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ここ数カ月続く雨に辟易したヴァンデ県はシャランの市長が、「朝日は毎日顔を出すこと」、そして「雨は週に3日、夜に限ること」を公式文書にして布告。「日照時間は住民の健康を左右するもの。雨には勝手にやって来てほしくない」ということで、市長が冗談で同僚に「公的な布告書であるデクレにしたい」と言ったところから始まった次第。とはいえ、まったくの笑いごとではなく、ヴァンデ県の12月から1月までの降水量は、59年ぶりに最多記録を更新し、国内でも最も雨の降る県の1つになってしまったほど。今の
ここ2週間、物干しロープに吊るされた色とりどりのパンツが、町の広場をはじめ公共のスペースにたびたび登場して、住民を仰天させているのは、東フランスはジュラ県にあるポリニーの町。ポリニーの町に翻るパンツ(映像内最後のニュース)2月5日以来、ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏は山の麓にひっそりとたたずむ人口4,000人の町に、パンツ、Tバックショーツ、ボクサーパンツといろいろな下着が、物干しロープに吊るされて広場や銅像のそばにお目見え。一体誰が何の目的で?画像はソーシャル
今日は、2週間に一度の買い出しの日。日本にいた頃は、その日の夕食となくなった消耗品の補充を買うためほぼ毎日スーパーへ行っていたが、フランスでは、毎日スーパーへ行く人は少ないと思われる。皆、大きなシャリオと呼ばれるカートに山盛りで、1週間か2週間ぐらいの食料がガッツリ入れられている。はじめの頃は、週1回行っていたが、レジ待ちが異常なほど長く、店内がバカでかく一回の買い出しに3〜4時間かかってしまう。あさ10:00から開店で行ったとしても、帰宅が13:30その後
まだ洪水の水が乾ききらないうちに、今度は雪と凍結の警報がフランス各地に発令。赤色の次に危険な、オレンジ色の警報が出ているのは、以下14県:-アン県、アリエ県、アルデシュ県、カンタル県、ドローム県、ガール県、イゼール県、ロワール県、オート=ロワール県、ロゼール県、ニエーヴル県、ピュイ=ド=ドーム県、ソーヌ=エ=ロワール県、ローヌ県これらの県では、平地で10㎝、高地で30㎝の積雪が予測されているところ。これに先立ち、県や市は危険性のあるエリアの道路規制を強化。アルデシュ県の学校
ニースの海岸に、直径5mほどのクレーターが出現。「噴火口」という人もいれば、「間欠泉」という人も。はたまた「隕石の仕業」と疑う人もいるとか。直径5m、深さ2mの円形をした巨大な穴は、プロムナード・デ・ザングレのすぐそばにあるリド海岸に現れ、住民の関心を呼んでいるところ。しかし市長はつれなく、「年に4回程度起きる、自然現象に過ぎない」とツイートし、間もなく穴を埋めるべくブルドーザーが海岸に到着。専門家によると、石の重みによって、その下の砂と小石の層が動いてできたものということ
パリ18区の保護者らが、子供たちが食べる学校給食の質の悪さに抗議。パリのイダルゴ市長と18区のルジョワンドル区長に、6,000人近い署名を添えて「公衆衛生の大きな問題である」と嘆願書を提出。Lesenfantsdu18mangentça訴えによると、支給される食べ物にはトランス脂肪酸、砂糖、塩、添加物、防腐剤、そして着色料がふんだんに使われており、多くの献立が数日前に作られ、当日プラスチック容器で温められてから給仕されていると告白。保護者らは、3カ月間に及ぶ監査を実施
MR6はメルシー、BJRはボンジュール!フランスでお友達ができたら、携帯電話でメッセージ交換。でも、なんだかよくわからない略語だらけ・・・そんなときにお役立ち!フランス人がよく使う、15のテキストメッセージ(SMS)用語をご紹介。1、MR6(Merci)ありがとう2、MRD(MortDeRire)死ぬほど笑う(爆笑www)3、B1SUR(BienSur)もちろん4、BJR(Bonjour)こんにちは5、CPG(C'setPasGrave.
フランスの観光名所は、城、国立公園、美術館、そして遺跡と、バラエティーに富むところ。そんな名所を、県ごとにご紹介。フランス本土96県、県番号2B番は、コルシカ島北部に位置するオート=コルス県(Corse-du-Sud)。県庁所在地のバスティア(Bastia)は、フランス歴史と芸術のまちに選ばれているところ。バスティアは島の主要港であり、ワイン産業を中心とする大きな商業エリアを構成。また町中の喧騒を逃れて行ってみたいのは、フランスの最も美しい村に登録されているサンタン
フランスの観光名所は、城、国立公園、美術館、そして遺跡と、バラエティーに富むところ。そんな名所を、県ごとにご紹介。フランス本土96県、県番号2A番は、コルシカ島南部に位置するコルス=デュ=スュッド県(Corse-du-Sud)。ここでぜひ訪れたいのは、島の南端は断崖の上に形成されたボニファシオ(Bonifacio)の旧市街地。断崖を下って海まで降りるのに、187段の階段が存在。同じ階段を上って帰らねばならないことをお忘れなく!また島東岸はポルト=ヴェッキ
フランスの観光名所は、城、国立公園、美術館、そして遺跡と、バラエティーに富むところ。そんな名所を、県ごとにご紹介。フランス本土96県、県番号19番は、中央フランスに位置するコレーズ県(Corrèze)。ここで注目したいのは、中央山塊の北東部に水源を発するヴェゼール渓谷(lavalléedelaVésère)。渓谷沿いには数々の洞窟が並び、先史的景観を展開。遠い昔に消滅した文明を追い求めて、今も観光客とともに研究者が後を絶ちません。渓谷が西隣のドルドーニュ県に
フランスの観光名所は、城、国立公園、美術館、そして遺跡と、バラエティーに富むところ。そんな名所を、県ごとにご紹介。フランス本土96県、県番号18番は、中央フランスに位置するシェール県(Cher)。ここで訪れたいのは、フランスのスコットランドと呼ばれる町、オービニー=シュル=ネール(Aubigny=sur=Nère)。スコットランド貴族のジョン・ステュワート・オブ・ダーンリー(JohnStuartofDarnley)は、1419年にシャルル7世と戦うべく到着したのち、町を
フランスの観光名所は、城、国立公園、美術館、そして遺跡と、バラエティーに富むところ。そんな名所を、県ごとにご紹介。フランス本土96県、県番号17番は、西フランスに位置するシャラント=マリティーム県(Charente-Maritime)。海に面したこの土地で見ておきたいのは、沖にそびえる要塞はフォール・ボヤール(FortBoyard)。エクス島とオレロン島に挟まれたボヤールの浅瀬に、要塞を建築する案は17世紀よりささやかれていたものの、実際に建設されたのは1800年代に入って
ビズの国、喫煙大国、日曜日はお店の休業日・・・いろいろな実情がささやかれているけれど、本当のフランスって、どんな国?フランス人って、どんな国民?フランス人の本質に迫る、ニュージーランド人ルポをご紹介!1、友達作りは難題人間関係に関して言えば、フランス人はココナッツのよう。相手と本音の話ができるまでには、時間と手間がかかるもの。フランス人は、幼稚園のマテルネルから大学まで、一緒に学んできた学校の友達を大事にする傾向が。この過程で築かれた友情関係が存在するゆえ、到着したばかりの外部者が求
トゥールーズを県庁所在地とするオート=ガロンヌ県で、一人暮らしする男性の家から夜中に出火。眠っていた男性は飼い犬に起こされ一命を取り留めた次第。出火口は電源を切り忘れた、揚げ物鍋である電気フライヤーとみられているところ。先週16日火曜日の夜10時45分頃、消防隊員が到着した時には、男性はすでに飼い犬とともに家から逃げ出していたという話。出火当時、男性は眠っていたものの、炎を見た飼い犬が吠え立て、男性を蹴り始めたということで、「飼い犬が男性の命を救ったのは間違いない」という消
南西フランスはランド県の農家で、鳥インフルエンザの疑いがあるウィルス型が検出されたことを受けて、予防対策のた2,700羽以上のアヒルが殺処分された次第。ランド県の町メイランにある農家で行われた検疫により、H5型ウィルスが数羽の鳥から検出され、感染が広がる前に殺処分を決定。農家を中心に直径1㎞が規制地域とされ、人と家禽類の移動に制限を設け、ウィルス拡散の防止措置が施された模様。なお、このウィルスが人体に危害を及ぼす恐れはないということ。殺処分という事態を招いたものの、この農家
フランス国立統計経済研究が、フランスの人口における年次報告書を発表。1、人口は上昇傾向2018年初旬現在、フランスの人口は6,720万人。2017年に0.3%、233,000人増加したことに。しかし増加率自体は、前年度よりも低下。2、出生率の減少女性1人が産む子供の数は平均1.88人。2014年は平均2人に達したものの、2016年は1.92人に減少。他のヨーロッパ諸国よりも高い出生率を誇ってきたフランスだけれど、3年連続で減少記録を更新中。それでもヨーロッパ連合国の中では、い
昨年の大統領選挙の際、国民戦線のマリーヌ・ル・ペン党首に抗議し、エッフェル塔に垂れ幕を掲げたグリーンピースの活動家らに、500ユーロ(約68,000円)の罰金と3か月の執行猶予判決が求められたということ。環境保護団体の活動家らは、決選投票日の2日前である昨年5月5日に、エッフェル塔から「自由、平等、博愛」を示す'liberté,égalité,fraternité#resist'と書かれた垂れ幕を掲げた疑いが。大統領選挙で国民戦線の党首が、決選投票まで勝ち上った「異常な
やっと迎えた週末!(^^)わ~い♪と思ったら、朝から息子が体調不良気味(><)。「おかぁさ~~ん!」と、涙声で私を呼ぶ声が、隣の子供部屋から聞こえた朝7時半。どうやら喉の調子が良くないらしく。熱もちょっとあり。「病院が開いている土曜の朝のうちに、どうにか治す方向にもっていかなきゃ!」と即座に考え、「週末の朝寝坊がぁ、、、」と後ろ髪ひかれつつも(^^;)、ベットから飛び起き、病院の予約やら自分の準備やらで慌ただしい一日のはじまりとな
2017年度も8,900万人の観光客を迎えたフランスが、世界で最も人気のある観光大国の座を獲得。テロ襲撃を受けた2015年に観光客を減少させたものの、昨年は2016年度より8%増加。フランスの次に多くの訪問客を受けたのはスペイン、そして3位はアメリカ。なぜこんなにも、フランスは人気を維持できるのか?1、光の街パリパリが迎える外国人観光客の数は、毎年3,000万人以上に上り、世界のどの都市よりも多いところ。ロマンチックなイメージ、美しい建造物、ルーブル美術館、そしてエッフェル塔
マクロン大統領夫人の初伝記本が出版されて話題に。クローサー誌の記者、マエル・ブリュンが書き上げた本は、『ブリジット・マクロン-解放された女性(BrigitteMacron,l'affranchie)』。大統領がブリジット夫人と出会った16歳の時に官能小説を書いていたという内容が暴露され、発売前からフランス国民の関心を引き付けていた一冊。というものの、内容は大統領との関係ばかりをつづったものではないそう。本に書かれた興味深い、大統領夫人の知られざる7事実をご紹介:-1、フ
マクロン大統領が今週末の訪英の際、ノルマン征服(1066年)を描いたバイユーのタペストリーを、イギリスに貸し出す提案をするつもりであることが明らかに。11世紀の戦いの様子を今に伝える長辺70m、短辺50㎝の刺繍画を、イギリスのどこへどのように運ぶかなど、具体的な話はこれから双方の政府高官らが検討する予定で、実現までには5年かかると言われているところ。フランスのノルマンディー公ギヨーム2世のイギリス征服の様子を、イギリス王ハロルド2世を討ち取る1066年のヘイスティングの戦いまで描
フランスの出生率が3年連続で降下!フランスはいつまで、ヨーロッパ一の多産国でいられるか?フランス国立統計経済研究所(INSEE)の調べによると、2017年に生まれた赤ん坊の数は767,000人。2016年より17,000人少なく、これにより出生率も2.1%減少。これにより女性1人当たりの子供の数は1.88人で、2016年の1.92人、そして2014年の2人に比べると、明らかに減少が見られるところ。では、なぜ出生率が減少しているのか?要因の一つとして考えられるのは、出産
ギャング文化の発展する都市ではないパリでも、若者グループの抗争が絶えない今日この頃。先週末には、バスティーユ地区で15歳の少年が死亡する事件が発生。普段なら買い物客や食事を楽しむ人で賑わう、11区の店やレストランが立ち並ぶエリアに、週末土曜日の夜、13歳から18歳の30人程度の若者がたむろ。集まったのは11区出身と19区出身の2グループで、過去に喧嘩をしたことがある経歴が。今回の抗争動機は明らかになっていないものの、女性(少女)を巡る争いである可能性が。昨年11月にも同様の抗争が発生
新年の抱負に「ダイエット」を掲げる人は、ジムに通う手続きをする前に、細身で名高いパリっ子にその生活流儀を学ぶべし!ということで、細身になるべくパリっ子たちの生活習慣を10件ご紹介:-1、階段を使うべしメトロでエレベーターがあるのは、303駅中たったの50駅。数多くある、古いアパートにもありません。2、駆け込み乗車発車寸前の電車に駆け込み、閉まりかけたドアをこじ開ける・・・足も腕も鍛えられます!3、メトロを利用しないパリは端から端まで歩いても、約8㎞、およそ2時間で歩
先週11日木曜日にインフルエンザと診断された、南西フランスはルルドに住む9歳の男児が死亡。医療機関で働く母親が、病院に連れて行く前に看病していたものの、見る見るうちに容体は悪化。フランスでは、この冬だけですでに70人がインフルエンザで死亡。フランス全土で猛威を振っており、これまでにその兆候で医者の診断を受けた患者の数は、936,000人に達する事態。死者70人の内訳は、まだ免疫力の低い15歳以下の子供が3人、65歳以上が38人、15歳から64歳までが29人。年齢や健康状態にかかわらず
フランス国籍を申請したイギリス人は、昨年だけで3,173人を記録。これはイギリスが、EU離脱を決める前の2015年の386人に比べ、約10倍近くも上昇したということに。内務省の発表したこの数字から、EU離脱決定以後、フランス国籍を求めるイギリス人の数が大幅に上昇したことが伺えるところ。申請者の多くがその理由を、EU離脱後もフランスから健康保険と社会保険の保証を受けられるように、また空港や海港の旅券審査で長時間待たされずに済むように、という実用さに求めている模様。フランス国籍を取
Zigzigzigzigzigzigzigzig&Sharko!
しばしばフランス語の監視機関が苦言を呈する、英語のテクノロジー用語。このたび「スマートフォン」に対するフランス語として提示されたのは、「モビール・ミュルティフォンクスィヨン(mobilemultifonction)」。「多機能な携帯機器」という意味。これに伴い、「スマートテレビ(smartTV)」も「テレヴィズール・コネクテ(televiseurconnecté)」に。他にも複数発表された仏訳語は、一般的大衆だけでなく専門家たちが使用できるようにと、言語専門家らが長い議論を重ねて
フランスの高速鉄道TGV、地域圏急行輸送TER、そしてパリ近郊の鉄道輸送トランシリアンが、いずれも2017年度の利用者数を伸ばしたことが明らかに。ここ12カ月でTGV利用者は800万人増加し、200万人が格安TGVであるOuigoを活用。これで2017年度にTGVを利用した人の数は、2016年度より10%上昇して1億1千万人に達成。同じ期間でTERも利用者を600万人伸ばし、合計利用者数を3億3,600万人に。トランシリアンに至っては、利用者を6,400万人増加させ、合計12億人
最も酒を酌み交わしてみたい政治家は誰か?-そんな調査が昨年末、18歳以上の国民1,009人を対象に行われ、1位はマクロン大統領であることが明らかに。調査は、話題になっている10人の政治家から選択する形式で、エドゥアール・フィリップ首相、マリーヌ・ル・ペン元大統領候補、パリのアンヌ・イダルゴ市長などがリストに。結果は以下の通り(カッコ内は得票率):-1位、マクロン大統領(44%)2位、エドゥアール・フィリップ首相(37%)3位、ジャン=リュック・メランション元大統領候補(