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ホウレンソウのタネが熟してきたので、今年も採種することにしました。ホウレンソウは雌雄異株で、雄花は花粉を飛ばして枯れてしまいます。雌株にはタネが尖って痛いタネと、丸いタネがあり、これは尖って触れるだけで痛いです。ホウレンソウの市販のタネの寿命は短いですが、自家採種のタネなら5年くらい発芽能力があるそうです。市販のタネは、トゲを取り除いているため、皮が傷つき発芽能力が短いそうです。また春蒔きのホウ
5月6日連休最後。感謝の気持ちを込めて、神社にお参り。入り口にはタラヨウの木が植えられています。ご近所の人とのお話から、100年は経っているのではないかと。そして、タラヨウの花!満開。これまた雌雄異株。結構めぐり合いますねー。昔からよく葉書の木とも呼ばれ、硬いものや、地方によっては火箸などで、葉の裏に文字を書いて人に渡したり、お寺に植えて、お経を書き込んだという話もあります。タラヨウ(モチノキ科モチノキ属)高木、常緑、葉(互生、鋸歯縁)樹高10mく
カンアオイの展示会で購入した、ミズキ科Cornaceaeハナイカダ属Helwingiaに属する、ハナイカダ(花筏)の雌木の花です。葉に黄金斑が入る株です。ハナイカダは、北海道西南部、本州、四国、九州(南限は鹿児島県で、屋久島以北に分布)に分布し、山地の谷間などに自生しています。国外は、中国(山東省-河北省
カンアオイの先輩から頂いた、カキノキ科Ebenaceaeカキノキ属Diospyrosに属する、ロウヤガキ(老爺柿)の雄木と雌木の花です。ロウアガキ(老鴉柿)、ツクバネガキ(衝羽根柿)とも言います。ロウヤガキは雌雄異株の渋柿で、中国(江蘇省、安徽省、江西省、福建省、浙江省に分布)に分布しています。
散歩中、たくさんの綿毛が飛んでいます!どこから飛んで来ているのかと、よく見ると…ポプラの木から泡のように白い綿毛が舞い落ちてきます!【ポプラ】ヤナギ科ヤマナラシ属の落葉高木。雌雄異株。花期3~4月。果期5~6月。花が終わると、すぐに綿毛付きの種子を大量につける。この種子が風に飛ばされて、地面が白くなる。ポプラの仲間には、北日本・東日本はセイヨウハコヤナギ(ヨーロッパ原産)が多く、西日本にはカロリナハコヤナギ(北アメリカ原産)が多く、在来種にはドロノキがある。かつては、種子の綿毛を集めて
雪餅草(ユキモチソウ;サトイモ科テンナンショウ属、多年草)の絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている植物です。なんと言っても、仏炎苞(白い花の背後に見える葉の様な苞(ホウ)部分)に包まれたような、白い花が好奇心を誘い出す不思議さ、だと思います。この白い花は、棒状がせりあがって出来た花で、先端が直径20~25㎜程度の膨らみがついてきます。この植物も雌雄異株なので、どちらか一方では繁殖できない生態になっています。芽が出た時は、雄も雌も区別が無く、育ち始めると雄株に変異
撮影9月2日(2021)科・属:ウリ科・アマチャヅル属学名:Gynostemmapentaphyllum和名:茶蔓、絞股藍ツル性の落葉多年草。飲用や薬用に健康茶として利用される。雌雄異株。開花期は夏から秋(8-9月)ころで、溶液から房状の円錐花序を出し、径約5mm)の黄緑色から淡緑色をした星状の小さな花が咲く。花冠は5裂し、花弁の先は鋭くとがり長さ2mmほどある。この形はまるで「クモヒトデ」を見る思いだった。野草に興味を持たない頃、効能
カジノキ撮影科・属:クワ科・コウゾ属学名:Broussonetiapapyrifera和名:梶の木落葉高木古くから和紙の原料として栽培され、山野に野生化している。葉は互生。葉身は長さ10〜20cm、幅7〜14cmの左右ふぞろいの卵形。切れ込みのないものから3〜5裂するものまである。質はやや厚く、ふちにはやや細かな鈍鋸歯がある。表面は短毛が散生し、裏面はビロード状の軟毛が密生する。葉柄は2〜7cmで、ビロード状の毛がある。托葉は長さ1〜2cmの
みなさんこんにちは冬日和の付属自然教育園を散策中、足元にたくさん落ちていた紅紫色のふさ状の実近づくと独特な甘い香りがしていましたこの実の正体は・・・・暖地の沿海地や山地に自生するミカン科の落葉高木「カラスザンショウ(烏山椒)」雌雄異株で雌の木には晩秋から冬にかけて紅紫色に熟した実が見られます名前の由来は、サンショウに似てカラスがこの実を食べることからという説と大きく人にとって利用価値がないことをカラスに例えたからという説があるそう果実は直