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次の日の朝、琴子は頭部検査を行った。その結果、琴子の脳の腫れはいつの間にか消えていた。「こ、琴子ちゃん?」「おば様……?」「琴子ちゃーん!」病室のドアを開けた紀子は琴子に抱きついた。「琴子ちゃん…目が覚めたのね……よかったわ。」「お袋、一旦離せ。琴子はまだ本調子じゃないんだ。」紀子は琴子から離れると直樹を真正面から見た。「なんで黙ってたの!」「おば様!ごめんなさい!昨日は頭がごちゃごちゃしてて……」直樹を責める紀子に、琴子が慌てて弁解する。「いいのよ、琴子ちゃん!」「は
happybirthdayNAOKI今年も直樹くんの誕生日がきましたね!正直なんの話にするか迷いました……今回は、直樹と琴子が婚約者になってからの直樹の誕生日です、ssssssssssssssssssssssssssssss夜、俺がへとへとに疲れて家にたどり着くとリビングには愛しい婚約者の姿。でも机に伏せて寝てしまっている。「おい琴子、起きろよ。」「ん〜?……おかえりなしゃいいりえゆん。」「こんな所で寝てると風邪ひくぞ。ん?それともバカは風邪ひかないってか?」「酷い!……入
『クレマチスの植え替えと原種シクラメンコーム』やっと晴れて暖かい日になりました。遅れていたクレマチスの植え替えを終了しました。クレマチスの植え替え毎年2月にクレマチスの剪定といっしょに植え替えを…ameblo.jpクレマチスの植え替え後新芽がどんどん出てきました。プリンセスダイアナ新枝咲きは株元から赤い芽が顔を出しています。琴子新枝咲き↑咲いた時の様子ピンクファンタジー新旧両枝咲きなので株元と左の茎からも
こんにちは許婚がまだ書けてないので今週は奇跡の塊です直樹はベットの横にあるモニターを見た途端その場に崩れた。「よかった……生きてた……」「な、直樹くん、急に崩れ込むなんて心配させるなよ。」「すみません。」「まもなく主治医がこちらに来ますので。」看護師はそういうと頭を下げて出ていった。「直樹くん…これって…」「事故にでも会ったんだと思います…身体中なので殺人未遂とかそういうのではないかと…」「よかったというべきなのか……」「こんな状態でも生きてたのは奇跡ですね。」トント
(何コレ、真っ暗で白い光が点々と見える。私は今どこ?何してたんだっけ?あ、そうだ、退院して、みんなでパーティーしてたんだった!それで理美達に入江くんと目が合ってるって言われてじっとまっすぐ見てたら真っ暗の中に黒くて綺麗な丸が見えた気がするけど…あれ、入江くんの目な気がするのは気のせいかな?)琴子は、やはり思うように動かない体の暖かいところを動かした。力いっぱい動かし、頭が苦しいくらいドクドクと脈をうっている。琴子は苦しさに顔が歪んでいた。それに気づき必死で呼びかける直樹。ひたすら琴子の
【注意】原作、アニメ、ドラマ、映画などこれから「イタキス」をご覧になる方にとってはネタバレがたくさん出てきますことをご了承ください。「楽しみが減ってしまうわぁ」という方はご覧にならないことをお勧めします。「最強の琴子は誰?」何をやってもうまくいかない、不器用でおバカさんで勉強もダメ…。人が困っていると助けずにいられない。どんな相手でもすぐに信じてしまう…こんなお人好しなのがこの「イタキス」のヒロイン相原(結婚後は入江)琴子。でも、根性だけは人一倍。どんなにフラれても、冷たくされて
遅い食事を終え、琴子と連れ立って二階に上がる。部屋に入るとすぐに、琴子の服がベッドの上から落ちそうなほど広げられているのが目に入った。「あー、いけない。忘れてた。ごめんね。すぐ片付ける。」慌ててベッドに駆け寄り、服を搔き集め始めた琴子。「何かあるのか?」どう見てもどこかに出掛ける前の恒例のファッションショーだ。「幹ちゃんから連絡があってね。出掛ける日が決まったの。」そういえば駅前で偶然会って、皆で会う約束をしたとか言ってたな。「明日なのか?随分急だな。」「違う違う。4日
「入江先生、この病気について、なぜ研究しようと思ったんですか?」「はい。私の婚約者が交通事故で意識不明になりました。それで治して助けたいと。」もう何度目だろう。毎回同じような質問。毎回同じような回答。直樹もうんざりしてきた。『若手イケメン天才医師』として有名になった直樹。でも直樹は、有名になりたくて研究したわけではない。人には言えないが、日本の医学に貢献しようというわけでもない。琴子を助けたかったから。でも病院院長に頼まれたらテレビの取材に受けないわけにもいかない。まだ琴子
お話の更新、ものすごく遅くなってすみませんでした💦お話を書いてる時、『奇跡の塊12完』なんて最初に書いてしまったもので、なぜか終わらせなきゃという思いで書いてたものの、話が終われなくて……あ、今回もお話は続きますよ。ま、そんなこんなで1週間格闘してましたが、(1週間格闘したわりには、お話短いです。)やっと、あ、終わらなくてもいいんだ。などと思い……(気づくの遅っ!)ま、これが更新遅れた言い訳です。話は変わります。私事ですが、先日、7.8月~1.2月までお休みするかもしれないという話
はい!奇跡の塊です!久しぶりだから忘れちゃってるひと多いかな…とは思いますが。最近金ちゃんの誕生日をして、許婚だして、奇跡の塊忘れてました💦あ〜今更だけど悦子さんの命日と元旦と成人式!わすれてました。その日は囲碁大会が……言い訳…すみません。成人式、雨と雪で大変でしたね。皆さんはどうでしたか?やはり雨男雨女、晴れ男晴れ女が集まるのでどちらが強いかの駆け引きですね…◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆琴子は相変わらず昏睡状態。直樹は仕事しながら何かの勉強をして疲労で倒れそうな勢
コンコン「はい。」「相原さん、ご飯持ってきましたよ。」「ありがとうございます。」机の上にご飯が置かれた。「相原さん、あなたは今、目が見えない状態です。なので私たちが食事の介助をします。ですが……」看護師は直樹の方を見た。「なんですか?」「入江先生、後はお願いします。」「は?なんで俺ですか?」「あら、婚約者さんなんでしょ?だったらお願いしますね!」看護師そういうと出ていった。「たくっ、看護師長は何考えてるんだか。」「あの人、看護師長なんだ。」「ああ、既婚者だから普通に接
琴子は日に日に体力が低下し、とうとうベットの上だけの生活になった。琴子は手術を3日後に控えている。「琴子、お見舞いに来たよ。」今日は里美とじんこと金之助とクリスと重雄と紀子が来ていた。「琴子、入江君から病気だって聞いてびっくりしたよ。」「ごめんね。」「琴子、はよ元気になりや。」「ほんまや琴子、いつもの元気な琴子に戻ってんか。」「うん。」琴子の返事は元気がない。((((琴子、元気ないな…しんどそう。))))「琴子、俺今日は仕事休みだから呼び出しなかったら泊まるな。」「あ
新しいお話出来ました!奇跡の塊は直樹と琴子の婚約後のはなしです。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「お兄ちゃんお帰りなさい。」「ただいま。」仕事から帰ってきた直樹を裕樹が迎えた。琴子はいない。「ママがさっきやることあるからって言ってご飯作っておいてくれたから食べてね。」「ああ。サンキュ。琴子は?」「さあ?まだ帰ってないけど?」「そうか。」直樹も裕樹もご飯を食べて寝る時になっても琴子は帰ってこない。「お兄ちゃん琴子遅いね。」「子供じゃないんだし、大丈夫だろ。」
その日は琴子が怪我をしたからと、お開きになった。「足大丈夫か?」「うん、湿布貼ったし、暫くすれば治るよ。」「じゃあ今日は琴美の夜泣きに起きれないだろうから、一緒に寝るか。」「ううん、私と琴美は子供部屋で寝るから。」「は?」「そうしないと直樹起こしちゃうし。」「俺は大丈夫だから。」直樹はそういうと琴美をベットの真ん中に寝かせた。「たまには親子で川の字になりながら寝るのもいいかもね。」「ああ。」「あー。」「ん?」「マンマパッパ。」琴美はニコニコ笑っている。「嬉しそうだな
お待たせしましたなんだかパソコンのキーボードの調子がおかしくて…昨日は力尽きて寝ました今日は仕方がないのでためていた話をコピーして貼り付けての作業しました。ちなみにこのコメントは携帯で打ってパソコンにメールを送ってそれをコピーしました。なのでこのコメントはすごく文字が大きいと思います許婚の方が全然進まなくてすみません◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆タ、タ、タ、タいつもより早い足取りであいつが近づいてくる。いつもと違って声を抑えていない。俺は小さな隙間から覗いた。すると奥行きのある
琴子と直樹はコートに入った。「直樹…これって…?」「ああ。少し練習付き合え。」「な、なんで私?」(ここはテニス部だから私より上手い人は沢山いるんじゃ……)「今度の学園祭、ダブルスだったんだ。」「うん。」「で、テニスを少しでもやったことがある人が飛び入り参加できるんだ。」「なんで私がやるの?」「知らない奴となんて、ましてや女となんて組みたくない。」直樹はそういうとボールを打った。ビュン「じゃあ男の人と組んだら?」「無理だろうな。一般人が組む相手を決められるんだ。俺はその中
途中で寝落ちしました、、すみません最近1週間過ぎてからの投稿になっているので頑張ります!◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「直樹、食欲なかったね。どうしたの?」「いや...」「そう?あ、みーちゃん待って!」琴子はベッドから落ちそうになっている琴美に気づき慌てて近づいて膝の上に座らせた。「なあ琴子」「なあに?」「俺、沙穂子さんがしようとしていることに意味があるのかわからなくなった。」「ど、どうしたの?急に」「沙穂子さんは大泉会長を追い込むことで満足はするだろうけど、俺も琴子も、琴
「琴子さんは重度の心房中隔欠損症です。普通なら99%の確率の手術なのですが、琴子さんは場所が悪く、完治する可能性は20%以下になります。」「あの、琴子ちゃんの心臓病はカテーテルでは治らないんでしょうか?テレビで見たもので。」重樹が聞いた。その言葉に重雄は顔を上げた。「琴子はさっきも言ったように場所が悪くカテーテルではとても無理だ。」「そんな…手術しなかったらどうなるの?」「徐々に体力が落ち若年脳卒中で死に至る可能性が高い。そうでなくてもいずれは…だから手術しなきゃ助からない。」直
あれ?また投稿できてない……最近パソコン調子悪いからな…あ!今気づいたんですが、ブログのパスワードを忘れてしまった今、パソコンが壊れたら…(᷇࿀᷆ს)やばい!何としてでも突き止めなければ!◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇琴子と直樹は、マスコミから少し取材を受けたあと、立食パーティー系のを楽しんでいた。「何があるの?」「基本お前が好きなものはあるぞ。」「じゃあハンバーグ!」直樹が琴子のお皿にハンバーグをのせ、自分のお皿にものせた。ついでにポテトも。「口開けろ。」「あーん。」
「大門先生!西垣先生と連絡が付きません!」「じゃあ大下先生か加藤先生は?」「大下先生は海外出張です。加藤先生は学会で留守に…」助手の人手が足りず困っている。「城之内先生、加地先生呼んでください。」「え?加地先生のいる病院はここから1時間くらいかかりますよ!?」助手が足りず、とうとう別の病院から呼ぶことにした。「大門先生、俺がやります。」直樹が出た。「でもあなたにとって、琴子さんは誰よりも大切なひとでしょ?家族はダメだって知ってるでしょ?」「それでも琴子を助けたい気持ちは誰
「琴子、あんたのダーリンってどんな人なの?」「な、何!?」看護学科の1日目が終わり、みんなで話をしていると、幹が琴子に聞いてきた。「ねぇ、入江直樹って知ってる?」「う、うん。」「私ね、その入江直樹のファンクラブ会長なのよ!だから、他の男に心奪われた女を友達にするのはちょっと考えどころなのよ。」「な…入江君は結婚してるよ?なのにファンクラブがあるなんていいの?」(正直私は自分の旦那さんのファンクラブなんて嫌だな…)「確かにそうね…モトちゃん、入江さんの奥様に了解貰いましょ!そしたら
「金之助!久しぶりやん!元気やったか?」「なんや、おかんとおとんか。」「何やねんその反応!元気ないやないか?」「金之助、今日は誕生日さかいな、元気だし。」玄関で話してるのもなんだからと部屋へ上がっていった金之助の両親に対し、金之助はドアを開けたまま外を見ている。「金之助、何かあったんか?」「いや、な…なんでもあらへん。」「金之助、失恋でもしたか?」「失恋なんぞ、してへん。俺はまだあきらめとない。」「金之助…とりあえずご馳走持ってきたさい、たべな。」「ああ。」(入江!わしはな
琴子はあの後ずっと黙り込んでいる。「琴子、俺外来行ってくるけど、終わったら戻ってくるから…何か欲しい物あるか?」「……」(琴子……ずっと黙って……よほどショックなのか?それとも別のこと考えてるのか?)直樹は外来が終わり、未知子の所へ寄った。「大門先生、琴子、あれっきり何も喋らないんです。」「そう言われてもね…」「琴子には手術受けて元気になって欲しいんです。」「それは私も一緒です。心を見るのはカウンセラーの仕事なので……」「……患者の心に寄り添うのも医者の仕事じゃないんですか?…
だいぶ不定期なブログになってきているので頑張ります毎週、毎週すみません◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「おはようございます」「おはよう、琴子ちゃん。今日は顔色いいわね、何かあった?」「はい、少しいいことがありました。」「よかったわ〜最近辛そうだったから」「ご心配お掛けしました」今日は午後に沙穂子と会うことになった琴子。急であったが、沙穂子も琴子と会いたかったため、急遽予定を変更した。「琴子ちゃん、これ」「アルバム…ですか?」紀子は琴子にピンク色のアルバムを渡され、開くと、そこには
直樹は琴子の病室前に来ていた。(琴子の事は…全部好きなのに…)さっき花雲先生から聞いた言葉が頭の中でリピートされる。『琴子さんは入江先生が琴子さんの根性ややる気や前向きさしか好きじゃないって思い込んでるみたいね。きっと琴子さんは入江先生を1人残して死んでも大丈夫だと思ってるわよ。』(違う。琴子が死んだら…俺は…生きていけない…琴子に伝えなきゃ…素直になれないことがこんなに辛いことだとわな…)コンコン「はい。」(返事…してくれた…)「入るぞ。」「あ……入江君……」「……なぁ琴子
「ぐすっ。直樹。。。」「落ち着け。どうしたんだ?お腹痛いのか?」「違う。ぐすっ。辛いの。。。私何もできない。直樹に玄関でおかえりって言ってあげることも、仕事も、お義母さんのお手伝いも。。。。。ぐすっ。ご飯だって食べれないし。辛いよ。こんな私がママになっていいの?」直樹は琴子の不安を一つずつ聞いていた。そして琴子の目をみて言った。「琴子。よく聞け。今、お前はお前にしか出来ないことをしてるんだ。俺の子供を育てるのは琴子しかいないんだよ。玄関でおかえりって言わなくても、部屋に来たら言ってくれ
琴子の手術が無事終わった事を、直樹はみんなに伝えに行った。「直樹君!琴子は!?」「お義父さん、琴子の手術、上手く行きました。」直樹が言い終わる同時にみんなが歓声を上げた。「直樹君……ありがとう……」重雄は崩れ、座り込んだ。直樹がそれを支える。「入江君!良かったね、琴子助かって。」里見たちも笑顔になる。「ああ。」直樹が琴子のいない所で微笑むのは滅多にない。里美達は相変わらずのカッコよさ+直樹の笑顔にドキンとした。「じゃ、じゃあ、面会できるようになったらまた来るから、入江君、
寝落ちしてしまいましたすみません、、、キーボードも直りました御迷惑おかけしました◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆「ただいま」「おかえり、お疲れ様でした。」「パパー!」直樹は琴美を抱っこし、琴美の髪にキスするとリビングにそのまま移動した。「お兄ちゃん、おかえりなさい。記者会見どうだった?」「どうだったもなにも普通だよ」「みんなで記者会見見てたのに、ニコリともしないんですから。」「いいだろ、着替えてくる。」直樹は琴美の頭をポンポンとすると琴子と2階に上がった。「どうだ?調子は。」
直樹が荷物を持ってくると、琴子は寝ていた。顔には泣いた涙の後が残っていた。直樹は涙の跡を優しく撫でた。「琴子。なんで泣いてんだよ。結局俺は…」「んっ。直樹?」「悪い。起こしたか。」「ぐすっ。直樹。直樹。」「どうした?俺は此処にいるぞ?」琴子は直樹に抱きついた。直樹は突然のことに驚いたが琴子を優しく抱きしめた。「あのね、不安でしょうがないの。この入院だって私のせいで。私がちゃんと食べれてたら入院しないで済んだのに。赤ちゃんにも栄養あげられなくて。それに、我儘だってわかってるけど、
「琴子、あんた何してるの?」「ん?まず豆潰さなきゃ。」「あらあんたそんな面倒なことしてるの?今は粉でも充分美味しいのよ。」「いいの。私はこれしか知らないから。お湯沸かすならどうぞ。」琴子はそう言うと豆をゴリゴリと剃り始めた。一方幹たち3人はそれぞれお気に入りのコーヒーを何故か持っておりお湯を沸かしたりなんなりしている。「お待たせ。」「「「入江さんお待たせしました〜」」」「そんなに飲めるわけないだろ。」「じゃあ私のをどうぞ。」「ねぇお兄ちゃん、一口ずつ飲んで一番美味しいのを飲ん