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2018.05.25一日一季語代田(しろた)【夏―地理―初夏】大足で踏み込みてより深田植若井新一*2018.05.20姨捨若井新一(わかいしんいち、1947年-)は、新潟県出身の俳人。大学卒業後、サラリーマンを経て28歳で実家の農家を継ぎ、その後に俳句をはじめた。目崎徳衛の手ほどきを受け、「狩」に入会、鷹羽狩行に師事。1997年、「早苗饗」50句で第43回角川俳句賞、2007年、句集『冠雪』で第8回宗左近俳句大賞、201
さいたま市立博物館で勉強して以来、脳みそが田んぼになった。さいたま市民博物館では先人たちの仕事におおいに感銘を受けたが、田んぼの作業経験も知識もないので、我が悟性はもやっとした。それでも農家の年中行事が掲げられていたのでしげしげと眺めた。猫が来て寝るふりをする藁仕事田んぼ用語(1)冬の藁仕事が終わって、田うないもお彼岸までには済ませるのが関東平野では普通だった。田うないとは、耕起から砕土にいたるまでの一連の作業のことで、1番うない・2番うないと通常2~3回にわたって行っていた。特
さいたま市立博物館に行って来た。企画展として江戸時代の治水事業の鴻沼川を取り上げている。夏立つや江戸の治水の企画展さいたま市の江戸初期にはたくさんの沼があったらしく、その一つが鴻沼である。18世紀吉宗の時代に、この沼の水を抜くために作った排水路が鴻沼川で、見沼(三沼)の水抜きも行い荒川へと導いた。パンフレットの銅像が指揮を取った井澤弥惣兵衛為永様らしい。大昔には東京湾は内陸まで入り込んでいて、今日のさいたま市やらの高台部分のみが海へ突き出すように陸地だった。これが大宮台地であ