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鉄線の花が咲きました。もう、鉢を購入してから20年近く経ちます。実は去年は、初めて一つも花が咲きませんでした。花を育てている方のブログで鉄線の剪定の仕方が冬に紹介されていて、読ませて頂きました。それによると、2月までに鉄線の枝は剪定を済ませる必要があるけれども、強剪定して、短く枝を刈り込んでもいい種類の鉄線と、前年の枝の先からまた枝が伸びて花芽を付けるタイプの種類と二つあると書かれていて、うちの鉄線は後者の物と分りました。ドクターラッペルという種類です。なので、例年
みなさま、こんにちは。5月はたくさん花を生けました。今月最後にご紹介するのはイエローグリーンの若葉が印象的なイボタの盛花です。イボタの淡い黄色と水盤の色を合わせてみました。(イボタ、スターチス、バラ)ボリューミーなピンクの薔薇、お花屋さんのマイブームかしら…❓主材を変えてよく入ります。ゼンマイとともに生けたもの。石化エニシダと。こちらはタニワタリ合わせました。優しい色なので、なんにでも相性が良いバラです。
2020.5.15一日一季語鉄線花(てっせんか《てつせんくわ》)【夏―植物―初夏】白衿にとほす生涯鉄線花岡本差知子「留袖・振袖・訪問着」などのフォーマルの着物では白半衿が正式となるのだという。句に出てくる白襟は、格式や、外見をキチンと正している作者の生き方が表現されているようにも感じます。鉄線花は、室町時代には日本に中国から渡来したとされています。洋風な見た目から感じにくいですが、約400年もの長い間、たくさんの人々に親しまれてきた植物です。この句の芯の太い生き方、伝統
みなさま、こんにちは。今年も庭の鉄線が咲きました。ちょうど、床の間に花がなくなったので、大きくなりすぎたもみじの枝を一本切り、一緒に活けました。緑と紫。初夏の色ですね~。ひょこひょこ飛び出すもみじの種が、色といい形といい愛嬌たっぷり。茂り放題のもみじは、適度に枝や葉を落として清涼感を出します。葉と葉の間から壁が透けて見えるぐらいに。そして奥行きを出せる枝をさがす。(こういう時は庭師になった気分)