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朝の小径。朝のクレクレタコラ。
土曜日はSHOVELHEADさんの個展を観に谷中に。続いて六本木ヒルズの3階での井上裕起さんの個展に行って来ました。ここで観るのは2回目。アートショップの奥にあるギャラリーです。ショップの正面入り口には東京駅にあるVYNILの商品が金型や彩色マスクなどと共に展示されてます。弊社でワックス転換したり原型製作するなどのお付き合いをさせてもらっています。で、ギャラリーへ。まるでソフビのようなタッチですが、FRP製。ソフビはショップコーナーにあるこちらです。↓二つも個展を
6/10日曜日に谷中でSHOVELHEADさん、六本木で井上裕起さんの個展に行ってきました。久々の東京。新旧の建物や店舗が入り混じる谷中もいつぶりでしょう。老朽化でしょうか、あの坂道周辺の建物の一角が取り壊しの最中でした。さて、SHOVELHEADさん、1・2階あるギャラリーで今回は仏教モチーフの大作が待ち構えていました。圧巻でしたよ。物量といい、作り込みといい、彩色といい、気の遠くなる作業が想像されます。見飽きない。出来ればキャラクター達がバラバラにならないよう、
アルファロメオ6Cが完成しました。プロバンスムラージュの古いレジンキットです。原型は私が一番好きな原型師、アラン・メトロズさん。モデルカーレーサーズでYowさんも指摘されていましたが、このキットはホイールが小さめです。今回はパドックのジャガーCタイプ用ホイールと、ルネッサンスの62GTO用のフロントタイアに交換しました。あと、以前の日記に書いたように、お尻は形状を少し直しました。横からの眺めはこれが一番だと思います。メトロズさんの原型が無事形になって嬉しいです。ミレミリア
ご無沙汰しております。今回はお仕事を一緒にやったお方や知人の告知をします。すでに始まっていますが、井上祐起さんの個展。『salaMandala/BORDER』5/19(金)~6/11(日)12:00~20:00RoppongiHillsA/Dgallery〒106-6103東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズウェストウォーク3FそしてSHOVELHEADさんの9年ぶりの個展。『アッチ極コッチ獄見
だいぶ間が空いてしましましたが、八岐大蛇は先週、無事に納品となりました。発注元は弊社と長い付き合いのお客様ですが、「オリジナルキャラの原型なので幾ら時間が掛かっても構いません」という滅多にない条件の仕事でした。納期の決まっている仕事優先に合間を縫うように作っていましたが、打ち合わせ段階から数えると2年近く経っているのではないでしょうか。有り難くも申し訳ないような仕事でした。後は金型、彩色と無事に進行してくれるのを待つのみ。金型は上手くいってるか、ちゃんと金型から抜けたか、など
何とか生きようとするキングコープス、生前最後の姿!「KINGKORPSE」は元々「巨大ゴリラモンスターのゾンビ化した姿」として2016年秋に滋賀県のインスティンクトイからリリースされ、登場しました。このキングコープスepisodeZEROは、死骸になりゾンビ化する寸前の姿。手首には裂傷を防護する大蛇が巻きつけてあり、足首には樹木の表皮を巻き付け、傷を治癒させ、生きようとする足掻きが見えます。ソフビと言えど、懸命に生きようとする生前最後の姿のドラマが原型師JamesGroman氏の手に
さて、パーツ数がかなりあるのでかん着・湯口の取り付けは数人がかりでも時間がかかっています。これをこんな感じで付けます。ワックスペンで円が崩れないようにシールしていきます。かん着、差し込む方ですね。このように形状が違います。明日、明後日には出来るでしょうか・・・?せむらじょうた
スケジュールが混みまして、ブログの更新が遅れましたが、八岐大蛇、無事監修が通りました。で、完成画像を投稿しようと思ったのですが・・・すでに社長が緩着の取り付けの加工を始めてしまっていました!と、いうわけで完成画像が撮れなかったので新画像と過去画像で完成体を想像してください・・・すみません。いやぁ・・・ミスったなぁ。せめてものですが、次は皆さんがあまり見た事がないであろう、かん着・湯口付きの画像を載せます。せむらじょうた
実に3年ぶりにワンフェスに行ってまいりました。ブースの知り合いの人の話だとまだコロナ前の7割位との事。とはいえ人は多かったです。企業ブースも以前より少なかったです。時間制の入場も早朝から並ぶほど熱心ではない私には便利なやり方でした。お目当てのフィギュアが売り切れてる可能性はありますが。さて、個人的に注目のフィギュアはさておいて今回は弊社が原型のワックス転換などで関わった物をいくつか紹介します。一通り回ったつもりでも取りこぼしは幾つもあるのでご了承を。ARTTOYロド
八岐大蛇の進捗状況ですが、首をS字に曲げたのも欲しいという要望でした。新造形の首を1本作って、金型で複数作り、個体によって2本3本と変えながら加えようという事になり、作っております。一旦、こちらの仕上は同僚に代わってもらい、私は別の原形制作に入りました。基本、一体の原型を一人で全て担当しますが、スケジュールなどによって複数人に振り分けたり、担当を代えたりします。せむらじょうた
コレはデカい!サルジルシの怪獣シリーズゴジラ1962。いわゆるキンゴジ!やっと入手!
さてさて、一気に仕上げに行けるかなぁと思っていましたが、完成前に監修してもらい、「修正して欲しいところがあるので追って連絡します。」というので、一時的に作業はストップしてます。まあ、1発でOKが出るなんて滅多にないので仕方がない事です。で、今回は図面の一部をお見せします。という事で新しい指示が届くまで別の商品の原型に取り掛かります。せむらじょうた
鱗の正体こと八岐大蛇も終わりが見えてきました。まず頭と首を繋げた基本形がこちら。首を四方八方に向けたいので、シリコン型で複製した首をまだ完全に硬化する前に手でグイッと曲げていきます。結果、下のように割れ目が走ったりもしますが、そこは埋めて修正していきます。仮組みしながら首の向きを決めていきます。何個も複製すると収縮率がそれぞれ違うものが増えるので、かん着部分の柄を合わせていきます。こんな事をコツコツ繰り返しながら完成に近づいております。
新年明けましておめでとうございます。弊社も本日が仕事始めとなります。本年もよろしくお願いします。昨年も大手メーカーさんから個人の作家さんまで、様々な方々とお仕事をさせてもらいました。本年も変わらずごひいきにして頂けたら幸いです。せむらじょうた
今日は会社の大掃除。以前、膝の半月板の手術の報告をしましたが、現在もリハビリ中。屈む姿勢が続くと少し膝にきました。今日もこらからリハビリに向かいます。会社は明日から1/4までお休みです。次回の更新はそれ以降になりますのでよろしくお願いします。原型制作やワックス転換などの注文もお待ちしてます。では来年もよろしくお願いします。せむらじょうた
さて、今年の仕事もあと数日。鱗の正体こと八岐大蛇の制作も佳境に入り、年明け早々には仮組して各パーツの調整をしながら最終的な仕上げに進みます。頭部もこんな感じで顎と舌を別パーツにした状態でシリコン取りして複製。口の開き方を変えつつ、表情も一体一体変えて行きます。喜怒哀楽の感情を8体全て違うものにしてくれという要望に応えてます。時間さえあればこういう注文には嬉々として応えます。いや、時間なくてもそこは出来る範囲で頑張りますよ、勿論。年内の報告はここまでです。また来年
今回の画像です。まずははい、ご想像の通り『八岐大蛇』です。お客さんの基本的なデザインの要望に応えつつ、“和”のタイプと“洋”のタイプの両方の案を提示したところ、”洋”のデザインを選ばれたので、そこからディティールを進めていきました。ご覧の通りアナログに作っております。せむらじょうた
こんにちは。今回、お見せする最初のパーツはこんなです。前回のパーツと組み合わせると全体の6〜7割に当たりますかね。さらに!↓↓↓↓↓↓頭ん中で組み立てましたか?なんとなく想像ついてきたでしょうか?本当はもっとボリボリ掘っている時の画像とか載せるべきなのでしょうが、制作に没頭してしまい、撮影の事をすぐに忘れちゃうんですよ。毎回一息吐いた時に「あっ」て思い出す。SNSなどではプロから趣味の人まで、皆さん上手に撮ってますよねぇ。私、インフルエンサーの素質は
鱗の正体3!という事で前回の続きです。大きな塊を粘土で造形して・・・・石膏取りしたらそこに溶かしたワックスを流します。ワックスは石膏に接している所から冷えてくるので、ワックスが全て固まる前に逆さまにして固まっていない所を流すと・・・・空洞になるので、軽くなり、作業しやすくなります。収縮もある程度抑えられます。そして重ね合わせてから形を整えていきます。この塊り、どんな状態なのかわかりますかね?せむらじょうた
一般的にはガシャポンで有名だと思われますが、kenelephantさんからお知らせが来たので転載します。中空工房(Chukukobo)中空工房はソフビの生産を行うだけでなく、アーティストや一般の方に参加して頂ける工房としての機能を備えた今までにないソフビ工場です。ChukuKoboisanunprecedentedsoftvinylfactorythatnotonlyproducessoftvinyl,butalsofunctionsasawork
前回、頭部のデザイン画をいくつか挙げましたが、全体像は追々お見せします。デザインが決まればさっそく造形に入ります。今は3Dプリンター、昔ながらの手作りの人は粘土で作る事でしょう。しかし、ほぼソフビの原型を作っていた弊社では最初からワックスで造形します。通常は大小のブロックを切り出して作っていくのですが、今回商品はとにかくデカい。そういう時はまず粘土で大体の形を出してから石膏に取り、そこにワックスを流します。中が空洞になるのでだいぶ軽くなって作業効率も上がります。しっかりと造
ポツポツと載せていた鱗を掘っている途中のワックス原型。発注元の会社の許可が降りましたので、もったいぶって少しずつその正体を明らかにしたいと思います。この原型は最終的にはソフビになるのですが、発注者様(後々オープンにします)からモチーフと仕様を提示して頂き、幾つかの条件のもとデザインはウチに任せるので原型を作って欲しい、という珍しいパターンの依頼でした。納品時期も自由という事だったので、普段の業務の間を縫うようにイメージ画を描いていきました。その一部がこれです。
まだまだ鱗を掘っています。いつ終わるか分かりません。*特定のキャラクターではありません。せむらじょうた
まずはDMからの引用。『Dr.MartensSHOWROOMTYOがアートマガジンHIDDENCHAMPIONとコラボレーションしたエキシビション“BootedArt”にKeeenueが参加します。日本のストリートアートシーンで活躍する5名のアーティストが8ホールブーツと3ホールシューズをキャンバスに描いたアートブーツとアート作品を展示。展示作品のアートブーツを展示。』https://jp.drmartens.com/topics_detail.html?info_id
ちょっと前…主にハズブロで活躍する原型師フレッド・アクゾンについて語ったけれど、▼下記ブログ参照『原型師から追うアクション・フィギュア-フレッド・アクゾン編-』フレッド・アクゾンは現在アメトイ・アクションフィギュア界隈で最も注目すべきスカルプターの一人だ。かつてはハズブロに所属し、現在はボスファイトスタジオの造型…ameblo.jp流石にあまりにもニッチが過ぎたのか、反響がほとんどなかったので今後は自粛したい…と思っていましたが、やっぱりフィルも外さんよな…という
私事ですが、10/20~29まで半月板の縫合手術のため入院していました。子供の頃から膝の関節が緩くて、しゃがむと関節がズレる事がよくあったのですが、成長するに従いそういう事も減っていったのですが、8月に久々にその現象が起きました。それ以降しゃがむ度に関節がズレるようになり、9月に整形外科でMRIを撮ったところ半月板が割れている事が判明。紹介された病院の先生のスケジュールの都合上10月も後半の手術となりました。内視鏡手術だったのですぐに良くなるのかと思いきや、全治数ヶ月。術後3日は鈍痛が
こんな角度からでも猪木さんと分かるスゴイ造形のソフビ。メディコムトイ×ブルマァク80sアントニオ猪木。このソフビ原型師さんの他の作品は、どんなモノがあるんでしょう。見てみたい。もしかしたら既に持っているのかも知れないけれど。
StableDiffusionの登場からAIお絵描きを特に注視してるけど、2次元美少女に対する原動力は凄まじい。2D美少女イラストがとんでもないスピードで進化中です。ここまで進化するとは昨年まで誰も(もちろん自分も)予想もしてなかったと思います。一旦ブレークスルーが起こるとAIの進化のスピードはどんどん加速していく。1900年代の人間もすごいスピードで色々なモノを発明したり、意識が変わっていったけど、休む必要のないAIはそれ以上のスピードで進化していくようです。Googleが開
ここ1ヶ月、私はひたすら鱗を掘ってます。結構大きいので時間がかかってますがこんな感じです。当然まだ秘密ですが特定のキャラクターではありませんので、完成したら製作過程も含めてここに載せられると思います。さて、10/13~11/2、ShovelHeadさんも参加するグループ展[RETROPOPMONSTERS]が開かれています。[RETROPOPMONSTERS]会場:東急ハンズ渋谷店B2Cフロアhttps://shibuya.hands.n