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拙稿は、下記リストの本や雑誌から、はっぴいえんどのアルバムへの、音楽評論家たちの言葉を引用させていただいたものです。今回は『風街ろまん』編となります。2nd風街は、不世出の傑作とされます。発表からほぼ半世紀、多くの評論が活字になってきました。しかし各曲ごとの評論を、ひとつにまとめたものはないはずです。以下をお読みいただければ、風街の世界を、また新たな視点でとらえていただけるはずです。引用元リスト『定本はっぴいえんど』『音楽社会学でJ‐POP!!!』福屋利
去る9月20日、『NHKMUSICSPECIAL』が放送されました。月一でプログラムされるこの日のタイトルは、「伝説的ミュージシャンたちの50年」。出演は、松任谷由実、尾崎亜美、そしてバンドのSKYEで、半世紀近く前、この人たちの音楽をよく聴いていた自分にとって、久々に見応えのある番組でした。松任谷由実と尾崎亜美は、今さら説明を要しないミュージシャンです。新結成されたSKYEも、鈴木茂・小原礼・林立夫・松任谷正隆という、かつてのキャラメル・ママを彷彿とさせるメンバーです。男性陣は全員が
ギターの価格がどんどん上がってますね!例えばGibsonのレスポールスタンダードだと、少し前は30万円ちょっとで買えたのですが、35万円近くしてます!FenderUSAのストラトキャスターは、30万円台は、なかなか無いですけどね!もっとも新品でも、カスタムショップのレリック(エイジド加工)されたものなどは、100万円超えが少なくないです!まあFender系はGibsonレスポールなどに比べると、大量生産向きな構造なので、USAでももっと安く売れるのではと個人的には思います!今回写真
だってぇ~あなたから誘ったの。だってぇ~このままじゃ本気で私しぃ~愛しちゃうわ~可愛い女と呼ばないで金井夕子1981年まっ、この曲、金井夕子なの?「昼下がりの情事きどりドアを叩く」ってきどってる場合じゃないわよ。これはもう「情事」よ。「不倫」よ。興奮しないで(笑)。そうね。「パステルラヴ」でデビューした時の金井夕子じゃないわね。デビュー時は19才でまだ恋愛経験もなかったってホントかしら。3年で随分オトナになったわ。歌詞もね。「あの人のい
はっぴいえんど最後のアルバム、『HAPPYEND』の解説集です。セカンド『風街ろまん』に較べて、評価が低いこの作品ですが、隠れファンは案外多いと聞きます。かく言う自分も、そのひとりです。はっぴいえんど三作中、いちばん好きなアルバムです。のんびりした脱力感がいい。前2作にあった緊張感が消え去り、結果的に素晴らしい空気を醸し出しています。下の本文に挿入した画像も、その雰囲気に合わせました。メンバーの表情に笑顔があるものや、イラストといった、「やわらかめ」のものを選んでみました。
Flying東京離れるわcatalogで見つけたひとり旅なのFlying淋しい心抱いてひとりで飛びたつわ午前10時発この曲を取り上げるのは2回目かな。1回目は「地中海ドリーム」の記事。大学時代「杏里のこの曲が好きで」と友人に白状したらすごく驚かれた。まぁ、僕は杏里の曲の中で「地中海ドリーム」が一番好きと言う、少し変わった奴なのでそういった選曲なんだ。「Flying午前10時発」僕の中では「オリビアを聴きながら」を差し置いてマイ・ファースト・杏
この稿は、あの伝説のロックバンド、はっぴいえんどの全曲解説集です。いろんな本や雑誌に書かれていた、各曲の評論やコメントをあつめてみました。音楽評論家やライターの方たちの表現は、ときに難解な面があります。しかし一方で、ストンと腑に落ちる言葉も多々あります。自分の好きな音楽と、想いを共有する人たちがいることは、とてもうれしいことです。この歓びが、本稿作成の動機です。引用させていただいた、執筆者のみなさまに感謝します。さてまずは、ファースト・アルバム、通称『ゆでめん』です。ご存