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一緒に暮らす愛犬に噛まれる。なんとも避けたいことですよね。ほとんどの飼い主さんは、噛まれたことがない、もしくは噛まれても大したことがなかった。そんな方が多いのではないでしょうか。一方で、病院送りになる程に噛まれてしまう飼い主さんもいらっしゃいます。そのような方からしつけ相談を受けたり、カウンセリングを行うと、どうやら同じような特徴があるように思えます。そこで、今回は愛犬に噛まれるようになってしまう飼い主さんの特徴を5つご紹介したいと思います。もし、当てはまっていたら
犬のトレーニングを仕事としている人間が、こんなことを言うのも変かもしれませんが…犬(それ以外の動物たちも)は、トレーニングされたいと思っていない。そもそも必要ない。そう考えざるおえない。あくまで犬目線で考えた時はね人間目線で考えたら「犬を飼う以上他人に迷惑をかけないようにしないといけないから」とか「犬との生活がもう少し楽になればないいかな」という思いから、彼らにトレーニングを行うことが多いでしょう。私は、ドッグトレーニングとは犬に新しい行動を教えることだと思って
ワンちゃん欲しい!飼って!!クリスマスが近づいてくると、子どもが犬を欲しがるかもしれません。子どもにせがまれて犬を飼うことを検討したり、実際に飼われた方も多いと思います。ただ、散歩や餌やりなどの世話に子どもがどのくらい取り組んでくれるのか、心配にもなるはずです飼う?飼わない?の選択は、すべて親に委ねられています。だからこそ、子どもの「飼って飼って!」攻撃に頭を悩ませていることでしょう。ペットショップの子犬のショーウィンドウの前にいる親子から、このような会話がよく聞こえてき
初めてイヌを飼った方から「オスワリとかマテとか、何から教えたらいいのか良く分からないんですけど、何が良いですか?」という相談を受けることがよくあります。イヌに教えることと言ったら「おすわり・ふせ・まて・おて・おいで」などを想像すると思いますが、それらよりも、もっと大事なことがあります。そこで今回は後々絶対必ず役に立つ【イヌを飼ったらまずしておくべきトレーニング】をご紹介します。結論からいうと『ネームトレーニング』です要するに、名前(名前でなくても良いですが)を呼ばれたら
「車の中から通行人(他犬も)に向かって吠えてしまいます・・」愛犬と一緒にドライブ!車に乗っていつもと違う場所に行くことは、イヌにとって良い刺激となります。愛犬の生活の質も上がり、穏やかで健康的に暮らせることでしょうですが、その車移動の最中に外の人に向かって「キャンキャン!キャンキャン!!」と吠えてしまうイヌも多くいます。車の中なので、誰に迷惑をかけることもないのですが、飼い主的には少々悩みのたねとなります。そこで、今回は吠える理由とその対処法についてまとめました。参考に
🐾あなたは愛犬を褒める時、どのように褒めていますか?ドッグトレーニングをする上で、褒めることはとても重要です。犬に何か教えるときは「できないことを叱り罰を与える」ではなく「できたことを褒めて良いことが起こるようにする」が鉄則です。ただ、この”褒める”というの行為を勘違いしてしまっている場合があります。犬にとっては「褒められる=嬉しい」とは限らないのです。状況や褒め方によっては、逆に犬を混乱らせてしまうことがあります。状況にあった褒め方を意識することで、犬の学習効率は上がる
犬に慣れさせようと思って、ドッグランに連れて行っても、犬に慣れることはないよ「ドッグラン」は犬が多数集まりノーリードで過ごすことができる数少ない場所です。犬たちが思い思いに過ごす様子は、人々に笑顔をもたらしてくれます犬を飼ったことがない人も、公園や高速道路のサービスエリアで見かけることがある人もいるでしょう。ドッグランで犬同士が楽しそうに遊ぶ姿を見て、「うちも犬飼ったらドッグランに連れて行って他の犬と遊ばせてみたい!」そう考えたことがあるかもしれませんね。一方で、他の犬と仲良く
🐾『犬を飼うこと』は誰にでもできるけど、『犬を育てること』は誰にでもできることじゃない日本では、犬を飼おうと思ったら、いつでも飼えます。犬を飼うのに資格や講習も必要ありません。また、飼ったあとも子犬の社会化やトレーニングスクールに通うことを義務化づけられているわけでもありません。「犬ってドッグフードをあげて、散歩したら良いんだろ?」これぐらいの知識しかなくても、ペットショップに行って可愛い子犬を選んで、お金を払えばその日から犬との暮らしが始まります。明らかに年
そもそもリードの概念がない日本では犬を散歩する際にリードの装着が義務付けられています。リードの装着は周囲の人の安全だけでなく、犬の安全を守るためにも欠かせません。しかし、それを理解しているのは人間だけです。犬には”リード”という概念がなく「リードとは何なのか?なぜリードをつけるのか?」といったことはわかりません。では、散歩中のリードに繋がれた犬は、どのような心理状態にあるのでしょうか?またリードはどのような影響を及ぼすのでしょうか?🐾リードは犬にとって安心材料にならない例えば
わたしは、犬の行動で困っている飼い主さまに、改善のアドバイスをする仕事をしていますがとりわけ、飼い主さまから「ありがとうございました。うちのワンコの吠えぐせがなくなりました」このような言葉を頂くと、やはり嬉しくなりますですが、はっきり言ってしまうと今まで何かしらの理由で続いていた犬の行動を、完全に消滅させることはできないのです。要するに、吠えなくなったのではなく吠える以外の行動をするようになったということです。そもそも犬は物理的に声帯を切除しない限り、吠えることはいつでもできま
🐾褒めるよりも喜ぶ昨今『犬は褒めて育てる』この言葉が広く認知されてきています。ほんの10年ほど前までは『犬にはリーダーが必要であり飼い主がリーダーにならなければいけない。そのためには、厳しくしつけをした方が良い』このような意見が大多数でした。そして、そのしつけ方法は主に罰を用いて犬の行動を制限する事が普通のことでした。わたしが最初に学んだトレーニング方法も、基本的にはこのようなしつけ方でした。それが今では、誰でも簡単に情報発信をできるようになり、一部のドッグトレーナーや
🐾生まれつき、人に慣れた動物などいない子犬にしても子猫にしても、ヤギやウシなど他の家畜化された種の子供にしても、生まれつき人に慣れた動物はいません。犬は、私たちにとって最も身近な動物です。たとえ飼っていない人でも、散歩中の犬を見かけることはあるでしょう。しかし、あまりにも身近な動物すぎて、犬は生まれつき人間が好きだと思っていないでしょうか?外で見かける、飼い主と楽しそうに歩く犬たち。ネット動画やテレビでおもしろ映像として映る犬たち。彼らの表情は、あきら
愛犬に困った行動があるときに頼りなるのが獣医・ドッグトレーナー・グルーマー・ドッグビヘイビアリストなど、犬の専門家の人たちです。犬を飼っている人であれば、どこかしらでお世話になっている事でしょうそして、そのような人たちに愛犬の困った行動を相談したことがある人もいるかもしれません。例えば、初めて子犬を飼う人は子犬の『甘噛み』に驚かれる方が多いようです。子犬の鋭くて小さな乳歯は、手や足に軽く歯を当てるだけでも人は痛みを感じます。痛みは、人にとって不快になります。
お迎え時の出来事ツンデレやねいつも読んで頂きありがとうございます!【いいね】や【コメント】も励みになってますありがとうございます【1人の飼い主の悩みは、みんなの悩み】「こんなことが知りたい」「こんな悩みがある」あればコメントください♪他にも多数、犬に関しての記事を投稿していますので、もしよければ他の記事も覗いてみてください。(ひと記事は約3、4分以内で読み終えるぐらいにしています。あなたのドッグライフにお役に立てれば幸いです『
最近、冷えてきたから犬用ベッドを買った…がベッドの噛みごごちは最高だワンベッドを買っても、おもちゃにされてしまう…ビリビリにして中の綿を出して遊んどるこのような経験をしたことがある人も多いと思います。そもそも、犬にとっては犬用ベッドもぬいぐるみ🧸もクッションも枕もすべて噛む物です。違いがあるとすれば、噛みごこちぐらいなもんですそして、犬用ベッドというとある程度の大きさもあって、やわらかく中には綿が詰まっている。破ると中からそれが出てくる。まるで、捕らえた獲物の内臓を出す
もっとも、深刻な事態になりやすい『犬の攻撃行動』身の安全を脅かされるというのは、動物にとって共通したストレスです。その上、一緒に暮らしている犬が、予測不可能な噛みつきをすることは、深刻な事態に陥いってしまうことでしょう。わたしは、犬の攻撃行動に悩んでいる飼い主さんのカウンセリングを行う事がありますがほぼ全員『犬に本気で噛まれてから初めて相談をする』という飼い主さんです。当然といえば当然なのですが噛む行動が一度でも起こった時点で、犬はそれを学習するこ
偽物ドッグビヘイビアリスト!?ドッグビヘイビアリストという肩書きを名乗れるようになってから、気になったこと。わたしが、ドッグビヘイビアリストという存在を知ったのはYouTubeでドギーステーションをされている田中先生でデンマーク出身の犬の専門家ヴィベケ・リーセさんを調べているときに、たまたま田中先生の動画を見つけたのがきっかけでした動物行動学や心理学、行動分析学などに基づいた「科学的アプローチ」によって、犬との暮らしを良くしていこう!という理念が、そこにはあり
🐾愛犬の選択肢を増やしてあげるいつ寝るか?何を食べるか?誰に会うか?など、普段、私たちは様々な選択をしています。そして、もちろんあなたの愛犬も同じです。どこで寝ようかな?何を嗅ごうかな?他犬に近づこうかな?など、たくさんの選択をしています。しかし、人間に管理されている動物は、選択の自由がどうしても少なくなってしまいます。例えば、寝場所。犬用ベットとトイレだけのサークル内で、留守番をしている犬には、寝床の選択の自由が少なく、実は我慢しているかもしれません。暑
🐾犬の行動を性格だからと決めてしまう危険性一般的に犬の飼い主は、愛犬の行動を見た際に、その行動の理由を、見て感じた自分の印象や考えで決めてしまう傾向にあります。そのため行動にあった対処ではなく、自分の考えにあった対処を探し、選択することになります。そこには危険が潜んでいるのです例えば、犬の行動を自分の印象や考えで決めてしまうと、以下のようになります。散歩中に吠えるのは、この犬が”怖がり”だからだ。飼い主を”守ろうとして”吠えている。おもちゃを離さないのは”頑固”
犬の散歩中に、犬が犬らしいことをしている間じっと待っている人を見かけます。そういう時、わたしはいつも心の中で拍手をおくってしまいます散歩は歩くことじゃないわたしたちにとって、犬の散歩とは「歩くこと」というイメージが強いのではないでしょうか?周りを見ていても、スタスタと歩いている飼い主さんを多く見かけます。それ自体はまったく問題ではないのですが犬が立ち止まってもグイグイ引っ張って歩かせようとするのを見てしまうともう少し、犬目線で散歩してあげたほうが、犬はリラックスするのに…と思い
犬のしつけがなかなかうまくいかない・・初めて犬を飼う人だけでなく、何年も犬と暮らしている方でも悩むことが多い”犬のしつけ”日々、愛犬のしつけ相談を受け、飼い主さまに改善のアドバイスをさせていただいていますが、中には「しつけが思うようにうまくいかない・・」と感じている人もいます。そして、犬のしつけが「うまくいかないな」と感じている人には共通の特徴があるのですちなみに、うまくいかないというのは”犬に問題行動がたくさんある”というわけではありませんよ。
たまに、足ごと食われますいつも読んで頂きありがとうございます!【いいね】や【コメント】も励みになってますありがとうございます【1人の飼い主の悩みは、みんなの悩み】「こんなことが知りたい」「こんな悩みがある」などのコメントがあれば、記事にさせた頂きます他にも多数、犬に関しての記事を投稿していますので、もしよければ他の記事も覗いてみてください。(ひと記事は約3、4分以内で読み終えるぐらいにしています。あなたのドッグライフにお役に立てれば幸いです『多頭飼いあるある〜
アニマルウェルフェア(動物福祉)で重要な「5つの自由」犬を飼う上で知っておくべき「5つの自由」というものがあるのをご存知でしょうか?1960年代の英国で、家畜の劣悪な飼育管理を改善させ、家畜の福祉を確保させるために、その基本として「5つの自由」というものが定められました。今では家畜だけでなく、実験動物や家庭で飼育されているペット達にも、動物の福祉の基本とされています。「5つの自由」とは飢えや渇きからの自由不快からの自由痛み、傷害・病気からの自由恐怖や抑圧
『お手』は得意ですねんコンサル中の一コマ別に、飼い主さんは試しているわけではありませんがドッグトレーナーをしていると、こういうことがたまにあります要するに、『お手』はよくできるけど『おすわり』と『伏せ』がごっちゃになっているということですねあなたの愛犬はどうでしょうか?「おすわり」って言ったのに伏せをしたりその逆になることはありませんか?これはこれで可愛いのですがなぜ、この現象が起こるかというとこのようなワン
現在ほとんどの犬は、子犬の頃から人と暮らしています。そしてその幼犬期を一緒に過ごす人間の責任は、大きいなと感じますなぜかというとその人の接し方によって成犬になった時に、他人を怖がるかどうかを決めるからです。飼い主は人間代表飼い主から頻繁に叱られたり理不尽な扱いを受けて育った子犬は、少なからず飼い主に対して不信感を持つようになります。「どこか信頼できないな・・」そんな印象を与えてしまうことになるのです。そして、そのまま成長していくと、どうなるかとい
ある日、書店の新書コーナーをぶらぶらしていたら『ドッグトレーナー』の文字が、目に飛び込んできた!たくさん本が並んでいても職業柄、この手の単語は見過ごさないそして、手に取った時にはすでに足はレジに向いていた。著者:荻島大河2021年8月25日第一刷発行今回は、こちらの本の要約、感想をお伝えできればなと思います犬牽ってなに?「犬牽(いぬひき)」という言葉をご存知でしょうか?わたしは、はじめて目にした言葉でした
多頭飼いのしつけもう1匹犬がいたら、楽しいだろうな・・犬と暮らし始めて2、3年もするとこのような感情が芽生え始めることでしょういつかは多頭飼いしてみたい!そう考えている方も多いのではないでしょうか。犬が複数いると、人間にはあまり見せない、犬本来の行動を見ることができます。犬たちが遊んでいる光景を間近で見られるのは、多頭飼いの魅力の一つですね。一方で、しつけにおいては、1頭目を飼った時とは勝手が違うので注意する必要があります。それは、1頭目と違い、新しく飼い
こういう時は、どちらでもない方向に進むのが吉いつも読んで頂きありがとうございます!【いいね】や【コメント】も励みになってますありがとうございます【1人の飼い主の悩みは、みんなの悩み】「こんなことが知りたい」「こんな悩みがある」などのコメントがあれば、記事にさせた頂きます他にも多数、犬に関しての記事を投稿していますので、もしよければ他の記事も覗いてみてください。(ひと記事は約3、4分以内で読み終えるぐらいにしています。あなたのドッグライフにお役に立てれば幸いです
子犬を飼ってから、散歩に行くまでにしておくと良いこと『最近、子犬を飼い始めて、まだ散歩に行ったことがない人』『最近、散歩に行ってみたけど、うまくいかない人』こういった飼い主さんは、ぜひ以下の方法を試してみてくださいその後の散歩が、かなり楽になるはずですよ。初めて散歩に行く前にしておくこと室内でリードをつけて過ごすリードは、外に行く時だけ使用する物、そう思っていませんか?実際に、子犬のしつけ相談をさせていただいた9割の方が「家の中でリードをつけたことは
全ての犬が吠えるようになるし、咬むようにもなる人を咬む可能性がある犬を飼ったことがない人は、その人が毎日どんな思いで暮らしているのかを知りません。他犬に吠える犬を飼ったことがない人は、その飼い主さんが、毎日どんな思いで散歩をしているのかを知りません。愛犬が人を噛むようになってしまったのも、他犬に吠えるようになってしまったのも誰も望んでそのようにしたのではありません。みな「気がついたらそうなっていた」というのが正直なところではないでしょうか。そして、