私は動物を人のように扱うらしい。喪った猫を「彼女」と表現したことがそのように受け取られるらしい。しかし、そもそも自らを人だとはあまり思わず、考えない。では君はなんだ、と問われても、「私」だ、と答えるだろうし、「らしい」という言葉遣いの意味もここにある。この辺りが多分に噛み合わないのは、言葉の意味(使い方)が多層な構造をしているため致し方ないとして、ある種の問題も伝わりにくい。いや、無知な自身のための文章化なので、上手く伝えるつもりは毛頭ないが、残された筆致は、できうる限りの論理と事実に即し、自ら