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山田太一さん脚本の「今朝の秋」というドラマを見ました。笠智衆さんは私が小さい頃よくおじいちゃん役をされていました。今は亡き祖父に雰囲気が似ているので、笠さんが映るたびに号泣して見ていました。。(私はおじいちゃん、おばあちゃんっ子だったので。。)今の現実がつらすぎて、この時代に戻りたいなと思いながら見ていました。。笠さんは画面に存在するだけでいい、ほんとに稀有な俳優さんだったなと思います。杉村春子さん、杉浦直樹さん、倍賞美津子さんの演技もとてもよかったな。。笠さんの友達役の加藤嘉さんも懐かしかった
脚本家の山田太一さんの追悼企画で「今朝の秋」の再放送があった。これ何度見たかわからないけど見るたびに発見がある。「今朝の秋」脚本:山田太一出演:笠智衆、杉浦直樹、倍賞美津子、杉村春子、樹木希林蓼科で一人暮らしをする老人(笠智衆)の家に息子の嫁(倍賞美津子)が訪ねてくる。実は息子(杉浦直樹)が入院していて余命3ヶ月だと。そこで息子の見舞いに状況する父。そこに家族を捨てて家を出た母(老人にとっては元妻。杉村春子)が訪ねてくる。父親は息子をタクシーに乗せて蓼科に行く。「病気も悪いことばっか
今回は小津安二郎監督の傑作コメディ「お早う」(1959年)をご紹介します。すごく面白かったですね。"GoodMorning"photobyCraigDuffysource:GoodMorningflic.krザ・昭和です。ノスタルジーが溢れてきますね。林家の子ども達、実と勇がかわいらしい。2人のタートルネックセーター(トックリセーター)の柄と茶色は昭和の茶色ですね。白黒テレビや洗濯機などの家電がまだまだ高価な代物だった時代、多摩川沿いの新
午前0時44分〜2時15分再放送山田太一さんをしのんで「今朝の秋」笠智衆杉村春子杉浦直樹倍賞美津子樹木希林初回放送1987年10月24日💠💠💠💠💠午前2時30分消灯午前5時45分起床💠💠💠💠💠午前11時追悼、山田太一さん▽数々の名作にこめた思いとは💠1983年「ふぞろいの林檎たち」💠「藍より青く」💠「獅子の時代」💠1976年「男たちの旅路」鶴田浩二水谷豊桃井かおり💠1984年
ランクBの上~Aの下新興住宅地の人々に起る日常の細々を丹念に、淡々と描いた世相を反映したホームドラマです。特に大きな事件が起こるわけでもなく高度成長期の中流家庭に起るちょっとした波風を描いています。オープニングとエンディングのおならエピソードが、新興住宅地の不思議な、異空間へ誘われます。どうってことない、たわいのないエピソードで1本映画を製作してしまう力量に恐れ入ります。動かないロ
【カニカマの天麩羅…っ】今日の晩飯は…っ、仕事帰りにいつものスーパー『ワイズマート』で🍱弁当🍱と惣菜を買って来ました…っ😄😄😄“🍱牛すき焼き重🍱”&“カニカマ磯辺天麩羅”·“野沢菜漬物”を買って来たんですが…、“牛すき焼き重”と“野沢菜漬物”は兎も角も、“カニカマ磯辺天麩羅”と云うのは産まれて初めて見ました…っ😅😅😅まぁ…っ、味の想像は大体付くんだけど、興味本位ってのも有って、“カニカマ磯辺天麩羅”を1パック買って来ました…っ😆😆😆“カニカマ磯辺天麩羅”はっ、そのままでも喰えるんですが
小津安二郎監督の代表作のひとつである「東京物語」(1953)を見ました。大変お恥ずかしい話ですが、一応映画好きの端くれを名乗りながら今回初見なのです・・・。全世界的にも評価の高い巨匠・小津安二郎の作品であり、面白くないわけがないと思っていましたが、何年か前に放送を録画したきり「いつでも見られる」と思ったのも仇となり今更ながらやっと見た次第である。で、どうだったかというと本当に素晴らしい映画である。予想を遥かに越える素晴らしさ。この映画は「老夫婦が東京の子供たちを訪ねるが、多忙などのためなか
ショートステイ2日目。つまり僕にとっては休暇2日目。介護から解放されてのびのびしている。昨日、NHKBSの小津安二郎監督の「お早よう」を録画して、今日観賞したが面白い。1959年の作品だから、ちょうど僕が10歳の時だ。TVが家庭にあるのがまだ珍しかった時代。子供たちは隣の若夫婦の家に見にいっているが、親に自分のうちでもTVを買ってくれとせがむ。そのことで親と言い合いになり、口をきかなくなるという騒動が中心だ。加えて近所づきあいやサラリーマンの定年や押し売りなど当時の世相が描かれる。僕の子供時代と
小津安二郎生誕120年で、NHKBSが、毎週やっているので、観ている。一度観ているのに、ついつい、観入ってしまう、若いときは退屈だったシーンが面白い、笠智衆が東山千栄子と夫婦役だったり息子役だったり、つまり、若いときから老け役なんだね。同じ俳優陣だから、続編かと思いきや、違う物語なのも、新鮮。親の危篤電報だけで、あんた、とうする?喪服持って行く?と言う、杉村春子の演技に観入ってしまう。正月に観る用に、いっぱい録画している、ひばりの東京ドームとキャンディズの解散コン
齢を重ねて感じることの一つに、小津監督の作品の良さがより深い所で理解できるような気になったこと。小津風劇場せってい*奥様も隠居され、今では身の回りの世話をしてくれる老いた女中と二人で住んでいる。老いた女中(婆サマ)が庭の草取りをしている。「ねエ、お春さん草抜きなんか止めてこっちでお茶でもしない。一人で部屋にいたって退屈だもの」(杉村春子風)この着物を羽織ると、小津映画に絶対こんな場面の一つや二つあったような気がする。杉
只今都心部9.6℃で練馬8.4℃表記、今夜は北風で体感寒し、寒さ?低気圧?ちょい肩痛…😓✋今夜はおいなりさん&野菜コンソメスープ食べながらありがとうseason2第2話。ひとり親や兄弟だけ…時代かな…#ありがとうseason2#水前寺清子#山岡久乃#杉村春子#石坂浩二#児玉清#岡本信人#大空真弓#井上順之#沢田雅美#伊志井寛#乙羽信子
映画「満員電車」1957年大映99分<監督>市川崑<キャスト>川口浩、笠智衆、杉村春子、小野道子、川崎敬三、船越英二、浜村純<内容:ネタバレ注意>茂呂井民雄(川口浩)は平和大学を卒業し駱駝麦酒株式会社に就職した。日本には我々が希望をもって坐れる席は空いてない。訳もなくはりきらなくては、というのが彼の持論。社員講習の日、一の関の高校の教師となって行く同窓の壱岐留奈(小野道子)に逢い二人は軽くキスして別れた。講習が済むと民雄は尼ヶ崎へ赴任した。そ
「女の座」(1962)愛憎渦巻く家族の物語をU-NEXTで観ました。初見。監督は成瀬巳喜男。予告編は見つけられず。父の金次郎(笠智衆)が重症という一報を受けて、長女の松子(三益愛子)が実家の雑貨店『石川屋』に戻ってきますが、庭の大きな石を運ぼうとして腰を痛めただけだと聞いてホッとします。父の病床近くにいるのは、後妻のあき(杉村春子)、亡くなった長男の嫁芳子(高峰秀子)、次女の梅子(草笛光子)、四女の夏子(司葉子)、五女の雪子(星由里子)の同居組と、渋谷で中華料理店を開いてい
沢尻エリカが舞台「欲望という名の電車」で復帰とアナウンスされた。以降、賛否の意見がかまびしい。テネシー・ウィリアムズの名作。日本では杉村春子の当たり役として長い間知られていた。杉村春子存命中は、他の女優が演じた記憶はない。没後は寺島しのぶ、大竹しのぶ、高畑淳子などが演じた女優にとっては羨望の役。映画化作品では「風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リーが演じて2度目のアカデミー主演女優賞を得ている。日本では杉村春子が長らく得意役として演じてたプランチ役。しかし、個人には杉村春子はミス
西鶴一代女★★★★西鶴一代女Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}1952年(昭27)4月17日公開/モノクロスタンダード/148分/新東宝製作:児井英生原作:井原西鶴『好色一代女』より脚本:依田義賢監督:溝口健二撮影:平野好美音楽:斎藤一郎美術:水谷浩出演-田中絹代・三船敏郎・菅井一郎・進藤英太郎・沢村貞子・山根寿子・大泉滉・柳永二郎・宇野重吉・清水将夫・加東大介前作「武蔵野夫人」から7ヶ月振りの溝口新作。戦後、女性解放三部作
めし★★★★めしAmazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}1951年(昭26)11月23日公開/モノクロスタンダード/97分/東宝/製作:藤本真澄原作:林芙美子監修:川端康成脚本:井手俊郎、田中澄江監督:成瀬巳喜男撮影:玉井正夫音楽:早坂文雄美術:中古智出演-原節子・上原謙・島崎雪子・二本柳寛・杉村春子・小林桂樹・杉葉子・風見章子・大泉滉・花井蘭子・中北千枝子・浦辺粂子・田中春男・山村聡・長岡輝子1951年に成瀬は3本
2018年6月27日記事過去記事ランダムに見直したら、あらららら。坂東玉三郎様、動画・・・残ってるのと削除されたもの、どっちが多い?困ったなあ。とりあえず、無茶?な修復。書き続ける顔こちらは『書かれた顔』からのフィルム、この作品にご出演された、杉村春子先生の演じられていらした作品を、今は、玉三郎様が演じられてらっしゃる。芸術は、生きて受け継がれることが可能なのだと思う。そしてまた、その運命の「人」がいらっしゃる。これからぐる~っと回って、記事最後
「麦秋」★★★★★麦秋Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}1951年(昭26)10月3日公開/モノクロスタンダード/124分/松竹大船製作山本武脚本野田高梧小津安二郎監督小津安二郎撮影厚田雄春音楽伊藤宣二美術濱田辰雄出演-原節子・笠智衆・三宅邦子・菅井一郎・東山千栄子・杉村春子・淡島千景・高堂國典・佐野周二・二本柳寛・宮口精二・高橋とよ前作「宗方姉妹」から13ヶ月後に公開された小津の新作。ちょうど2年
「晩菊」「晩菊」プレビュー1954年6月15日公開。杉村春子主演の中年女性を描いた異色作。人生の秋を感じさせる名作。原作:林芙美子「晩菊」脚本:田中澄江、井手俊郎監督:成瀬巳喜男キャスト:倉橋きん:杉村春子中田のぶ:沢村貞子小池たまえ:細川ちか子鈴木とみ:望月優子田部:上原謙小池清:小泉博鈴木幸子:有馬稲子関:見明凡太郎中田仙太郎:沢村宗之助板谷:加東大介静子:鏑木ハルナ岩本栄子:坪内美子ホテルの女中:出雲八枝子巡礼:馬野都留子
「めし」1951年11月23日公開。林芙美子の未完の絶筆となった同名小説を映画化。「めし」をテーマにした夫婦の問題を描く。受賞歴:第25回キネマ旬報ベスト・テン第2位第6回毎日映画コンクール日本映画大賞、監督賞、撮影賞、録音賞、女優演技賞(原節子)第2回ブルーリボン賞作品賞、脚本賞(田中澄江)、主演女優賞(原節子)、助演女優賞(杉村春子)原作:林芙美子脚本:田中澄江、井手俊郎監督:成瀬巳喜男出演者:上原謙、原節子、島崎雪子、風見章子、杉村春子、浦辺
晩春★★★★★晩春デジタル修復版Amazon(アマゾン)1949年(昭24)9月13日公開/モノクロスタンダード/108分/松竹大船製作-山本武原作-廣津和郎「父と娘」脚本-野田高梧、小津安二郎監督-小津安二郎撮影-厚田雄春美術-浜田辰雄音楽-伊藤宣二出演-笠智衆、原節子、月丘夢路、杉村春子、宇佐美淳、三島雅夫、三宅邦子、青木放屁、高橋豊子前作「風の中の雌鶏」からちょうど一年後に公開された小津監督作。世界映画史のベストテンでも常に
「お早よう」(1959)オナラとテレビをめぐるコミカルなホームドラマをU-NEXTでひさびさに観ました。監督は小津安二郎。予告編はコチラ。多摩川沿いの新興住宅地。下校中に自在にオナラをできるかを競い合う子供たち。林家の長男の実(設楽幸嗣)、次男の勇(島津雅彦)、原口家の幸造、大久保家の善一の仲良し四人組。近所のオナラの名人のおじさんから「軽石を粉状にして飲むとオナラの出が良くなる」という耳寄り情報を聞いて以来、ずっと実践中。幸造が力み過ぎて"実"が出てしまったんで、家に帰っ
僕の田舎の映画館は八月のお盆の頃四谷怪談をやる、当時有名な女優がお岩さまをやるし、田舎の映画館なのに改築してシネマスコープの大画面にしたので、怖いこわい。日テレのあなたの知らない世界は、昼の番組なのに、幽霊役のエキストラ?のお婆さんが、恐ろしかった。で、今日はひとりぼっちの四谷怪談上映会。なんと田中絹代、上原謙、杉村春子、宇野重吉、佐田啓二…監督は木下恵介。1949年、戦後すぐの映画。画像は悪いし白黒だし、役者は全員故人だし、四谷怪談のドキュメンタリー映画みた
『反逆児』映画トーキー110分カラー昭和三十六年(1961年)十一月八日公開製作国日本製作東映京都製作大川博企画辻野公晴栄井賢小川貴也原作大佛次郎『築山殿始末』より脚本伊藤大輔撮影坪井誠照明和多田弘録音中山茂二音楽伊福部昭編集宮本信太郎記録石田照装置木津弘装置中岡清美粧林政信衣裳三上剛
(動画見たかな?)【女優ベスト10・(日本・映画スター)】(ランキング動画)【う山TV・バラエティ】□──────────────────□(*^ー^)ノ【う山TV(スタディ)】と、【う山TV(バラエティ)】で動画を配信致します☆□──────────────────□□♪(´θ`)ノ2023年7月27日(木曜)君は見たかな?□(*^ー^)ノう山先生と母とで、個人的な、女優ベスト10(日本・映画スター)をランキング形式で作成しました☆(母の意見強大)□♪(
「沓掛時次郎」(1961)市川雷蔵主演の股旅時代劇を観ました。初見。監督は池廣一夫。予告編はコチラ。溜田の助五郎一家に草鞋を脱いでいた沓掛の時次郎(市川雷蔵)。一宿一飯の恩義で、会ったことのない六ツ田の三蔵(島田竜三)を斬ることになり、1対1の勝負となります。一撃を加えて深傷を負わせて、これで助五郎への渡世の義理は返せたと言って、三蔵を逃がしますが、子分を引き連れた助五郎(須賀不二男)が逃げる三蔵を追い詰めて容赦なく殺害。三蔵の女房を横取りしたいがための襲撃であったこと
リアルタイムで見れなかった1993年秋にテレビ東京で放送された回顧番組。当時の新聞に「太地喜和子」の名前があった。30年間思い描いたのは、テレビ東京に残されたアーカイブ映像で、「人に歴史あり」とは、別のインタビュー番組に出演しての映像だと思った。それを紹介してただろうと思った。ところが、この2月。Youtubeに配信されたその番組。紹介されたのが、1975年6月放送の「人に歴史あり」であった。この回、杉村春子がメインであったが、ゆかりの著名人に登場したのが太地喜和子であった。その当時の新聞記事
1979年6月20日放送の「人に歴史あり」。劇作家の北条秀司をメインに、ゆかりのゲストを交えて、自らの半生を語った。脚本ミュージアムでは、このときの台本が所蔵されている。何年か不明であったが、第577回目と、末期であることや、6月20日の水曜日が1979年であることが、縮刷版で確認できた。その話は、さておき、Youtubeで見た「人に歴史あり」を、元にした回顧番組で、あるとき、猪俣公章があるテレビ東京のインタビュー番組を紹介された。ところが、縮刷版で調べたら、猪俣公章は、「人に歴史あり」
2023年-令和5年6月10日シネ・ヌーヴォ1995年-平成7年作品THEWRITTENFACE95年に本作品が制作されていたんですね。坂東玉三郎は自分が男である事、背が高い事、足を悪くした事等のハンデが、全て女を演ずる事の勉強に成っているみたいな事を言っていましたね!作品に映画女優の杉村春子が登場しますが、その関連で成瀬巳喜男監督で未見の「晩菊」(1954)のある場面が挿入されていました。晩菊[DVD]Amazon(アマゾン)1,703〜4,827円
今年のカンヌ国際映画祭で、ドイツ人監督ヴィムヴェンダースの作品PerfectDaysで、主演した役所広司が男優賞を受賞したことが話題になりました。役所広司の役名は平山さん;東京物語へのオマージュでしょうか。ヴィムヴェンダース監督は役所広司を評して、小津安二郎監督にとっての笠智衆のような役者に出会えたと言ったそうな。逆に役所広司さんはヴィムヴェンダースのことを、前世は日本人だったんじゃないかと思うぐらい日本人の心情を理解している、と言っています。ちなみにPerfectDaysは、年末に