脅かされていた貧しさに絶えかねて困窮に追い込まれた農民(百姓)達は通りすがりの七人の侍に野武士達の襲撃に備える為に村の警護を依頼する。警護に雇われた七人の侍と村
『番町皿屋敷お菊と播磨』映画トーキー白黒昭和二十九年(1954年)三月三日公開製作国日本製作大映京都原作岡本綺堂脚本伊藤大輔構成川口松太郎撮影杉山公平録音海原幸夫音楽伊福部昭美術水谷浩編集宮田味津三製作主任竹内次郎能楽指導片山九郎右衛門茶道指導井口海仙振付藤間勘五郎衣裳考証甲斐荘楠音装置林米松装飾水谷秀太郎背景小倉清
神保町シアター女優は踊る素敵な「ダンス」のある映画より製作:新東宝監督:内田吐夢脚本:灘千造撮影:西垣六郎美術:伊藤寿一音楽:芥川也寸志出演:小杉勇野添ひとみ津島恵子宇津井健多々良純東野英治郎加東大介丹波哲郎1955年6月19日公開たそがれ酒場には労働者、学生、チンピラなど様々な階層が集まってきます。開店前から居座る梅田茂一郎(小杉勇)も常連客の一人で、彼は戦記物で名を成した画伯ですが、今はパチプロで生計を立てています。専属ピアニストの江藤釿也(
マリッジブルーを扱った作品でしょうか。原作者の伊藤整自身がナレーションで出演してる。いまから観るとほのぼのしているので、時代だなという感じ。津島恵子が若い時は、やはり女優だけあってかわいい。市川崑のこの手の作品は、習作だと思いますね。女性に関する十二章(中公文庫R11)Amazon女性に関する十二章(中公文庫)Amazon彼女に関する十二章Amazon
津雲むつみ逝去→『おれは男だ!』→この歌、という流れです。『おれは男だ!』の主題歌。歌っているのは、主演の森田健作です。森田健作、格好良かったですね。1971年から72年にかけての放映です。今思えば、お父さんとお母さんが、松村達雄と津島恵子だったり、お兄さんが河原崎長一郎だったり、何と御祖父さんが笠智衆だったりする、とんでもなく豪華な出演陣のドラマだったんですね。剣道着での練習や、海に向かってばかやろ~!や、お決まりのエッセンスが詰まった作品でした。いや、もしかしたら、このドラマから、青