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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第60回試験・専門知識(a)大雪特別警報は、数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合に発表します。具体的には、府県程度の広がりをもって50年に一度の積雪深となり、かつ、その後も警報級の降雪が丸一日程度以上続くと予想される場合を発表指標としています。また、大雪特別警報は、積雪量だけでなく、表層なだれの切迫なども視点に加えた基準及び運用として、積雪深に加え降雪量の予測も加味して発表します。具体的には50年に一度の積雪深を
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第57回試験・実技試験1・問3まず、図6、図7、図8の12時間から36時間の予想図を用いて、時間経過に伴う低気圧の移動と盛衰と加賀地方に着目して考えてみます。初期時刻に九州の南西海上にある低気圧は中心気圧が大きく変化しないまま東北東に進む予想になっています。問1(1)③では、初期時刻の時点でこの低気圧に対し海上強風警報発表されている、ということでした。その後は特に24時間後から36時間後にかけて、加賀地方付近を等
こんばんは。今回で実技2の最後の問題になります。最後は、図8、図9(下)、図10、図11に基づいて24時間後から36時間後を対象にしてきた北日本で発表されるおそれのある、暴風(強風)および大雪以外の警報・注意報を3つ答えよ、という内容です。解答では3つとなっていますが、この問題で取り上げられている時期、気圧配置など、与えられた資料の状況からどのような災害に警戒が必要か、演習では、考えられるものをすべて書き出してみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第59回試験・実技試験
こんばんは。今回の専門知識は、気象庁が発表する、特別警報・警報・注意報の発表についての問題です。(a)(b)(c)の3つのケースについて具体的にどのように運用されているのか、次回、一緒に考えてみたいと思います。第60回試験・専門知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。23日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。今回は、実技試験1の最後の問題になります。最後は図13のGSMガイダンスの予想図に加えて図6、図7、図8の12時間から36時間の予想図も用いて15日から16日の午前にかけて加賀地方の市町村に発表される可能性のある注意報を5つ答えよ、という内容の問題です。今回の問題では加賀地方の注意報の発表基準が示された資料がありませんのでこれらの資料を基に推測することになります。着目すべき要点を押さえながら次回、一緒に考えて見たいと思います。第57回試験・実技試験1・問3問題文
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第59回試験・実技試験2・問3今回は、図8、図9(下)、図10、図11に基づいて24時間後から36時間後を対象にしてきた北日本で発表されるおそれのある、暴風(強風)および大雪以外の警報・注意報を3つ答えよ、という内容です。まず、図8(下)、図9(下)より、地上の24時間後から36時間後にかけて見てみますと、低気圧は北東に進んで、等圧線が混み合い、北日本では冬型がさらに強まり、特に36時間後の北日本の日本海側では30〜40ノッ