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「あの、これ…」「///」「受け取ってくれる?」「う、うん//ありがとう///」好美からのバレンタインプレゼントはチョコだった。裕樹も好美も顔が真っ赤。「好美が作ったの?」「琴子さんとおば様と一緒に…」「そうなんだ。」話が続かない。(どうしたらいい?ママと琴子にしか貰ったことなかったから…話が続かない。ママはありがとうといって終わりだし、琴子はからかって終わりだし。お兄ちゃんだったらどうする?)「こ、好美。」「は、はい!」「雪降ってるな。」「うん。」「……」「……
直樹は医局に戻って大蛇森にさっきのお礼を言った。机に向かってカルテの整理を使用としても進まない。琴子のことが気になってしょうがないようだ。「入江先生、もう上がってもいいですよ。」いつもの速さは何処へやら。痺れを切らした脳外科部長が直樹に声をかけた。「え…でもまだ時間じゃ……」「入江先生、今やっても全然進まないんじゃないんですか?それなら明日の朝早めに来てやってください。」「じゃあ持ち帰ってもいいですか?」「…わかりました、いいですよ。」「ありがとうございます。お先に失礼しま
「ったく、何やってるんだよ。」「パパー!」「病室いないからどこ行ったかと思えば。」もう日が暮れてきた。直樹が斗南大学病院に到着し、病室を訪れても病室はもぬけの殻。看護師に聞いても朝一で抜けてお昼も院内食は食べてないと言われた。「いつから外いるんだよ。院内食食べてないっていうし。」「かたいこといわないの、お兄ちゃん!」「ごめんね、お義母さんと琴美と色々お話してたの。」「そんなこと、病室でできるだろ。」直樹はそういうと琴子を抱き上げた。「キャ!」「こんなに体が冷えたらダメだろ
私、インフルエンザになりました……どこで感染したんだか。一昨日から身体中痛くて痛くて。熱は6度8分。いつも5度台の私には高いです。インフルエンザBでした。皆さんも気をつけてくださいね。そういうことで、5日くらいお休みします。
また遅くなりました…いつも謝ってますね💦◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「入江くん…ぐすっ……どこ…ぐすっ…怖いよ入江くん……うっ…」病室のドアが勢いよく開いた。「琴子!」直樹は走って来たようで息を切らしている。中には担当の看護師や直樹の代わりに診察した医師もいた。琴子はまだ起き上がる力がないのか横になっていた。「入江くん?……ぐすっ…」琴子は手を声のする方へ持っていった。「琴子。なぜ泣いてる?」直樹は琴子を抱きしめた。「入江くんだ……どこいたの?ここどこ?うっ…ひっく…」
次の日、渡辺先生の診察により、1週間入院となった。「ママー!」「琴子ちゃーん!」涙で顔がぐしゃぐしゃになった琴美と満面の笑の紀子が、朝一でお見舞いに来た。「琴美〜ごめんね。」琴美はベットに上がらせてもらうと琴子の胸に飛び込んだ。琴子もお腹を庇いながら琴美を抱きしめる。「昨日帰ったら、急に寂しくなったのか、みーちゃん、お兄ちゃんが帰ってくるまでずっと泣いてたのよ。」「ご迷惑おかけしてすみません。」「いいのよ。お兄ちゃん帰ってきたら泣き疲れて寝ちゃったわ。」琴子は琴美の顔を綺麗に
HPにて更新させて頂きました。ご興味持って頂けたらうれしいです♪宜しくお願い致します。◇・エデンの光と影・◇~13~
ごめんなさい!金曜日には投稿できていたのに、投稿ボタン押し忘れてました💦◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆あれから5年の年月が過ぎた。琴子は昏睡状態のまま。直樹は昏睡状態を完治させるため脳外科に入った。「入江先生、今日、これから一緒にお食事どうですか?」「いえ。家に帰るので。先失礼します。」直樹は医者になっても、いままでどうり女性からの人気が高い。そして噂が密かに回ってた。ssssssssssssssss「ねえ知ってる?入江先生って婚約者いるんだって!」「知ってる!ショック
「赤ちゃん……出来たの?」「ああ。今、赤ちゃんに酸素がしっかり届いていないんだ。だから酸素マスクしてしばらく入院な。」「ごめんなさい、ごめんなさい。私が気づかずに…運動しちゃって…ごめんなさい。」琴子は顔を手で覆い泣いていた。「俺も悪かった。松本が教えてくれたんだ。お前が倒れたって。」「松本さんが……」「琴子、俺もすごく後悔している。いつも一緒にいていながらお前の体調気づかずテニスさせて。」「直樹…私も自分の体調のことなのにほって後回しにしてたから。」「明日、琴美の時の先生が診察
入江先生が時間で上がるまでは業務の合間に質問責めにしてやった。答える質問もあれば、くだらない、と無視されることもあった。いや、俺一応指導医だぞ。聞き出せたことをまとめると、奥さんは同じ年で高校から同じ。結婚は大学三年の時でつまりはあの入江先生が学生結婚だというから更に驚き。奥さんは同じ年ながらもまだ看護学生で、入江先生は単身赴任だという。そして昨日は看護師国家試験の合否がわかる日で悪天候のなか、入江先生に直接知らせるためにこっちに向かっているらしい。入江先生はいつも以上にテキパキ業
はい!奇跡の塊です!久しぶりだから忘れちゃってるひと多いかな…とは思いますが。最近金ちゃんの誕生日をして、許婚だして、奇跡の塊忘れてました💦あ〜今更だけど悦子さんの命日と元旦と成人式!わすれてました。その日は囲碁大会が……言い訳…すみません。成人式、雨と雪で大変でしたね。皆さんはどうでしたか?やはり雨男雨女、晴れ男晴れ女が集まるのでどちらが強いかの駆け引きですね…◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆琴子は相変わらず昏睡状態。直樹は仕事しながら何かの勉強をして疲労で倒れそうな勢
ちょっと早いですが、アップします。実は、あまり詳しくは言えないんですが、半年後、半年間お休みになるかも知れません。つまり7.8月~1.2月までお休みになるかも知れません。なので今のうちにお話をできる限りアップしていきます。といっても、今までの生活が変わるわけでもないのでどれくらいアップできるかわかりませんが…半年後なので気長とは行きませんが、その月日の分をしっかり半年間で埋めていけたらなと思います。でも上手くいったら今よりも遅いペース、短いお話ですが、アップできるかも知れません。も
あけましておめでとうございます!誤字脱字だらけの小説ですがよろしくお願い致します。そして新成人の皆様おめでとうございます^^************「え、この時期に指導医の変更ですか!?」それはまだ夏の暑さが残る初秋のこと。普通なら二年間指導医と研修医の関係は継続されるはずだが一年も満たずに解消となり新たな指導医に自分が選ばれた。その人事に不信感が生まれる。「何か問題でも?」「いやぁ、彼、入江先生は優秀な研修医ですよ」では何故?声には出さないが表情には出ていたかもしれない。
ついに決勝戦。クリスは組んだ相手が悪く、1回戦で負けてしまった。試合が始まり、お互い1セットずつ持っている。あと1セットで決着がつく。なんだか琴子の様子がおかしい。大量の汗をかき、苦しそうだ。「琴子、棄権するか?」「ううん…はぁ…はぁ…最後まで…はぁ…やる!」「お前も分かってるだろ?汗の量半端じゃないぞ。」「い、いつもより気合い入って汗かいちゃった。」「……無理すんなよ。」(これ以上琴子に何言っても無駄だな。しかしなんだ……?脱水症状…ではないな。ちゃんと水分とってるし、休
あけましておめでとうございます。昨日、更新できるかな…?と言っていましたが無理でしたね。昨日の年越しではの〜んびりお風呂に入ってました笑ブログを初めて10ヶ月くらい。初めてのお正月でした。これからもよろしくお願いします。去年のお正月はこ〜んな大きなエビ!そしてあんこう鍋でした。ごめんさい、あんこう鍋は写真ありませんでした…私、エビ大好きなんです!なのにアレルギーで食べれない……目の前に美味しそうな毒……辛い……今年はお肉です!アレルギーは甲殻とフルーツだから大丈夫か!
入江さんのプリセクターになってから気づいた事がある。入江さんは……「ぎゃー!血が!血が!とまらない!!」「入江さん!落ち着いて!駆血帯とって!」……とても問題児だ。採血ぐらい出来るだろうとほんの数分任せて離れた間に起こった。入江さんの叫び声に慌てて戻ると、駆血帯をしたまま注射針をぬく入江さんの姿があった。いや、それは実習でも何度もやっただろう?あまりの出来事に唖然とした。婦長に二人揃って呼び出しをくらったのはもう三度目だ。肩をがっくり落とし、力なくすみませんと謝る彼女にかける
「金之助!久しぶりやん!元気やったか?」「なんや、おかんとおとんか。」「何やねんその反応!元気ないやないか?」「金之助、今日は誕生日さかいな、元気だし。」玄関で話してるのもなんだからと部屋へ上がっていった金之助の両親に対し、金之助はドアを開けたまま外を見ている。「金之助、何かあったんか?」「いや、な…なんでもあらへん。」「金之助、失恋でもしたか?」「失恋なんぞ、してへん。俺はまだあきらめとない。」「金之助…とりあえずご馳走持ってきたさい、たべな。」「ああ。」(入江!わしはな
やっぱり、運命だったんだ。「入江琴子です?」疑問系だったのは初めましてじゃないからだろうか。頭を下げて上げる際に首を傾げる。「よろしく、入江さん。プリセクターの久保田です。二度目ましてだね」「やっぱり、あの時の!」途端に笑顔に変わる。「今日は迷わなかったかな?」「ゔ、大丈夫です。…何度か予習しましたんで」予習って。申し送り前にプリセクターとして婦長から紹介された。だったらいいなぁとは思っていたものの、新人は彼女だけではないのでそうじゃない可能性の方が高い。あまり期待しずきな
R12歳です。尚、自己責任でお願いします。◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆夕飯。今日はクリスマスイブでメニューが豪華だ。今日も嫌いな野菜と格闘中の琴美。「みーちゃん、いい子だからサンタさん来る?」「勿論!でも、好き嫌いしてたら来ないかもよ。」「…ニンジン嫌い…」ニンジンを箸で持ち上げ眺めながら呟いた。「じゃあ今年はサンタさん無理かもね。」「みーちゃん頑張る!」パクッ目をつぶり、嫌な顔をしながら食べた。「偉いじゃないみーちゃん!頑張って続けたら、サンタさんくるし好
結果直樹達の2点勝ちになった。テニス部の須藤達は琴子と試合をし、気力が失せたようだ。と言っても本番、琴子は緊張し、全然ボールが打てなかった。簡単なボール以外は直樹が打ったのだ。テニス部のみんなは少しオーバーに考えすぎのようだ。「俺たちの練習…なんだったんだ?」「入江の奥さん凄い……」「俺たちの苦労って……」結局、直樹は二日に一回のペースで琴子とテニスを一戦やる感じで学園祭の日が来た。「「琴子!」」「里美ちゃんにじんこちゃん!久しぶり!」「久しぶり!」「おお!相原!久しぶり
仕事が立て込んでおり、更新出来ずすみません。しばらくは忙しいのでスローペースになります(>人<;)************『入江くんならチャイム二回』深夜にもかかわらずインターホン貼られたメモ紙をみて段々と自分の実母に似てくる妻に呆れた。しかしながら1年間離れ離れになりながらも頑張った琴子の望みを叶えてあげようとメモ紙どおりチャイムを二回ならした。「お帰りなさい!!」二回目のチャイムが意味があったのか、ほぼ同時にドアが勢いよく開いた。「お前、俺じゃなかったらどうすんだよ」二人暮
こんにちは許婚がまだ書けてないので今週は奇跡の塊です直樹はベットの横にあるモニターを見た途端その場に崩れた。「よかった……生きてた……」「な、直樹くん、急に崩れ込むなんて心配させるなよ。」「すみません。」「まもなく主治医がこちらに来ますので。」看護師はそういうと頭を下げて出ていった。「直樹くん…これって…」「事故にでも会ったんだと思います…身体中なので殺人未遂とかそういうのではないかと…」「よかったというべきなのか……」「こんな状態でも生きてたのは奇跡ですね。」トント
「お袋なに?」「さ、理美ちゃん達にも聞いたけど……誰も居場所を知らないみたい…」「……」「お兄ちゃん、警察に届け出ましょ!」「…わかった。警察行ってくる。」「……とういわけで、警察に届けを出しました。」「ああ。直樹くん、すまなかったな、琴子が迷惑かけて。」「いえ。」2日後。📞プルルルルルル、プルルルルルル裕樹が電話に出た。「はい、入江です。」>>『こちら○○警察署です。そちら、相原琴子さんのお宅ですか?』「あ、はい!兄に変わります!」.........「はい、お
琴子と直樹はコートに入った。「直樹…これって…?」「ああ。少し練習付き合え。」「な、なんで私?」(ここはテニス部だから私より上手い人は沢山いるんじゃ……)「今度の学園祭、ダブルスだったんだ。」「うん。」「で、テニスを少しでもやったことがある人が飛び入り参加できるんだ。」「なんで私がやるの?」「知らない奴となんて、ましてや女となんて組みたくない。」直樹はそういうとボールを打った。ビュン「じゃあ男の人と組んだら?」「無理だろうな。一般人が組む相手を決められるんだ。俺はその中
「待ってよ入江くーん!」「遅い」昨晩の甘い雰囲気なんてなかったかのように、通常運転で入江くんが歩いていく。家にたどり着くまでの経緯を恐る恐る報告すると入江くんは呆れたようにため息をついてこう言った。『明日俺日勤だから病院までの行き方を教えるから一緒についてこい』そうなのよね。いざ本番(ただの出勤)で迷って遅刻しましたなんて社会人としてありえないものね。入江くんが同じ時間帯なんて保証もないし。ただ道を覚えるためのトレーニングのようなものだけど、半歩前を歩く入江くんについていくのはと
事務室まで案内すると、入江琴子さんは何度も何度も頭を下げ、小さく手を振りながら事務室に入っていった。その行動から彼女はここまでで大丈夫、さようならと表現してことがわかったが、何故だか帰る気になれず入り口ドア付近で彼女を待つことにした。住所がわからなくなる、というとんでもないことをやってしまうなら、その後もスムーズに帰れるか心配だった。いや、心配するフリをしてここで別れてしまうのが惜しかったのが本音だ。第3外科に4月から配属されます!と笑顔で言った彼女に不思議な縁を感じてしまったのだ。もし
新しいお話出来ました!奇跡の塊は直樹と琴子の婚約後のはなしです。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「お兄ちゃんお帰りなさい。」「ただいま。」仕事から帰ってきた直樹を裕樹が迎えた。琴子はいない。「ママがさっきやることあるからって言ってご飯作っておいてくれたから食べてね。」「ああ。サンキュ。琴子は?」「さあ?まだ帰ってないけど?」「そうか。」直樹も裕樹もご飯を食べて寝る時になっても琴子は帰ってこない。「お兄ちゃん琴子遅いね。」「子供じゃないんだし、大丈夫だろ。」
うわー!許婚シリーズ、100まで行きましたね!(`・∀・)ノイェ-イ!・:*+.((°ω°))/.:+まさかこんなに続くとは……最初、このブログをはじめて、何となく書き始めた二次小説。デビュー(二次)小説が『許婚』。まさか100までとは…最初はあらすじ考えずにその時ハマってたもう一つのあるドラマにあった許婚というテーマを元に書いた作品(二次小説だけど)最初は100どころか飽きっぽい性格でどこまで続くのやらと思いながらも興奮して書き続けた結果100……ウォー!こりゃ記念に新しいお
とりあえず職員用の通路にあるわずかなカフェスペース(といっても自動販売機とソファがあるのみ)に座って話を聞くことにした。彼女は今にも溢れそうな涙をギリギリでたえていた。「実は私、看護師なんです」「えっ!」てっきり高校生ぐらいかと思っていたので思わず声がでてしまった。「あ、ごめんね」「いや、慣れてますから大丈夫です。よくちんちくりんって言われますから」いや、そこまでは言っていない。「それで4月からこの病院で働く事になってるんですが…実はその」「4月から同僚なんだ」肝心なところが
色々注意書きいっぱいですみません。これからの話は下記のことを理解してお読みください。作者は、医療系についてまったく知識がありません。おかしい点はスルーお願いします!また生まれも育ちもF県の為神戸の方言はなしで書かせてもらいます><よろしくお願いします。************「着いた〜!!」いてもたってもいられず卒業式後の次の日すぐに神戸に出発した。荷物はもう早々に宅急便で送っていたし、いつかは世田谷の家に戻るのだから大きな家具はそのままだ。入江くんには連日忙しく早く来ても仕事