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これは私の妄想物語。-寛恕(カンジョ)とは広く心が思いやりをもって許すこと。楊氏は深くため息をひとつつくと「これは…問わず語り。」ベッドの背もたれに身体をもたれて壁を見つめ話し出した。私は彼の横に座っている。┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈御前は一人息子の残した子供を探していた。身ごもったまま母親が遊郭へ売られた事は知っていたから簡単に見つかると思っていた。しかし母子は居場所を転々としまるで世の中から姿を消したように中々見つからない。実はその母はこの土地ではなく海を隔て
我が家のDOLLさんの日常です😅苦手な方はスルーお願いします!本日2回目。真面目にやろうと思っているのに…やっぱり琉樹さんがいると、、コントになる主なのです😅「烈…あのね。」「??」あれっ?…凛空どうしたかな?ああ~いつもの、、か…「大丈夫か?」「うん…」凛空も滝蘭と同じ。記憶を残したまま人形になった。この状態はちょっと厄介だ。時折、「気鬱」になる。辛い記憶が前触れなしに突然脳裏に現れる。それを本人一人では整理できなくて苦しくなるのだ。その時は…
今朝、「おはようございます」ルーティーン写真を撮ってパッドで確認していると…んっ?ひよっとしてアナタ!恋しちゃった?!気のせい再度確認やっぱり見てましたね〜笑笑(*^^*)良か男やもんね(*^o^*)男でも惚れるんですわ(*´艸`*)昨日、いつもの手芸屋さんでこの子のために浴衣を縫ってやろうと(大きいのは初めてなので)どのくらい生地がいるか?お店のベテランさんに聞いてみました。「お人形さんへ浴衣を縫ってあげたい」「身長は、どのくらい?」頭を覗いて約65くらい
まず今日のご報告から…きらら、〇玉から〇田へ越して、丸4年め。こちらで初めてかかりつけでは無い病院でワクチンを受けました。今までの先生の所は赤ちゃんの時から通っていたのでビクビクすることも無く、余裕のよっちゃんでしたが。さすがに緊張しまくり、キャリーから出ない!と踏ん張ってましたがぶちっと💉なんと!ご飯変えて数ヶ月。体重が5kgを切りました!250g減ってる!!悪いのでちか?いえいえ!頑張ったね~顔がまん丸だから、てっきり太ったと思ってた😅さてここからDO
これは私の妄想物語。-寛恕(カンジョ)とは広く心が思いやりをもって許すこと。姿かたちを無くした屋敷の玄関だった辺り、ふっと道木の幻影が見える。上から下まで黒づくめ。髪はオールバックで眉はいつも綺麗に整えられていた。無精髭など見たこともない。4歳の私を片腕に軽々と抱え「背筋はまっすぐお伸ばしなさいませ。涙など見せてはなりません。貴方様は、いずれここの当主。その自覚を持って、さぁ!今からここへ入って行かれませ!」そう言って軽く背中を叩く。厳しくもありそのくせ
今月は滝蘭の「おやすみなさい」を沢山作りました。物語の中で様々な国の様々な所へ時空の旅を続ける滝蘭と楊春明。もうすぐ永遠の別れがやって来ます。楊春明はいずれ《龍》となる人です。生きる世界が違うのです。本来なら楊春明をお迎えしたかったのですが多分それは叶わない夢。それがわかった時お話は「別れ」で終わるんだろうなと覚悟しました。とても好きな人がいます。楊春明は彼でないとおそろくイメージ的に合わない。出会うのが遅すぎた…かな。2018冬を最後に再販は
これは私の妄想物語冬の冷たい雨が降る。船を降りると濡れまいと小走りに走り去る苦力と(クーリー・港湾労働者)すれ違う。「こりゃ、荒れてきそうだ!時雨れるぞ!夜はみぞれになるんじゃないか?」そんな事を口にする。「さぁさぁ、今日はもう店じまい!」苦力相手の屋台も早々に片付けだした。「寒くないか?」楊春明がコートのフードを被せた。彼の片腕に抱かれた私は顔が見えなければまるで幼児くらいの大きさ。フード付きのコートは良い目隠しにもなった。後ろから着いてくる烈もフードを
DOLLの写真が沢山出てきます。苦手な方はスルーお願いします。【検証】DOLLのサイズこの1年、男子服を手懸けて色んな気づきがありました。特にサイズの部分。上物はそんなに苦労することはなく作れます。男の子は胸がないので、肩幅、首周りさえあっていれば多少身幅が広い、狭いはゆうに着こなしてくれます。賑やかなおっきいお兄さん方。烈が着ているのは滝蘭のシャツ。烈の胸周りは30.5と1番大きく滝蘭用シャツ(胸周り実寸27.5)でもぴっちりですが、着ることは出来ます。腕が
これは私の妄想物語。-寛恕(カンジョ)とは広く心が思いやりをもって許すこと。「今度は長い船旅になりますよ」船のデッキで岸壁から離れていく上海の街を眺めている私に烈は声をかける。「まさかね、滝蘭さん。貴方がこの船に乗っているとは思いもしなかった。」あの時……つい先日の事なのに、今思えば、あれは40年も昔の話だ『魔王』の館でのおぞましい日々。『魔王』の凛空に対する執拗な執念の巨大な渦に巻き込まれながら、凛空を必死の思いで開かずの扉の向こうへ押し出すのがやっ
うさぎさんうさぎさんうさぎは大昔からラッキーアイテム熊の手と……前にも書きました。うさぎのぽんぽんしっぽを持ってたら幸運の印。でもね、、抜け毛利用ではないんですよね。あれって……私ずっと抜け毛利用だと思ってた。ホントの事を知って(随分あとですが)それ以来毛皮は着れなくなった(--;)でもうさぎさんは好き。猫さんはもっと好き😍😘😁❤️💕で、昨日生地をこねくり回りしてたら(いやいや、、実際は眺めるだけ)今度のチャイナは…どうしよう……するとまたも「アホ」な事を
これは私の妄想物語。-寛恕(カンジョ)とは広く心が思いやりをもって許すこと。いつもなら私がチュンの背中を抱いた。彼の頭を撫でながら、ゴロゴロ喉を鳴らす彼の子守唄を聴いて眠りにつく。でも今日はチュンが私の背中を抱いた。『大きくなったな』私がからかうと、チュンは『長くおまえを待っていたから』そう言ってその腕に包み込む。しばらくの沈黙。『…おまえの名前が決まった。』唐突に切り出す彼。黙っていると畳み掛けるように『おまえの名前はヨウロウラン』ロウ…ラ…いつかの夢を
最近はコロナの影響で、ガーゼばかり。手芸店、材料店、生地屋さんどこを探してもなかなか見つからないコットンの白生地地模様。滝蘭に作ってあげたコットンの白チャイナ。去年買った時、余り沢山は買わなかったので、ご注文頂いたり黎明のチャイナを作ったりしてるうちに無くなってしまいました。なので、今回コットンを諦めて、サテンジャガードの白生地で作ってみました。サテンですが梨地(梨の皮のような凹凸がある生地を梨地と言います。おめでたい時に使う紅白リボンも梨地リボン)なの
マッチョと細マッチョの区分けはどの辺りから?DOLLの写真が沢山出てきます。苦手な方はスルーお願いします。我が家にやってきたマッチョさん烈。お顔は童顔が抜けない青年。でも…脱いだら凄い!仕事柄殆ど彼らは裸で過ごしますが。なんせ我が家では洋服モデル。出来上がるまで、何度も着せたり脱がせたり。それでおとさんがたまたまその現場に居合わせて、彼の上半身を見たとき゚+。:.゚おぉ(*゚O゚*)ぉぉ゚.:。+゚凄!と一言。ここから肌色多めです。苦手な方はここから回れ右で
これは私の妄想物語。1940年2月私は楊氏の船に乗って初めての時空の旅に出た。「この時代におまえの薄鈍色(ウスニビイロ)の瞳を作る職人が居る。彼もまた龍族。それでおまえは完成するのだよ」楊氏は箱の中に静かに収まっている私の髪を、優しく撫でる。「それから?それからどこへ行く?」私は思念で彼に問いかける。彼は一瞬考え込んで…「おまえの安らげる場所」と答えるのであった。この船には確か烈も乗っているはず。でも彼は私の存在に気づいていない。私は1人ではこの箱から出
烈)しかし今朝も寒かったね〜滝蘭)5月も中旬。下界は梅雨に入ろうか?なんて言ってる所もあるのにね。ただここは山のなかだし。他より季節がひと月は違うから、今は本当は春本番なのだそうだよ。この春はやけに寒い日が続いてます。晴れた日は指折り数える程度。今季の冬が雪のない暖かい日が多かったせいで、この春の寒さは堪えます。それにしても…「烈、、何のための…コレ?」「あっ!見つかってしまった😓」※だから主にホルダー早く作ってってお願いしてたのに…主)えっ?アタシ⁉️…む
これは私の妄想物語。-寛恕(カンジョ)とは広く心が思いやりをもって許すこと。願えば叶う夢がある。それが手に入るまでどんなに大変な道程でも…「今まではね。そんな事は1度だってなかった。だからはなから願ったことなんかなかった。私は諦めることが上手いのだよ」薬湯の中で丹念に身体を洗ってくれる彼のその大きくて優しい手を取って私は頬ずりしながら彼に言った。「ずっと会いたかった。」「わかっていたよ。私も同じだ。でもおまえそれまで1度だって、私の名前を呼びはしなかった。約
これは私の妄想物語。一番鶏が啼く。まだ真っ暗闇の中、鶏冠を立てて胸を張り羽根をばたつかせる。勢いよく朝を告げる。その瞬間だった。通路の入口方から何かの音。ゴォォォ地の底の底から聞こえるような地響きにも似た。地下水の雫が宙に舞い、私の頬をぶつ。ゴオオオオ音は大きくなり、すぐに、息を止めてしまうかのような物凄い勢いの暴風が押し寄せてきた。私のひ弱になってしまった腕では自分の身体を支えきれない。そのまま紙くずのように暴風に飛ばされてしまう。烈さん達はたどり着いた
これは私の妄想物語。-寛恕(カンジョ)とは広く心が思いやりをもって許すこと。『明日の夜明け前。空が一番暗い時間。ここへショーン様と一緒に参ります。ヤン様も…よろしいですね。それが楊のたっての願い。必ず連れて帰って来い!と』楊…?私と同じ名前。だがそんな男は知らない。楊春明…知らない。その夜また夢を見る。ロウ…ロウ…ラ女の声。またその名前で呼ぶ。やめてくれ!私はロウなんて名前じゃない!私は、シュゥァンラン!!ロウ、、ラン貴方の名前よ。前の名前は封印し
DOLLの写真が出てきます。苦手な方はスルーお願いします一日の終わり。日常で疲れた心を癒してくれる。今日も貴方に会えて良かった。そんな気にさせてくれる人。今夜も良い夢を…おやすみなさいjet'aimeencoreまだ私を愛してる?by滝蘭本日もお立ち寄りありがとうございます
これは私の妄想物語。-寛恕(カンジョ)とは広く心が思いやりをもって許すこと。なぁ〜、ロウよ!!だから言ったじゃないか?ここに残って男花魁になれば、おまえは誰からもちやほやされる。毎夜、色んな男に抱かれ、骨の髄までトロトロとしゃぶり尽くされるんだよ。それがおまえの一番の幸せ。寂しかねぇぞ!女衒が下卑た笑みを浮かべる。ぐっしょりと寝汗をかいて目が覚める。鬱々と微熱の続く身体は夢と現実が交差する。「先生…ヤン様」気がつくと執事が私の枕元に立っていた。「大丈夫で
これは私の妄想物語-寛恕(カンジョ)とは広く心が思いやりをもって許すこと。それから数ヶ月。季節は晩秋へと移行していた。私の皮膚を使っての実験はまだ続いていた。ショーンの傷は私の薬も効いて、癒えて来ていた。しかし私は未だここの主とは会えないでいる。ショーンが夕飯を共にすると言うのは、推測するとここの主?いつものように散歩を装って薬剤をポケットに隠して部屋を出ようとした時、誰かの視線を感じた。その翌日、教授が私におかしなことを言う。「ヤン君、、、、キミはよく
今朝間違えて、16話を先に投稿してしまいました。話が前後します。ごめんなさい。李教授が切り出したこと。私の特殊な皮膚を採取して、これを培養し、重度の火傷を負った患者に移植する。本来は本人のものでないと定着しないが、本人以外でも再生しないか?医学の発展のため協力してくれと懇願する。私はなんの疑いもなく傾倒して行った。┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈半年はあっという間。季節は夏。私の皮膚の再生は日に日に遅れが目立ち始めた。太ももや臀部柔らかい部分の採取はやり尽くした。傷
これは私の妄想物語-寛恕(カンジョ)とは広く心が思いやりをもって許すこと。扉が開くと、眩しく明るい太陽の光が目を刺す。私のこの瞳には辛すぎる!私はコートのフードを思わず深く被った。「誰?」少し高い可愛らしい声。ふっと目をあげると……少女?!バラ色の瞳とその瞳と同じ薔薇色の唇柔らかそうな灰褐色の長い髪が印象的な産まれたての薔薇の花🌹✨「傷を…ショーン様。」執事が促す。ショーン??男の子?!ショーンと呼ばれた子は黙ってその白く細く長い腕を、こち
烈のお話を書き出したのは烈をお迎えすると決めた3月の事でした。実は凛空をお迎えした時、凛空が他の兄弟達より思った以上に身体が大きくてお顔もみんなよりひと回り大きい💦せっかくの可愛いお顔がなんだか大きさのせいで不憫に思えました。なので、お話の中の頼もしい烈になってくれるような子をお迎えしたらいいのかな?と思い、おとさんに頼み込んだのでした💦「お金貸して!」(笑)烈はDIKADOLLというメーカーのGalois(ガロア)公式設定はズバリ傭兵。烈のイメージピッタリでした
これは私の妄想物語-寛恕(カンジョ)とは広く心が思いやりをもって許すこと。その男は小さい上に背中も曲がり、髪は頭皮に気持ちばかり残っていてやけに肌色も白い。まるで一皮剥けたような…「李先生、ここの…」ラットの薄皮1枚、小さな四角のそれをピンセットでつまんで捲りながら私は質問する。彼は私を見上げながら教授としては今までのどの人よりも優秀で、的確な指示と器用すぎる手さばきで課題をどんどんこなしていく。マンツーマンの私は逃げ場を失って、とにかくその授業について行くの
初めてここで写真撮ったね~4人並べられました。動画も撮ってみました♪♪iPhoneメモリースライドショーの作り方iPhoneの中のカメラ機能。その日撮り溜めた写真を繋ぎ合わせて動画にする。慣れてしまえば簡単に出来ます。昨日、インスタに投稿したのは、滝蘭のお迎え服バージョン。フォロワーさんからかっこいいって褒められた~♪♪しかしこの狭い撮影場所。4人がやっとだ!しかも滝蘭背が高すぎて頭が切れてる😅これで烈さんはもう無理だな~お迎え待ちの烈さん72.5cmある
これは私の妄想物語-寛恕(カンジョ)とは広く心が思いやりをもって許すこと。部屋に戻ると私付きの使用人が真っ白なバスローブとタオルを持って待っていた。彼は深く頭を下げてそれを私に差し出す。「風呂へ入れ」という事だな。「あの…すまないが湯上りに水を用意してくれたまえ。それと、、燭台の蝋燭だけでは本が読めないので、悪いがランプがあればお借りしたいのだが?」彼はまた黙って、頭を下げた。決して目を合わせようとしない。そのままバスルームの隣の控えの間らしき小さな扉の奥
寒いです!世の中暑くなった!と皆さんが仰ってるのに…未だお山のお家🏡ストーブが手放せません。もちろんコタツもそのままです😅ちょっと待って!もう5月に入ったんだよ!それでも今朝は14℃まで気温が上がりました。14℃だって(--;)夜は1桁台です。なんかね〜世の中から取り残されてる?ましてね、我が家二重サッシなんで、外がほわんと暖かくても家の中氷のようじゃん今年はカメムシも出ない素敵な年だけど…その代わりと言っちゃなんですがね。この騒ぎ。ふつーーーっに暮ら
これは私の妄想物語-寛恕(カンジョ)とは広く心が思いやりをもって許すこと。『恐れおののき峠を抜けて、この館の扉を叩く者。汝身を屈めて、恐れ慎め』か…私は独り言る。そう言って見えない刃を向ける館の鉄の扉が目の前にそびえ立つ。その巨大な扉の前に立つと、まるでそれは待ちかねていたようにゆっくりと開いて私を呑み込んだ。上から下まで全て黒づくめ。髪を引っ詰め、背が高く瞳は切れ長、鼻筋の通った少しいかめしい男。まるで道木のような風体の執事が出迎える。「ヤン・シュゥァ
これは私の妄想物語-寛恕(カンジョ)とは広く心が思いやりをもって許すこと。再びの船旅。国境を超えて北の端まで列車で行き、そこから船に乗る。船は翌日の朝には着くので以前の船旅よりずっと身体が楽だった。迎えは翌日になると聞いていたので、私はその日近くの船宿に部屋を取った。海風に乗って、チラチラ雪が舞う。ソーダガラス1枚の宿の窓では寒さを遮ることが難しく、暖房の効いた部屋ですら凍りつくように寒い日だった。その日私は道木に当てて手紙を書いた。いつも祖父の事や家で