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2016年12月26日、将棋連盟あてに第三者調査委員会から報告書が提出され、年が明けて1月16日に「調査報告書(概要版)」が将棋連盟のHPで公表された。いくつかある疑問のうち、一つは公表・非公表の問題だ。「調査報告書(概要版)」の目次の下に、次のような記載がある。別紙1:本件ヒアリング対象者一覧別紙2:受領資料、データ一覧別紙3-1:本件電子解析項目及び手法別紙3-2:将棋GUIアプリケーション、将棋ソフト、リモートデスクトップアプリケーション一覧別紙4:本件一致率等分析の条件
2.p.37の「(3)その他の事情」で、なぜ、常務会の見苦しい姿勢に通じる見解が盛り込まれたのか。1月16日に、第三者調査委員会の報告書が公表されたと知って、筆者は少し意外であった。将棋連盟は公表しないままで押し通すのではないかと見ていた。調査委の記者会見(12月26日)での但木委員長の質疑応答と、翌日の将棋連盟の記者会見の発言要旨を見比べて、将棋連盟が委員長のアドバイスを理解できていないらしいと受け止めていたからだ。読んでみて、更に、驚いたのが、p.37の「(3)その他
第三者調査委員会の調査結果については、まず、三浦九段にかけられた疑惑が根拠のないものであったということを明確に示してくれた点を評価したい。これだけ明確に発信しているのに、まだ疑っている輩もいるようなのだが、この点については、ほぼ満点の出来ではないだろうか。一方、もう一つの論点、処分の妥当性について調査委がやむを得ないものとしたことについては、ある意味、それこそ「やむを得なかった」ものとも考えられる。この調査結果に関して、そのことも含め、次のようなことが気になり疑問をもったのだが、以下、
以前に、次のように島朗九段について書かさせていただいた。ところで、私は、島九段に好感を抱いてきた。今現在も、好人物だと考えている。島朗九段は、将棋界だけでなく、各方面とも交流があり、今後の将棋連盟の運営を背負っていくことが期待される人物である。普及活動にも熱心で、私も(多面指しではあるが)二枚落ちで三度教えていただいたことがある。初代竜王という実績をお持ちになりながら、謙虚な姿勢で、人当たりもソフトだ。東日本大震災復興支援等にご尽力いただたことも言うに及ばず、立派な方だと尊敬している
谷川先生には、お疲れさまでした、とお伝えしたい。筆者は、昔からの谷川先生のファンだ。「1年間、名人位を預からせていただきます」、羽生先生との数々の名勝負、阪神大震災後の七冠阻止の勝利など、谷川先生の実績等に昭和からの将棋ファンなら強い印象を受け、応援してきたのではなかろうか。今回の騒動については、まことにお気の毒というしかない。谷川会長の対応を非難・批判する声が多く、大きいようだが、筆者は、今となっては同情する。確かにこの間の連盟常務会の対応、特に昨年12月27日の記
三浦九段にコンピューターソフト使用の疑いをかけて出場停止にし、その後の調査で冤罪と判明した件で、日本将棋連盟・谷川会長が事実上の引責辞任です。三浦九段を処分したことなどについて『もっと早い段階で、いろいろなこと手を打っておけば……』って、反省の弁ですが、先を読むのが商売だったような気もしますが。谷川会長の表向きの辞任理由は健康上の問題で、正式辞任は後任会長が決まってからになるとか。体調不良ですが、今のところ現役は続行するとも。三浦九段の来月13日からの復帰も決まりましたが、補償
今回は、鉄道の話ではなく、私のもう1つの趣味「将棋」についての話です。昨年末、将棋界の2つの話題が世間を騒がせました。1つ目は、表題の「藤井聡太四段」が加藤九段に勝ったことですね。藤井四段は、14歳で現在中学2年生。将棋界最年少記録を更新した棋士です。対する加藤九段は、今はバラエティーにも出演する人で、当時14歳で棋士になった最年少の人でした。(月数の関係で、藤井四段が62年ぶりに更新)この62歳違いの新旧天才が、「抽選で」対局することになったのです。しかも、藤井四段のデビュー戦
著者大川慎太郎講談社現代新書2016年7月発行将棋好きの人には、たまらなく面白い一冊タイトルだけではイマイチ内容が分かりにくいが既にプロ棋士を超えてしまったと言われるコンピュータソフトに対するトッププロ棋士達の考え方、接し方を著者との対談形式で明らかにしていく内容。棋士との対談が夏場以降大騒ぎになった三浦九段のカンニング疑惑以前の昨年の正月を挟んだ時期に行われたので、「ソフトが強くなった現在、プロ棋士の存在意義は?」なんて究極の質問も交えながら各棋士の本音が
正月早々こんな記事は書きたくないが・・・昨年末、将棋関係ではおそらく史上最悪のコラムが某新聞紙上に載った。【リンク】↓12月29日のコラムなので消えた(あるいは消された)場合のために【魚拓】じっくり読んでいただきたい。ツッコミ所満載、というかツッコミ所しかない稚拙にして最低の内容だ。全部で5段落。一つ一つ突っ込むのも馬鹿馬鹿しいが。①第一段落、「李下に冠を……」に対してそもそも三浦九段は李の木の下に入ってさえいない。したがって引用そのものが当てはまらない。②
2016年将棋界の明暗ですが、明のトップは14歳のプロ棋士・藤井聡太(そうた)四段が誕生しました。最年少記録62年ぶり更新。そして最初の対局は最年少記録を保持していた加藤一二三九段でした。竜王戦6組での対戦。まるで仕組まれたような対戦でしたw。加藤一二三九段に勝利してプロ1勝目を挙げた。当方は何が何でも観たかったのですが、所用で飛び飛び観戦。藤井聡太(そうた)四段明の2番目は『聖の青春』『三月のライオン』の映画化。将棋の映像化が実現するなんて思
どうも、逢坂です。三浦弘行九段が、将棋ソフトを不正に使った疑いが出ているとのことですが、理由は、、”対局中に席を外すことが多かったから”だそうです。(苦笑)将棋の対局時間は持ち時間によりけりで何十時間や日にちをまたぐ事もあるそうですが、一体どんだけ席外したんだよwそれより、席を外してもいいけど不正ソフトがうんぬんかんぬん言うならば最初からスマホ・iPhone等のデバイスを回収するとか、緊急電話の場合のみでるようにするとか、工夫するべきだと思うんだよな。
将棋棋士の三浦九段が将棋連盟に不満の意「休場の申し出はしていない」「元の状態に戻してほしい」将棋棋士の三浦弘行九段が対局中に将棋ソフトを不正に使った疑いがあると指摘されていた問題で、12月2..........≪続きを読む≫[アメーバニュース]この結論では、三浦九段は名誉回復のために、将棋連盟を名誉棄損で訴えるべきではないか。一方的に嫌疑をかけられ、流布されて、家族にも実害があったのであれば、三浦九段が言うように、将棋連盟は正に名誉を含め、現状に帰す義務があるだろう。そ
ハーイ。ユウコでーす。ホントはわたし、今日すっごく忙しいんです。バイト先のラウンジは年末年始のお休みに入りました。わたしと母はお家の掃除とかでフーフー言ってます。おせち料理も一応作るので材料買いに行ったし。やれやれと、息抜きにテレビつけると、たまたまアニメやってました。それは人気漫画が原作のアニメで、テーマは将棋です。主人公は高校生の男子なのに、このボーイはなんとプロ棋士。誰ですか、そんなの嘘っぽいなんて?最近、中学生棋士が誕生したではありませんか。しかも、デビュー戦で金星。充
三浦弘行九段の冤罪事件(不正疑惑ではなくあえてこう書く)について、第三者調査委員会が結論を出した。明らかに竜王戦が終わるのを待っての発表で、いかにも姑息である。結論は「不正の証拠なし」というもので、心ある将棋ファンは初めから分かっていたことだ。何を今さらである。これを受けて将棋連盟幹部は「謝罪会見」なるものを開いたが、あきれたことにTVカメラは入場不可だったという。テレビであれだけ三浦九段がクロであるかのような報道を垂れ流し放題にさせておきながら、自分たちの謝罪会見はなるべく見せないでおこ
将棋の三浦九段に対するスマホ不正疑惑は26日に第三者委員会の会見と、27日に三浦九段側、日本将棋連盟がそれぞれ会見を行なって第2ステージ終了。第三者委員会の答申はざっくり言うと●不正の証拠はなかった。●出場停止処分はやむを得なかった。ということです。細かいところで意外だったことは①第三者委員会の会見で、三浦九段に対する補償問題に言及したこと。良い意味で意外でありました。②三浦九段側の会見で、常務会での休場に至る経緯について新たな事実が出たこと。三浦九段は嵌め
将棋の三浦九段は「シロ」でした^^しかし、自分は将棋の本質から言って「シロ」だと言いたかったけれど、あちこちの情報から「クロ」かもと半信半疑でした・・・疑ってしまって申し訳ない気持ちです。将棋は無機質な勝ち負けを競ってるものではないです。相手の手を読み、こちらの手を読まれない。あるいは、自分のミスを悟られるか悟られないかの心理戦も醍醐味です。攻めるか?守るか?いつ仕掛けるか?と間合いが非常に面白い競技です。プロならばなおさら自分の勝負勘を極めたいものだと思います。
対戦中に離席して将棋ソフトを使っていたとして出場停止処分になっていた三浦弘行九段ですが、第三者委員会の調査で冤罪と判明です。これに対して日本将棋連盟が記者会見を開きましたが、動画撮影禁止って、全く反省の色なし。日本将棋連盟・谷川会長は一応謝罪したものの……『竜王戦』のやり直しは出来ないとして……三浦弘行九段を『名人戦』挑戦者を決めるA級順位戦で特別措置をとる、インチキをして出場停止処分をチャラにしたい考えとか。しかし、疑惑の発端になった『疑惑の離席』がそもそもなかっ
大崎善生さんが書いた団鬼六氏の伝記『赦す人』に、少しだけだが、三浦弘之八段(当時)が登場する。単行本のp.367~370だ。平成22(2010)年5月、三浦八段は羽生名人(当時)に挑戦していた。第68期名人戦だ。当時、団鬼六氏は78歳。腎不全のために人工透析を行っていた上に、食道癌が見つかっていた。手術を拒否し、放射線治療を選んだそうだ。5月6、7日に千葉県野田市で行われた第3局の観戦に、団鬼六氏が行く。大崎善生さんの文章を借りよう。観戦というよりも奨
日本弁護士連合会の「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」では、説明責任についての指針(調査報告書の開示に関する指針)の②で、企業等は、第三者委員会の設置にあたり、調査スコープ、開示先となるステークホルダーの範囲、調査結果を開示する時期を開示すること。としている。が、今回の日本将棋連盟の第三者調査委員会では、残念なことに、「出場停止処分の妥当性、三浦九段の対局中の行動について、調査を要請しました」と調査スコープ(調査対象範囲)が示されているだけで、調査結果開示時期などが示さ
三浦弘行九段に、対局中、スマホで将棋ソフトを不正利用していた疑いがかけられた際に、多くの報道では「棋士からの疑惑追及の声は一向に収まらず」(「週刊新潮」2016年10月27日号)というような表現がされて、あたかも多くの棋士から三浦九段が疑われていたような印象を受けたが、これは全くの間違いではなかったか。三浦九段に将棋ソフト使用疑惑をかけたのは一人だけであり、それに乗った一人がいただけ、ではないのか。まず、いつの対局で三浦九段に疑いがかけられたというのだろう。そもそも、三
※僕の守護霊、ユアジとの対話を元にした、フィクションです。※数週間前に書いた記事なので、現在と状況が違っているかも知れませんが、ご了承ください。僕「さて、将棋の三浦九段のスマホ不正疑惑問題についてだけど。三浦九段は、他の棋士よりも、インスピレーションを貰いやすいんだね。」ユアジ「棋士は全般的に、インスピレーションを貰いやすい人が多いが、その中でも特にそうだね。」僕「例の、スマホ不正疑惑で、疑惑の対局当時の意識レベルを調べてみたんだけどね。〇月〇日に行われた、三浦九段対〇〇戦。
今回の騒動、いわば「将棋連盟不当処分疑惑事件」に関して知りたいことの一つに、竜王戦七番勝負の挑戦者を三浦九段から丸山九段に変更することについて、将棋連盟は、いつ主催紙・読売新聞の了解を得たのか、ということがある。これまでの、連盟からのわずかな情報と、週刊誌や新聞等での記事を合わせて、まず時系列で考えてみる。10月7日(金)渡辺竜王が島朗常務理事に電話(文春記事による)10月10日(月・体育の日)「極秘会合」10月11日(火)常務会が三浦九段に聞き取り調査10月12日(
平成28年10月3日、順位戦で渡辺竜王と三浦九段が対戦した。角換わりの局面となり、29手目、先手三浦九段が4五桂と桂を跳ね出した。桂馬の高飛び、歩の餌食。ヘボが指せば、そう言われるような桂跳ねだ。しかし、この桂跳ね以後、圧倒的な攻めが続き、三浦九段の会心譜となった。毎日新聞の観戦記(10月19日)は、「渡辺ショック」というタイトルで次のように書いている。渡辺は▲4五桂に少なからずショックを受けた様子だった。「桂得だからと思っていたが……。▲4五桂が成立すると、
三浦九段は、ニコ生で何度か観ていて、その人柄に好感を持ったものだ。何とも言えない人柄だ。決して能弁ではなく、笑いを振りまくタイプでもない。もちろん、いわゆる「優等生」でもない。味わい深い人柄、とでもいうべきか。この度の騒動、まことに気の毒に思う。三浦九段の人柄がよくわかるものの一つに、『棋士の魂~将棋インタビュー傑作選』(宝島社文庫)に掲載されているインタビュー記事がある。三浦六段(当時)を野田香里さんがインタビューしている。インタビューの時期は1998年
最初に、この記事は大分端折っておりますので、将棋ファン以外は判らないと思います。将棋ファン(ぼくも)が今一番気を揉んでいるのが、将棋棋士・三浦九段の対局中の将棋ソフト使用疑惑です。これは真摯にショックで、びっくりポンの出来事でした。三浦九段は個人的には好きな棋士で、何年か前に当時の羽生名人に挑戦した時のことが思い浮かぶ。フィギアの浅田真央さんが1日の練習の時間が9時間と聞いたので、三浦九段はそれ以上の研究をしないといけない。と、云って研究をし
日本将棋連盟の第三者調査委員会が開催された。いわば、「日本将棋連盟不当処分疑惑第三者調査委員会」だ。そもそも、今回の将棋連盟の処分はどういうものかというと、確たる証拠がないまま、不正行為の疑いがあるとしつつ、三浦弘行九段に対して出場停止の処分を行い、三浦九段の竜王戦(優勝賞金4320万円、敗者賞金1590万円)への出場の機会等を奪ったもので、当初、三浦九段が将棋ソフトを使って不正行為をしたのではないかという疑いが大きく報道されたこともあり、関係者及び将棋ファン周知のとおり、ネット上では
※僕の守護霊、ユアジとの対話を元にした、フィクションです。僕「将棋の三浦九段の件は、今のところ、茶番の竜王戦が行われているね。」ユアジ「うーむ。」僕「僕としては、三浦九段の濡れ衣を晴らしたいし、真犯人に白状させたいんだけど、いずれも力不足で、どうにもならない。こんな理不尽なことが、まかり通っていいのかい?」ユアジ「全くだ!」僕「あれ?ユアジも、イラついている?」ユアジ「ああ!だって、君がイラつくのは、君の持って生まれた性格だからだろう?それは、私から引き継がれ
書いてた記事が吹っ飛んだので手短に・・。ライブドアニュースさんのリンクを貼らせもらいます。スマホ使用疑惑の三浦九段、将棋ソフト「技巧」との一致率は93%ブログ書きかけで全部飛んだので、↑のニュースを読んでもらえたら早いです。ちょうど二曲目をリアルタイムで見逃したのでブログ更新しようとしたら・・。将棋は日本独自のもので、チェスや囲碁と違いタイトル戦は和服で正座で指すって感じですね。マナーと礼節を重んじるものだと思ってたので、今回の件で不正では無いにしても疑わしい事全てがNGってなったと
タイタニックか、ハルマゲドンか将棋界が今にも沈もうとしている。三浦九段が対局中に将棋ソフトでカンニング疑惑で竜王戦の出場停止処分なった。三浦九段は「全て濡れ衣」と主張、徹底抗戦すると宣言。将棋連盟は真相究明の調査委員会を設置した。紀藤元之介先生創始の四遍筮法で易に問うてみました。三浦弘行九段は調査委員会で身の潔白の証明できるか?地山謙之卦火地晋四遍筮→本卦の謙卦は高い地位の山地剥が埋もれた山の象で三浦九段の現状と解釈できる。謙卦の一陽