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[「私らしさ」には二種類ある]「私らしく」生きる「私らしい」人生このように、「私らしさ」という言葉にはおおむね好ましい印象があるものです。自然体、ありのまま、ナチュラル、天真爛漫、そんなイメージです。でもそれは「私らしさ」の一方の面で、反対側のもう一面にはまったく予測できない、別の「私らしさ」があるものです。[いつの時点を軸にした「私らしさ」なのか]「私らしさ」には二種類の定義があります。①これまでの私
[「名言」の致命的な特徴]「名言」は素晴らしいです。もちろんです。名言ですから。ただひとつはっきりしていることは、それはあなたから発せられた言葉ではないということです。そして、それがどんなに素晴らしい名言であってもあなたを最も動かすのはあなたの言葉であるということです。[「名言」をdisりたいわけじゃない]何度も言いますが、「名言」は素晴らしいです。先人たちの知恵、言葉の並びの美しさ
[言葉を意識する]言葉は文字通り、言葉でしかないので言葉そのもの、あるいは言葉それぞれについて「良い」「悪い」「優れている」「劣っている」などと評価することはできません。ただ、時期や状況計画や願望により、つまり「こうなりたい」「この状態を卒業したい」「次の段階に進みたい」と望む人には、言葉に意識を持ち、自覚的に言葉を扱うことをおすすめします。[「言葉って大事ですよね~♡」]しばしばあちこちで聞きますし、目にもします。
「○○○○○」を封じてみる[前編]~成長を続ける人の言葉の習慣②~からの続きです。[「とりあえず」を封じてみよう!]「とりあえずやってみよう」=やってどうなるかは後で考えよう「とりあえず様子を見よう」=何かした方がいいかどうかは、様子を見た後に考えようこのように『とりあえず』という言葉を使うと、「今」必要なことを意識しにくくなります。「今、決める」「今、判断する」「今、できることを探す」このように、「今」必要
(はじめに)ここでお話する『聞き取りにくい』とは、無自覚なクセを放置して話し方に偏ったクセがついてしまい、周りや相手が聞き取るのに苦心しているが本人にその自覚がない↑このようなケースを指します。身体的特徴などによって発音・発語に影響が出ている場合は含みません。『私が聞き取りにくいことよりも、自分の話しやすさを優先するんだわ、この人』これに尽きます。聞き取りにくい声、聞き取りにくい話し方これの何があなたに損をさせるかというと、私は、聞く人が受け取りにくい
[私たちは失敗を恐れる。と思っている]失敗するのは怖いです。しないですむなら失敗したくはないし、できるだけ失敗の可能性が低いことを選んでいきたいと思うものです。だから、冒険よりも安全を選び変化よりも維持を選び未来よりも過去を見て毎日の行動を選択しています。[怖いのは失敗ではない]実は私たちが恐れているのは、失敗ではありません。恐れているのは、変化です。[悪くなるのは怖い。良く
[こんなに言ってるのに!]言っても言っても通じない人はいます。何度も言ってるのに。強い口調で言ったのに。気を使いながら言ったのに。通じない。「私が分かって欲しいことをなぜこの人は分からないんだろう」「私のことをたいして重要じゃないと思っているのか」「そんなに自分が正しいのか」「そんなにあなたは偉いのか」こんなふうに、心をすり減らし体力を使いいったい自分が何をしたかったのかわからなくなることがあります。これまでそんなふ
5月最終週のイブロケ火曜日はスタジオにゲストをお迎えしました!カメラマン・西川敦士さん(西川写真工房)。学校や幼稚園などの行事で子ども達の写真を撮影する機会が多いという西川さん。運動会とか修学旅行が終わってから廊下にズラーッとはり出されてほしい写真を番号書いて申し込む、あれですね!最近はネット上でダウンロード、というところもあるそうですよ。年間通して同じ学校で撮影をしていると子ども達も西川さんのことを覚えてくれるようになり、より自然な表情を写真に収められるのだとか。
4種類の「よくしゃべる人」①の続きです。[4種類の「よくしゃべる人」②]③打ちっぱなしタイプゴルフの打ちっぱなしのように、球を打ち続ける(話し続ける)ことで場を盛り上げる人。言葉のキャッチボールにはあまり興味がない。④沈黙恐怖症タイプ文字通り、「沈黙が怖い」。会話が途切れる=盛り上がっていないと信じているので、何でもいいからしゃべり続けようとする。帰り道、一人になるとどっと疲れる、あるいは落ち込む。4種類の「よくしゃべる人」①で登場した、
「よくしゃべる人」が「上手に話す人」というわけではありません。そもそも「上手に話す」と「思いを伝える」(=言葉と声が調和している)も、同じではありません。世の中にはたくさんの「よくしゃべる人」がいますが、これからご紹介する4種類の「よくしゃべる人」を見分けると、・たくさんの思いを伝えている人と・単によくしゃべる人との区別がつくようになり、地に足のついた「思いを伝える人」へと変化しやすくなります。[4種類の「よくしゃべる人」]①根
【魔法のひと言】根拠がないと不安になるあなたへ①何かを決めるのに、まず根拠が必要だと真面目に思うあまり、なかなか何も決められない。この状態が長く続くと、精神的体力がじわじわと奪われていきます。「そのうち」「できたら」「様子を見て」このあたりが口ぐせになると精神的体力はかなり落ちてきたと思ってください。そうは言っても不安は不安。ただ、不安も単なる心の状態ですから「ああ、ほんとだ。不安だなあ」と一旦確認したら、さっさと次の段階に移
[「そんな気がする」]「そうだったらいいのにな」とずっと望んでいた割には実際にそうなりそうな場面になるとおじけづいてしまう。チャンスの神様は前髪しかないなんてことも言われますが、「そうだったらいいのにな」が目の前に訪れた時、重要なのはまるで当たり前みたいにそれを受け取るこれに尽きます。ただ、謙虚でお人好しで自信なんて長年なかったこともあって、なかなか能天気に「チャンス到来!」とは思えない時もあります。まあここが「
2秒で解決~「緊張してるな」と感じたら①2秒で解決~「緊張してるな」と感じたら②の続きです。[「吐いて、見る」が役立つ理由~「相手を見る」]私たちは、・見えないもの・見たことがないものを怖がります。幽霊だと思ってびくびくしたら柳の枝だった、なんて古典話を持ち出すまでもなく、見えないものは怖い。そして、「視界に入っている」と「見ている」、両者は、かなり違います。話す相手が単に「視界に入っている」だけでは、「見ている
どうしても緊張してしまう場面。緊張を悪者扱いすることなく気持ちを落ち着かせる方法をご紹介しています。2秒で解決~「緊張してるな」と感じたら①↓続いてもう一つの方法がこちらです。[②吐いて、見る]二つ目の方法は、さらにシンプル&簡単です。1、息を吐く2、2秒間相手(聴衆)を見るこれだけです。講演会場などで客席が広い場合は2秒以上かかるかもしれませんが、・視線だけ・首から上だけを動かすのではなく、・腰から上・足元
大舞台、一大決心、言いづらいこと、言いづらい相手。初対面、久しぶり、すごい人(尊敬している)、すごい人(人数が多い)。チャレンジをする人に「緊張」は必ず訪れます。適度な緊張「感」はとても大事ですが、身体や声に影響するほどの「緊張」は簡単な方法でほどいてしまいましょう。次回、緊張することがあればすぐに使っていただける方法を2点ご紹介します。[①口に出して言っちゃう]「あららら、緊張してる」「へー、緊張す
コトコリって何?~「コトコリ」①あなたはいくつあてはまる?コトコリ症状~「コトコリ」②[今すぐできるコトコリ対策]普段からできるコトコリ対策は簡単です。「今、私の心はどう感じている?」事あるごとに、これを自分に投げかけてみて下さい。「普通は」とか、「~すべき」とか。そういう言葉を一度排除して、思いきり素直な自分の心の言葉をまずは、あなた自身が聞いてあげて下さい。[コトコリと、「言葉と声の調和」]コトコリとは、自分
コトコリって何?~「コトコリ」①の続きです。言葉の養分である「葉」がぬけて凝り固まってしまった状態、「コトコリ」。コトコリ状態が続くと、言葉を使えば使うほど心と言葉が離れていきます。自分が今、何を感じているのかがわかりづらくなり、ストレスを感じやすくなりますし、起きる出来事と望む人生が一致しにくくなります。ここで、言葉の傾向から心の状態を探る7項目の「コトコリ度チェック」をご紹介しましょう。4つ以上当てはまる人は、「コトコリ
[言葉=「言の葉(コトノハ)]言葉のことを古くは「コトノハ」といいました。「コト=出来事、真実」が葉っぱのように繁って広がるのが、「言葉」。古今和歌集「仮名序」にも、「やまとうたは、人の心を種として、万(よろず)の言の葉とぞなれりける。」つまり、「和歌は人の心を種として、いろいろな言葉の葉っぱとなった(ものである)。」とあります。人の心は種、言葉は葉っぱだったんですね。[葉っぱの役割]樹木の葉っぱは、日光を浴びて養分を作ります。言葉
憧れる人っていますよね。同性として、人間として、同じ仕事に携わる者として、ああ、あの人みたいになりたいな。あの人みたいに生きられたら、さぞかし幸せだろうな。素直にそう感じ、無邪気に憧れて、どうしたらあの人みたいになれるんだろう。と、研究が始まります。行動、発想、習慣、そして口ぐせ、話し方。特にその、憧れの人に頻繁に口にする特徴的なフレーズがある場合、(『○○さん、と言えば”何々”』というような代名詞的なフレーズあるいは有名な
【魔法のひと言】自分の幸せに引け目を感じてしまうあなたへ①自分の身に幸せなことや嬉しいことが起きてほしい。と望んではいるものの、何をどう考えてもやっぱりそんなことは自分には起きないんじゃないか。私はずいぶん長い間、そんなふうに思っていました。思っていました、というか人ってだいたいそういうものだと思っていました。自分の身に、幸せなことや嬉しいことが起きてほしい。ならば、そうなった自分を想像しようそのときの気分を想像しよう
[そういえば『私は幸せ』とか何のことだっけ?]いつも二番手だったり誰かを怒らせたくなかったり貧乏くじの方が気楽だったりあるいは深い理由もなく気付けばなんとなく、自分よりも他の人を優先させてしまう。そんな人のことを「奥ゆかしい」と呼ぶこともできますし、「受け取り下手」と呼ぶこともできます。「どうやら自分は受け取り下手だ」と自覚はしたものの、いったい何をどうすれば「受け取り下手」を卒業して「受け取り上手」になれるんだろう。と、かつての私は
やっぱり「でもね…」と思ってしまうあなたへ①やっぱり「でもね…」と思ってしまうあなたへ②[魔法のひと言]は、自信を失ってしまったり自分以外の人がすべてうらやましく思えたりなんだか元気が出ずもやもやしていたり次の段階の自分に飛び込みたいと願う人に届けたい、と思って書いています。今日は、私がなぜ[魔法のひと言・ちょい足し]をお伝えしているか、お話させてください。実は私が「わかってるけどできないんです症候群]でした今、私たちの周りにはものすご
この記事は、やっぱり「でもね…」と思ってしまうあなたへ①の続きです。前向きな言葉を口にしたときに何だか引っかかる。しっくりこない。そんなあなたに、ぜひ読んでいただきたいと思います。やっぱり「でもね…」と思ってしまうあなたへ①[しっくりこないものはしょうがない]『人生』、さらには『望む人生』なんて言葉を口にする時点であなたはとても真面目な人なのだと思います。そんな真面目なあなたはもしかしたら慣れないかも知れませんが、まずは、『しっくりこないものは
[前向きな言葉で望む人生!~“でもね…”]望む人生を手に入れるには前向きな言葉が大事!ということで、例えば『私は幸せ!』『私は自分のことが大好き!』『すべての出来事には意味がある!』などと、口に出したり思ってみたり。そんな経験はありませんか。そして口に出した(心で思った)そのあとに、なんかしっくりこない、、、と、もやもやしたことはありませんか。[わかってるけどできないんです症候群]前向きな言葉を口に出す恥ずかしさ。そんなことを考えてしまうことへの罪悪感。そう言っ
「言葉と声の調和」とは・・・ひと言で表すと、「言葉と心が一致している状態」です。無数の情報に囲まれ、大量の言葉を無意識に使って暮らす私たちはいつの間にか「心を言葉に乗せる」ことなく生きてしまえるようになってしまいました。・○○らしさ・空気を読む・立場や役割・「目立たず、無難に」やがて言葉と声(心)は離れ、自分の心が分からなくなって生きづらさを感じている人が増えているように思えます。このブログと「言葉と声のセッション」を通じて
~話し上手は聞き上手、聞き上手は○○○上手①からの続きです。[聞き上手が、なぜ話し上手?]聞き上手が『話し上手』とされるのは、会話をしていて相手が心地よいからです。多くの人はいつも、自分の話を聞いてほしい!と思っています。ですから、聞き上手さんと話すのは心地よい。私たちは、言葉にして他人に話すことで思いや考えを整理したりまとめたりしています。一人で考えているよりも誰かに話して言葉にした方が、思考が整理され、心がスッキリするのです。[つまり、聞き上手は、、、]話させ上
『話し上手は聞き上手』よく聞きますね。本当にそうです。話すことが上手な人は、話す以上に聞くことが上手です。そこで、『よし、じゃあ聞き上手になろう!』と思うのですが、、、はて。そう言えば。何をどうすれば聞き上手になれるのでしょうか?[聞き上手ってどんな人?]聞き上手とは、ただ聞いているだけの人ではありません。ただ聞いているだけの人と話すと、話す側が『次に何を話そう』と気持ちが忙しくなって、ストレスがたまります。また、質問ばかりする人でもありません。質問さ
~声は答えを知っている①~からの続きです。発している言葉は同じなのに、伝わるものがまったく違う。これは、話している『内容』『情報』以外にも伝わっているものがあるということです。・部下が繰り返すミスにうんざりする、上司のイライラ・砂糖と塩を間違えちゃうお茶目な彼女への、彼氏の愛情イライラも愛情も目には見えませんが、声に現れてしっかり伝わります。[声が伝えるもの]・イライラした気持ち・不安・自信のなさ・罪悪感・ワクワク感・あふれる自信・心の落ち着き・相手へ
話している内容は同じなのに、伝わるものが違う。そんな場面は、実はあちこちで起きています。例えば、、、Aさん)今日もまた怒鳴られて落ち込んだ…Bさん)今日、とってもいいことがあった!その時電話が鳴って、第一声。Aさん『はい、もしもし~』Bさん『はい、もしもし~』AさんとBさんの『声』、ずいぶん違っていそうですね。こんな例もあります。①また部下が同じミスをした!上司が怒鳴り声で一言。②超ラブラブカップルが一緒に料理中。砂糖と塩を間違えた彼女に、彼氏が一言。上司『何や
[『変わりたい』のに『変われない』あなたへ②]~『変わりたい』のに『変われない』あなたへ①もしも、この先に①『なぜいつも自分はあんなふうにしか行動できないのだろう』②『またあんなことを言ってしまった』③『元気なふりをするのに疲れてきた』と感じた時には、自分にこう声をかけてあげましょう。『なんて健気(けなげ)なんだろう!』~『変わりたい』のに『変われない』あなたへ①~①行動を振り返って、きまじめに反省するけなげな自分。②自分の言葉が誰かを傷つけた、と悔やむけなげな自分