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航海日誌785日目まだ捕まったことはないどうも咸臨丸です我が家にはElementallySchool(うちの学区では小学校1-4年生)に通う坊主がおりますがアメリカでは車に乗る際に後部座席でキッズシートの着用が義務付けられています呼び名は「ブースターシート」「ジュニアシート」「キッズシート」など「チャイルドシート」が一定なのに対して形状が様々なのと相まって定まらないのが不思議なところです(検索の時に面倒くさい)これは旅行にもあてはまるので、アメリカで飛行機に乗るとチ
なにをがんばるかは、じぶんで自由に決めていいはずです。「どうして努力しないの?成長したいのなら努力しなさい。◯◯になるには努力が必要」その◯◯になるかどうかは、その人が自由に決めていいはずで、努力や成長というのは◯◯までのあくまで過程の話だと思います。努力や成長ということばを耳障りがいいからと多様して、まるでそれ自体が目的かのようにやたらめったら努力するのは、しんどいと思うんですよね。そういうのが好きな人もいるけれど。
よかれと思って。この「よかれと思って」は、たいてい「いいこと」とセットで存在するものだと思います。ただ、曲者だと思うんですよね。「いいこと」をしていると思いながら「いいこと」をするっていうのは、あんまりよくないんじゃないかな。「こういうのを許してしまったら社会が成り立たなくなるぞ!」と、口角に泡をためて怒鳴っている人も「よかれと思って」言っています。すごく雑に言ってしまえば、戦争だって「よかれと思って」ではじまっているのだと思
イメージでもの言う危うさは、イメージというものがいま現在のじぶんとの「関係性」で驚くほど変化するからなのだと思います。「隣街の奴らなんて大嫌い!」そんなふうに毛嫌いしていた隣街にひとりでも仲のいい友だちができると、意見も変わったりするものです。「アイドル好きなんて気持ち悪い…」「鉄道好きってなんかこわいんだよね…」「あの国の人たちってなに考えてるの?」好きを言うときには、べつにかまわないと思うけれど、嫌いを主張したり大声で叫ぶなら
最終航海のピンチヒッターという事で、28共勝丸に乗船したのですが、乗り掛かった船という事もあり、新しく出来る共勝丸にも乗ることにしました。平成31年1月6日、羽田空港から船の待つ大分県佐伯市へ出発!ANAの「HELLO2020JET」塗装機。滑走路05へタキシング中。翌日、新しい共勝丸とご対面。4日後に就航となるので、船用品の仕訳け、搭載機器の習熟などバタバタ。旅客室も荷物で一杯。2段ベッドが二つあり、4人まで乗ることが出来ます。食堂は、前と同じ配置。翌日から食事を作らなく
次の仕事に向けて準備を進めているのですが、なんともお小遣いが寂しくなってきたので、会社に電話して何か乗る船がないかと聞いたら、ちょうど新米航海士が新たに乗ることになった船があるので、一緒に乗って指導してくれないかと言われ、二つ返事で引き受けました。1日目、東京で乗船。1日目は東京で揚げ荷後、船橋に移動します。後ろに引退した南極観測船「しらせ」が見える。この日は、船橋に停泊。2日目は午前中船橋で積み荷をし、東京に戻って追い積み。レインボーブリッジがきれいに見えます。夕方出港して、3日
乗船してまずは、居住区内探検。9か月過ごすことになるキャビン。手前左側には固いソファーがある。右側手前は、ロッカー。上に救命胴衣が入っている。シャワー室は、前の船に比べてかなり狭い(涙)。貨物船の食堂は、士官(船長、機関長、航海士、機関士)と部員(甲板長、操舵手、甲板員、操機手、操機員)とで分かれています。こちらは、士官食堂。客船も持っている会社の船とのことで、内装はなかなかシックで落ち着いている。こちらは事務所。三等航海士だったので、出入港の時は、ここでコンディション(貨物が
釧路では、停泊が3日に渡ってあるのですが、今回は寒くて夜上陸する気になりませんでした。代わって昼間、散歩がてら歩いて30分ほどの所にあるコンビニへ買い物。歩いて上陸するのは自分だけみたい。本州南岸を進んできた低気圧が急速に発達し、東北地方沖は6mを超える大しけが予想されるので、陸奥湾に避難する船が多かった。本船は、タイミング的に何とかかわせそうなので、出港する予定。荷物の積み込みが続く。予定通り出港したのですが、夜中、自分の当直の時に、風速が30m/sec.を超えるときもあり、34
航海日誌853日目再出発どうも咸臨丸です改めまして明けましておめでとうございますヒューストンで3回目のお正月アメリカ50州踏破もあと10州(アラスカ、ハワイ含む)に迫る中、駐在も3年目を迎えています正月お休み中に何故かアクセスがバズってました…何が起きたんだろう…アメリカからお届けジャンル6位…細々とやって来たので変わらず細々と続けて行きたいですが、拙い内容ながらいろんな方に見て頂き感謝ですアメリカの花火イベントは独立記念日とニューイヤーのみ、日本の花火とは比較になりません
人との出会いは、あたらしい価値観との出会いでもあってじぶんのこれまでの価値観では、ままならぬことも出てきます。でも、それこそがおもしろい。じぶんのやっていることが、正しいに決まっていると信じて疑わないような場面からは、期待できるものってあまり生まれない気がします。頑なにじぶんの正義を貫くより、柔軟にじぶんをアップデートしている人と話をするときはほんとうにおもしろい。真逆の価値観に出会ったとき、受け入れる入れないは別とし
それは、ほんとうにいるのか?世の中には目に見えない存在を確認できないものがごまんといます。たしかめようがないものを、これまで「ある」としてきた背景には、「世界のバランスを保つ」という役割があったのだと思います。そういう意味で、「そんなもの絶対にない」と証明してしまうことによって、世界のバランスが崩れるということは、大いにあり得ることだと思います。むかしの人たちにとって、鬼とか、おばけとか、精霊がいなければ、バランスがとれな
こわい体験をおぼえています。命の危険を感じるようなことは、強固に記憶されているように思います。たぶん脳の仕組みとして、ヘビに出くわしてこわい体験をしたら、たとえ具体的な内容は忘れていても、ふたたびヘビに出会ったときには、「近づかないようにしよう」とプログラムされているんだろうな。感情をつかさどる扁桃体が、どんなふうにこわかったかという具体的な体験内容を忘れても、「なんかあいつイヤだな…」と過去の記憶から警告します。爬虫類が
航海日誌776日目日本の英語教育どうも咸臨丸ですアメリカにやってきてはや2年英語での生活も板についてきて、「ペラペラ」には遠く及ばないですが、「ぺ」くらいにはなったかなぁと思えば恥ずかしいTOEICの点数を取ってから長い道のりでした千里の道も一歩からとは言いますが、その一歩目となるのがこちらのニューホライズンの英語教科書写真は現在のもの(?)でしたが、アメリカ人から日本語の英語教育に関して聞かれて見せてみました今や小学生から英語の教育が始まっていますが、自分の時代は
我が娘ちゃんは中学1年生✨通っている学校では、連絡帳のかわりに、『じぶんログ』というものを使用しています。じぶんログ…私は最初『じブログ』と思っていましたブログみたいに書くのねって。中身はこんな感じで、時間割、宿題、ほかに毎日テーマを記入する欄があり、自分に向き合って思ったことや行動したこと、考えなどを書いていきます。担任の先生はひとりひとりにひとことコメントを書いてくださり、見ていて一喜一憂しています♪ログとはもともとは航海日誌のことらしいです。毎日の記録を
・星の王子さまの冒頭で、"ぼく"が一枚の絵を見せて訊いてくる場面があります。「これこわくない?」「帽子がなんでこわいの?」「おとなは、みんなそういうよね。これは、象を丸呑みにしたウワバミの絵だよ。」最初は帽子にしか見えなかったこの絵も、一度この話を知ってしまうと、"象を丸呑みにしたウワバミ"にしか見えなくなってしまいます。この絵を帽子ではなく、"象を丸呑みにしたウワバミ"と一度認識してしまうと、もう他の解釈はむずかしくなる。