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先日目黒であった悲惨な児童虐待事件がありました。子供の書く反省文みたいな気持ちが綴られたあの文章は並大抵のものではありません。事件はどこにでもありがちな新しい子は可愛がり、元の妻の連れ子を疎ましくなりネグレクト状態にして殺してしまった殺人事件です。まさしく人間でなく鬼‼️畜生道に堕ちてしまったと言わざるを得ない事件です。それから半世紀くらいに前の映画になります。子供の時にテレビで普通にオンエアされているのを観てしまったもので、救いようのない結末に、容赦ないバイオレンス描写にアングリで私的に
松本清張原作野村芳太郎監督(1974)松竹のご本、いろいろから裏話を。2回に分けました。清張さんの小説が読売新聞に連載されたのが昭和35年から36年。橋本忍脚本・野村芳太郎監督での映画化が企画されたのはまだ新聞連載中で映画が公開されるまで中断を含めて14年の歳月がかかっている。『砂の器』以前に橋本×野村のコンビは『張込み』『ゼロの焦点』の映画化で清張さんから高評価を得ておりこの映画化は清張さん側からの
推理小説の映画化のはずが、完成した作品は完全にスプラッター&ホラー!評価:★★★☆☆監督:野村芳太郎、脚本:橋本忍、撮影:川又昂、音楽:芥川也寸志と「砂の器」のスタッフが再結集し当時の松竹の最高の布陣なのだが、怨念や祟りを前面にしたストーリー、ホラー映画のような後半の展開、当初はイメージにピッタリと思われた渥美清の金田一耕助の今ひとつ感、など本格的な推理小説の映画化としては傑作というわけではない。ただし映画は大ヒットし、「たたりじゃ~」は流行語にもなった。
この映画は、20代のはじめに東京下町の名画座で観ております。併映が「砂の器」で松本清張週間といったイベントだったと記憶しています。その後、この映画は観ておりません!実は、決して好きな部類の映画ではありません。ただ、今観るべき映画の一本だと思います◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆「鬼畜」1978年/日本(110分)◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆松本清張氏の原作を野村芳太郎が監督したサスペンス・タッチの人間ドラマの傑作!◆原作松本清張◆監督野村
その1からの続きです。『映画「八つ墓村」その1』1977年の野村芳太郎監督作品(松竹)ではなくて、1996年の市川崑監督作品(東宝)です。何しろ野村監督作品は予告映像から一世風靡しました。濃茶の尼の「…ameblo.jp前回、双子の話に脱線して、第一の殺人、“井川丑松殺し”だけしか起きてないですね。登場人物とストーリーです濃茶の尼(白石加代子)田治見家にやって来た辰弥に「帰れ、お前が来ると村がまた血で汚れる。八つ墓明神様がお怒りじゃ、丑松は一番目の生贄じゃぞ、今に八人の死人が出る」
本書は現代では忘れられ語られることが少なくなっている、昭和30年代前後の日本のプログラムピクチャーについての話をしています。最初の章は川本・筒井両氏がご自身に纏わる日本映画の回想をしています。川本が戦争映画を観ないのは、日本人が殺されるのを見るのが嫌だからという理由に頷ける一方、「チャンバラ映画から入ったので、当然東映ファンです」と語っていたのは意外でした。私なぞはてっきり松竹映画好きだと思っていましたから。彼が若い頃に「松竹なんかいくやつは軟弱だ」と言っていたのを知ると愉快になります
「祟りじゃ~」でお馴染み「八つ墓村」野村芳太郎監督1977年151分萩原健一渥美清(画像お借りしました)橋本忍さんの脚本、芥川也寸志氏の音楽とくれば「砂の器」を思い出します。今作も、郷愁とドラマティックな物悲しいメロディ、映画らしさがぐっと際立つ1本です(*^ー^*)【あらすじ】新聞広告のたずねびとの欄をみた青年が名乗り出る。大地主の跡取りとして、八つ墓村へいくことになるが、青年の祖父、兄、相次いで絶命。連続殺人で村人はパニックになる!落ち武者伝説の祟りなのか?真
ひとつ前の当ブログで、『鬼畜』(1978野村芳太郎監督)を取り上げました。松本清張さんの原作にない子どものセリフを加えた脚本(井手雅人さん)が見事であります。そして、夫(緒形拳さん)の隠し子に対する妻(岩下志麻さん)の憎悪に満ちた演技がすごいです。小さな印刷所を営んでいて、朝から晩まで働いているおかみさんの役で、岩下さんはセットに入っただけでイライラしていたといいますから、完全に役のモードに入っていたわけです。そこへ持ってきて、夫の愛人(小川真由美さん)が突然現れ、子どもを3人も置いていく
線路で死体がみつかった。被害者は誠実な人柄。多くの人を助け、人望に厚く、誰かの恨みを買う人じゃない。なのになぜ?ベテランと若手刑事が東北弁の男が発した「カメダ」という言葉を手がかりに真相をたぐりよせると、父子の厳しい人生がみえてきた。砂の器野村芳太郎監督1974年加藤剛加藤嘉緒形拳丹波哲郎森田健一島田陽子※2018年10月の記事を再掲載娘が「これ見て♪」と映画館から持ち帰ったチラシ。加藤剛橋本忍追悼上映会。「な、なんと!砂
NHKの「最後の講義」著名人がもし最後の講義なら何を伝えたいか的な番組岩下志麻の回、やっと見たの「砂の器」の野村芳太郎監督松本清張原作の「鬼畜」自分も母なのに子供の口にご飯詰め込むシーンが本当に辛かっただが監督はもっと!もっと思い切り子供の口にご飯を詰めこむんダーッ、辛かったうっそ、あのご飯ねじ込まれてたのホンモノの子供だったの?ビックリして嫌なのに・・・数十年ぶりに見たわよ。出たクソ真面目(ブフォポスターこっわ(ガクガクんとんと