「食べ物の恨みは恐ろしい!」とは本当の事だと思う。特に継母のように元々食いしん坊であり同時に性格も歪んでいる、「食べさせて貰えなかった」「意地悪の限りを尽くされた」ことに相当な根深い恨みを生涯に渡り持ち続けるタイプだ。心身ともに飢餓状態で育った継母を動物のような野蛮な食べ方に仕向けたのは、勿論元来の性格もしかりだが後妻の虐待が大きな要因だろう。3歳上の姉の方は早々に結婚して新居を設けていたので、朝早く毎日姉の家に寄ってから弁当を受け取り通勤していたが、暫くして姉の家の2階を間借りした。これでよう