ブログ記事2,709件
今回はこんな感じそういえば前回のまひろ一晩熱さまししてただけで治ってさあれ、疫病じゃなくて風邪じゃない?て思わなかった??看病ゆうて手拭いかえてただけやんね?さてはて、えらいわからずやの阿呆に描かれている道隆さま道長は主役補正かかっていい人造型されてますけど元々道長の方が腹黒いからね斉信の中将との関係については第二十回頭(とうの)中将(ちゅうじょう)のすずろなるそら言(ごと)を聞ききて-うつくしきもの枕草子:ジャパンナレッジ『うつくしきもの枕草子』(小学館刊)よ
あやめ(菖蒲)を想う日である。…あやめも知らぬ恋もするかな周知のことだろうが、『古今和歌集』所収のこの歌はほととぎす鳴くや五月のあやめぐさという上句を持っていてそれはそのままそっくり序詞(じょことば)として"あやめ"を導き出すいわば曲のイントロのような役割をしている。つまりこの歌の趣旨は下句のあやめ(ものの道理、分別)もわからないような恋をしてしまったことよという嘆きに尽きる。恋は分別から最も遠くそれが自覚できないからこそ始末にワルイ。そんな恋からは遠い今のけいあゆだが
さて、中宮様の呼び出しに応じて昼間に出仕した清少納言。ここで、罠にはめられたのではないかという出来事に遭遇します。しばらくして、先払いの大きな声がすると、「関白様が参上なさるみたい」といって、散らかった物を片付けたりするものだから、どうにかして部屋に下がってしまいたいと思うんだけれど、体がすくんでしまって身じろぎもできないから、どうにか少しだけ奥に引っ込んで、でも私ったらさすがに見てみたかったみたいで、御几帳の割れ目から少し覗き込むことにしたの。そうしたら、実は参上なさったのは関
今年(2024年)のNHK大河ドラマ、『光る君へ』は、今から約1,000年前の平安時代が舞台であり、『源氏物語』という、日本文学史上に残る大傑作を書き上げた、紫式部の生涯を描いている作品である。現在、『光る君へ』は、第4話まで放送が終わっているが、これが毎回メチャクチャ面白く、私も「どハマリ」している。私としては、早くも『光る君へ』は、「歴史に残る傑作」になりそうな予感がしている。『光る君へ』は、どのような作品なのかといえば、後に紫式部と称される、「まひろ」という女
春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく、山ぎは少し明りて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。大河の「光る君へ」面白く観てる〜↑なんで枕草子?史実は踏襲しつつも不明なことも多い時代なので結構クリエーション混じりつつも気持ちよく入り込めるのはやはり脚本が上手いんだと思う衣装も綺麗、着物好きにはたまらぬあの衣擦れの音がいーんだよ〜!御簾や几帳など無駄がない(冬はゲキ寒なんだろ〜)しつらえも心地良くて大陸モノの何もかもがゴージャスな調度品と比較すると引き算の美しさが日本人にはち
みな人の花や蝶やといそぐ日もわが心をば君ぞ知りける中宮定子歌意人々がみな花よ蝶よといそいそ浮かれるこの日も、私の心の中をあなた清少納言だけは分かってくれていたのですね。君=清少納言平安期の蝶の和歌として、清少納言が書き記した枕草子から挙げます。ただし、蝶を詠ったのではなく、比喩的に使われているので、蝶の歌としては参考までというところです。蝶に焦点をあててみると、この時代に、「花や蝶や」と浮かれている。誉めそやしている。という具合
まだ初出仕から間もなく、緊張してビビりまくっている清少納言は夜だけお仕えしていたのですが、中宮様は明け方まで下がることを許してくれませんでした。ようやく退出した清少納言のところに中宮様からの手紙が届き、早く来るように催促され、中宮様のもとに向かうのでした。中宮様の御前は、いつものように炭櫃に火をたくさんおこして、でもそこにわざわざ座っている人はいなかったわ。偉い女房がお世話をするために中宮様の近くにお仕え申し上げなさるので、その近くには座っていらっしゃったけれど。中宮様は蒔絵を施した
大河ドラマ『光る君へ』は、関白道隆の薨去により、新たなステージへと進み始めました。道隆の没後すぐに「中関白家」が消滅するわけではないし、清少納言の出仕が終わるわけでもないのですが、道隆存命期の『枕草子』の映像化は、これで消え去ってしまったことになりますね…。まぁ、『光る君へ』は「清少納言大河」ではなく「紫式部大河」なので、『枕草子』は「いくつか見れたら喜ばしい」くらいに思っていましたけど、なんだかもったいないなぁ…という気持ちでいっぱい。じゃあ、大河でやらないんなら、うちのブロ
ご訪問ありがとうございます。今日はまたまた藤原斉信タダノブと橘則光ノリミツの話なのですが、この前の「光る君へ」の清少納言(ファーストサマーウイカさん)の藤原斉信タダノブ(はんにゃ金田さん)への「深い仲になったからといって、自分の女みたいに言わないで」は痛快でしたがw実際、斉信は清少納言の回りをうろうろしていたようで(^o^;)次のような話が「枕草子」に書かれています。頭の中将=藤原斉信が、少納言についての根も葉もない噂を聞いて、「どうしてあんな女をひとかどの人だと思ったのだ
このまま暖かくなるたろうとホットカーペットカバーを洗濯し片付けました。床が見えるとすっきりします。季節が変わると断捨離熱がふつふつと湧いてきます。誰も彼も?実家に行くたびゴミを渡されます。大量のMD、100枚以上はあります(・・;)20年、30年前MD(死語?)綿布団が重いからと敷布団と薄手の羽毛掛布団をたのまれ買ってきました。行くたび御用聞きです(^^)しまむらとカインズで購入。シーツセッティングまでしました。べッドを随分前から勧めていてケアマネさんもそのほうが楽だと言
さて、清少納言は同僚数人と車でホトトギスを聞きに出かけるのでした。今回は民家に立ち寄るところから始まります。そうこうするうちに、明順の朝臣の家の辺りに来ていたの。「さあ、ここも見物しましょ」と言って、車を寄せて立ち寄ることにしたわ。田舎っぽく簡素にして、馬の絵を描いた襖障子、網代屏風、三稜草の簾とか、あえて昔の雰囲気を作っていたの。家屋もどこか頼りない感じで、渡り廊下のようで縁側が近く奥行きはないけれど、風情はあって。しかも、本当にうるさいと思うほどホトトギスが一斉に鳴い
【聴き逃し配信が今晩までです!】明日の朝5時に消えます!よろしかったら、その前に。NHK「ラジオ深夜便」『絶望名言』今回は「清少納言」の名言です。プレーヤー|らじる★らじるNHKラジオラジオ第1(R1)・ラジオ第2(R2)・NHK-FM放送の音声をライブストリーミングで同時提供しています。聴き逃し対象番組は、放送された音声を楽しむことができます。www.nhk.or.jp(5月6日(月)午前5:00配信終了)どうぞよろしくお願いいたします!私は『枕
長徳元年(995年)四月。父の道隆が病で亡くなると、定子の運命に翳りが見え始めます。病の床で道隆は、自分の後任の関白に嫡男の伊周を、と願いで出ますが許可が下りないままに亡くなってしまいます。後任の関白には、道隆の弟の道兼が任じられました。歓喜した道兼でしたが、流行り病にかかり、関白就任からわずか七日後に亡くなってしまいます。人々の関心は、次の関白の座が誰になるかに集まりました。候補者は二人。故道隆の嫡子、伊周と、道隆、道兼の弟である道長です。この時一条天皇の内意は、伊周にあったと
香炉峰の雪は簾(すだれ)を撥(かか)げて看る白居易大河「光る君へ」。今回、枕草子の有名な「香炉峰の雪」の場面が描かれました。やはりTVドラマという動画を見ると、自分の中でそのシーンが劇的に明確になるものですね。一条天皇妃、中宮(皇后)定子に、仕える清少納言。TVドラマでも、初対面にして清少納言は、定子の高貴さに、目が♡になります。時は993年。定子17才、清少納言27才。このことは、枕草子に書かれていることですが、高慢な清少納言がこの後定子に
年金支給日。私がもらってるのは、特別支給の老齢厚生年金、少ないけど生活の糧。振込金融機関へ行き記帳、固定資産税一期分納付して来ました。1年分の支払いを全て通帳で把握できるようにしてます。お金の流れが一目了然。古臭い、アナログですが私はこのやり方がベスト。春〜!な1日でした。今日は自転車使わずウォーキングを兼ねて銀行と買い物。朝散歩含む。午後から変わらず読書。平安朝から抜けられない。未だ行ったり来たりしてます。枕草子/清少納言借りてきました。春はあけぼのようよ
皆人の花や蝶やといそぐ日もわが心をば君ぞ知りける中宮定子(枕草子)歌意人々がみな花よ蝶よといそいそ浮かれるこの日も、私の心の中をあなた清少納言だけは分かってくれていたのですね。君=清少納言前掲記事で、このように解しましたが、やはり君は一条天皇ではないかというコメントをいただきました。とすると、歌意はこのようになります。人々がみな花よ蝶よといそいそ浮かれるこの日も、夫である一条天皇は、私が一途に思っているその心のうちをご存じです。(
みくるです『ひみつの花園』の見開きページが完成しました。こちらのページの続きです。「みくるの森」に投稿したのでリンクをクリックして見て下さいね【ひみつの花園】トンボ色鉛筆の自由な着色で花を咲かせる私の花園塗り絵ブログ【ひみつの花園】トンボ色鉛筆の自由な着色で花を咲かせる私の花園この記事では、ジョハンナ・バスフォードさんの『ひみつの花園』より、トンボが隠れた花園のページをご紹介しています。見開きで異なった配色にしつつ、同じ色を共通して使うことで統一感が出るように工夫しました。落ち着いた色合
文春文庫から、田辺聖子さんの平安古典ものが新装版となって出版されていますね。氷室冴子さんの「ジャパネスク」シリーズと並んで、平安にハマるきっかけとなった作品なので嬉しい~表紙絵は、「いのまたむつみ」さんですよ。この「むかし・あけぼの」は解説を漫画化版のジャパネスクを描かれていた山内直実さんが担当されています!!むかし・あけぼの上小説枕草子(文春文庫)Amazonむかし・あけぼの下小説枕草子(文春文庫)Amazonそんなわけで、今回は枕草子の
きょう土曜日から連休が始まりましたね。年中連休中のワタクシですが、友の会が祝日でお休みになったりとか、3B体操やフラのお稽古がお休みになると思えばなんとなくゆっくり出来るかなーと大型連休に相乗りです♪先週の木曜日になりますが、図書館利用者の連絡協議会の主催で、今回のNHK大河ドラマにちなんでの図書館員さんのブックトークと、防府市の学芸員さんによる講話で「光る君へ」に出演中の?清少納言が父の赴任先である国府周防に幼少期に滞在した、という…ムカシは海上輸送、清少納言も舟で都から周防国府に来た
何だかんだ3週連続で大河ドラマの記事を書いています。笑第3話でまた『シェヘラザード』的BGMが使われました。18秒から始まる木管の和音なんて、そのままですよね。シェヘラザードとは『千夜一夜物語』に登場する物語の語り部の女性の名です。🔵『千夜一夜物語』の構成ササン朝のシャーリアル王は妻の不貞を知り、女性不信に陥る。以来、女を呼び寄せて一晩ともに過ごした翌朝、その女の首をはねる、という蛮行を繰り返すようになる。そんな中、大臣の娘・シェヘラザードが自ら進んで王の相手に
【今日の深夜放送!】4月28日(日)の深夜(月曜の午前4時)から、NHK「ラジオ深夜便」で『絶望名言』の放送があります!今回は「清少納言」の名言です。▽絶望名言-ラジオ深夜便▽絶望名言「清少納言」▽誕生日の花・番組予告www.nhk.jpこちらでお聴きいただけます。プレーヤー|らじる★らじるNHKラジオラジオ第1(R1)・ラジオ第2(R2)・NHK-FM放送の音声をライブストリーミングで同時提供しています。聴き逃し対象番組は、放送された音声を楽し
清少納言は、小野道風らとともに三蹟の一人に数えられる能書家でもある藤原行成と恋仲となり、宮中の人々の噂となった。清少納言と藤原行成のその後を詳しく見ていこう。清少納言は宮中に上がって、一条天皇の中宮・定子の女房となったが、一条天皇の担当となったのが藤原行成であった。藤原行成は摂政・藤原伊尹の孫であったが兼家が兄・伊尹の死後、権力を一手に握ったために行成の家は没落した。しかし学問に優れ達筆でもあった行成は、やがて昇進して一条天皇の蔵人頭となった。そして行成は、定子の女房となっていた清少納
もう今日が放送日ですが先週も楽しかったです。ついにききょう様に清少納言の名が…!清少納言と言えば枕草子が超有名ですが、史実をふんわりと確認したら、美しく聡明な定子様にお仕えしたからこそ、1000年も語り継がれる随筆の枕草子が爆誕した気がしました。やっぱり誰と過ごすかってめちゃくちゃ大事ですね☆何度か語ってる事ですが、人は身近な人の影響をめちゃくちゃ受けるそうです。海外などの研究では肥満の人の近くに居るだけでも食欲が3~4割ほど増して太りやすくなる。というデ
【聴き逃し配信が始まりました!】NHK「ラジオ深夜便」『絶望名言』今回は「清少納言」の名言です。プレーヤー|らじる★らじるNHKラジオラジオ第1(R1)・ラジオ第2(R2)・NHK-FM放送の音声をライブストリーミングで同時提供しています。聴き逃し対象番組は、放送された音声を楽しむことができます。www.nhk.or.jp(5月6日(月)午前5:00配信終了)どうぞよろしくお願いいたします!私は『枕草子』は自慢話ばかりで、清少納言はパリピだと思ってい
ほととぎず汝(な)が初声(はつこえ)は我(われ)にもが五月(さつき)の玉に交へて貫(ぬ)かむこれは万葉集の鳥を詠む歌(作者不詳)で、ほととぎすに、「あなたの初声を私に聞かせてくれないか、五月の薬玉(くすだま)に交えて貫こう」と呼びかけています。紡ぐしあわせ薬膳協会ホームページにて、薬膳コラム「五月の薬玉」が更新されました。【薬膳コラム】五月の薬玉|名古屋・大阪薬膳資格取得一般社団法人紡ぐしあわせ薬膳協会ほととぎず汝(な)が初声(はつこえ)は我(
風邪症状が結構辛いので、勉強は少なめにして、薬を飲んでドラマを見てました。光る君へ虎に翼ちゅらさん(再放送)ソロ活女子のススメ4を見てますちゅらさんはリアルタイムで見られなかったので嬉しいです。ちむどんどんと同じでだめニイニイが出てきますが、酷評されなかったのはなんで?時代背景?ちむどんどんも見られなかったのでわからないですが。虎に翼は脚本が良いですね。本心と違うことを言ってしまう心理描写とか、視聴者の想像力が膨らみます光る君へも、源氏物語や枕草子を勉強させられた世代に刺さ
信長の野望に夢中になっている間に、ブログの更新がすっかり滞ってしまいましたちなみに、信長は本能寺の変で急逝し、徳川家は佐竹・里見を攻略している最中です。と言っているちょうど今、里見家が降伏勧告に応じました!その後、織田家との同盟が切れてしまい、西側の守りは酒井忠次軍団に任せることにしました。さて、唐突ですが(笑)久々のブログは『枕草子』の連続ものといきましょう。五月の精進潔斎のころ、これは定子様が中宮職にいらっしゃったころのことだけれど、塗籠の前の二間を精進用に特別
『光る君へ』は『枕草子』で有名な、あのシーンが大河ドラマの時間帯で映像化。SNSでは盛り上がっておりましたし、ワタクシも盛り上がりました(まじで)あのシーンを「香炉峰の雪」と呼ぶ向きがありますが、章段は始まりの文言を取って題すると「雪のいと高う降りたるを」。雪のいと高う降りたるを例ならず御格子みこうしまゐりて炭櫃すびつに火おこして物語などしてあつまりさぶらふに少納言よ香炉峰の雪いかならむと仰せらるれば御格子上げさせて御簾みすを高く上げたれば笑はせたまふ人々も
事任八幡宮で神様のおつかい(たぶん)に遭う1-口に出していれば叶う神社に上陸(全3回)いつもご覧くださる皆様、本当にありがとうございます。心から感謝致します。皆様にとって良い事がたくさんありますように!本日は、双子座の新月で、しかも金環日食です。日食は「蝕」でもありますので、取扱い注意な部分もありますが、良くも悪くも大きなパワーが動く日です。しかも、双子座は「言葉」・「コミュニケーション」・「学
5月の卒業試験の準備が一向に進んでいない。春になり、お天気が良い日は出かけたくなる。お誘いも多くなる。そんなことを、4月に入ってから繰り返していたら、出遅れてしまった。昨日は、本当に9時間以上勉強した。文字通り、起きてから晩まで机にかじりついていたら、夕食だけになってしまった。受験の時だって、ここまではやらなかったかも。私に、こんなすごいエネルギーが残っていたとは。自分でも、感心感心。受験生の頃は、毎日眠くて眠くて仕方がなかった。年をとるとあの頃のように眠くない