ここ15年程日本経済の右肩上がりの終焉に伴って、産業界を含む日本のあらゆるシステムが適正化、もっとはっきり言えば合併淘汰の道を歩んできた。最初の大物は銀行業界で、かつては「都銀12行」などと言われていたのが現在は「み」で始まる3メガバンクに集約された。やはり小泉政権の時になされたのが、地方自治体の大合併である。特に秋田県など跡形もなく合併して、延々と野原の続く山野も「市」と呼ばれるほどになった。百貨店や家電量販店、スーパーやコンビニも次々に合併統合している。そして今現在進行形なのが電機業界で、こ