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先日の朝日新聞、鷲田清一の「折々のことば」に紹介されていた言葉が良かった。「人間はね、人に希望を与えるような生き方をせな、あかん!」(バイマーヤンジンの義母)ホントだ❗❗その通りだと思った。「人に希望を与えるような生き方」。自分も残りの人生、そうしたい。そうでありたい………昨日この拙ブログに綴った再放送の朝ドラ「ちゅらさん」のヒロインがまさにそうだ。野球の大谷翔平君ももちろんそうである。私に私たちに[希望]を与えてくれている人はたくさん
先日、この拙ブログがレギュラーで紹介している朝日新聞の鷲田清一「折々のことば」に素敵な随筆が紹介されていた。いわゆる銭湯、街のお風呂屋さんで、見知らぬ若い女性から「衿を剃ってください」と声をかけられる。その若い女性は明日お嫁に行くという。結婚前夜に街のお風呂屋さんで見知らぬ人に声をかけ、「衿を剃ってください」と言わねばならないその若い女性のいる環境、経済的状況………なんとも言えないものがこのお風呂屋さんのやりとりから読み手のこちら側に伝わっ
鷲田清一「聴く」ことの力―臨床哲学試論の書評「聴く」ことの力―臨床哲学試論2,160円Amazonどうも裏神主です。中通書店さんで買った「「聴く」ことの力」著者鷲田清一さんの本のご紹介。著者、鷲田清一さん著者は臨床哲学や現象学に精通しており、大学で学長をやってたり、なんかファッションと身体の関係を哲学してたり、難関大学の入試試験でトップレベルで出題される著者だったりする有名人だそうで(店長から聞いてわかったのだが)、ワタシはこれまで著作を読んだこともなかったので、ま
先月、福岡に住む若い頃からの親友が逝った。4月に75歳になったばかりだった。私とまったく異なった人生を歩んできた彼とは、お互い21歳になった頃、教会で知り合った。今日は詳しくは書かないが、彼は小さい頃から身体に障がいを持っていた。こうした昔からの親友に先立たれたり、自分が年を取り節目となる年齢に来ると、ふと考えることがある。若い頃、いや還暦の頃までは決してそうしたことはなかった。それは、自分のこれまでの来し方を思い出しながら、今までの人生を振り返
二日連続で思わず近頃の中学生を連想させる一文が、朝日新聞の鷲田清一の「折々のことば」にあった。「自分が理解できないものは全部悪だって決めつけたほうが楽だもんね」(原田ちあき)「「同じところ」を答え合わせ的に探すだけだともったいないな」(柴崎友香)もちろんそうじゃない中学生もいるが、今の中学校の教室の中ではどうもこの2つの一文にドンピシャである中学生が目立つ。少なくとも私はそう思う。自分が興味のないもの、自分が好きではないもの、自分が理解で