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「入江先生、この病気について、なぜ研究しようと思ったんですか?」「はい。私の婚約者が交通事故で意識不明になりました。それで治して助けたいと。」もう何度目だろう。毎回同じような質問。毎回同じような回答。直樹もうんざりしてきた。『若手イケメン天才医師』として有名になった直樹。でも直樹は、有名になりたくて研究したわけではない。人には言えないが、日本の医学に貢献しようというわけでもない。琴子を助けたかったから。でも病院院長に頼まれたらテレビの取材に受けないわけにもいかない。まだ琴子
あ〜〜!昨日の夜に更新したと思ってたんですけど出来てなかったみたいですね。ごめんなさい!〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜「裕樹くん、先に下行ってくれない?」「うん。」琴子は裕樹の勉強を見た後、琴美の居る寝室に向かった。「琴美、ただいま。」琴美は寝ていたが、ピクッと反応した。暫くして琴美が起き、みんなで話し込んでいた。ガチャ「ただいま。」琴子がカチンコチンに固まってるのは一目瞭然だ。「お兄ちゃん、おかえりなさい。」「ああ、ただいま。琴子は?」「リビングよ。琴子ちゃんのお友達が
「お袋なに?」「さ、理美ちゃん達にも聞いたけど……誰も居場所を知らないみたい…」「……」「お兄ちゃん、警察に届け出ましょ!」「…わかった。警察行ってくる。」「……とういわけで、警察に届けを出しました。」「ああ。直樹くん、すまなかったな、琴子が迷惑かけて。」「いえ。」2日後。📞プルルルルルル、プルルルルルル裕樹が電話に出た。「はい、入江です。」>>『こちら○○警察署です。そちら、相原琴子さんのお宅ですか?』「あ、はい!兄に変わります!」.........「はい、お
琴子と直樹は教室に入った。「琴子ちゃん、大丈夫?」「相原さん、なんでも言ってね。手伝うから!」琴子は黒板に書いた。『みんなありがとう。基本的に1人でできるけど、わからないことは教えて下さい。』「相原、俺が勉強教えてやるよ、俺の隣おいでよ!」「いい!琴子の勉強は俺が見る。」直樹は男を睨んだ。「分かったから…そう睨むなよ…」「琴子、こっちに来い!」琴子はお辞儀をすると追いかけた。「直樹。」「なんだ?」「う…」『お腹痛い。』「ちょっと座れよ。…熱はないな…」琴子の耳元で
新しいお話出来ました!奇跡の塊は直樹と琴子の婚約後のはなしです。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「お兄ちゃんお帰りなさい。」「ただいま。」仕事から帰ってきた直樹を裕樹が迎えた。琴子はいない。「ママがさっきやることあるからって言ってご飯作っておいてくれたから食べてね。」「ああ。サンキュ。琴子は?」「さあ?まだ帰ってないけど?」「そうか。」直樹も裕樹もご飯を食べて寝る時になっても琴子は帰ってこない。「お兄ちゃん琴子遅いね。」「子供じゃないんだし、大丈夫だろ。」
(何コレ、真っ暗で白い光が点々と見える。私は今どこ?何してたんだっけ?あ、そうだ、退院して、みんなでパーティーしてたんだった!それで理美達に入江くんと目が合ってるって言われてじっとまっすぐ見てたら真っ暗の中に黒くて綺麗な丸が見えた気がするけど…あれ、入江くんの目な気がするのは気のせいかな?)琴子は、やはり思うように動かない体の暖かいところを動かした。力いっぱい動かし、頭が苦しいくらいドクドクと脈をうっている。琴子は苦しさに顔が歪んでいた。それに気づき必死で呼びかける直樹。ひたすら琴子の
「琴子、あんた何してるの?」「ん?まず豆潰さなきゃ。」「あらあんたそんな面倒なことしてるの?今は粉でも充分美味しいのよ。」「いいの。私はこれしか知らないから。お湯沸かすならどうぞ。」琴子はそう言うと豆をゴリゴリと剃り始めた。一方幹たち3人はそれぞれお気に入りのコーヒーを何故か持っておりお湯を沸かしたりなんなりしている。「お待たせ。」「「「入江さんお待たせしました〜」」」「そんなに飲めるわけないだろ。」「じゃあ私のをどうぞ。」「ねぇお兄ちゃん、一口ずつ飲んで一番美味しいのを飲ん
次の日の朝、琴子は頭部検査を行った。その結果、琴子の脳の腫れはいつの間にか消えていた。「こ、琴子ちゃん?」「おば様……?」「琴子ちゃーん!」病室のドアを開けた紀子は琴子に抱きついた。「琴子ちゃん…目が覚めたのね……よかったわ。」「お袋、一旦離せ。琴子はまだ本調子じゃないんだ。」紀子は琴子から離れると直樹を真正面から見た。「なんで黙ってたの!」「おば様!ごめんなさい!昨日は頭がごちゃごちゃしてて……」直樹を責める紀子に、琴子が慌てて弁解する。「いいのよ、琴子ちゃん!」「は
こんにちは許婚がまだ書けてないので今週は奇跡の塊です直樹はベットの横にあるモニターを見た途端その場に崩れた。「よかった……生きてた……」「な、直樹くん、急に崩れ込むなんて心配させるなよ。」「すみません。」「まもなく主治医がこちらに来ますので。」看護師はそういうと頭を下げて出ていった。「直樹くん…これって…」「事故にでも会ったんだと思います…身体中なので殺人未遂とかそういうのではないかと…」「よかったというべきなのか……」「こんな状態でも生きてたのは奇跡ですね。」トント
また遅くなりました…いつも謝ってますね💦◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「入江くん…ぐすっ……どこ…ぐすっ…怖いよ入江くん……うっ…」病室のドアが勢いよく開いた。「琴子!」直樹は走って来たようで息を切らしている。中には担当の看護師や直樹の代わりに診察した医師もいた。琴子はまだ起き上がる力がないのか横になっていた。「入江くん?……ぐすっ…」琴子は手を声のする方へ持っていった。「琴子。なぜ泣いてる?」直樹は琴子を抱きしめた。「入江くんだ……どこいたの?ここどこ?うっ…ひっく…」
数日後、朝起きると家中に隠しカメラが設置されていた。紀子以外、このことを知るものはいないはずだが、直樹はすぐに隠しカメラを見つけてしまった。紀子が用意した隠しカメラは、電球についてる隠しカメラだ。いくらパンダイの力を使っても、家に設置できるのはこれが限度。紀子が困り果てていた時、紀子に連絡してきたテレビ局。直樹の日常を映したいという。紀子は二つ返事でOKし、今回はみんなに協力してもらい、琴子と直樹以外の人は知っている。いよいよ、作戦実行の日。その日も直樹は琴子をお姫様抱っこして降
お話の更新、ものすごく遅くなってすみませんでした💦お話を書いてる時、『奇跡の塊12完』なんて最初に書いてしまったもので、なぜか終わらせなきゃという思いで書いてたものの、話が終われなくて……あ、今回もお話は続きますよ。ま、そんなこんなで1週間格闘してましたが、(1週間格闘したわりには、お話短いです。)やっと、あ、終わらなくてもいいんだ。などと思い……(気づくの遅っ!)ま、これが更新遅れた言い訳です。話は変わります。私事ですが、先日、7.8月~1.2月までお休みするかもしれないという話
はい!奇跡の塊です!久しぶりだから忘れちゃってるひと多いかな…とは思いますが。最近金ちゃんの誕生日をして、許婚だして、奇跡の塊忘れてました💦あ〜今更だけど悦子さんの命日と元旦と成人式!わすれてました。その日は囲碁大会が……言い訳…すみません。成人式、雨と雪で大変でしたね。皆さんはどうでしたか?やはり雨男雨女、晴れ男晴れ女が集まるのでどちらが強いかの駆け引きですね…◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆琴子は相変わらず昏睡状態。直樹は仕事しながら何かの勉強をして疲労で倒れそうな勢
コンコン「はい。」「相原さん、ご飯持ってきましたよ。」「ありがとうございます。」机の上にご飯が置かれた。「相原さん、あなたは今、目が見えない状態です。なので私たちが食事の介助をします。ですが……」看護師は直樹の方を見た。「なんですか?」「入江先生、後はお願いします。」「は?なんで俺ですか?」「あら、婚約者さんなんでしょ?だったらお願いしますね!」看護師そういうと出ていった。「たくっ、看護師長は何考えてるんだか。」「あの人、看護師長なんだ。」「ああ、既婚者だから普通に接
あれ?また投稿できてない……最近パソコン調子悪いからな…あ!今気づいたんですが、ブログのパスワードを忘れてしまった今、パソコンが壊れたら…(᷇࿀᷆ს)やばい!何としてでも突き止めなければ!◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇琴子と直樹は、マスコミから少し取材を受けたあと、立食パーティー系のを楽しんでいた。「何があるの?」「基本お前が好きなものはあるぞ。」「じゃあハンバーグ!」直樹が琴子のお皿にハンバーグをのせ、自分のお皿にものせた。ついでにポテトも。「口開けろ。」「あーん。」
更新遅れてすみませんはい、正直に言います忘れてました。今回のお話はプロローグです。1話2話はある程度かけたのですがその後の展開がイマイチ思い浮かばなくて...でもとりあえず更新して自分を追い詰めたら話が進むかなと少し希望を抱き投稿します。◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆Believemeプロローグなんでこうなるかな…私はやっぱり人と関わるのが苦手…人と話す時にビクビクなりすぎて涙が出てくる。私はいつもの場所に急いだ。ここなら誰も来ないから思う存分泣ける。天気のいい日には富士
入江君、必死に私の心臓動かしてくれてる…あ!モトちゃん!(琴子!心臓動かせ!頼む!生きてろ!)なんか入江君の声かな?なんか聞こえた。『お兄ちゃん!琴子ちゃんはどうなるの!?』お義母さんが入江君に涙目で聞いてる。『3分以上、心臓が、止まると、危険だから、電流を流す。』入江君がこんなに必死になってくれてるのに、なんであたし、眠ってるの!?あ!モトちゃんと金ちゃんが来た!『入江!看護師連れてきたで!』金ちゃんありがとう!『
投稿遅くなりました。今回は言い訳することもありません。新年度に入り、進級し、バタバタでブログのことが頭から抜けていました。そろそろ入院するというのに……また明日か明後日、今週中にその説明をまたします。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇(ここどこ?真っ暗で何も見えない。でもところどころ光が見える。あ、そうだ、私鳥目だからだ。この光景も久しぶりだな。あれ?見えてる……)などと考えてると自分でも混乱してくる。(見えてる!?でも……いつもと違って破れたところからの光みたいに光の周りがギザギザしてる
松本さん視線から普通のいつも通りに戻ります。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇それから3人でたわいのない話をし、琴美が松本さんと少し遊び、松本さんは帰った。1ヶ月たち、ようやく今の生活に慣れてきた。琴美もハイハイができるようになり、たまに離乳食も食べるようになった。5月、ゴールデンウィークに入り、暫くした頃。幹から琴子に電話をした時のこと。「はい、入江でございます。」電話口から聞こえてきた上品な女性が名乗ったのは入江。琴子は相原よね?「あの、相原さんの家ではないのですか?」「相原さんもいま
直樹は医局に戻って大蛇森にさっきのお礼を言った。机に向かってカルテの整理を使用としても進まない。琴子のことが気になってしょうがないようだ。「入江先生、もう上がってもいいですよ。」いつもの速さは何処へやら。痺れを切らした脳外科部長が直樹に声をかけた。「え…でもまだ時間じゃ……」「入江先生、今やっても全然進まないんじゃないんですか?それなら明日の朝早めに来てやってください。」「じゃあ持ち帰ってもいいですか?」「…わかりました、いいですよ。」「ありがとうございます。お先に失礼しま
家に帰った琴子は重樹と紀子と裕樹に話をした。「今度、斗南高校の27回生全員で同窓会があるんですけど、会場、パンダイの会社の取引先とかで、安く貸してもらえる場所ありますか?」「琴子ちゃん、そういうことならいいわよ!裕樹、ロイヤルホテルの空きを確認したら?」「そんなに高いところじゃなくてもいいんです。500人規模のをお願いしたいんですけど…」「500人も居た?」「子供同伴OKなんです。私も子供達連れていきます。」「まぁ!素敵ね!じゃあハーバーホテルはどう?」「いいですか?3月26日なん
かき氷の日はかき氷が安くなる!あいつに言われた。あいつ、毎日石川達と何処かに寄って帰るのにまだお金あるって…どんなに持ってるんだ?でも今日は食べてきたんじゃなくて氷を買ってきて家でお袋と作り始めた。「琴子ちゃん、ここに嵌めるの。……そうそう…あぁ!そこはこうよ、こう。そうそう。」かき氷作るのってそんなに大変だったか?「裕樹くん、どれくらい食べる?どの蜜つかう?」どうやら出来たようだ。「流石の琴子もかき氷くらいまともに出来たようだな。」「もう!なによ!」どうやら見た目は大丈夫だ
琴子と直樹は今日、転部・転科テストの合格発表を見に行った。勿論2人とも合格。琴子は医学部からの転科なので特別に3年から。直樹は2年からとなった。2人で事務所に寄ってから帰ると、紀子により、合格祝いのプーティーがあった。重樹も調子が良く、一時退院してきて、久々に家族全員で食卓を囲むことが出来た。「パパ!おかえりなさい!」「裕樹、久しぶりだな。琴子ちゃんも直樹も迷惑かけて済まなかったな。」「お義父さん、迷惑なんて思ってないですよ。お義父さんも身体の具合いが良くなったみたいでよかったで
結果直樹達の2点勝ちになった。テニス部の須藤達は琴子と試合をし、気力が失せたようだ。と言っても本番、琴子は緊張し、全然ボールが打てなかった。簡単なボール以外は直樹が打ったのだ。テニス部のみんなは少しオーバーに考えすぎのようだ。「俺たちの練習…なんだったんだ?」「入江の奥さん凄い……」「俺たちの苦労って……」結局、直樹は二日に一回のペースで琴子とテニスを一戦やる感じで学園祭の日が来た。「「琴子!」」「里美ちゃんにじんこちゃん!久しぶり!」「久しぶり!」「おお!相原!久しぶり