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みなさんこんにちは!教採対策コーチ高橋です!今日のテーマはどうやって知識をつけていくかです。前回の記事で論文を書くのに必要なスキルは・文章を書く能力・お題に関する知識の2つである。という話をしました。この記事に書いてある正しいインプット法を知ることで、学習効率をあげ最短ルートで教採合格を手に入れましょう。さて早速ですが、基本的に、知識のインプットは・答申・
こんにちは!教採対策コーチ高橋です!今回は論文が書けない人に共通している”たった一つの理由”について話していきたいと思います。この記事を読めばなぜいま論文がうまく書けないのかがはっきりとわかります。ただ、多くの人はこの事実に気づいていないです。気づかないまま多くの時間を費やし費やすわりにスキルは伸びず…モチベーションも下がっていく。これでは負のスパイラルにはまっていきます。この記事に
「レポートには必ずタイトルを付けよう!」「メインタイトルとサブタイトル」の続き。「~についての考察」「~に関する一考察」というタイトルの論文やレポートをよく見かけます。決して間違いではないのですが、私はあまりお勧めしません。なぜなら、すべての論文やレポートは「考察」だからです。「××地震に関する一考察」「日本の労働人口における外国人労働者の増加についての考察」「新型コロナウイルス感染拡大に関する一考察」etc.etc.……………何でも「考察」の一言で表現で
ある学生さんの研究計画書に「過去10年間の〇〇市の人口は、××人減少した」という表現がありました。私は「過去10年間って、何年から何年までのことですか?」と質問しました。しかし、この学生さんは答えられませんでした。「××人」という数字は具体的なのに、「過去10年間」という表現は具体的ではなく、漠然としています。しかもこの学生さん、質問しても具体的な数字を答えられませんでした。「××人」という具体的な数字を出すなら、「~年から…年」という具体的な数字も出さなければなりま
構成項目が揃っていない研究計画書をよく見かけます。研究計画書の主な構成項目は、次の5つです。➀研究動機・背景②研究目的③研究意義④研究方法⑤参考文献これらの項目が1つでも欠けていると、内容を読む前に、構成を見ただけで不備のある研究計画書と思われてしまいます。どうしたらよいのでしょうか?お勧めは、テンプレートを使って書く、という方法です。日本学生支援機構のホームページに、「研究計画書テンプレート」というwordファイルが掲載されています。これをダウンロードして
こんにちは。大学・大学院で論文を書いたら、もう終わり、と思っている方もおられるかもしれませんが、実は、社会人になっても論文作成が必要となることがあります。そう、昇進・昇格論文(以下、昇進論文に統一します)です。この論文の書き方ブログでも、以前、昇進論文の作成時の基本的な注意事項をお伝えしました。『昇進・昇格論文作成のコツ』近年、多くの企業や官公庁などの組織が、昇進・昇格の審査に当たって、小論文の作成を課題としています。当社にも、昇進・昇格論文のサポートや添削についてご相談
過去のブログで、申込みました⇒受けました(微妙でした)を掲載しましたがシステムアーキテクト試験に一発合格しましたしかも合格率12.7%!!全区分の中で最も低い次受験される方の為試験・論文対策、おすすめテキスト問題集を情報共有します。【今回合格率】12.7%(合格者/受験者(応募者)703人/5539人(8678人))※情報処理試験の中で最も合格率の低い試験の様です。参考直近合格率2013年14.1%2014年15.0%2015年13.2
「刑法は一番最初に答案を書けるようになる科目」と言われますが、それでも実際にやってみると難しく、定期試験でも虐殺されている人が多いです。論文の書き方というのは、それぞれの科目である程度決まっています。そこで、少しでも参考になればと思い、私が自主ゼミで準備した刑法の答案の書き方の基本およびオススメの本を以下に記します。まずは、高橋則夫先生のありがたいお言葉を2つ紹介します☕『一年間の大河ドラマにするような答案にしなければいけないのに、第2話くらいで終わってしまう答案があります。出題者の意図
「現在の最も深刻な問題は、新型コロナウィルスの感染拡大。」このような文章を、論文やレポートで見かけることがあります。これは論文やレポートでは、原則NGです。どこがいけないのでしょうか?文末を見てみてください。文末表現が、「感染拡大」という名詞で終わっています。名詞や代名詞、そして数詞のことを日本語文法では「体言」といい、文章の末尾を体言で終えることを「体言止め」と言います。元来、和歌や俳諧などで、一句の末尾を体言で終わらせる修辞法のことです。つまり文学上の技法で、詩や
1.書き出しについて問題文が「XはYに対して土地甲の明渡請求ができるか」なのにもかかわらず、これと同文を一行目に書き出す答案をかなり見かけます。このようなオウム返しは点も入らず時間の無駄なのでやめましょう。1行目は問題文に対応する訴訟物や請求原因を書くべきです。上の問の場合は、「XはYに対して所有権に基づく甲土地の明渡請求をすることが考えられるところ、当該請求が認められるためには、Xに同土地における所有権が認められなければならない」というように、訴訟物と請求原因を書くと良いです。また、
「『研究計画書テンプレート』は、日本学生支援機構のHPからダウンロード!~構成の不備を防ぐために~」の続き。前回、構成項目が揃っていない研究計画書をよく見かける、というお話をしました。研究計画書の主な構成項目は、次の5つです。➀研究動機・背景②研究目的③研究意義④研究方法⑤参考文献➀の「研究動機・背景」ですが、「研究背景」とだけ書かれている研究計画書を見ることがあります。このような研究計画書を読むと、研究したいと思っている問題がどうして起こったのか、その背景だけが述
都庁・特別区Ⅰ類の試験まであと2か月になりました。ここのところ、大手予備校に通っている方が、「論文対策をしたい」ということで喜治塾に来られるケースが増えています。都庁・特別区ともに論文は合否を左右する最重要科目ですが、大手予備校では対策をおざなりにしているようです。喜治塾では、都庁と特別区を分け、それぞれに特化した全7回の論文道場を実施しています。4回分が講義、3回分が演習です。演習で書いた答案は添削して返却します。論文は、必ずしも中身の知識で評価されるわけではありません。
ある学生さんの論文を読んでいて、「A氏の研究には半分は賛成であるが、半分は反対である」という表現を目にしました。「半分は賛成であるが」これは必要のない表現です。なぜでしょうか?そもそも、先行研究を引用する目的とは、何でしょうか?➀先行研究により、自分の判断が正しいことを根拠づける。②先行研究を批判し、自分の判断が正しいことを主張する。以上の2つです。学生さんは、②の目的で先行研究を引用していました。「半分は賛成であるが」という表現は、先行研究に敬意を
「研究計画書『研究動機・背景』とは?」の続き。前回、「研究動機・背景」の項目では、「どうしてその問題を研究したいのか」という動機を熱意を持って伝えることが重要、というお話をしました。しかし、教科書やインターネットを調べたらすぐに分かるようなことが詳細に述べられているだけ、という研究計画書を見ることも少なくありません。書かれている情報がどんなに正確であっても、それでは全く意味がありません。「研究動機・背景」の項目で求められているのは、「あなた自身がその事実をどのように捉え、何