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theCATCHERintheRYE3月21日(木)午後11時~【NHK】完全なる問題作J.D.サリンジャー著キャッチャー・イン・ザ・ライライ麦畑でつかまえて世界30ヵ国語に翻訳され発行部数8000万部以上を誇る青春小説の金字塔。一方で、暴力的な描写や不道徳な表現から全米で禁書処分が多発。完全なる問題作その作品は善か悪か―。人々の論議を巻き起こす世紀の“問題作”に迫るドキュメンタリー。J.D.サリンジャー著「キャッチャー・イン・ザ・ライ」。世界
ゴルフのレッスンの後吉祥寺で昼メシを食うことにした。いつもなら「キンテツ裏」に足を伸ばしてそこいら辺でメシを食い、そのまま歩いて帰るところだがこの日はみっちり苦行に励んだこともあってそういう気にならない。練習場から近いハモニカ横丁の時々利用する定食屋に行ってみたのだが、あいにく休業だった。う~むどうしたものかと暫し悩んでいると、「そうだ『くぐつ草』でカレーを食ってみよう」とひらめいた。(吉祥寺ダイヤ街創業1979年)私がくぐつ草なる店の存在を知ったのは今から2
2019年3月のテーマ「心揺れる季節、青春小説にふれよう」第三回は、「グラスハート」若木未生作、コバルト文庫、1993年発行グラスハートグラスハート(1)(グラスハートシリーズ)Amazonです。現在は、コバルト文庫版は新たに出版はされていないようで、幻冬舎バーズノベルス、2010年発行GLASSHEARTグラスハート[GLASSHEARTシリーズ](バーズノベルス)Amazonの方が手に入りやすいと思われます。幻冬舎版の方は、コバル
三月の閑話休題です。2024年3月のテーマ「歴史上の人物が登場する漫画」でおすすめしてまいりました。今月のテーマに合致する漫画はそれこそ星の数ほども存在すると思いますが、私の知る範囲で、しかも人におすすめしたいと思う作品ということで、あのチョイスとなりました。個人的には、ビックリ度NO.1が「パリピ孔明」、現在進行形ではまり度NO.1が「黒博物館三日月よ、怪物と踊れ」、実在のモデル多すぎて気になり度NO.1が「ゴールデンカムイ」って感じです。そのうちまたこのテーマでやっ
「つきのふね」森絵都著中学二年生が主人公の青春小説だけど、20年ほど前の物語だからか、私が馴染み難い令和の時代背景ではなくすんなりと感情移入ができた。主人公世代だけでなく、心を病んだ大人の辛さなども描かれており、奥深い物語だと感じた。辛い時でも、この物語の登場人物の様に優しい人ばかりだと、きっと元気になれる。生きていくには不安はつきもの、でもそこに夢やロマンがあれば、何とか頑張れるのかもしれない。最終的には穏やかな気持ちになれた小説だった。
函館ちゃんちゃんこ物語35「函館ちゃんちゃんこ物語」毎年届く年賀状。その中には学生時代の懐かしい仲間のものもある。ここ数年多くなったのが、「退職」の知らせだ。いつの間にかみんな年を取った。道場海峡男(どうばうみお)は、ふと、大学の研究室の機関誌「学大地理」を本棚の隅から取り出した。色あせた機関誌だが、一瞬のうちに学生時代の記憶が蘇り、心がときめいた。快適な函館ひとり暮らし不気味な夜、階段を上がって西の方角、5,6件の家の屋根越しに見える、アパートの一室の「明かり」
黒川裕子「奏のフォルテ」。高校入試に出題された作家さんの作品です。(出題は、「天を掃け」)児童書(ヤングアダルト)です。黒川裕子さんのデビュー作で、他の作品と違い主人公は最初から才能を持っています。タイトルと表紙のように、音楽に関する青春小説でした。ホルンを吹く「元天才少年」奏が、壁にぶつかりながら成長して行く姿が興味深い作品です。ギフテッドを持った者の悩みや挫折、子供の才能に親がどこまでついて行けるか、持つ者と持たざる者の壁など才能だけでなんとかはならない事を教えてくれます。
こんにちは❗❗ご覧頂きありがとうございます。いいね👍励みになります。初めましての作家さん碧野圭さん読みました♥凛として弓を引く武道は奥深く、恋はまだほのか。弓と自分、あるのはそれだけ。ドラマ化『書店ガール』著者の新シリーズ。(あらすじ)高校入学目前、矢口楓がふと足を踏み入れた神社の片隅にみつけた弓道場。おとなたちに交じって弦音(つるね)を響かせる少年の凛々しい姿に魅せられ、そこの弓道会に入門することに。人見知りの女子高生が日本古来の弓道の奥深い魅力に目覚め、新しい世界の
江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父・松庵の仕事を手伝うおいちは17歳。父のような医者になりたいと夢を膨らませているおいちに、友の死、身内の病、そして自分の出生の秘密など次々と事件が降りかかります。おいちは、様々な困難を乗り越え、亡き友の無念を晴らすことができるのでしょうか。この世に思いを残して死んだ人の姿を見ることができる娘・おいちが、その能力を生かし、岡っ引の仙五朗とともに、複雑に絡んだ因縁の糸を解きほぐしていく青春時代ミステリ“おいち不思議がたりシリーズ”の第2弾です。物語は、おいち
学生におすすめする大学生が主人公の青春小説を厳選しランキング形式で紹介します。今回は、学生におすすめする青春小説を厳選してランキング形式で紹介します。学生の時は、一番読書をする時間がある時期だと思います。そんな学生時代に同世代の主人公が描かれた小説を読むと、非常に得るものが多いと思います。是非、参考にしていただければと思います。1位宮本輝『青が散る』多数の作品を残す宮本輝の屈指の名作『青が散る』。宮本輝氏は昭和22年生まれ。1977年、『泥の河』で第13回太宰治賞を受