ブログ記事938件
昨日は10月25日、「捷一号作戦」の発動により、フィリピン・レイテ沖で大海戦が行われていた日ですね。サマール島沖では、栗田健男中将の率いる戦艦「大和」「長門」「金剛」「榛名」を基幹とした水上部隊が、フィリピン南方のレイテ湾の米軍上陸部隊を米軍を迎撃するため、レイテ湾への突入を目指しサマール島沖に進出、米海軍の護衛空母群と戦闘を行い一等巡洋艦「鳥海」「鈴谷」「筑摩」等、多数の艦艇を喪失しています(これを「サマール沖海戦」と呼びます)。サマール沖で戦闘中の戦艦「大和」(出典:Wikipedi
台風が接近していますが、本ブログはいつもの調子で更新します。今回は商船改造の航空母艦計画について紹介します。帝国海軍では昭和8年頃から、有事に航空母艦に改造可能な高速商船を要望し、当時の二大商船会社である日本郵船、大阪商船に対して折衝を重ねていきます。これには、昭和恐慌において余剰船舶のスクラップ・アンド・ビルトを目的とした政府の補助事業の続きである「優秀船舶建造助成施設」を活用した補助が行われ、その交付条件として有事の特設艦船への改造準備を設計に取り入れることとされていました。この結
隼鷹をオークションに出品しました。画像をみていただいた方からメッセージをいただきましたがとても細かい部分まで見ていただいておりました。作り手としてはとてもうれしいですが・・・。いやー手が抜けません(笑)決して手を抜いている訳ではないのです(笑)こんなに真剣に見てくれている事に感謝です。Yahoo!オークション-1/700旧日本海軍飛鷹型航空母艦隼鷹1944マ...一番機、ちょっとプロペラずれてしまったか!。
先日、兵庫・竹野港の防波堤として使用された、駆逐艦「春風」を取り上げましたが、今回は浮桟橋となった軍艦について、取り上げてみます。その軍艦とは、巡洋戦艦「天城」です。結構ネット上では取り上げられていますので、ご存知の方も多いとおもいます。巡洋戦艦「天城」は、「八八艦隊」の5号艦として、また、巡洋戦艦の1番艦として計画され、大正8年7月に「天城」と命名され、大正9年12月に横須賀海軍工廠で起工されます。【要目】常備排水量:41,200トン、垂線間長:234.7m、水線長:249.9m
今日は、午前中に第21回四天王寺・春の大古本祭に行ってきました。四天王寺の境内で開催される大古本市昨日とは違って天気が良かったことから、人出も多かったですが、なにせ天気が良すぎて地面から照り返しもあり暑い!昨夜あまりよく寝ることができなかったこともあり、少々脱水気味になりました。ざっと見て回った後は早々に退散し、結果戦利品はなく…。帰宅後は阪神戦を見ながら少々居眠りしてました。話は変わって、今回は海外の艦艇を。50代以上の方にはニュースでなじみのある艦ではないかと思
一昨日から1泊2日で山陰地方の出張に行ってきました。米子駅では、建て替えのため9月4日で現駅舎が廃止され、仮駅舎へ移転するらしいです。現在の米子駅今日は久しぶりにサノヤスへ行ってみようかと思いましたが、体力が…。年ですかね。今回は幻の航空母艦を取り上げてみましょう。その名は「翔鶴」といいます。「翔鶴」は幻ではないだろう。珊瑚海海戦や南太平洋海戦で活躍したではないか。と思われるでしょうが、帝国海軍では「翔鶴」の名は3代にわたって継がれています。3代目が大東亜戦争で活躍した航
先日訪れた「三菱重工長崎造船所資料館」には、艦船の進水時に使用される斧が複数展示されていました。その中でも「幸運の斧」と命名された斧に目が留まりました。「幸運の斧」「幸運の斧」の説明文この「幸運の斧」ですが、大正10年5月に三菱長崎造船所で進水した峯風型一等駆逐艦「夕風」の進水式で使用されたものです(説明文に書いてありますが…)。で、今回は一等駆逐艦「夕風」を取り上げます。「夕風」は先にも書いた通り、峯風型一等駆逐艦の10番艦で、戦艦「長門」などと共に「八八艦隊」を構成する
別府湾繋がりで軍艦鳳翔の話題が出ていましたので、触れたいと思います。軍艦鳳翔は皆さんもご存知かと思いますが、日本海軍初の航空母艦です。搭載機数は21です。「軍艦鳳翔行動概要一覧表」によれば、記録として残っていた昭和19年1月から11月までに複数回に渡り、呉・徳山・内海西方と大分・別府・亀川沖・日出沖を往復していたことがわかりました。証言によれば昭和20年4月頃には標的艦として陸軍航空隊の雷撃訓練にも参加しています。もしかしたら時期があっていたら鳳翔を標的として回天の訓練も実施されていたか
前回は、少々愚痴ってしまいましたので、今回は船の話に戻します。たまには有名な艦を取り上げてみましょう。今回の主役は、航空母艦「翔鶴」です。「翔鶴」は、帝国海軍が当初から「航空母艦」として計画した初の大型正規航空母艦で、ワシントン海軍軍縮条約の終了を見越して、制約のない必要かつ十分な装備を持つ航空母艦として設計されました。「翔鶴」は横須賀海軍工廠で昭和12年12月に起工され、昭和14年6月に進水、昭和16年8月に竣工します。【要目】基準排水量:25,675トン、全長:257.
6.20航空母艦飛鷹会慰霊祭開催のご案内飛鷹会慰霊祭の開催をお知らせいたします。主催:航空母艦飛鷹会日時:令和2年6月20日(土)17時〜場所:広島県呉市上長迫町6呉市長迫公園(呉海軍墓地)飛鷹慰霊碑前参加:どなたでも参加出来ます。※飛鷹会年会費(千円)を希望者より承ります。飛鷹会年会費は6月追悼式及び9月23日合同追悼式献花代に充てられます。ご協力を賜りますようお願い申し上げます。※懇親会は未定です。昨年の慰霊祭の様子です。中国新聞に掲載さ