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NHK、BSで放送の朝ドラ、終わってそのままにしていると次に流れるのが「こころ旅」。俳優の火野正平さんが自転車で日本中を旅する番組だ。「とうちゃこ」は滅多に見ないが、朝の方はほぼ毎回見ている。気になるのが、坂道を上る際の火野さんの体力。今年で75歳になられるそうで、さすがに坂道を自転車ではきついだろう。電動支援自転車にすればいいのに、と思っていたら…昨日から始まった「こころ旅」の新シリーズ、ついに電動支援自転車が導入された。実質の初日である今朝の放送、電動自転車の「チャリ丸」初使用。まだ使
『宇治拾遺物語』は鎌倉時代の説話集です。面白い話がたくさん収録されていますが、今回は笑い話ではなく、「ほう」という感じのお話。まず『物名もののな』という技法をご存知でしょうか?以前にも取り上げたことがあるのですが、和歌の中にテーマとなる名詞(物の名)を隠して詠み込む技法です。例えば、次の歌は「淀川」を読んだ歌です。あしひきの山辺にをれば白雲のいかにせよとかはるる時なき〔山の麓にいると白雲が空を覆っており、いったい私にどうしろというのか、晴れる時がないよ〕これのど
ベトナムで演奏していただいたようです。篳篥初作品。"Shi-no-no-me"私にとっての篳篥のサウンドの原風景は八幡宮。夜3時からスタートする勅祭が夜明けの橙色の空とともにすだれ奥で行われる儀式を見守る静かな時間。今日も石清水八幡宮崇敬者大会で雅楽の演奏、御神楽の演奏を奏者の真後ろで聴いてきた。平均律にどっぷりの耳には、「あっそこ、もうちょと上」とはまりきらないピッチに突っ込みたくなる気持ちを抑えながら、どういう意図でこういうメロディーの曲を式典に選ば