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本日ご紹介する症例の上唇の薄さ、鼻の下(人中)の長さを改善させたい、とのご要望でした。唇を厚くする場合はヒアルロン酸注入も有効ではありますが永続的な効果を望むのであればVY法(V-Yadvancementflap)による口唇拡大術も適応となります。上口唇が厚くなること及びVYにより上口唇が軽く外向きに反ることで若干ではありますが人中の短縮効果も得られます。今回は上口唇拡大術(VY法、MD式)を行うこととなりました。術前→術後7ヵ月です。→術後は口元がわずかに微笑んでし
本日ご紹介する症例の患者様は40歳代の女性、鼻の下が長い状態を改善したい、とのご希望でした。鼻の下を短くする手術として鼻の下で皮膚を切除する人中短縮術(リップリフト)がありますが、この手術を昔から執刀してきた私としては、この数年でこの手術は随分と多くの人に知られるようになってしまったなぁと感じています。主な要因はSNSの普及にあるわけですが、以前はこの手術は非常にマイナーな手術であり、「様々な整形手術をやり尽くした人が最後に辿り着く手術」という印象でした。この手術がメジャーにな
本日ご紹介する症例の患者様は40歳代前半の女性、約10年ほど前に全切開+眼瞼下垂手術を他医にて受けられていました。今回は上まぶたの窪み(窪み目、sunkeneyes)を改善したい、とのことでした。カウンセリングの結果、脂肪注入(ナノリッチ)を行うこととなりました。術前→術後3ヵ月です。↓目の上のくぼみが大きく改善し、若々しい印象となりました。目を閉じた状態の鮮明なお写真が無くて申し訳ございませんが閉瞼時や伏し目の時など、いずれも凹凸は認めません。ナノリッチ
本日ご紹介する症例の患者様は20代の男性、お鼻に立体感が欲しいとのご希望でした。全体的に立体感を出す目的でいわゆる全鼻形成(=鼻フル、プロテーゼ+鼻尖形成+鼻中隔延長+耳介軟骨移植)を行うこととしました。術前→術後3ヵ月です。→→→側面、斜位では特に鼻筋から鼻先にかけての立体感が生まれたことがお分かりいただけるかと思います。正面像では鼻筋が通った以外には大きな変化がないようにも一見見えますが…鼻中隔延長の際に鼻柱基部(鼻の穴と穴の間の部分の付け根)
ちょっと時間があったので、新しくなった新潟駅に行ってきました。新幹線の改札前を南口方向に進んだところに、変わらずありました、忠犬タマ公の像。みなさんはタマ公のことはご存知でしょうか?渋谷駅のハチ公の話が脳裏に浮かぶ方が多いと思います。でも覚えていただきたいのは、このタマ公のこと。飼い主を2度、雪崩から救い出した柴犬で、昭和の初め頃を五泉市の村松地区に実在しました。わたしどもIKアライアンスと泉観光バスは、タマ公のふるさとを結ぶ五泉・村松線を開設しました。そうそう、タマ公像はバスの始発
本日ご紹介する症例の患者様は以前から出べそを気にされており、6ヵ月ほど前に近所の皮膚科で手術をお受けになられるも改善されなかったとのことでご来院されました。臍輪も大きく、臍ヘルニアが疑われました。梶川1法で手術を行いました。術前術中所見(モノクロ処理)腹腔内より腸間膜と思しき脂肪組織が逸脱していました。これを腹腔内に還納しつつヘルニア門を閉鎖したのち、臍形成を行いました。術後7日抜糸直後梶川法では臍の外に傷が出来るものの、縦長の綺麗な臍が形成できるのが大き
本日ご紹介する症例の患者様は20歳代半ばの当院スタッフです。丸みのある柔らかい印象のお顔になりたい、ということで脂肪注入術であるコンデンスリッチフェイス法(額、こめかみ、眉間、頬)を行いました。術前→術後3ヵ月です。→→→やや骨ばった印象の輪郭から丸みのある女性的な印象に変化しています。お顔を正面から見て、目から上の部分にボリュームが出ると、相対的に目から下の部分のボリュームがスッキリして見えます。(このことについては以前解説しておりますのでこちらからご参考