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いよいよキックオフを迎える国内最終テスト。今週も賞味期限の少ないモノを、試合後のコラムの参考文献代わりにアップしておこう。15日のワールドカップメンバー発表前最後の試合というお題目のほうが、ファンには興味深いゲームかも知れないが、ジェイミーさんは国内総仕上げというより、アンストラクチャーに強みを持つ南太平洋のマジシャン対策という布陣を組んできた。試合前日の練習も、相変わらず開始15分、つまりたいしたことをしない15分限定だったために、ゲームスタイルの本質は不明だが、おそらく大遅刻をしてい
ジャパンにとっては国内最終戦、つまり壮行試合という位置づけのゲームメンバーが決まった。また試合後におさらいのコラムを準備する予定だが、その〝前打ち〟で、すこし両チームのメンバーについて書いておこう。ジャパンの先発15人の総キャップ数は291。トンガ戦と大差はないが、ワールドカップでトップ8に食い込むためには経験値が低いのは相変わらず。最低でもプラス300キャップは上乗せしたいが、スコッド自体の総キャップ数を考えれば、日本の場合はやむを得ない。パンデミックのとばっちりと
河内での2023年初勝利。選手、ファンはもちろん、コーチ陣も安堵した1勝だろう。花園でのゲームのコラムをアップしたので、お知らせ&少々補足。ラグビー日本代表は「もっと強かった」敵将指摘の現在地、W杯で生命線となる異色の戦術とは9月に開幕するワールドカップ(W杯)へ強化を進める日本代表は、7月29日に東大阪花園ラグビー場で行われた「リポビタンDチャレンジカップ2023」で、トンガ代表に21-16で競り勝ち、W杯イヤー4戦目にして初勝利を掴んだ。チームにとっては連敗を止めたことも大きな安
ワールドカップイヤーの第4戦が、いよいよキックオフを迎える。前日にキャプテンズランのために訪れた西の聖地の暑さは、冷房付きドーム&北の大地での4泊後はキツイ。先週に続き、またまた賞味期間の短いぶろぐだが、いつもの試合後のコラムのご参考までに上げておこう。まず、試合前々日のメンバーリリースについて、FBで呟いた後日談から。午前中に早くもアップした日本代表(ジェイミーのオンライン会見に合わせただけだけど)に対して、トンガは大幅に遅れてリリースされた。メール受信時間は21時57分。
ということで、札幌での戦いをアップしました。簡単に週末の出来事を整理しておくと…・前半30分で14人になってしまったことで、ジャパンが他国以上に重視する組織としていかに機能するかの確認が若干不十分になった。・その中で、ブレークダウン攻防での特にセカンドマン、そしてサードマンの反応が早くなった。・その結果テンポアップした攻撃と、防御での効果的なプレシャー→相手反則が過去2試合以上に見ることが出来た。・スクラム、個々のタックル、コンビネーション、組織的なアタック、防御の
決戦の朝に〝賞味期限〟の短いぶろぐを書いている。いよいよ、ワールドカップイヤー初のテストマッチ。フランスでも対戦する南海の暴れん坊との対戦だが、お互いあくまで前哨戦としての位置づけだ。ジャパンはようやく先発総キャップが300台に上げてきたが、過去2試合のノンキャップマッチも含めて、選手のポテンシャルをテストするのと同時に、ポジション間のコンビネ―ションを確認しているようにも受け止められる。HB団のコンビはもちろん、BKスリーやフロントロー、そして姫野―マイケルがどう「7」「8」で
昨日アップしたコラム同様、本編はあらためて試合後に。今回は、その前打ち扱いで、今年初テストについて。22日に対戦するサモア代表と日本代表が20日にメンバーを発表した。オールブラックスXVとの2試合で連敗した日本代表は、前週からスタメンで5人を入れ替えたが、予想以上に新しい戦力を継続して起用してきた。アマトは3戦連続の「5」。ジョネも「14」から「11」に切り替えて3戦先発投入。マシレワが先発のときも、ブラインドに入っているのでそう心配はないだろう。むしろ、ボールをリサ
サモア戦が近づく中で熊本でのオールブラックスXV第2戦のコラムをアップした。前日19日にアップされているので、すでに御覧の方もいるかも知れないが、昨日は札幌郊外の〝イサムの庭〟で遊んでいたので、ぶろぐでは1日遅れのご紹介。コラムで散々書いていますが、やはり熊本で感心させられたのはABXVの卓越した個人技と、チャンス時のサポートの共有された意識(反応)の早さ。ここで、重要なスコアはすべて為されたという印象の80分だった。W杯まで「まだ7週間ある」世界最強“2軍”に2連敗
(写真提供:東芝ブレイブルーパス東京)東芝ブレイブルーパス東京が18日に発表した来季新加入選手の中に、異色の〝隠し球〟がいる。防衛大を今春卒業した岩渕誠が、2カ月のテスト期間を乗り越えて正式に入団を勝ち取った。新潟高校時代はサッカー部。楕円球と出会ったのは防衛大1年という遅咲きで名門チームの一員になった。2000年4月20日生まれの23歳は、182㎝、90㎏のサイズでCTBを軸にWTBにも挑戦する。まだ本人と直接会えてないために、今回は7月18日に行われたチームの定例会見での関係
ワールドカップイヤーの代表戦の合間となった7月16日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで明治大学ラグビー部の創部100周年記念祝賀会が行われた。現役部員、OBはもとより、協会・リーグワン関係者、そして高校指導者ら総勢700人を超える盛大な式典が、このクラブが日本ラグビーにもたらしたものの偉大さを物語る。田村煕、中村駿太という現役バリバリの選手たちも会場に駆け付け、司会は大学OBのTBS安住紳一郎アナが買って出た。挨拶に立った廣瀬雄也主将は「この100周年という素晴らしい節
リポビタンDチャレンジカップ2023第2戦へ向けて、日本代表とオールブラックスXVが揃って試合会場で前日練習に臨んだ。会場となる「えがお健康スタジアム」は、相変わらず熊本市内からは笑顔が消えるほどの遠距離を路線バスに揺られて辿り着いた。しかめ面のメディアだが、このスタジアムでの〝代表戦〟は2017年6月のルーマニア戦以来6年ぶり。テストマッチではなものの、対戦相手がオールブラックスの予備軍であれば、肥後もっこすの楕円球ファンは笑顔になる。双方共に前日にメンバーを発表。第1戦を快勝
〝火の国〟熊本でのオールブラックスXV(フィフティーン)第2戦が近づく中で、第1戦についてのコラムをアップした。6‐38スコアが示す通りの完敗といっていいだろう。シニアメンバーと若手の入り混じる布陣、そして8か月ぶりの〝代表チーム〟としての実戦…チームが成熟途中で臨んだワールドカップイヤーの第1戦。「準備段階」という解釈で済まされる部分も少なくない。精度を上げていけば、さらにいいゲームは出来るだろう。その一方で、ラインアウト、スクラムというセットピースのエリアは、やはり9月の本番で
テストウインドーの開幕となった7・8は、世界各地で注目の3試合が行われた。これは何処の秘密結社の策略か、3つの開催都市東京、プレトリア、メンドーザは、それぞれ時差が7時間(東京―プレトリア)、5時間(プレトリア―メンドーザ)と、経度で地球を3つに分けたようなロケーション。キックオフも17時、16時と薄暮タイムという似たような時間帯で行われた。最初のカードは、もちろんご存知日本XVvsABXV。これは、近々アップするコラムで読んでください。そして、お次は南アフリカvsオースト
たまには、選手が纏っているものにも触れておこう。RWCイヤーということで、各国(メーカー)挙って代表新ジャージーのお披露目が続く。6月23日には、桜のニュージャージーも東京・丸ビルで大々的にお披露目されて、ジェイミー・ジャパンは戦闘服では臨戦態勢に。このジャージー。日本は変わらずカンタベリー社のロゴが刻まれるが、実際は日本で商標を持つゴールドウイン(GW)が独自に受け持ってきた(つまり同じカ社でもアイルランド等とは別物)。従来グループ会社だったカンタベリー日本法人が、昨年GW社
7月最初の日曜日は、邪な目的(これはヒミツ)で秩父宮にお邪魔した。とてもラグビーをプレーする日和じゃない猛暑の中で行われていたのは、「関東大学ラグビーオールスターゲーム2023」第11回を迎える大会は、コロナが〝完全〟に明けたことで応援などに制約がなかったことから、メンバーに選ばれた仲間たちを応援しようと集まった各大学の部員たちが、ときに熱く激しく、ときにおバカに声援を送続けた光景は、なんだか新鮮さを感じさせた。ゲームも終盤にリーグ戦グループが追い上げて、ラストワンプレーの同点トライ
ジャパンも浦安強化合宿を終えて、一時のオフに入った。3日からいよいよ宮崎拠点のテストシリーズへ移行するが、札幌では地元協会・自治体が22日のサモア戦盛り上げに積極的に動いている。小生も札幌滞在時には毎日のように歩いていた地下街を、リーチが占領したようだ!これは、付き合いの長い丹羽政彦・明大ラグビー部元監督が送ってくれたデータだが、ホストユニオン、ホストシティーとしての札幌(北海道)は燃えている。夏休みに食い込むタイミングもあるのだろうが、試合前日、当日の札幌界隈の
ジャパンはファーストウイークを終え一拍のオフとなった週末。オーバルファンの皆様の関心は、すでに土曜で終わった南半球の準決勝か、終盤戦の大学春季戦か、はたまた鈴鹿の乙女の激闘か…。そんなタイミングで、こんなコラムをアップしました。ラグビーが「難しくなっている」1試合で6回のTMO、リーグワン名勝負から考える最適な運用法日本のラグビーシーンはリーグワンが5月20日の決勝戦で幕を閉じ、6月12日から日本代表合宿がスタートするなど、ファンの関心も9月に開幕するワールドカップ・フ
ええで、ええで!蕾ジャパン30人が決まった‼日本ラグビーフットボール協会@JRFUMediaU20日本代表「ワールドラグビーU20チャンピオンシップ」南アフリカ遠征メンバー決定🌸メンバー詳細はこちら👇https://t.co/GZFFKVPTn0#U20#JapanRugbyhttps://t.co/maFfL6ixH52023年06月14日17:01タフな大会になるので、もちろん入替はあるだろうが、ゲームメーカーにSO楢本幹志朗(筑波大)を置き、
ワールドカップイヤーの強化合宿が始まった。どこかの機会で改めて書こうと考えているので、今回はザッと予告編代わりに〝初日〟のやり取りを紹介しておこう。チームは9日に集合していたが、資料写真の撮影やスポンサー企業、一部メディア対応、そしてミーティングと測定などを行い、この日からグラウンドを使った本格的な練習開始という段取りだ。ピッチに立ったのは40人。先に発表された代表(合宿参加者)36人プラス同候補からの4人。この日明らかになったのは、候補として代表メンバーと共に発表された10人
2023年6月7日(水)丸ビルコンファレンススクエア釜石市のラグビーを活用したまちづくり事業報告会ThankyoufromKAMAISHIミーティング詳細は市や関係団体の投稿でご確認いただくとしてラグビーワールドカップ2019釜石開催の開催支援に対する御礼や報告会がコロナ禍によりストップしたままでした。震災や招致活動の振り返りもあり懐かしい方々との再会もありました。中止になったナミビア対カナダ戦も諦めた訳ではないそうです。#thankyoufromkamaish
すこし遅ればせながらのアップのお知らせ。相棒のミニベロで、ふらっと南麻布まで。駐日フランス大使館からの直電での「出席せよ」との指令と、「どんなもんか」と物見遊山の腹積もり50%の不謹慎な参加だったが、均さんのスピーチ、質疑応答を聞いて、一筆書き残してもいい内容と編集サイドにプッシュした。南ア撃破の地に「雰囲気が似ている」ラグビー大野均、日本代表のW杯8強突破を確信する理由ラグビー・ワールドカップ(W杯)フランス大会開幕まで100日となった5月31日、東京・南麻布のフラ
あまり大きな行事がなかった今週末は、土日と乙女の死闘を堪能してきた。スコア―ボード上にはレインボーフラッグもはためく、女子の祭典らしさも感じる大会だったが、まさに死闘だったのはこの終盤カードのスコアが物語る。決勝ながと24-22日体大3決ナナイロ21-17フェニックス準決ながと19-17ナナイロ日体大12-10フェニックスすべてがワンプレーで勝者が変わる白熱のゲーム続き。こんな素敵なオーバルワールドを、数
5月31日でフランスでのキックオフまで100日というタイミングで、桜のチームについて書きました。24日に発表されたメンバーは、皆さんどう受け止めたでしょうか?あまりサプライズはない。そんな印象の方も多いかも知れません。それは、裏を返せば、昨季の春から秋にかけての代表の活動で、ほぼほぼメンバーは固まってきたということもである。3月にも書いたように、代表はセレクションから、すでに戦術・戦略の深化へとギアが入ったことになる。ラグビー日本代表「46→33人」サバイバルW
アルマトゥイのWXV〝予選〟に、トゥイッケナムでの山本凱の〝野蛮人〟デビューなど注目ゲーム満載だった週末だったが、やはり外苑前の〝桜の蕾〟のゲームが2つの理由で書き残しておきたい。1つは、何度かスポットを当ててきたハリー・ウィラード(イングランド・ダラム大)の代表デビュー。そしてチーム自体のワールドラグビー・U20チャンピオンシップ(6月24日~、南アフリカ)への可能性だ。まずはハリーくんから。「すごく光栄でしたね、桜を着れて。試合までの合宿自体も楽しかったですし、一緒に楽
読む方々のニーズは、木田だ長田だと、今日発表された桜の戦士たちに傾いている中で、すこしタイミングが悪いが、これからの代表強化を中心とした、新たな展開、展望を書き残しておきたい。結構重要なことなので。まぁ、代表活動、夏のテスト、そしてフランス2023というメインディッシュやお酒の〝あて〟にでもしておくんなはれ。ラグビー日本代表、世界「最上位層」入りの背景加速する“縦軸”交流、王国NZと提携した意義日本ラグビーが新たな時代へと足を踏み入れた。5月10日に東京都内で、日本ラ
本日3本目のぶろぐ。ようやく明後日の決戦に辿り着いた。王者・パナは汐留に行ってしまったので、熊谷は回避(スマン)。で、メンバー発表のこの日は船橋へ。人気の的はパワフルランナー木田晴斗くん。そして片翼を担う根塚洸雅くん。代表候補、新人王候補としての期待が高まる中で、メディアもどうしても吸い寄せられる。でも、今季ここまでのスピアーズの昨季を乗り越えるjourneyを支えてきたのは、やはりこの男だろう。ピーターというリーグ最強のオープンサイドを欠く中で、その不
おかげさまで新天地で働き出して半年+α経過しました!いつもありがとうございます。4年に1度じゃない『一生に1度だ』4年前、私は幸運にもチケットが手に入り会場に足を運ぶことができました。私の人生で一番楽しい瞬間でした。あれから4年・・・今年はそのラグビーW杯があります。(フランスで)今週末おこなわれるラグビーリーグワンの試合に出場する選手の中から
おかげさまで新天地で働き出して半年+α経過しました!いつもありがとうございます。先週のラグビーリーグワンの準決勝で埼玉ワイルドナイツのマリカ・コロインベテ選手が秩父宮ラグビー場の壁に激突し負傷退場しました。妻に「コロインベテ選手が壁に激突したよ。激突した所、コンクリートがこなごなになってたよ」と(冗談のつもりで)伝えたところ『えっ!?ヤバいね』と本気
すこし前のぶろぐで匂わせた男の退団が、正式に決まった。『開始3分30秒の「選択」が分けた明暗ー浦安D-Rocks入替戦第1R敗因を読む』GW最後の1日も、入替戦第1ラウンドを中心に。最後のカードは浦安D-Rocksvs花園近鉄ライナーズ。D2で圧倒的な強さを見せたホストと、D1でかな…ameblo.jpチームアナウンスで少々残念と感じたのは、たった紙切れ一枚のようなお知らせだけだったこと。この無邪気なセカンドローが、日本のラグビーにもたらしたものを思えば、「退
スピアーズといえば、リーグワンファイナルが目下の注目ワードですが、すこしSNSで触れてきたカレについてまとめました。U20日本代表の秘密兵器に?英名門大に通う19歳、母の祖国で追うプロラグビー選手になる夢ラグビー・リーグワンで昨季に続きプレーオフに進出し、初の決勝進出を果たしたクボタスピアーズ船橋・東京ベイに、異色の大学生が練習生として参加している。19歳のハリー・ウィラードは、英国人の父と日本人の母の間に生まれ、英国の名門ダラム大に通いながら二足の草鞋で母親の母国でラグビーに