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映画監督・川島雄三優チューブで川島雄三監督のドキュメンタリーを見ました。昭和20年代から30年代風のように駆け抜けて行った川島監督。案内役は、学生時代から川島監督について脚本の修行をしていた藤本義一さん。カッコいい、ぎいっちゃん。ナレーションは若尾文子さん。魅惑的な、あのお声です。川島雄三1918年(大正7)青森県下北半島むつ市の酒屋の三男として生まれた。幼い頃から病弱で中学時代は文学に親しみ生徒たちは出入り禁止
伊藤俊也監督による日本の文芸映画。出演は小柳ルミ子、杉本哲太、仙道敦子。<あらすじ>母を亡くした15歳の鵜藤まつのは、華蔵寺に引き取られた。彼女を出迎えたのはまつのの母と縁のある石立うたであった。住職の懐海は寝たきり。寺には懐海が愛人に産ませた子昌夫が住んで寺を継ぐために修行していた。うたは懐海の愛人で、正妻のさわには疎まれていた。うたは不思議と男を欲情させる女だった。昌夫や寺にやってくる村井警部補もうたを好色そうな目で見ていた。うたは寺の裏にある自殺の名所の滝で身を投げた
訪問日:2022-07-25,26この「加満田(かまた)」ほど多くの文人墨客に愛された宿も稀でしょう。こちらを定宿として多くの作品を執筆した小林秀夫や水上勉を始め、林芙美子、今日出海、獅子文六、坂口安吾、大岡昇平など名立たる作家達が過去の常連客に名を連ねています。奥湯河原は藤木川の支流、アゲチ沢がその広大な庭園内を流れ、森閑な緑の山々を借景に昭和14年創業という由緒ある宿が幾多の時の流れを経てひっそりと佇んでいます。またこちらは、私にとっても25歳(1981年)の時に生ま
PrimeVideoで配信してるし!!!富永卓二監督作品、フジテレビ系「男と女のミステリー」枠仲代達矢様、萩原健一様、若村麻由美、藤村志保様他強盗連続殺人犯と彼を追う執念の老刑事の人間模様を終戦直後の飢餓の状況の中で描く水上勉の名作をドラマ化。昭和22年、あらしの津軽海峡で青函連絡船“層雲丸”が転覆、500余人の犠牲者を出した。同じ日、小樽で大火事が起こり、火元の質屋に3人組が乱入、家族4人を皆殺しにして大金を奪って逃走した。函館署の弓坂警部補は、3人組
昭和29年9月青函連絡船洞爺丸遭難事故と積丹半島岩内を焼き尽くした大火事から着想した小説です推理小説とも言われていますが戦後の混乱期を生き抜くために犯罪に手を染めざるを得なかった人間のドラマではないかと思います舞台は北海道岩内倶知安函館札幌朝日温泉東京は神田池袋亀有そして京都舞鶴と変遷します僕は北海道札幌に4年単身赴任していたことがあり出てくる地名ほぼ土地勘があるので楽しい読書時間となりました朝日温泉岩
安ワインを飲みながら映画三昧東映チャンネルで任侠映画を何本か見た後63年作品佐久間良子主演の「五番町夕霧楼」日本文化と娼妓の陰鬱さを見事に表現しており当時の遊郭文化を堪能できる三島の「金閣寺」に対する水上勉の同名原作の映画化であるtooheavy!じゃんじゃん
『雁の寺』【川島雄三】監督、大映にて【若尾文子】さんとのコンビ二作目。一作目の『女は二度生まれる』と一緒に買ったDVDにて鑑賞しました!セピアがかった淫靡なジャケットからは崇高な和尚さんの色欲のお話を予想してましたが………m(__)m原作は、『飢餓海峡』『越前竹人形』等の【水上勉】氏、少年期に禅寺での修行経験を元に執筆された作品。。現実と空想が入り交じった問題作に川島監督はどんなアプローチをされたのでしょうか?◇1962年作品(大映)監督・脚本:川島雄三脚本:舟橋