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こんばんは。助産師の恵です。昨日の新人さんの話からその流れで。「叱られるうちが華」これについて、どう捉えているでしょうか。一般的には、期待しているから注意されたり叱られたりするんだよ、といった意味になります。言う側(叱る側)の人は注意された人が良い方向に転じればその注意が良かったと思えるし、悪い方に転じたときはほら、言ったじゃないか…と諭すこともできる。どちらかと言うと、注意される側よりも注意している側が叱られているうちが華だよ、と使うことが多いような気がしますね
4月。新入学や、新入社などなど…新しい環境で何もかにも初めての経験が波のように押し寄せてくるこの季節。プリントや説明会などで前もって聞いていたにしてもみんなと違ったらどうしよう…説明のと違う…など不安や疑問にかられる時期だと思います。近年、学校教育も企業や病院も含めだいぶ緩やかな指導指針になっているとは思います。昔みたいに先輩を見て学べ!気合が足りない‼やる気がないからできないんだ‼…では、すぐ辞めてしまう時代。社会人ですら、親御さんから体調不良なので休ませま
1948年の今日、世界保健機関「WHO」が誕生したよ。▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう産科では、母乳育児の推進など世界中でWHOの指標に賛同しています。母乳育児と一言で言っても簡単なことではないので、古い考えも、新しい考えもその人に合った方法で安心して育児できることが第一です。
こんにちは、助産師の恵です。ブログの間隔はランダムですがいつも読んで戴いてありがとうございます(初めましての方も、良かったら過去のブログもご覧ください。たまにいい事言ってます。たぶん。)お歳を召されると、なぜか病気自慢になるご婦人方をよくお見かけします。高齢になるにつれ、身体のどこかに不調が表れるのは自然なことではあるのですが、やはり健康がいちばん。その点、いくつになっても、出産・育児の経験や婦人科疾患での経験はたくさん語ってもらっていいと思うのです。いくつになって
分娩予定日と聞いて、どんな状況をイメージされるでしょうか。陣痛が来やすい日?その日に産まれるのがベストな日?予定日はあくまでも予定日。その日が正解とは限りません何らかの処置のため、出産予定の日が決められてしまう事もありますが、それはその日がベストだからでしょう。病院などでは、妊娠週数で数えてエコー画像からベビちゃんの大きさを判断し確認、分娩予定日を算出することがあります。他に、最終月経(生理日)から数えて最初の日を起算とし+280日を予定日として考える方法もありま
どの世界にもある差別や贔屓、なくすことはできない。自身で変えることのできない状況に関する差別や偏見、それとは正反対の優遇。差別や偏見、比較を無くそうとする考えはかなり浸透してきてはいるものの見えない部分では、まだまだ払拭できていない状況と言える。誰もが身近にある性別に関する違いなら自分自身の考え方次第で全く別のものとして見ることもできる。女性の心は、凛として強くありたい。
これは、あくまでも私の私見ですよく、「助産師さんて、すごいですね」「大変なお仕事ですね」「すごい勉強したんでしょ⁉」などなど。言っていただけることがあります。褒めていただける言葉が多くあり、仲間内でも嬉しく思っています。ほんとに‼大変です‼まずは入学までの道のりで、看護師の資格を持つのは当然のこと。看護学校、看護短大は最短で3年。看護大学は4年。(准看資格からの進学は2年ですが、ここでは置いときます)それから進学や選択コースで1年間は必ず勉強及び実習漬けになります
なんとなく、無意識でなにかしていることって、ありませんか?一見、考えて何かをしているようで実は無意識だったり…意識的に何かをすることの根本は無意識のうちから始まっていること。あなたの行動は…無意識のなかから、真実の欲求がにじみ出てきていませんか?
こんばんは、助産師の恵です。スピリチュアルとか、宗教思想とかではなく、お腹のベビちゃんには意志があると思います。産まれてくる時期は、赤ちゃんが決めるでしょ。身体の不調は、生活の不摂生や外傷なんかの原因はあれど、臓器は自分の意思とは別に身体の中で、それぞれ活躍してくれてる。止めようと思っても心臓は止まらない。出そうと思っても、胃液は出ない。だから、身体が辛いとサインを出してるときは、きちんと休んであげてほしい。逆に、自分が「無理」「できない」…と思っていると可
いよいよ明日、14時に助産師保健師看護師国家試験合格発表です。嬉しい報告がたくさん聞けることを心から願っています!私が助産師国家試験を受けた頃とは問題傾向や合格率なども学校によって様々ですがやはりこの緊張感は変わりません。サクラ、咲け〜🌸
人とは上手くやって行きたい。嫌われず、仲間はずれにされず、楽しく生活したい。そんなの当たり前だけど…とても難しい。自分に原因があって嫌われてしまったり相手の発言や行動が許せなくて嫌ったり。大切な人を傷つけた事が原因で間接的に毛嫌いしたり。それだけ…?嫌ったり嫌われたりするのは、もちろんそれだけではない。ただ、好みに合わないだけでも、羨ましいだけでも、敵わないことが明らかだってだけでも相手を嫌いになる理由がある。それをいちいち気にして自分を嫌う人に好かれようと
名前は、産まれて最初にもらうプレゼントと言われています。あなたの名前の由来は、ご家族や親戚の方から聞いたことはありますか?最近ではなかなか読むのが難しい流行りの名前や説明がないと分かりにくい名前もちらほら…ありますね。名付けた人は、一所懸命考えてくれて画数を確認したり語呂を選んだり、愛情込めて考えてくれているんですが…時々、その愛情の方向が一般的な命名の文字から飛び抜けてしまうこともあるようです。他の子と同じにならないようにと、工夫したり、読み方を調べたり…気持ち
心理学の中で、いくつかある心理現象のひとつに、「吊り橋効果」という心理学実験に基づいた根拠のある心理現象があります。簡単に言うと、吊り橋を渡ることによる緊張感やドキドキした感覚が、その後に会った異性へのドキドキと勘違いしてしまうという脳が勘違いすることによる効果です。この勘違いにより、その異性が一層魅力的に感じるという心理学的効果になるそうです。しかし、その本来の実験により得た吊り橋効果の成果から、さらに追試を行い、様々な実験を行った研究グループがありました。
オレンジの鮮やかなマリーゴールド。ビタミンカラーには元気がもらえます自然界の色が、私たちに与える影響は気付いているよりもっともっと、深いところにあるように思います。明日も、何かひとつ自然界の色に目を向けてみてください。おやすみなさい。
こんばんは、助産師の恵です。「みつめのぼたもち」、ご存知ですか?関東地方(主に茨城と聞いています)で出産3日目にご近所や親戚に配るという、ぼた餅のことです。昔は、ぼた餅の原料である小豆やもち米は貴重なものであり、産後のお母さんがたくさん母乳を出せるように…と願いを込めて、産後のお母さんのために作っていたそうです。飽食の時代となり、近年はお祝いとして形式上のぼた餅を親戚や近所に配るご家庭もあります。産科病棟にいると、ご実家が関東地方のぼた餅文化が残るご家庭の方から、病棟に
いちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはな…ご存知の方も多いでしょうか。有名な詩の、ほんの一部です。作者の気持ちを考えたら…というのは学校でやってもらって。「いちめんのなのはな」を生活の場所によっては日常で目にする機会がありませんが、ほんの一時、足を伸ばして忙しない日常から離れて心の中に風を通すと気持ちがいいですよ。いま抱える問題の大きさが視点が変わって少しだけ軽くなるかもいちめんのなのはないちめんのなのは
なにを、悩んでいるの?過去の失敗や後悔は、前へ向かうための隠し味。やってもないのに、ダメかも…失敗したら、どうしよう…その時間がもったいない悩んでいると、焦げちゃうよ
こんばんは、助産師の恵です。何だか怖そうなタイトルですが、全く怖くありませんのでご安心をいままでに、いくつかの形式の病棟で働いて来ましたが、大学病院や総合病院、開業産科医とスタイルは様々です。大学病院や総合病院の産婦人科では、まず患者さんや妊産褥婦さんがゼロ(いない)と言う事はあり得ないのですが、開業産科医だとたまーに患者さん方がいらっしゃらない事もあります。(混み合うときはホントに混み合います)入院さんがおらず診療問い合わせ電話等も無い夜勤はわりと自由です。人それぞれ、
ディモルフォセカ(詳細では色や形により、オステオスペルマムと別扱い)花言葉元気、すこやかな人豊富、無邪気ほのかな喜びお腹の中にいたときからのお友達へ。ご卒業、おめでとう
梅の香から、沈丁花の香りに変わりました。生活の中の、ふと香る懐かしい感じ。春先になると卒業や進学、新生活の始まりなど様々な記憶を蘇らせる機会がありますね。どこで知ったか覚えていないけど何だか知っているような…遠い記憶。
人は亡くなると天に還る、と言われる。人は授かると天からの授かりもの、と言う。あくまでも、思想であり心の中の「何か」をイメージした表現といえる。人は亡くなると、土に還る。人は産まれる前から、人として成立するまで細胞は土から成り立っている。細胞、分子レベルで太古の昔からの事実。母なる大地。昔々の神話でさえ、海の神(父)、ポセイドン。大地の女神(母)、ガイア。大地を織り成す微生物から細胞分裂して生きてゆく生き物、そして人間に至るまで。全ては地球の成り立ち、生命。
「自然分娩にしたいです」バースプランとして、自然分娩を希望される方が多いです。多いというか、理由がある計画分娩でなければそもそもほぼ自然です。妊娠中、分娩中の異常のため、帝王切開や誘導分娩、吸引・鉗子分娩に切り替えることはありますが。妊婦さんの希望される「自然」がなんだか噛み合わないな…という気がするときもあります。投薬、点滴類、会陰切開などをしないことが自然分娩だと思ってる方もいますが、そこに向けて努力をされる方と、何も「されない」ことが自然分娩だと思ってらっしゃ
こんばんは。助産師の恵です。卒業、そして入学や進級、就職など…新しい環境におかれる時期が近づいて来ました。ご卒業された方。そのご家族の方。卒業生を送り出された方。おめでとうございますさて、新しい環境になるにおいてやはり「良い自分」を見せたいですよね。人は外見だけで8割方判断されてしまうという話がありますが、決め手は表情や雰囲気ではないでしょうか。服装や身なりはごまかせても、表情はどうしても固くなりがち。好きなタイプの相手へは好意的な表情も作れますが苦手なタイプには
何においても客観的な視点で見ることができるそんな小さな気の持ち方が周りとの調和や不要なストレスの排除につながる思い込みひとつで自ら可能性やチャンスを逃しているのかも知れない
ヒーリングリラクゼーションセラピー…などなど各々、単語に意味があると思います。内容(方法)やポリシー、その行為をする手段・経路は多様だと考えています。上記について、またそれに近いもので、それらを否定する気は一切ありません。文章に語弊やお気に触る部分がありましたら、スルーして下さいで。それ、ホント?何か意味あるの?…と疑いたくなるようなうさんくさい(失礼)物も巷に溢れかえっていますよね。ひと通り話を聞いて、疲れていますね、とかいま悩んでることは〜ですね、とか
こんにちは。助産師の恵です。以前、腕組みをする心理を記事にしてみました。そこからの続きです。今回は足を組む心理について、考えてみました。まずは、足を組む側の足はどちらでしょうか?その時の状況や、体調によっても違いはあると思いますが右足が上か、左足が上か…行動心理学の観点から言われていることは右足が上→特定の分野のスペシャリストのタイプが多く、やや内向的な性格、または一人でいたり少人数で過ごすことを好むタイプ左足が上→ジェネラリスト(博識な人)が多く、積極的・開放的な人、
何かおかしいな…何か気になる…そんな予感が、臨床現場で役立つことが度々あります。明確な根拠はないけれど、なーんか嫌な予感。あ、これは大丈夫!…など根拠のない勘が的中することは臨床にいるナースや助産師には経験があると思います。臨床経験の浅い新人さんにはなかなかピンと来ないかも知れませんが、これが役立つことがあるんです。後から考えると、何らかの理由が付いてきて「あー、なるほど」ということも。この、「なんの根拠もない勘」が意外に役に立ってくるのは自分自身の
こんばんは。助産師の恵です。私はどちらかというと、白黒はっきり付いたほうが気持ちがいいというか、すっきりするのですが。このお仕事をしていて思うことは白黒つけないグレーも大事なんだなってこと白でもあり黒でもある。いいとこ取りして中途半端にしておくほうが人にも自分にも優しいのかも知れない…ってこと
何かに不安になったり、気になって仕方がないときはその「物事」に深く興味があるからで慎重に物事を捉えているから知ることで自分を守るため不安が無い、というと何だかあっけらかんとして健全なイメージすら見えてくるけれど、それは「物事」の根本を見ようとしていない見えてきていない状態だったら…不安があって心配して色々考えてしまうことは悪い事ではない不安と安定のバランスを上手く調整できればいいんじゃない?
こんにちは。助産師の恵です。先日の産科四字熟語(?)からの会陰切開のお話から、そのつながりで会陰裂傷についてのお話です。(痛みの表現を伴うお話なので、苦手な方はスルーしてください)会陰裂傷とは、腟から肛門までの間の会陰(えいん)という部分が、分娩時に裂傷を起こしてしまうことを言います。多くは腟の下部の半分以下に生じ、その近辺の組織を傷めてしまうことを会陰裂傷と呼称しています。割合として正中(真ん中)あたりに起きやすく、会陰だけでなく腟にも裂傷をきたしたり、深いときは直