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今回は小野小町のうたを書いてみました。花のいろはうつりにけりないたづらに我が身よにふるながめせしまにです。切り継ぎ形式の半紙に横書にしてみました。3月25日10時から無料体験教室があります。是非皆様のご参加をお待ちしております。
「第70回記念栴檀社書展」会期:3月7日~10日会場:セントラルミュージアム銀座主催:栴檀社会長:大石三世子先生創設者の大石隆子先生の作品を額から屏風に仕立て直して陳列、陶皿に書いた作品もお披露目されていました。大石隆子先生が2001年にお亡くなりになって23年になります。私が大阪へ転勤前後だったと思います。ただ東京勤務時代にもおそらく隆子先生にお目にかかったことはないと思います。なので私の中では栴檀社=三世子先生という感じです。ご苦労も多いかと思いますが、お
「近藤浩乎書展」会期:3月7日~17日会場:セイコーハウス銀座ホール(和光6階)2017年に逝去された黒野清宇先生の後、玄之会の代表として牽引されてこられた近藤浩乎先生の個展。今年の大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部、近藤先生の個展ではその「源氏物語」を数多く作品に仕上げていました。源氏物語のコーナーでは、表装は掛軸、アクリルパネルで仕立てていますが、それに使われている周りの裂は先生からお預かりした「結城紬」で統一されていました。作品は当然のことですが、料紙も素
枕草子の作者の清少納言が詠んだうたを、書いてみました。夜をこめてとりのそらねははかるともよにあふさかのせきはゆるさじです。切り継ぎの、半紙に書きました。うたを鑑賞しながら、静かに筆で書くのは、優雅な心もちになりますね。はじめてみませんか!
先週末ですが書道のあと、師匠がお雛祭りの甘味を振る舞ってくれました🥰💓わぁい!お汁粉と桜餅です!結局書より花より団子なワタシその日添削してもらった書はいま検定に向けて取り組んでいる「寸松庵色紙」の臨書ですがわりと上手く書けたのでアップしちゃお雨降れば笠取山のもみぢ葉は行き交う人の袖さえぞ照る壬生忠岑奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき猿丸太夫こういう検定用の「色紙」はけっこういい値段するので書き損じると痛いので
「第49回埼玉書道三十人展」会期:3月5日~10日会場:埼玉県立近代美術館埼玉県は書き初め用紙でも「埼玉判」と呼ばれるものがあるように書道人口の高い地域だと思っています。そういう地域性もあり、三十人展も毎年固定されることなく漢字・かな・篆刻、さまざまな書風でレベルの高い作品が並んでいました。チャリティ色紙展
紫式部のうたを今回は平安時代の素晴らしい女性作家紫式部のうたを書いてみました。金、銀がちりばめられた料紙9センチ27センチの大きさに書きました。めぐりあひて見しやそれともわかぬまに雲がくれにし夜半の月かなです。
「第55回正筆会菁華書作展」会期:2月23日~25日会場:セントラルミュージアム銀座・フェニックスホール主催:正筆会(正筆会HP)会長:黒田賢一先生この菁華書作展は正筆会の総務理事以上の役員による作品展です。昨年までは銀座画廊で開催をしていましたが、ビルの建て替えにより今年から会場を変更しての開催です。会場の雰囲気など、今までと違うので違和感のある先生も多いように感じましたが、天井の高さ、明るさ、壁や床の色などこの会場に合わせて作品作りをされたという先生もいらっし
◆◆◆くじょうみやび日録第二期◆◆◆第一期から断続的に楽しんでいる「女房気分de書写」。現在は『栄花物語』を読み、巻一から順にひとつずつ好きな場面を書写という形で一人密かに進行中です。本日は、巻二十六をご紹介いたします。◆巻二十六「楚王のゆめ」:寛子や超子と比べた嬉子の死万寿二年(1025)8月。道長の末娘の東宮妃・藤原嬉子は赤痘瘡も癒え、無事男児を出産(親仁親王=後冷泉天皇)するが、具合が急変し亡くなってしまう。十九歳の若さであった。世の中は悲しみに沈み、道長は
先週の展覧会の続きです。「第55回現代女流100人展」併催~現代女流書新進作家展~会期:2月16日~19日会場:日本橋高島屋8階主催:毎日新聞社55回展となると私と同じ年だとふと思いました(^^)もともとは「女性書家」の地位の向上が目的でスタートされたようです。先日の土橋靖子先生の芸術院会員ご就任の吉報もありましたが、女流書家の台頭なしに今の書道界は成立しないと思います。この展覧会では、毎日書道会に所属されている中で中心的にご活躍されている105名と昨年の毎
静風会〜かな書道教室〜🌸春の生徒さん募集しております🌸小筆を初めて持つ初心者の方から美しい平安かなを使って小さな作品を書いてみたい✨なだ,幅広くお稽古可能です。日本文化に触れる時間を一緒にいかがですか?お問い合わせ等は以下までご連絡下さい!shukou1164@gmail.com(小室)
かな散らし書き創作の第一歩は構成を変えてみる最初は単純に左右逆転です左側は手本を見て書いたもの、右側は左右を逆にして文字を並べ変えました左側手本を見て書いたもの一字一字一生懸命に見て書かれたせいか気宇も小さくぎこちなくなりましたそれで右側は創作第一歩第一集団と第二集団の構成を左右逆に入れ替えて書いていただきました最初は全く同じ文字しか使えませんでしたが添削を重ねていくと左右の行の文字を見ながら変化させて文字を流
◆◆◆くじょうみやび日録第二期◆◆◆第一期から断続的に楽しんでいる「女房気分de書写」。現在は『栄花物語』を読み、巻一から順にひとつずつ好きな場面を書写という形で一人密かに進行中です。本日は、巻二十五をご紹介いたします。◆巻二十五「みねの月」:寛子の死と顕光父娘の怨霊万寿二年(1025)3月~8月。小一条院の母・皇后藤原娍子ならびに女御で藤原道長の娘・藤原寛子の死が描かれる。怨霊の跋扈する中、赤痘瘡が流行、快方には向かうものの臨月の道長の末娘・東宮妃藤原嬉子をも襲
寒さの続くなか、春の山草のかわいい、すみれが咲き始めるが待ち遠しいですね。この扇面に、芭蕉の句を書いてみました。山路きてなにやらゆかしすみれ草です。
NHK大河ドラマで放送中の「光る君へ」平安の時代に生きた紫式部をヒロインに今大人気ですね。その中で書かれている「平安朝の仮名文字」優雅なたたずまいに憧れませんか?一見難しそうに見える仮名文字も、まずは一本の線を書くところから始まります。墨色の美しさ、優美な用紙、筆を持つ手。豊かな時間を体験してみましょう。ひまわり書道・相武台教室では初心者の方にわかりやすく丁寧にかな文字を指導します。持ち物は何も必要ありません。まずは一度、平安朝の仮名文字を体験にいらしてください。ひまわり
もうご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、日本芸術院が令和5年度日本芸術院会員候補者を決定し、令和6年2月8日に日本芸術院長より文部科学大臣に上申、令和6年3月1日付けをもって、文部科学大臣より発令の予定です。日本芸術院HPその候補者の中に【第一部(美術)】第四分科(書)土橋靖子先生がいらっしゃいます。誠におめでとうございます。今のご時世「女流」という言葉はどうなのかと思いますが、日本の女流書家として初めての芸術院会員にご就任されます。そして土橋先生で「書」
兵庫県姫路市にて少人数制の習字・書道・ペン字教室をしております、五軒邸きゆう書道教室の禧邑(きゆう)です。五軒邸きゆう書道教室の詳細はホームページをご覧下さい。ホームページはこちらからかな書道にチャレンジしてみませんか🎶「かな書道」は日本特有の文字である「かな」を書く書道です。小筆で繊細で流れるような美しい文字を書くのが「かな書道」の魅力です✨優美で上品な世界を味わえるのがかな書道の魅力ですね✨漢字、かな書、ペン字書には色々な種類があります。上達の秘訣は「継
寒さのなかで、りんとしてさいている梅の句を、扇面の型式にした折り紙に書いてみました。蕪村の句で、しらうめやわすれはなにもにたるかなです。
浦和から六本木へ移動!浦和から湘南新宿ラインで池袋、山手線に乗り換えて原宿、千代田線に乗り換えて乃木坂で国立新美術館です。約1時間です。スマホで乗り継ぎや何番線ホームに行けば良いのかもわかるし、あとはホームでは乗り継ぎに楽な号車をチェックすれば良いだけなのでとてもスムーズに移動できます。さて、国立新美術館に到着です。エスカレーターからの美術館内の写真写真のカフェでは食べたことはありません。。。3つの書展が開催されていました。「選抜作家展2024」会期:2月7
暖かくて春らしい陽気ですね!季節の変わりめには、うぐひすが間もなく庭に、やってきますね。それで今回は芭蕉の句を書いてみました。うぐひすのかさおとしたる椿かなです。
こんにちは昨日のお稽古は水戸からも生徒さんが来られていました!競書作品の添削で佐藤先生の丁寧なご指導がございました。分かりやすく筆遣いを何度も見せてくれました✨次回のお稽古は3月4日です!随時無料体験も行っております。ご興味のある方は以下までお問い合わせ下さい。shukou1164@gmail.com(小室まで)
今回は折り紙に俳句を書いてみました。樗良(ちょらの句です。袖ぐちに日の色うれし今朝の春です。とても明るくてふわっとした感じの句ですね!
今回は万太郎作の俳句ですしらぬまにつもりし雪のふかさかなです。いろいろな大きさの紙に書いてみるのは楽しいですね!書くのが好きな方は、体験をしてみませんか!
今回は一筆箋に、俳句を書いてみました。立子(たつこ作の句です。すいせんの花のうしろのつぼみかなです。今我が家の庭でもすいせんが咲いています。寒さに強いお花ですね!
今回は色紙の返し書きをしてみました。古今集のなかから、大伴のくろぬしのうたで、思いいでて恋しきときははつかりのなきてわたると人しるらめやです。最後の7文字を右側に書きました。はじめは真ん中あたりから書き始めます。
こんばんは♪静風会スタッフです。今日は筆持ち方のご紹介筆の持ち方には2種類あります。単鉤法(たんこうほう)と双鉤法(そうこうほう)と呼び、単鉤法は人差し指一本をかける持ち方で小回りがきき、軽妙で伸びやかな動きに最適です!双鉤法は筆管に人差し指と中指の二本をかけ親指で裏から支えます。大きく太めの字を書く時に圧が加わりやすいです!写真は小回りがきく単鉤法。そして手首から肘までを机につけたまま書く堤腕法です。ペンもこの様に持って書くと縦線は真っ直ぐ書けるようになりますよ!
こんばんは静風会スタッフです。本日は上大岡教室お休みでした…。次回のお稽古は2月19日にございます!今日は先日成田山さんに行ったお話し。成田山書道美術館には今回紙に注目した沢山の作品が展示されておりました。日本の書道会を牽引されている先生方の作品から平安時代の古筆まで✨中でも「香紙切」の線に佐藤先生は感激なさっていました🤭梅が満開のところもございましたが、「梅はこのくらいが丁度いいのよ〜。」となんか和歌が作れそうですね😌
今回は新古今和歌集のうたから書きました。我が恋は松をしぐれの染めかねてまくずがはらに風さわぐなりです。前大僧正慈円のうたです。うすいグリーンの色紙に書いてみました。季節によって色々な好きなうたを書いて楽しむのもいいですよね!
◆◆◆くじょうみやび日録第二期◆◆◆第一期から断続的に楽しんでいる「女房気分de書写」。現在は『栄花物語』を読み、巻一から順にひとつずつ好きな場面を書写という形で一人密かに進行中です。本日は、巻二十四をご紹介いたします。◆巻二十四「わかばえ」:姸子の贅沢への道長の怒り万寿二年(1025)1月~3月。藤原頼通の妾・対の君(源憲定女)が通房を産む。待望の嫡子誕生に、祖父母の道長・倫子は大喜びで、嬰児は土御門第で養育される。ほか、小一条院は母・娍子ならびに女御・寛子の容
今回は葉のもようの色紙に書きました。山家集のうたで葉隠れにちりとどまれる花のみぞしのびし人にあふここちするです。西行法師のうたが素敵で作品にしたいと思いました。