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江戸時代に描かれた肉筆浮世絵の美人画になります。紙本に描かれていますが、落款には北斎とあります。しかし有名な浮世絵師の葛飾北斎ではありません。この作品を描いたのは大阪の人であろうと思われます。江戸の浮世絵師の描く美人画は、理想の流行りの美人顔で描かれ、時代によって好みの美人のタイプは変わっていきますが皆同じような顔で描かれています。鳥居清長の描く美人は皆、身長が高くモデル体型です。この時代の女性の身長を全く無視していますし、
今日は春画について話そうかと思います。普段はヤフオクで手に入れた肉筆浮世絵(無名な作品が多く、大したものでは無いのですが)を中心に、浮世絵全般を書いているのですが、今まで一度も春画についてはふれてきませんでした。なぜなら、やはり露骨過ぎて、あまり堂々と人目にさらす物ではないと感じているからです。しかし昭和の浮世絵雑誌などを見てみると、春画が良く特集されていて目玉記事になっていることからも、浮世絵愛好家=春画好きの人が多いのは事実なのでしょう。浮世絵と春画は切
こんにちは。以前、歴史トラベラーにコメントを頂いたのですが、今回はリクエストに応えて、この謎の人物に迫ります。天下泰平の江戸時代。独自の様々な文化が成立してゆきますが、当時の風俗を描いた浮世絵は、一大ブームとなりました。大谷鬼次の奴江戸兵衛さて今回の主役・写楽なんですが・・・本名や出自、没年など分かっていない謎の人物です。その写楽を語る上で、3つのポイントを押さえたいと思います。まずはある日突然、浮世絵界に現れ、忽然と姿を消しています。その活動時期は、寛政6(1794)年5月に
紙本に描かれた肉筆浮世絵になります。印章はあるのですが、作者不明です。この作品と同じ印章の美人画をもう一点持っているのですが、特徴のある描き方なので、いつかは作者を特定出来る時が来ると思っています。分かったらまた報告しますので、お待ちください。湯上りの美人が浴衣を羽織った所で、まだ帯を締めていません。季節は夏なのでしょうか、胸元が大きくはだけています。足も露出させていますが、このような浮世
辻芸人とは広場や路上にて皿回し・曲芸・手品師・漫才などの芸を演じる門付芸人のことです。この作品は皿回しをしている芸人の横で、大騒ぎして喜んでいる子供達が描かれています。この時代は娯楽が少なかったでしょうから、周りを沢山の人が囲んだ事でしょう。顔の表情が面白く描かれています。作者は英一珪(はなぶさいっけい)1747年-1844年江戸時代の英派の絵師。高嵩谷の門人。歌川国貞が一時期、
今回は浮世絵版画についての失敗談です。肉筆と違って木版画には偽物というものは少ないと言えるでしょう。浮世絵には肉筆と木版画がありますが、コレクションするならば木版画の方が遥かに簡単だといえるでしょう。ただヤフオクなどで手に入れる場合は、少し注意が必要になります。これは私がヤフオクで初めて落札したものですが、商品説明は額に入った豊国(初代)の浮世絵版画というものでした。初めてオークションで浮世絵を買ったわけですが、実際に実物を見
豊原国周「侠客白浪松竹梅見立競」部分豊原国周「侠客白浪松竹梅見立競」三枚続きの内浮世絵の役者絵の着物にゾウの絵が描かれています。今日はゾウの絵について見てみようと思います。もともと日本には旧石器時代にはナウマンゾウがいたのですが、約2万年前に絶滅しているので古来の日本人には象は馴染みのない動物でした。しかし存在自体は仏教を通して中国などから伝わり知られていました。普賢菩薩像平安時代(東京国立博物館蔵)
広重東海道五十三次桑名宿歌川広重の東海道五十三次と言えば、広重の代表作であり出世作でもある浮世絵風景画の傑作と言っても良い連作です。切手の図案にも多数採用されていて、あまりにも有名な浮世絵です。それが近年(28年程前)新たに司馬江漢の肉筆画帳が発見されたのですが、内容が広重の東海道五十三次の内容と殆ど同じだったから当時は大変話題になりました。司馬江漢は広重よりも半世紀も前に生まれた人ですから、これが本物ならば広重は江漢の絵を写した事にな