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第四話春萌え(1)「参ったなあ……」ぽよぽよと春萌えが始まった野原をぼんやり見渡しながら、細い溜息を春風に吹き流している。俺一人のはずの野原に予想外の先客が来ていたからだ。◇◇◇牟田のじいさんに調査を依頼したまではよかったが、そのあと本業が忙しくてしばらく動けなかった。なにせ、親父の死はともかく章子まであの世に行っちまうってのはまるっきり想定外だったんだ。書類関係の手続きだけでも、親父の分と章子の分のダブルは本当にきつかった。俺はもともと不器用でスローモーなんだよ。悲嘆の
野原に咲く小さくて可憐な花は---レンゲソウでしたか。レンゲソウ、昔はよく見かけていたような気がするけど、最近は見かけることが少なくなったような。
今、あちこちの野原や草むらに、「キュウリグサ(胡瓜草)」と思われる花が咲いています。葉は、こんな感じです。下の画像と比べると、明らかに違います。これも、以前紹介した、「ノハラムラサキ(野原紫)」ですね。(ネットの野草図鑑から借用した、「キュウリグサ」の葉)
今朝の十和田は、昨夜からの小雨が降り続いていて、気温は今、7℃しかなく、寒いです。今、近くの野原や道ばたに、「ハルザキヤマガラシ(春咲き山芥子)」がたくさん咲いています。これが花です。これも、アブラナ科で、菜の花の仲間ですが、花一つ一つはずっと小さいです。
近所にある小金井公園は桜で有名ですが、実は雑草の宝庫です。春になると、ありとあらゆる野の花が順番に咲き出します。(6月頃には、丸坊主に刈られてしまうのですが。)雑草たちは小さいので、よーく見ないと気付かないけれど、目が慣れてくるとどんどん見つかります。からすのえんどう。連れて帰りたくても摘んだとたんにしおれてしまいます。踏まれても平気なのに。野原で見てね、ということでしょう。はこべ。とっても小さいのに二枚セットの花びらが1、2、3、4、5。きちんと並んでます。おおいぬのふぐり